日本人に生まれて

前期高齢者の仲間入りをしました。昭和、平成、令和を振り返りながら、日常の出来事を綴ります。

職につけなければどうするのだろう?始めの一歩「生活保護」シャレにもなりません!

2021-02-14 08:47:00 | 社会
    今日の言葉

この世で最大の不幸は、戦争や貧困ではありません。人から見放され『自分は愛されていない』と感じることなんです。世界で一番恐ろしい病気は孤独です。銃や砲弾が世界を支配してはいけないのです。世界を支配していいのは愛なのです。『あなたは、この世にのぞまれて生まれてきたのです』
      マザー・テレサ

勤労の義務

「働かざるもの食うべからず」
新約聖書「テサロニケの信徒への手紙二」3章10節
「働こうとしない者は、食べることもしてはならない」
Wikipediaより

人間、生きていくためには収入を得なければなりません。生活していくには、『衣食住』この三つが必要なものであるのは誰でも知っています。ただ、財産の有無により、上流、中流、下流と三つにわかれてしまいます。これをもとに生活レベルの格差が生じてきます。

「人は平等である」と民主主義の一つの柱として、『平等』と言う言葉は耳障りのいい響きです。しかし、自由主義の旗手、アメリカンドリームを謳う米国が日本以上に貧富の差が拡大しています。『平等』という言葉が幻想であったと気づきはじめた時代がきたようです。

今の日本社会は、上流と下流の格差拡大、金持ちはより裕福になり、貧乏人はいっそう貧しくなり、そして中流が消滅してしまいました。搾取される人とする人の区分けも明らかになりなました。低賃金で企業に雇用され、国には税金で搾取され、吸い上げられています。減収の上に、重課税、国民の暮らしは楽になるはずがありません。

コロナ禍で、新卒者の内定者が決まらないという記事がありました。扶養家族から旅立つためには、自分の食い扶持を確保しなければなりません。それには、働き口を探し、採用され、仕事をし、その報酬として給料を得ることが必要になってきます。社会人といての第一歩から、狭き門になった就職、雇用の創出をいかに生み出していくか政府の手腕が問われます。

人並みの暮らし

『人並みの暮らし』ということばを耳にしなくなりました。興味深い記事がありましたので掲載しました。

みんなが考える「人並みの年収」と今の暮らしの満足度 https://news.line.me/issue/oa-39news/897089e4f82b


コロナ苦難続く就活生

朝日新聞朝刊(渡辺純子、土屋亮)
2021.2.10より抜粋

コロナ禍による就職活動への悪影響が長期化しそうだ。旅行業や飲食業を中心に採用に慎重な企業が増え、1年前までの「売り手市場」は様変わりした。元の水準まで5年程度はかかるとの見方があり、学生は志望業種を広げるなどの対応をせまられている。

「就職環境はコロナで一変した。2021年以降はもっと厳しくなるかもしれない」。観光需要に支えられてきた沖縄県。うるま市の県立石川高校で就職支援を担当する大城美香子教諭は、危機感を強めている。
19年度には約50人が就職を希望し、いずれも複数の内定を得ていた。だか、20年度はコロナで同校への求人は半減。生徒に人気のリゾ―トホテルや飲食、空港関係の求人は8割減った。

今日の一曲紹介します



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