まつなが畑のはたけ日記

農ある生活をするため奈良御所市金剛山の麓に農地を借りスタート
素人農業の何気もない日々の日記

種蒔き

2009年09月29日 21時55分18秒 | Weblog
 草が背丈以上になっていたジャガイモ跡地。草刈機で耕運機が入れるように三段切り。そして機械を入れる。
 トラクターがあれば二段切りかそのまま強引に入るのだけど耕運機となると労力は3倍。

 そして今年最後のセルポットへの種蒔き。春キャベツ、春ブロッコリーなど。今年からセル苗を試行錯誤している玉ネギ。本来玉ネギは9月中旬だが10月でも播けるという特殊な品種。

 一枚に128か200か288の穴が開いているプラスチック製のセルポット。その穴に一粒もしくは二粒種を落としていく。
 土はバーク堆肥にヤシの実ピートと菜種粕を発酵させたものを混ぜてつくる100%有機の自家製培土。市販の物より発芽率が劣るのでバーミュキュライトを敷いて播く。
 去年は夏から秋に掛けての種蒔きが失敗。今年も夏の種蒔き1度目は失敗したが何とか試行錯誤を繰り返した結果ほぼ100%芽を出し徒長もさほどしない程度に苗を作る事が出来るようになった。あとはどれだけ作業時間を減らす事が出来るか。

 「苗半作」というが苗の出来で後の生育に大きく影響する。あまり過保護に育てると弱い苗になる。だからといってストレスを与えすぎると痛んでいじけた苗になる。
 種苗屋で購入するとだいたいが過保護苗で有機栽培には向かない。

 最近はホント日が短い。作業小屋の暗い電気で種が落ちているか見えない。昼から黙々と一人で種を落とす。
 全部で3000粒ぐらいだろうか。専用の機械もあるのだけどこれがまた高い。プラスチックの大した物でもないのに・・。それで全て手播き。
 暗くなり心も萎えてきて集中力も掛けてくると一点播きをしたいのに二点播きが多くなってくる。直径一ミリの種、肩が凝る。これも農業。

 あぁ~今日も良く働いたと思ったら18時44分。。

 久しぶりにうどんを打つ。昼に自宅に帰ると嫁さんが種を仕込んでいて私が打つ。
 昼の残りで晩御飯は焼きうどん。実に旨い。

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