昨日の2008/10/10の夜に、将棋倶楽部24で対局をしました。
※私は、現在7級です。
最近、話題の4手目の△3三角戦法でした。
将棋世界(11月号)の付録もそうでした。 実は、読んでいません(苦笑)
初めて指されました。
(プロの実践例)
第21期 竜王戦 1組(予選)より
(先)郷田九段vs丸山九段戦が、同じ4手目の△3三角でした。
※私は読売新聞(竜王戦の主催者)なので将棋欄に掲載されました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/76/aac5301071db569170a1d1f55322aa72.png)
この実践例をイメージに指していた感じです。
(私の実践)
観戦していたNさんがいました。
※名前を公開して良いか分からないので、イニシャルにしました。
そして、Nさんより、ロジカルさんの1ファンと言ってくれたので、少し嬉しかったです。
そのNさんと感想戦をしました。 とても、充実していた感想戦で楽しかったです。
この将棋は、30秒将棋です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/63/da8c21c8f2f9bb79d63e54cf72de402f.png)
Nさんは、将棋の正解は1つと考えているそうです。
そういう観点からすると、4手目の△3三角を咎められるか?
咎められなければ、先手はどのように駒組みするのが最善なのか?
そういうことを考えなければなりません。
30秒なので、何が最善なのかまでは、そこまでは考えて指せる状況ではないので、プロの実践譜を頼りに指していました。
私の持論では、正解手が分かればプロの存在の価値はないので、現在の段階では正解手は分からないが持論です。
※角換わり同型の木村定跡、天守閣美濃破りの藤井システムなど結論が出ている将棋もあります。
アマチュアレベルで正解手を探すことは、到底無理だと思っています。
実践的には、候補の手よりこれで指せると思える指し手を選ぶのが実践的だと考えています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/d7/8d8a7e063fd22447e80dd976a173f7a9.png)
実践は、▲4七金でした。
本当はここで、▲4五桂、△3七角、▲3三桂成、△同金右、▲2九飛、△4六角成より馬の存在が大きいので、やむ得ず▲4七金より△3七角の筋を消しました。
Nさんは、▲4五歩はいかがですか? と言われました。
▲4五歩⇒▲4六角の意味ですが、「打ち角より持ち角」なので、感覚的には指しにく手です。
(変化)
1.▲4五歩、△同桂、▲同桂、△同銀、▲同銀、△3七角、▲2九飛、△4六角成、▲5六銀、△8五桂、▲8六銀、△6五歩(▲同歩は△6六桂)、▲7三角、△7二飛、▲8四角成、△8二飛が1例です。
後手の桂損ですが、勝負手としてはある感じで1局の将棋になる可能性もあると思いました。
2.▲4五歩、△6五歩、▲4六角、△7二飛、▲6五歩、△7五歩、▲同歩、△6五桂、▲6六銀(▲9一角成は空成り)、△7七歩、▲同桂、△同桂成、▲同金(▲同銀、△7六歩、▲同銀、△6六桂の筋)が1例です。
変化1.2.でも先手がはっきり良しではないと感じます。 でも、1局の将棋だとは思います。
少し先手が良いと思いますけど、好んで指す変化なのかは、個人的には微妙だと思いました。
また、▲4七金の代わりに、▲7五歩はあったかも知れません。 1歩を手持ちにしているので。
変化は、▲7五歩、△8五桂(△同歩は▲7四歩)、▲7四歩(▲8六銀もあると思います)、△7七桂成、▲同金が1例です。
桂・銀の交換で損ですが、後手は歩切れなので、結構難しい感じがします。
ここでは、▲4七金、▲4五歩、▲7五歩と手が広い局面なので、30秒では読み切れないです。 自分の好みで指す以外はない感じです。
後手は△9二香でしたが、Nさんはこの手は悪手ではと言ってました。
普通に指すならば、△6二飛だと思います。
勝負手として、△7二飛もあると思いました。
変化、△7二飛、▲8三角、△7一飛、▲7四角成(▲7五歩は△9二角)、△8五桂、▲7五馬、△7七桂成、▲同金が1例です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/c7/9339edc0a652c7040427073346f838df.png)
ここでは、素直に▲6五同歩と応じました。
Nさんより、ここでは▲同歩と応じるものですか? と言われました。
対局時は、▲同歩と▲6八飛の2手より迷いました。
変化、▲6八飛、△6六歩、▲同銀、△6五歩、▲7七銀が1例です。
検討をして見ると、▲2五歩の方が良かったです。
変化、▲2五歩、△同歩、▲同桂、△同桂、▲同飛、△2四歩、▲2八飛より手を渡す。
次の狙いは、▲9一角、△7二飛、▲6四桂が狙いです。
これだと、△9二香を悪手に出来たと思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/eb/3950e515eedc18eab30af4a21338da41.png)
これで、両取りなのではっきり先手が悪くなりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/02/e6f4e4c3eac5ead2ba41c1338890ef07.png)
本譜は、▲9一竜でした。
でも▲7一竜の方が勝負手としてまさったと思います。
結果的には、負けてしまったので残念ですが、とても勉強になった1局でした。
密度の濃い30秒将棋でした。
※私は、現在7級です。
最近、話題の4手目の△3三角戦法でした。
将棋世界(11月号)の付録もそうでした。 実は、読んでいません(苦笑)
初めて指されました。
(プロの実践例)
第21期 竜王戦 1組(予選)より
(先)郷田九段vs丸山九段戦が、同じ4手目の△3三角でした。
※私は読売新聞(竜王戦の主催者)なので将棋欄に掲載されました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/76/aac5301071db569170a1d1f55322aa72.png)
この実践例をイメージに指していた感じです。
(私の実践)
観戦していたNさんがいました。
※名前を公開して良いか分からないので、イニシャルにしました。
そして、Nさんより、ロジカルさんの1ファンと言ってくれたので、少し嬉しかったです。
そのNさんと感想戦をしました。 とても、充実していた感想戦で楽しかったです。
この将棋は、30秒将棋です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/63/da8c21c8f2f9bb79d63e54cf72de402f.png)
Nさんは、将棋の正解は1つと考えているそうです。
そういう観点からすると、4手目の△3三角を咎められるか?
