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白堊スポーツ - since 2004.09.18

母校・盛岡一高や岩手のスポーツ情報、読書感想、盛岡風景などをお伝えします。

昭和43年白堊野球物語7-作:佐藤泰久(S42)

2016年08月15日 | 白堊野球物語
◆強敵・大槌との死闘

盛岡一高 001 000 000 1
大槌高校 000 000 000 0

一高打線は好投手・瀬戸を打ちあぐねたが、3回、森の四球、駒木の2塁打から一死二三塁の絶好のチャンスを掴み、瀬戸のウエストボールを赤沢が絶妙のバント、決勝の一点をもぎ取った。この一点を小笠原が8回まで無安打の好投で守りきり、最大の難敵を倒した。

当時の大会々場は盛岡市営球場と盛鉄球場の2つ。いずれの会場でも数十人のOB外野席応援団が編成され、M旗と蛮声でおおいに応援した(現在は外野席は禁止となり現役応援団の隣になっているが、「外野席応援団」の名称はこの時代の名残り)。記憶が定かではないが、現役が一塁側スタンドのときはレフトスタンド、三塁側のときはライトという具合に陣取って敵を挟みこむように応援していたと思う。応援の主力は卒業間も無いS42卒とS43卒だった。私も全試合皆勤であった。