今回の観劇の目的。
メインは、元四季の前川遙子ちゃん。
そして、中嶋朋子さんは、ドラマ『北の国から』の蛍ちゃんの頃から好きな女優さんなので、初めて生でお目にかかれるのが楽しみでした。
蜷川氏演出の舞台っていうのも初めてだったので、興味あり。
舞台は、いきなりはげしく雨が降っていて(本物の水です、かなり大量の水)、エレクトラの中嶋さんが雨に打たれていて、度肝を抜かれます。
エレクトラの叫びのようなセリフで、状況が説明されていきます。
物語を理解するに必要なことは把握できたけど、細部は右から左へ。複雑な家系図なので、一度で理解するのは不可能です・・・。
母親を殺してしまったオレステス。殺した理由は、母が不貞を働いた上、父を殺したから。
母殺しは、神アポロンの命によるものという。でも、オレステスはその罪におののき、狂気となる。
場面は、母殺しの日から6日目、市民の投票により、オレステスと姉エレクトラの処刑が決まる日。
創作の世界の登場人物は、死を恐れなかったりするのが常だけど、オレステスとエレクトラは、死にたくない、という。それがとても人間的。
オレステスも、母殺しの罪におののきながら、自己の行為を正当化して、命乞いする。
狂気のオレステス、藤原くん、熱演されてました。
その演技には圧倒されつつ、オレステスには感情移入できませんでした。
なぜかなぁ・・・?
対するエレクトラの中嶋さん、ステキでした~♪
小柄で細くて、顔がちっちゃくて、その小さな体から発せられるエネルギーがすごかった!
雨にも打たれるわ、叫ぶようなセリフも尋常じゃなく多いしで、過酷な舞台だと思いました。声がかすれ気味だったのは、喉を酷使させられるからでしょうか。
それでもセリフが聞き取れないことはなかったです。
表情、全身での表現に、エレクトラ、かっこいい~と。
あと、かっこいいなぁと思ったのが、ピュラデスの北村有起哉さん。
親友のために潔く命を投げ出すし、知恵もある。
役柄的にかっこいいのでしょうが、魅力的でした。
ヘルミネオの遙子ちゃん。最初のシーンで、母ヘレナに、オレステスが殺したヘレナの姉への墓参りを命じられ去っていき、ラストシーンではオレステスらの企みの犠牲者に。
セリフもありました。可愛かった~♪
剣を突きつけられ、怯える表情もよかったです。
プログラムによると、今年2月に四季を退団して、その後ニナガワスタジオのオーディションを受けたとか。
今後の活躍も、楽しみです。
ストーリー的には、ラストにようやく神アポロン(寺泉さんの声)が登場し、散々悪い女と描かれていたヘレナが、美しいという理由で女神となる。
おいおい・・・って感じですが。
オレステスはヘルミオナと、エレクトラはピュラデスと結ばれ、メネラオスにも国が与えられ・・・と、神によるハッピーエンド。
その結末が告げられると、客席の上から大量の紙が落ちてきました。世界のいろんな国の国旗の図柄と、その国の国歌(おそらく)の歌詞(日本語)が書かれた、A4サイズのペーパーです。
尋常じゃない量が降ってきて、ときには、ドサっと、100枚くらいの塊が落ちてきたりして、床は紙だらけになって、後の掃除が大変そうでした。
すごい中途半端な感想になってしまいましたが、貴重な体験でした。
【キャスト】
オレステス:藤原竜也
エレクトラ:中嶋朋子
ピュラデス:北村有起哉
メネラオス:吉田鋼太郎
ヘレネ:香寿たつき
プリギュア人:横田栄司
知らせの者:田村真
ヘルミオネ:前川遙子
アポロン:寺泉憲
テュンダレオス:瑳川哲朗
コロス:
市川夏江 江幡洋子 井上夏葉 羽子田洋子 難波真奈美
今井あずさ 栗田愛巳 松坂早苗 坪井理奈 江間みずき
さじえりな 植木彩子 成澤希見子 額田麻椰 村田京子
侍女:永野雪絵 茂手木桜子
従者:横田透 兼子和大
演奏:東佳樹 内田真裕子 山下由紀子 石橋知佳
メインは、元四季の前川遙子ちゃん。
そして、中嶋朋子さんは、ドラマ『北の国から』の蛍ちゃんの頃から好きな女優さんなので、初めて生でお目にかかれるのが楽しみでした。
蜷川氏演出の舞台っていうのも初めてだったので、興味あり。
舞台は、いきなりはげしく雨が降っていて(本物の水です、かなり大量の水)、エレクトラの中嶋さんが雨に打たれていて、度肝を抜かれます。
エレクトラの叫びのようなセリフで、状況が説明されていきます。
物語を理解するに必要なことは把握できたけど、細部は右から左へ。複雑な家系図なので、一度で理解するのは不可能です・・・。
母親を殺してしまったオレステス。殺した理由は、母が不貞を働いた上、父を殺したから。
母殺しは、神アポロンの命によるものという。でも、オレステスはその罪におののき、狂気となる。
場面は、母殺しの日から6日目、市民の投票により、オレステスと姉エレクトラの処刑が決まる日。
創作の世界の登場人物は、死を恐れなかったりするのが常だけど、オレステスとエレクトラは、死にたくない、という。それがとても人間的。
オレステスも、母殺しの罪におののきながら、自己の行為を正当化して、命乞いする。
狂気のオレステス、藤原くん、熱演されてました。
その演技には圧倒されつつ、オレステスには感情移入できませんでした。
なぜかなぁ・・・?
