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将棋の日記

羽生四冠の記録への1局

2008-08-12 20:48:08 | ファン棋士情報
明日は、羽生四冠vs深浦王位の竜王戦の決勝トーナメントです。
即席の足跡も記事で取り上げています。
明日は、いろいろな意味で将棋界での注目の1局であります。

(竜王戦の挑戦者)
羽生四冠が竜王戦で勝ち続けて、竜王戦の挑戦者になれば、世代対決の渡辺竜王vs羽生四冠の対決となります。
渡辺竜王は、羽生世代の羽生四冠、森内前名人、佐藤棋王の内、第17期では森内前名人、第19期と第20期では佐藤棋王とは竜王戦での番勝負で勝っているので、羽生四冠に勝てば、羽生世代に勝てる棋士として名乗ることが出来るだた1人の棋士となります。
また、渡辺竜王(連続4期)vs羽生四冠(通算6期)の対決は、初代の永世竜王対決となります。
※永世竜王の称号は、連続5期または通算7期となります。

羽生四冠は、そのためには、深浦王位、丸山九段、木村八段(三番勝負)に勝てば竜王戦の挑戦者となります。

(永世七冠)
羽生四冠の記録では永世七冠の可能性もあります。
※すべてのタイトルに永世称号を獲得することです。

(七冠独占)
羽生四冠の記録には2度目の七冠独占の可能性もあります。
※王位で奪取、王座で防衛、竜王で奪取、王将で防衛、棋王で奪取すれば七冠独占の可能性もあります。

王位戦では、深浦王位と王位戦の最中であります。
王座戦では、木村八段と王座戦となっています。

永世七冠と七冠独占のストッパーとして、深浦王位と木村八段が鍵となります。
nanaponさんも取り上げていますけど、羽生四冠と深浦王位の勝負は21勝21敗で5分です。
また、羽生四冠と木村八段では、100戦以上で勝率1位と2位の勝負なので、面白い勝負が見られると思います。

(通算タイトル獲得数)
羽生四冠の記録の延長上には、大山15世名人の通算80期を超える可能性もあります。

いろいろな意味で記録への1局だと思います。
どんな戦型を羽生四冠が採用するのかも、注目の1戦です。

明日の竜王戦の決勝トーナメントの羽生四冠vs深浦王位戦は、私はいろいろな意味で楽しみの1戦です。

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