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電王戦・情報操作と真実と

2014-03-19 07:57:33 | 日記
第2局のあおりPV。

後半は音声だけで編集されたつぎはぎのもの。

あれを「真実である」と受け止める人たち。

そうして「やねうらおはクロだ」と決めつける人たち。

あの会見の場所にやねさんがいなくて、いちじるしく不公平であることが一目瞭然なのに目の前の映像と音声が「真実だ」と思い込む人たち。


NHKニュースじゃありませんよ。

たかだか一私企業のイベント会場の映像ですよ。

でもそれで十分だというのですね。

それで「一人の人の人間性までも否定しつくすことが可能である」と。

これはとても恐ろしいことであります。


開発者仲間でさえすぐに強い口調で非難する方が現れました。

これにもまたびっくりしたものです。

まさかあのあおりPVを真に受けたんじゃないでしょうね。

でもそうとしか思えない怒りようです。


さてやねさん叩きが少しおさまってきたら、ようやく「あんなPVを作ったドワンゴも悪い」というようにネット世論が変化してきました。

頭が少し冷えて今回の構図が少し見えてきたというところでしょうか。

と、そこに平岡爆弾がさく裂します。

「3月1日に佐藤六段のPCに入れ替えられたソフトは、探索部がStockfishベースとなり、棋力が向上した新バージョンです。(先程確認したメールによると)」という内容でした。


これがいかにも新たな情報をもたらした「暴露記事」のようにネット上にあふれかえります。

そうしてまた「やねうらおは真っ黒だ」に逆戻りしました。

でもこのことはすでにやねさんはブログで説明しています。

「フリーズするバグを短時間で修正するにはそうするしかなかった」とね。

でも何故かこの爆弾投下によってネット上のやねさんの評価は「前よりも真っ黒」になりました。


さてそれで一体何をいいたいのでしょうか?

「本当にふわふわとした情報で一人の人の評価がネット上では決まってゆく」ということですね。

そうして「多くの人がそういうからそれが正しいのだ」ということになっていきます。

こうなったら本人がいくら事実を説明しても耳に入るものではありません。

そうやって一人の人の名誉がずいぶんと傷つけられています。


それで、この事の起こりはいったい何でしょうか?

ドワンゴが話題つくりに流した「あおりPV」です。


さてようやく本日、このどたばた騒ぎに至った経緯についても説明がありそうです。

この説明会で真実が明らかになることを願うばかりであります。



PS
「電王戦記」はこちらから入れます。


PPS

この「ネット裁判所」では判決はすべて多数決できまります。

そうして判決を言い渡す人たちのもつリスクはゼロですね。


それはまるでアメリカが作り出した無人攻撃機プレデターの様です。

遠くから人の姿をカメラでとらえて「こいつは敵だ」と一方的に決めつけます。

そうしてリスクゼロで爆撃するのです。


いやはやなんとも恐ろしい世の中になったものですね。

自重したいと思う所以でありまする。

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