気になってはいたのだが、体が疲れていて夜中ぐっすり眠っていた
朝一番ニュースで葛西が銀を取ったと知った。もう万歳だ良かった良かった
長野の時故障?でスタメンを外されて日本はあの感動の金を取っていたのに葛西にはなし!さぞ悔しかっただろう
そして41歳になっている。それでも五輪メダルをあくまで追求、努力を積み重ねていった。
年齢的にはそろそろシンドイトレーニングが辛くなる時だろう。しかし、あのエクボがかわいい(失礼)葛西選手は笑顔を湛えながら頑張ってきた。
その努力する姿に世界から「LEGENDレジェンド(伝説、神話)」の名誉な称号が与えられたという。
強さだけでなく人格が伴ってこその称号だと思う。
象徴的だったのは2回目飛んだ後、他の日本人選手達が駆け寄ってきて葛西の素晴らしいジャンプを讃え我が事のように喜んでいたシーン。すぐ泣くNAKIMUSIの親父は座椅子の横にティッシュの箱を置いている
珍しく妻もティッシュで顔を拭いている
そして結果二位。しかもその差はマイクロ顕微鏡で見なければわからない程の小差。
インタビューでさらに驚いた「この敗れた結果を踏まえ次に生かした」
今回の五輪でもっと若くて引退を表明している選手達が多い中で彼はゴールドの夢をなお諦めていない。
これはいろんな意味で励まされる。
現役の高校で校長をしていた時、生徒に講話する際にいつの言っていたのが「夢・挑戦、そして一所懸命」だった。
退職して4年、少しずつ老いが深まり夢ってどこに行った?挑戦、もうきついことしんどいよ・・・と顔を俯けることが多くなっている時、葛西のスピリットは勇気をくれる。
葛西選手、ありがとう。そしておめでとう