「Dark Sanctuary」が、素晴らしい！！！

アマゾンの「おすすめ商品」に釣られ、何も事前情報の無い、つまり「予習」無しの状態で購入した
「Dark Sanctuary」
が、予想以上に素晴らしいです！

まずは
「De Lumiere Er L'obscure」
というアルバムから聴いてみました。シンプルなパッケージに使用されているジャケットからは、すでにその音楽世界の香りが感じ取れます。

再生を開始して数小節・・・
適度にダークで、奥行きのある美しい空間が目の前に広がり、
「こ、これは素晴らしい！！！！！」
と呟いてしまいました。

この音楽をカテゴリーで分類すると何と表現したら良いのか、わたしにはまだ良く分かりませんが、私的にはドップリ浸れる音楽空間ですね。どことなく黒百合姉妹的な要素も感じつつも、中世ヨーロッパのような趣が「より」強いです。バッハ以前の吟遊詩人が現代の衣装を纏い、現代的な音楽表現を用いて甦ったかのよう・・・

時として、映画「コヤニスカッツィ」の音楽（フィリップ・グラス）のようでもあり、バッハ的であったり、静かだけど様々な顔を見せてくれるのがうれしいです。そして、このグループが描き出す、深刻すぎない適度にダークな美しさは、透明な声質のソプラノによって最大限に表現されているように思います。楽曲の中では、ヴァイオリンの弦の響きが綺麗に生かされますし、キーボードもいいです。渋い男性の声も重みがあって素敵。

正直に言って、ここまで素晴らしい作品とは思っていなかっただけに、この作品・グループに出会えたことをとても嬉しく思います。

気に入りました！
「Dark Sanctuary」




ただいま観賞中の作品。
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