東北地方太平洋沖地震のお見舞い

2011年03月19日 | お知らせ・余談
まず、東北地方太平洋沖地震で被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
地震の被害だけでも深刻だったところに、海岸沿いではあの大津波、被害の甚大さに誰もが驚き、
誰もが恐怖をおぼえたと思います。

津波の被害による何百という遺体が発見されたニュースを聞く度、涙が出そうになります。

この一週間、超多忙だった日々を送っていたことと、あまりにも大きい被害の映像を見たショックにより、気持ちの整理もつかなかった為、ブログに記すことが遅くなりましたが、この地震のことは片時も頭から離れませんでした。

僕の住む静岡県も大地震は遠からず来ると言われ続けていて、地震の被害に遭われた方々のことを他人事には思えません。

連日、テレビでは被災された方々の現状を伝える光景を目にします。

そんな中、誰もが出来ることは募金です。
僕も募金箱を見たら募金するようにしています。

そして、物資が不足している被災地に十分過ぎるくらいの物資が1日も早く行き渡ることを願って止みません。

しかし、一方で被災地以外でも物資が不足する事態。
僕はよく買い物に行くのですが、食料品では、まずは水が無くなり、非常食となるカップ麺、缶詰等が無くなり遂には米やティッシュペーパー・トイレットペーパーまで無くなる状況。 
この前の日曜日にはカップ麺も米もまだ店には豊富にありましたが、この震災による物流の遅れが不安を煽っているようです。
被災された人に送りたいと購入される方もいらっしゃると思いますが、どうも様子が違って見えます。

20年近く前、冷夏による米の不作があった時、店頭から米が消えたことを思い出しました。
あの時はマスコミが不安を煽ったことも悪かったのですが、多くの人が大局を見失い異常な購入をしたことが原因だと思います。

今回も同様です。
物流の遅れが被害に遭ってない所まで、物資の不足を深刻にさせる程ではない筈です。
物資の不足は、通常なら間に合っている人まで殺到して買い漁ったりするからこそ起きたと断言出来るでしょう。
今週、米の特売チラシが入った店で、100人以上行列が出来たそうです。
普段では有り得ないことです。

非常食は、今誰が必要としているのか?
ガソリンの給油制限は誰の為にする必要があるのか?

毎日放映されている被災地の映像を見て、このことを考えるべきだと思います。
不便な避難生活と、満足に食事も摂れず、燃料も買えない人に、まずは行き渡らせるべき物を、我先に買い漁る行為は自粛しましょう。

ガソリンは今、20ℓが上限の給油制限がされていますが、これは、20ℓという給油量が、各個人にこの非常事態に分け与えられた量なのだと思いたいです。
ですので、僕は無駄なガソリン消費を避けて、近くなら歩き、時には通勤手段を変えたり、少しでも出来ることをしていこうと思います。
被害に遭われた方の不便を思えば、少し位のことは不便とも思いません。

被災地の方の為に出来ることは、募金だけでは無いと思います。
物資を行き渡させる為の理解ある行動も大切です。

一日も早い、被災地の復興を願って止みません。