旬肴季菜 むら松

2011年04月17日 | 手打ち蕎麦 たがた
4/11(月)にオープンした、「手打ち蕎麦 たがた」の新チャンネル店舗「旬肴季菜 むら松」
初日に行ってきましたが、レポが遅くなりました。



店の造りも粋です。



お店は、カウンターで9席のみで、こじんまりしています。
こじんまりとした店です。 こちらの店主は、以前たがたの厨房で料理長をされていた村松さん。
調理は全て村松さんがされていて、飲み物の提供を女性スタッフがもう1名。

まずは、飲み物を頼みます。
元々、飲めない上に車ですから、当然ソフトドリンクです。



冷茶をお願いしました。
味は、甘くないウス茶糖と言えば分かりやすいでしょうか。
美味しいです。 



本日のおすすめからお造りを注文。 



鰹・鯛・やりいかの3種をお願いしました。



今回は注文しませんでしたが、酒の肴は、これだけ揃っています。
若鶏の塩焼きがそそられました。



さて、そろそろご飯ものです。



季節の炊き込みご飯が、好物の筍ご飯と聞いては頼まない訳にはいきません。
普通のご飯も食べたかったですが、これは次回にしましょう。

さて、このむら松、米にはただならぬこだわりがあり、入手困難な米を提供しています。
これは、蕎麦の実を現地まで行って仕入れているたがたのスタイルが、そのまま米に向かったと言えます。

それがここに表れています。



田形さんの話では、米も水も活きた素材で、この加減を見極めるのは至難の業で、まだまだ村松さんもその途上にあるとのことです。

炊き込みご飯は、注文後に炊いてくれます。 カタカタと土鍋のフタが鳴っている音が聞こえました。
20分程待ったでしょうか、登場です。



具は竹の子と油揚げのみ。 筍ご飯は、具たくさんでなく、こういうシンプルな方が絶対美味しいです。



最高に美味しかったです。
今思えば、少しお焦げが出来るように仕上げてもらえば良かった!

さて、冷茶も無くなったので、ミネラルウォーターを頼みました。



これがまた美味しいこと!
ちょっと驚きました。

〆は、おにぎりを。
梅と塩をお願いしました。 米は富士宮の米と教えてもらいました。



これは、炊けたご飯の保存状況のせいか、少し水分が多く、米の真価が出切ってない感じでした。
今後、これは改善されていることを期待したいです。

米の産地まで行って、直接農家から仕入れているような店は滅多に無いので、応援したい店です。
「たがた」も「むら松」も、真剣に美味しい農作物を作る農家の方を大事にする店です。
儲けを第一にしているのでなく、食文化への貢献を、食べる側だけでなく、農作物を作る側にもしていると思います。
実に素晴らしい店なので、僕は応援し続けたいです。
たまには、むら松でも「米の会」なるものをして欲しいなぁ。

次回は、土鍋ご飯ともう1品食べたいです。


場所はこの辺り

■静岡市葵区常磐町3-3-4 (たがたの斜め向かえ)
■℡ 054-251-0686
■営業時間 17:30~22:30
■定休日 日曜・第一月曜


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
はじめまして! (Reso)
2011-04-18 09:51:55
美食探訪の書籍が一冊出せちゃいそうなほどの素敵なルポですね~!! お仕事としてされてらっしゃるの?と思ってしまうほどですが、実際どうなのでしょうか!?
島田のお蕎麦屋そのじさんのブログから、こちらを訪問させていただきました。
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Resoさん (麟太郎)
2011-04-18 12:47:44
コメント有難うございます。
美味しいものを求めて、ブログに記録して参りました。 
ですので、仕事でなく、趣味です!(笑)

書籍化は無理と思いますが、このブログが何かのお役に立てれば幸いです。

これからも宜しくお願い致します。
また、お奨めの店などありましたら、是非教えて下さい。
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