おやままさおの部屋

阿蘇の大自然の中でゆっくりのんびりセカンドライフ

大自然の底知れぬ力

2014年02月05日 08時33分11秒 | 日記

友人が作ったイノシシの料理。絶品だった
夜中にまた地震が起こった。


震度2くらいだろうか?

深い睡眠に入っている時だったので、時間もテレビをつけて速報を確認することなくまた眠りに入っていった。

昨日午後、村営のグランドにジョギングに行った。帰りに温泉に入ろうと考えて

3,4人がウォーキングしていたが中に見知った人がいる。走って追い抜き様「こんにちは」と挨拶するとTさんだった。村の体協の陸上の役員をしていて、「男の料理遊び」で一緒した仲間。ウォーキングのリーダーもされている。

40分走って整理体操をしていると彼が話しかけてきた。

「一昨日(2日)の地震はびっくりでしたね

「あーあ地底から突き上げるような地震の揺れが来た時、家内はすぐ逃げ出す準備を始めてました

どうも震源は南外輪山の地蔵峠の下らしいですよ・・・」

これには驚いたしかし一方でそんな震源という科学的な情報が一村民にどうしてわかるのだろう?

ホンマカイナ・・・?

地蔵峠(標高900m位)は3,4回登ったことがある。外輪山中腹で標高450mの我が家からほど近い。

震度3でも何度も続くと「いつかでかいのが来るのじゃないか」という不安と恐れが心に根を下ろしてしまった。

今朝、窓を開けると五岳の中岳が煙を吐き出して風に流れている。



ここに移住して初めてのことだ。

阿蘇の地下ではマグマが活動を再開し、確かに地殻の変動が起こっている

スタップ細胞じゃないが人間が神を超えるような力を持ち得たと思うのはとんでもない驕りで、五岳の景色が見えなくなるようなPM2.5を運んでくる偏西風の風向きだって、地震で発生した津波も人工の防波堤では防ぎようがなかった

大自然の前では人間は実に非力な存在で、大いなる自然=神といかに共存共生していくかー自然の驚異的な破壊力が起きることを想定していかに被害を小さく済ますかー住んでいるこの日本から他所に逃げ出すことはできない。その小さな国日本が地震列島なのだから仕方ない。