今日の言葉
臆病者はしばしば野心家なのだから、かれは威厳のよろいとして権力を求めるというのは、他の人々の礼節、まして尊厳は、彼の悩みをねむらせてくれる香油なのだから
アラン「人間語録」
どうかしましたか?菅首相
菅首相の直近の言動をみていると冷静な判断ができないようです。頭に血が上り、自分の言いたい事だけ発言、意に沿わない質問はワンパターンの答えしか返ってきません。これを、プッツリ「切れる」というのでしょう?
「キレる」とういう意味は、二通りあります。
①『あの人は切れ者だ』
②『あいつはすぐキレる』
菅首相が官房長官のとき、安倍政権をしっかり防御して長期政権を築きました。鉄火面のごとく、無表情で、記者会見を冷静にさばいていました。あの時は、『切れ者』で存在感感がありました。
つい先日のぶら下がり会見の様子を見聞きしていると、菅首相の異常さがわかります。②のモードに突入です。パチンコでいうところの確変突入です。どこまで継続するのでしょうか?眉間にしわを寄せ、めくじらを立て、目は宙に浮き、発言するときは、どや顔して、怒気を含んだ言葉のワンパターンの繰り返しです。これを『キレる』といいます。国のトップとして感情を制御できないとやばいことになります。
コロナ対策、対米、対中政策、日本の将来を左右する課題が目白押しです。今こそ、冷静沈着さが求められます。
菅政権が発足して半年が過ぎました。年明けからスキャンダルが小出しされていました。ついに、メガトン爆弾が落ちてきました。炎上しています。ご子息と総務省幹部との会食問題、実子と子分に文春砲が炸裂しました。双方の会話の録音テープつきですので、逃げようがありません。
第一次安倍政権時、菅首相は総務大臣の職に就いていました。そのつながりから首相の周りには同省出身の人材が固めています。今回は、実子と子分がターゲットにされたのですから、冷静でいられるはずがありません。ついに本丸まで火の手が上がり始めました。どのように消化活動がおこなわれるのでしょうか?
松下幸之助氏が国会議員の条件を述べてました。
国会議員の条件
・自分のこと以上に国家国民の繁栄、平和、幸福を思う心がなければならない
・国民生活の実情に通じ、それをさらに高めていくことのできる豊かな識見と力強い実行力をもつ人
・議会制度の本質についての正しい認識とそれに基づく行動ができる人
議員の方々は、美味しい料理もお好きでしょうが、本業のイロハを忘れないようにしていただきたいものです。
映像挿入します。
今日の一曲紹介します。
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