咎められなければ、先手はどのように駒組みするのが最善なのか?
そういうことを考えなければなりません。
30秒なので、何が最善なのかまでは、そこまでは考えて指せる状況ではないので、プロの実践譜を頼りに指していました。
私の持論では、正解手が分かればプロの存在の価値はないので、現在の段階では正解手は分からないが持論です。
※角換わり同型の木村定跡、天守閣美濃破りの藤井システムなど結論が出ている将棋もあります。
アマチュアレベルで正解手を探すことは、到底無理だと思っています。
実践的には、候補の手よりこれで指せると思える指し手を選ぶのが実践的だと考えています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/d7/8d8a7e063fd22447e80dd976a173f7a9.png)
実践は、▲4七金でした。
本当はここで、▲4五桂、△3七角、▲3三桂成、△同金右、▲2九飛、△4六角成より馬の存在が大きいので、やむ得ず▲4七金より△3七角の筋を消しました。
Nさんは、▲4五歩はいかがですか? と言われました。
▲4五歩⇒▲4六角の意味ですが、「打ち角より持ち角」なので、感覚的には指しにく手です。
(変化)
1.▲4五歩、△同桂、▲同桂、△同銀、▲同銀、△3七角、▲2九飛、△4六角成、▲5六銀、△8五桂、▲8六銀、△6五歩(▲同歩は△6六桂)、▲7三角、△7二飛、▲8四角成、△8二飛が1例です。
後手の桂損ですが、勝負手としてはある感じで1局の将棋になる可能性もあると思いました。
2.▲4五歩、△6五歩、▲4六角、△7二飛、▲6五歩、△7五歩、▲同歩、△6五桂、▲6六銀(▲9一角成は空成り)、△7七歩、▲同桂、△同桂成、▲同金(▲同銀、△7六歩、▲同銀、△6六桂の筋)が1例です。
変化1.2.でも先手がはっきり良しではないと感じます。 でも、1局の将棋だとは思います。
少し先手が良いと思いますけど、好んで指す変化なのかは、個人的には微妙だと思いました。
また、▲4七金の代わりに、▲7五歩はあったかも知れません。 1歩を手持ちにしているので。
変化は、▲7五歩、△8五桂(△同歩は▲7四歩)、▲7四歩(▲8六銀もあると思います)、△7七桂成、▲同金が1例です。
桂・銀の交換で損ですが、後手は歩切れなので、結構難しい感じがします。
ここでは、▲4七金、▲4五歩、▲7五歩と手が広い局面なので、30秒では読み切れないです。 自分の好みで指す以外はない感じです。
後手は△9二香でしたが、Nさんはこの手は悪手ではと言ってました。
普通に指すならば、△6二飛だと思います。
勝負手として、△7二飛もあると思いました。
変化、△7二飛、▲8三角、△7一飛、▲7四角成(▲7五歩は△9二角)、△8五桂、▲7五馬、△7七桂成、▲同金が1例です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/c7/9339edc0a652c7040427073346f838df.png)
ここでは、素直に▲6五同歩と応じました。
Nさんより、ここでは▲同歩と応じるものですか? と言われました。
対局時は、▲同歩と▲6八飛の2手より迷いました。
変化、▲6八飛、△6六歩、▲同銀、△6五歩、▲7七銀が1例です。
検討をして見ると、▲2五歩の方が良かったです。
変化、▲2五歩、△同歩、▲同桂、△同桂、▲同飛、△2四歩、▲2八飛より手を渡す。
次の狙いは、▲9一角、△7二飛、▲6四桂が狙いです。
これだと、△9二香を悪手に出来たと思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/eb/3950e515eedc18eab30af4a21338da41.png)
これで、両取りなのではっきり先手が悪くなりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/02/e6f4e4c3eac5ead2ba41c1338890ef07.png)
本譜は、▲9一竜でした。
でも▲7一竜の方が勝負手としてまさったと思います。
結果的には、負けてしまったので残念ですが、とても勉強になった1局でした。
密度の濃い30秒将棋でした。
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