前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2021/7/6 0:22
https://news.nicovideo.jp/watch/nw9544723
『国立天文台と統計数理研究所(統数研)は7月2日、ディープラーニング技術を利用して、宇宙を観測して得られたダークマターの地図に含まれるノイズを取り除く方法を開発したと発表した。
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しかし問題となるのが、宇宙にはさまざまなノイズが存在で、ダークマターの分布は、地図中に含まれるノイズに埋没してしまっているという。特に、銀河団のように通常物質が集中している領域にはダークマターも多く、ノイズの影響を無視することが可能だが、ダークマターの密度が低い領域ではノイズの影響が大きく、観測データからだけではダークマターの情報を正しく引き出せないことが、これまでの研究から明らかとなっている。
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その結果、ノイズを取り除いたダークマターの地図を作製することに成功。ノイズを取り除いたダークマターの地図を用いることで、これまで観測だけでは調べることが難しかったダークマターの低密度領域、たとえば質量が銀河団の1割程度の銀河群の調査も可能になったという。
また、レンズマップで見つけられる銀河群を詳細に調べることで、ダークマターの候補と考えられている素粒子の質量や、ダークマター同士の間に働く力に関する情報を得られる可能性もあるとしている。
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AIは画像処理には強いですから、その成果はそれなりに期待できるかと思われます。
そうしてダークマターについての観測情報が増える事はウエルカムであります。