対するエレクトラの中嶋さん、ステキでした~♪
小柄で細くて、顔がちっちゃくて、その小さな体から発せられるエネルギーがすごかった!
雨にも打たれるわ、叫ぶようなセリフも尋常じゃなく多いしで、過酷な舞台だと思いました。声がかすれ気味だったのは、喉を酷使させられるからでしょうか。
それでもセリフが聞き取れないことはなかったです。
表情、全身での表現に、エレクトラ、かっこいい~と。
あと、かっこいいなぁと思ったのが、ピュラデスの北村有起哉さん。
親友のために潔く命を投げ出すし、知恵もある。
役柄的にかっこいいのでしょうが、魅力的でした。
ヘルミネオの遙子ちゃん。最初のシーンで、母ヘレナに、オレステスが殺したヘレナの姉への墓参りを命じられ去っていき、ラストシーンではオレステスらの企みの犠牲者に。
セリフもありました。可愛かった~♪
剣を突きつけられ、怯える表情もよかったです。
プログラムによると、今年2月に四季を退団して、その後ニナガワスタジオのオーディションを受けたとか。
今後の活躍も、楽しみです。
ストーリー的には、ラストにようやく神アポロン(寺泉さんの声)が登場し、散々悪い女と描かれていたヘレナが、美しいという理由で女神となる。
おいおい・・・って感じですが。
オレステスはヘルミオナと、エレクトラはピュラデスと結ばれ、メネラオスにも国が与えられ・・・と、神によるハッピーエンド。
その結末が告げられると、客席の上から大量の紙が落ちてきました。世界のいろんな国の国旗の図柄と、その国の国歌(おそらく)の歌詞(日本語)が書かれた、A4サイズのペーパーです。
尋常じゃない量が降ってきて、ときには、ドサっと、100枚くらいの塊が落ちてきたりして、床は紙だらけになって、後の掃除が大変そうでした。
すごい中途半端な感想になってしまいましたが、貴重な体験でした。
【キャスト】
オレステス:藤原竜也
エレクトラ:中嶋朋子
ピュラデス:北村有起哉
メネラオス:吉田鋼太郎
ヘレネ:香寿たつき
プリギュア人:横田栄司
知らせの者:田村真
ヘルミオネ:前川遙子
アポロン:寺泉憲
テュンダレオス:瑳川哲朗
コロス:
市川夏江 江幡洋子 井上夏葉 羽子田洋子 難波真奈美
今井あずさ 栗田愛巳 松坂早苗 坪井理奈 江間みずき
さじえりな 植木彩子 成澤希見子 額田麻椰 村田京子
侍女:永野雪絵 茂手木桜子
従者:横田透 兼子和大
演奏:東佳樹 内田真裕子 山下由紀子 石橋知佳
前川さんご活躍で嬉しいですね。
北村さん、かっこよかったですか!
彼はメタルマクベスでベース担当のグレコでっす(笑)
あのバンドでの北村さんの活躍ぶりを是非京ちゃまに見ていただきたいっ
中嶋さんよかったんですね。北村さんは私も最近注目しているので、藤原くんだけに浮かれずちゃんと見てきたいと思います!!
一回目は2階席で紙をバラ撒く黒子さんの隣り、二回目は1階席だったのでその舞い落ちてくる大量ぶりにビックリしました。
京さんレポの作品の要約がすばらしいのでトラバさせていただきます。
北村さんは、メタルマクベスですか~!
タイトルくらいしか知らない、未知の世界ですが興味シンシンです♪
正統派男前って感じでかっこよかったですよ~
名古屋公演最終日ですか。楽しみですね~♪
中嶋さん、好みはわかれるかもしれませんが、私はとっても好きでした。なので、声がちょっと残念でしたが。
ちゃっぴーさんも、北村さんに注目なのですか。
楽しんできてくださいね。
>fudohさん
つたないレポですが、読んでいただいてありがとうございます。
東京は、2階席で、黒子さんが紙をバラまいていたんですか!
大阪は1階のみの劇場なので、どこからかわからない天井から、紙の塊が降ってきました