いつもこのブログを見て頂いて有難うございます
前にもこのブログで書いたんですけど、勝手に動くモノって生き物だと思うんですよね
動力が、あるわけですから
人間が作ったものは別ですよ
昨日JCOMで見てたんですけど、太陽にしても勝手に動いていて、そこから海王星までの配列の中で
地球があって、それらの引っ張り具合(重力)とか、お互いの存在の為に何らかの存在意義があって
地球に生命が誕生する偶然となってるんですよね
なんか宇宙って人間の体みたいってちょっと思っちゃいます
地球は心臓かな?
脳が太陽?
僕はですね~、銀河系ってのがあって、宇宙ってのがあってその外にまだ何かあると思うんですよね~
太陽の動力となっている物が絶対あると信じて疑いません
まぁ、考えても仕方ないか(笑)
新連載 「 権利と義務 」
第三話
真新しいクロスの匂いがする売り主さんの事務所で、私は売り主Tさんと相談していた
この方は、好人物であるがゆえに、相当顔も広く、顔が広い事がこの人にとってプラスの相乗効果
を発揮していると感じられた
その逆の負の効果となった場合、顔の広さは致命的となる
この方を私は7,8年前から知っているが、あれよあれよと言う間に資産を増やしていっている
よほど事業が好調なのであろう
「 Tさん、すごいですね、このビル高かったでしょう・・・・ 」
T 「 西本さん、まぁわしの隠れ家に買ったんですよ^^飲みに行った帰りに自宅遠いんでね^^ 」
「へ~、賃貸して収益をあげるとかでもないんですね 笑 」
T 「 わしの本業違いますから 笑 」
世間話の中でも、なぜかこの方は人懐っこいユーモアが感じられ、全く気取った所が無い人であった
「 ところでね、Tさん、実はTさんがこの人にお願いしますって言っていた司法書士のGさんなんですけど・・・
今回の件は降りるって今日連絡があったんですよ 」
T「 え?なんでですか? 」
「 分かりません、しつこく聞いたんですけど、はぐらかして、毎回話それるんで・・・・
分かりましたとは返答しましたけど・・ 」
T「 おかしいな、この物件の土地がある分譲地は、わしと道路所有者のTと共同でやって、お金はほとんど
わしが出して、他の区画の所有権移転登記と地役権設定は全部この司法書士さん担当やけどなぁ 」
「 そうなんですか、ちなみに道路所有者(以降Rと記載)とは最近いつ会いました? 」
T 「もう数年ほど前になるかな・・・会社しめなあかん状態やって資金援助の依頼にきてなぁ、わしは昔から
知ってるから貸してあげたいけど、それまでに貸した分も最初の何回か以外は返してもらってないんや。
今重ねて貸したら、負債がますます大きくなってしまってもう無理やろ。
でもそれ以前に、その時も、前に貸した分の返済について一切触れへんのや。
信用でけへん・・・・・ 」
「で、その時は追い返したんですか? 」
T「 いや、事務所に居座って朝まで帰れへんのですよ・・・・わしも根負けしてしもて・・・・
もうええわって貸したんですわ 」
聞けばびっくりするような金額であった
「 感謝したでしょうね・・・・ 」
T「 そやなぁ、涙ながして感謝してたわ。けどなぁ・・・・・・ 」
T 「 これも最初の何回かしか返してもうてないんですわ・・・ 」
これやな
私は直感した
とある人の違和感のある行動というものについては、必ず訳がある
こちら側から見て、そんな事くらいで・・・、すごくお世話になったはずなのに・・・と思うようなことであっても
当の本人にしてみれば、その一点だけをとらえての行動でなくとも、それからの事が複雑な心境を作り上げる
キッカケとなる事は十分に考えられた
この一件
一見すれば、Tさんが所有不動産を売却する事とは何の関係もない
Tさんからすれば
過去に道路と水道管の所有者のピンチを何度も救ってやり、その返済を受けていない
↓↓
だから協力するはずだ となる
至極当然の思考回路と思える
しかし、相手は何度も高額なお金を借りたにも関わらず、返しもしていないばかりか
待ってほしい事情を話にもしてきていないのだ
これは手ごわい・・・
うっすらと冷や汗が流れる様な気がした
「 Tさん、今からG司法書士の所へ行ってきます。後、市役所にも行って、水道課の見解を確かめてきます。」
T 「 なんで?^^ 」
「・・・・・・とにかく行ってきます 」
T 「 水道はわしが所有する宅地内にもう引き込んでいて、メーターこそまだ取り付けていないけど
メーターボックスまでもう取りつけてあるんやで^^ しかも、その水道本管、わしの別の土地の下も通ってるんやで。
既にわしの権利やろ^^ 」
「 僕もそう思います。但し、本管所有者の同意の印鑑を取り付ける必要がある、と水道課が言えば
これ、OUTです 」
T 「 言わんよ^^ もう引き込んであるんやから^^ 」
「・・・取りあえず調べてきます 」
過去には大金を貸してやる程の仲であったこの二人に、思惑の違いがあるのは間違いない
そんな気がした
早々に話を切り上げ、口をつぐんだままの司法書士Gの事務所へ私は車を走らせた
勿論、道路所有者が何と答えたかを問いただす為である
続く・・・・・・
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