まつなが畑のはたけ日記

農ある生活をするため奈良御所市金剛山の麓に農地を借りスタート
素人農業の何気もない日々の日記

年の瀬

2012年12月27日 23時38分41秒 | Weblog

くらしを紡ぐネットワークの報告も出来ず、バタバタと日が経ってしまった。
またまた文字を書きたくない症候群に・・。

そんな時は無理して書く事も無い。
そう決断している。3.11以降。
見てくださる方を意識せず、内面を書き写し、記録として残すこのブログ。

と言いつつですが、

見て下さっている皆さま、ありがとうございます。そして、更新少なくすみません。

この1,2週間、今年最後に会うべき人に会えた時だった。
色々と想い、考え、悩んで。
いつの間にかこんなにも沢山の人が心通わせお付き合いさせていただいている。
一年以上お会い出来なかった方ともお話する中で心で繋がる強さを感じる。

魂で繋がっている感覚。
身体や目に見えるものを越えた世界。

生と死の理解は難しいけれども、私に纏っている肉体はいつか返さなければいけないもの。
肉体があるからこそ感じる事が出来る魂。

あらゆる形や仕組みを越えて。

生を知ろう。






今月のお便り。
「経済的理由から来年セット定期便の値上げを考えている」と長々理由を付けて書く。
すると、お客さんからは沢山の応援のメッセージを頂く。
とても嬉しいことである。
そして、情け無いことに書いた事に少し後悔をする。


農業は孤独だ。
新規就農をして3年はそう思い続けていた。だからこそお客さんの存在は大きく、感謝も尽きない。継続の原動力でもある。

で、
5年目に入りもうすぐ6年目になる今、私の周りには沢山の人が集い賛同してくれる仲間が出来た。
けれども、気付くのは孤独。

ここから抜け出す為には経済的自立か私を必要としてくれる人の意思。


これが経済活動、商売なら話が早い。
しかし、社会活動、社会運動とするなら・・・。
出来るだけ中道を行きたい。



まつなが畑の形は改めてお客さん中心だと気付く。
投げかけ、返って来るその言葉によって、私がどう舵を切るかを決める。
ここの野菜を食べている人は90%以上がお客さんなのだから当然かもしれない。
私は管理人に過ぎないのである。
皆が納得する形で継続したい。


私は切り開くタイプの人間ではない。
我慢のタイプで孤独は性質とも言える。

孤独=不安は私の闇の部分である。だからこそ光を見る事ができる。
包み隠さず、向き合いたい。