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将棋の日記

第2回 将棋電王戦 第5局

2013-04-20 21:20:12 | ネットソフト情報
2013/4/20(土)に、第5局が行われました。

先手:三浦八段
後手:GPS将棋

GPS将棋の勝ち

アマチュア的に見て、三浦八段に特別な悪手はなかったように思いました。
個人的に気になったのは、▲4六角としてから、▲6八角としたのは、1手損しているのではないか?
と疑問に感じました。

それだけ、GPS将棋の評価関数の精度が良かったと思いました。


トップにも書いてある通り
※無名のコメント(Unknown)は、申し訳ありませんが削除させて頂きます。
===== 2013/04/21 PM3:00 削除 =====
しかしながら、丁寧に解説をして下さったので、文章をそのまま残しておこう思います。
===== ここから =====
68としたのは後手が端歩をついたからです
ここは矢倉の弱点なので普通こんなに早くつきません
なので咎めようと角を引いたのですが
その瞬間に後手から攻められました

先手としてはどこかで間合いを測って端から攻めないといけなかったのですが
GPSが隙を作らなかったので相手だと難しかったみたいですね
それでもGPSのログを見ると、攻め合いにいけるチャンスはあったようですので、人間の読み負けかもしれません
===== ここまで =====

名前を残して下さいますよう、お願い致します。

私からのレスです。
棋譜をご覧になっているようなので、細かい部分の解説は省きます。
確かに、△1四歩を咎めて、▲6八角としたことは、理解が出来ます。
しかしながら、通常の脇システムでも、端の歩関係は、勝敗に決する程、大きい局面と、小さい局面の両極端になると思います。
本譜の手順は、△1四歩、▲1六歩です。
しかし、脇システムで9筋の端歩を突かないで、1筋を▲1六歩、△1四歩とする指し方もあると思いました。
そうすると、類似型になるので、▲6八角が1手損するのではないかという意味です。
脇システムは、プロの実践譜も少なく、私も矢倉は指しますが、脇システムはごく数局ぐらいしか指さないので、細かな定跡までは把握はしていません。
定跡として、▲6八角なのか?
または、プロの感覚で△1四歩には▲6八角なのか?
そのどちらかなのかは、私には分かりませんが、▲4六角⇒▲6八角は始めて見る手だったので、1手損をしている感覚になりました。

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