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将棋の日記

第56期王将戦第3局 1日目

2007-01-25 00:36:48 | 棋譜解説(タイトル戦)
第56期王将戦第3局 1日目

<参考棋譜>
MSN毎日インタラクティブ

解説は、プロの解説ではありません。
アマ二段のLogical Spaceの解説です。

先手が佐藤棋聖になりました。
なんとなく、後手の羽生王将が趣向を凝らす展開が予想されます。

2手目までは、矢倉模様の出だしでした。
3手目は、▲7七角と先手から趣向を凝らして来ました。 ある意味、意外な展開です。 ▲7七角なので、先手は振り飛車を予想される展開です。
5手目は、▲8八飛なので、向かい飛車になりました。 他には、三間飛車、四間飛車なども考えられます。 ある意味、先手の佐藤棋聖が趣向を凝らした展開だと思います。
7手目の▲6八銀は大切な手です。角交換された時に、▲7七銀を含みに残しています。
14手目の△6四歩は、▲8六歩の仕掛けを指せない指し方だと思います。
17手目の▲1八香は、穴熊の作戦です。 先手は、美濃囲いより堅いと判断したと思います。
20手目は、後手の羽生王将から、△7七角と角交換に来ました。厳密には、後手の1手損です。善悪は微妙です。
22手目は、△2二銀でした。 △2二玉は、△4一金が離れ駒になるので、▲8六歩からの仕掛けが成立しそうです。 仕掛けると、先手は▲1九玉、後手は△2二玉なので、玉の距離は先手の方が遠いことになります。
33手目の▲7五歩は何だか分かりにくい指し方です。 ようは、後手の△8一桂を使わせない指し方だと思います。 一般的に、居飛車の右桂を使わせると振り飛車は指しにくい展開になりやすいからです。
35手目の▲3八金で、先手も後手もしっかり囲い合いました。若干、先手は穴熊なので先手少し無理気味の攻めも可能です。
37手目、▲1七香より雀指しの模様になりました。でも、実際は囲いから一番遠いところでの攻めを狙っているので、善悪は微妙なところもあります。
40手目の△4五歩の位の拠点は大きいと思います。
44手目は、△9二歩でした。

ここで封じ手です。

9筋の先手の攻めを凌げれば、後手は4筋と1筋の攻めがあるので、善悪は微妙だと思います。

 

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