LogicalInSpace

将棋の日記

渡辺竜王の後手

2008-11-01 17:02:11 | 私の将棋
将棋世界の12月号を講読しました。

渡辺竜王は、後手の時は△8四歩と意地で指していると言っていました。

===== LogicalInSpaceより =====
これは、私の経験と今までプロの棋譜を見ての印象であります。
2手目の△8四歩は、先手が最善形で指せば、後手は悪くても互角にまで、もっていける印象であります。
先手が最善形で指せば、後手が良くなるイメージはないです。

だから、どうすれば互角の将棋に指せるのか? を考えることが重要であると思う。
私の印象では△8四歩で互角に出来るから、今でも廃れないで指されていると思う。

トッププロ同士で後手で、△8四歩で有利になることはまずないのでは、ないだろうか?
先手は最善形で来るのだから。

あくまでも、私の印象であります。

棋戦で・・・!?

2008-11-01 16:53:00 | 私の将棋
(竜王戦)
竜王戦の決勝トーナメントは、少し不平等な気がする。
1組2~5位、2組2位は、1回負けているのに、決勝トーナメントでは、対等である。
棋王戦の決勝トーナメントのように、敗者組が2連勝の条件があっても良いと思う。
逆に考えると、1~6組の優勝者は、全勝しなければ、挑戦者の目がないということである。 だから、少し不平等な気がする。

・こんな条件はどだろうか?
優勝者と優勝者、敗者と敗者は、振り駒とする。
優勝者と敗者は、優勝者の先手にする。
それぐらいのハンディはあってもいいと思う。

決定戦の3番勝負の1局目、2局目は、今まで通り、振り駒、3局目は、優勝者と敗者の場合は、優勝者の先手でも良いと思う。
1敗して対等では、少し変な話だと思う。


(新人王戦)
奨励会三段が新人王戦で優勝しても、新四段になれないことは、ご存じだろうか?
しかし、新人王戦は公式戦なのである。
新人王戦に優勝しても新四段になれない、公式戦が存在する。
そしたら、四段以上のプロ棋士は何をしているのか? と問われる。

・こんな条件はどうだろうか?
準優勝は、次回の三段リーグを5位になれる。
優勝は、次回の三段リーグを1位になれる。
三段リーグを優位な順位にして上げるぐらいのことはして上げても良いと思う。

または、
順優勝は、次回の三段リーグの時に、3敗を3勝と考える。
例:12勝6敗ならば15勝3敗とする
優勝は、次回の三段リーグの時に、5敗を5勝と考える。
例:12勝6敗ならば17勝1敗とする
それで次回の順位を決める

公式戦の実績があるのだから、それぐらいはしてあげても、いいと思う。
逆にそうしないと、四段以上の棋士が危機感を持たない感じがする。

羽生将棋の印象

2008-11-01 09:52:47 | ファン棋士情報
羽生四冠は、どの戦型でも何が最善形なのかを、いつも考えていると感じます。
だから最善形であれば、相手が無理攻めに来られても、対応できると思う。
王座戦の木村八段と竜王戦の渡辺竜王の将棋を見て、特に感じる。

反面、最善形でも駒組みが飽和点に達する前に、どこで仕掛ければ良いのかを、考えているようにも思える。

ただ、羽生四冠の対戦相手は、他のプロの前例があるからという理由で、採用している感じを受ける。
羽生四冠は、それと関係なく最新形を踏まえて、何が最善形なのかを追及している感じがあります。

これが、羽生四冠が無言で言っていることだと感じる。