まつなが畑のはたけ日記

農ある生活をするため奈良御所市金剛山の麓に農地を借りスタート
素人農業の何気もない日々の日記

援農

2012年02月09日 21時07分27秒 | Weblog

今日援農に4名の方が来てくれる。

玉ネギやエシャロットの草ひきに育苗ハウスの骨組みを作る手伝いなどをしていただく。



就農して今年で5年目を迎えた。
もう農作業は特別なことでなく日々の生活に入り込んでいる。就農当初、仕事への通勤が無いこと、何より平日、休日が無くなり、稼げない仕事に日々の時間が刻々と過ぎていったことに何か特別感を感じ、不安を感じ毎日を送っていたことを思い出す。

あれから蓄えはどんどん無くなり、そして無くした。
今では特別な日々という感覚はないし、不安もない。

そんな当たり前な日々に5年前と同じ感覚・・・少なくても今の自分とは違う感覚をもって、ここに人が来てくれる。

私にとってはまた まつなが畑 に新しい何かが入ってくるようで嬉しい。そして助かる。

皆さんありがとう!


ははのてさんが援農の受付をして段取りをしてくれることになった。ありがとうございます。
暮らしを紡ぐネットワークでも次回連絡を回します。

ネットワーク進めたいのですが・・・畑もだんだん始動開始し忙しくなってきました。少しづつ進めて行きます。


端境期まで1ヶ月をきった。
3月に入れば畑の野菜は花を咲かせ菜の花畑になって出せる野菜が無くなる。1ヶ月半のお休みに入る。
同時に農作業も休みたいところだが・・・。あいにく3月は農作業が忙しい月だ。

今日も朝は随分と冷え込んだ。例年よりも寒いようだけど、カブに筋が入ってきたり、大根もトウ立ちの準備を始め硬くなり始めた。着実に春へと向かっている。

出せる野菜も終盤だが何とか2月一杯出したい。
そうでなければ端境期=収入が無い時期が長くなってしまうということだ。そして端境期後の出荷に上手く繋げたい。

だが、端境期後に出来る大根が先日の雨で水没してしまった・・・。播いた土地は水はけが悪く、しっかりと溝を切らなければいけないのに何故か切っていなかった。何故も何も私がしたことだが。。
「大丈夫だろう」が「大丈夫じゃなかった・・」という話は農業をしていてよくあること。
早く播き直さなければ・・・。

あれも、これもとだんだん畑作業が忙しくなっていく。農閑期にしたかった残りの仕事は次の冬に持ち越し。

こんな暮らしにストレスがあるか?どうか?は分からないけれど・・・
農業は楽しいけど楽じゃない。


ラディッキオのリゾット。
随分乱暴な写真だけど、美味しい。。

私が学生時代に買ったラ・ベットラの本をゴソゴソと出してきて作る。
何が良いってレシピがシンプル。

そしてコツみたいなものが書いてあってそれ通り作れば、まぁ失敗はない。
見事にアルデンテに仕上がる。

自家用に作ったラディッキオだけど、来年はもう少し真面目に作ろうかなぁ?