まつなが畑のはたけ日記

農ある生活をするため奈良御所市金剛山の麓に農地を借りスタート
素人農業の何気もない日々の日記

不安

2009年09月24日 21時04分54秒 | Weblog
 この時期少しづつだけど時間というか心の余裕が出来てくる。こういう時考えることはこれから先食べて行けるだろうか?という不安。
 ある程度踏み出してふと立ち止まると後戻りが出来ないことに気付く、そしてこれから先食べていくには更なる投資が必要になる。お客さんを増えれば必然的に土地を拡大しなければならなくなる。伴って資材、そしてトラクターが必要になる。
 人を呼ぶならそれなりの場所が必要になるこれにもお金がかかる。

 この冬どれだけ前に進めるかで来年の在り方、またそれに繋がる収入が決まってくる。もちろん投資をしたからって収入が増える約束がされる訳ではないからその投資が負担になることも考えられる。

 もしかしたら本当に先が短いかも知れない・・・。これは自分でも分からないけど今シーズンも春が来る前には続けるべきかどうか?考えるだろう。
 5年は続けたいと言い続けているけどもその根拠は全く無い。続けたいという強い願いに近いものがある。

 心の奥底には誰にも負けない熱いものを持っているつもりだが365日不安を覆い被せておくのは意外と難しい・・・。

 ある人が「100円の大根を売って百万云々の機械をどうやって買ったら良いのだ」といっていたがホントその通り。稲作はここら辺じゃ3反や5反ぐらいだろうか、稲作にはトラクター、田植え機、コンバインが必要だが全てを揃えると500万ぐらいは掛かる。そして毎年、肥料代、農薬代、苗代諸々が掛かってくる。黒字になることは無い。
 日本農業の半分以上は赤字経営。

 分かってやっているのだから仕方が無い。がんばろ。

 

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