酔いどれにゃんこ

観劇記録など書いてます。コメント・TB歓迎です。

サ・ビ・タ~雨が運んだ愛 総集編その3

2008-08-23 18:56:03 | 観劇記録(東宝):サビタ
ユ・ミリ登場、「ご結婚、おめでとうございます~
と超ハイテンションで、結婚おめでとうのナンバーを。

突然のできごとにあっけにとられている2人ですが、ユ・ミリにつられて思わずステップ踏んでみちゃったりしてるドンヒョンがかわいくっていいです。

家を間違えてきちゃってるユ・ミリなんだけど、新婚夫婦の家庭だと思い込んでるところ、ドンヒョンがスカートはいてるし、勘違いパニックのままやりとりが。
とりあえず、ドンウクから、「服!!」と言われ、「早く言えよ」とバスルームに駆け込むドンヒョン。
上半身着替えながら出てくるドンヒョンに悲鳴あげるユ・ミリ。

同性愛者の結婚だと思い込み、状況を納得しようとパニックになりつつ哲学的な用語を並べてしゃべり続けるユ・ミリ。
ついにドンヒョンが「もういい!お前はどこの家を訪ねてきたんだ?」
ときくと、アパート名が間違っていたことが判明。
間違いがわかって、いつも失敗ばかり~と、ユ・ミリの激しいロック調の歌。
あっけにとられてる兄弟。

電話を借りて会社に報告の電話をかけるユ・ミリ。
あまりの失敗ぶりに、電話の中でクビを言い渡され・・・電話機をゴミ箱に投げ込んでしまう。
泣きじゃくるユ・ミリを慰めるドンヒョン。泣いてたユ・ミリが「何のにおい?」と・・・「イシモチの煮付け~!」
真っ黒にこげてしまったイシモチの煮付け入りの鍋から煙が上がるのをみて、また泣き出すユ・ミリ。
なぐさめ役をまかされたドンヒョン。
「やっと見つけた仕事、8時間でクビになった私の気持ちわかります?」となきじゃくるユ・ミリに、「わかるよ。」とドンヒョン。1時間でクビになったことがある、と。
渋りながらも、クビになった理由を、「漁船の補助船員をしてて、マグロをとる船に乗るはずが、間違えて乗った船がカタクチイワシの船だった」
カタクチイワシに反応して、泣いたカラスがもう笑った状態のユ・ミリ、つられてドンヒョンも笑うと急に真顔になって、「あなたも何かを探すのが苦手みたいね」と。
若いときは、失敗もあるよ、とデュエットで歌。
歌い終わって少し打ち解けたふたり。

ドンヒョンが毎年兄に出していたハガキを見つけ、「作文力ないわねぇ~」
それが全部同じ日付で、今日であることに気づく。
上手側のベランダに出て、ここでも傘さして、ジョウロの雨。
帰る、というユ・ミリに、兄に聞こえないことを確認して、「いくらだ?」と尋ねるドンヒョン。
勘違いして、「こんな格好してるけど、そういうつもりじゃありません!」とバッグを投げつけて叫ぶユ・ミリに、「お前じゃない、イベントの値段だ」
40万ウォン以上なら最高の雰囲気を演出します、ということで、ピアノに隠してたお金を取り出し、「41万ウォン。これで、結婚式じゃないけど、兄貴の誕生日祝いをしてほしい。心配ばかりかけてる弟だから、今日は楽しませてやりたいんだ」と依頼。
ドンヒョンの『哲学的な頼み』で、「オレは急進改革派だが、兄貴はザンチンホシュハ、ザンシンホチュハ・・・
要するに、オレが金を出したってことは内緒にして、お前が個人的に祝ったことにしてほしいんだ」
契約成立で、パーティーの準備を始めるユ・ミリ。「マドロスさんも手伝ってね」と言われ、イヤがるドンヒョン。パーディーの準備の歌。
嫌がってたけど観念して着替えて準備するドンヒョン。
歌い&踊り終わって、
「照明さん、あかり落としてください!」で、照明器具が落下してきて、「なんでやねん!」
「照明さん、あかりを消してください」で真っ暗に。

「なんでイシモチがあんなに真っ黒になるまで気づかなかったんだろう。ここも真っ暗・・・」とドンウクが登場すると、
ユ・ミリの「おめでとうございま~す」、二人のクラッカーで明るくなります。
「おめでとうって、また結婚するの?」なんていうドンウクに、「お誕生日、おめでとうございます~!」「あ、そういえば、今日は兄貴の誕生日だったなぁ。忘れてたぁ」とピエロの格好で登場するドンヒョン。
とにかく、パーティー、ってことで、お誕生日おめでとう~の歌&ダンスで盛り上がり。
育くんドンヒョンのピエロ衣装でのダンスもかっこいいのです。
客席両端では紐をひっぱって音符のセットを揺らしたり。
上からは風船が客席に降ってきたりと、盛り上がります。
ラストは、客席最前列に配られてたクラッカーを鳴らしたり。

千秋楽のマチソワは、リピーターが盛り上がりすぎて、風船を舞台に何度も投げ入れたりして舞台がちょっとストップしちゃったり・・・

「何歳になったんですか?」で「22歳」とボケてみたあと「40歳」と。
ケーキにローソクを立てようとするんだけど、10歳、20歳、30歳、と3本たてたところで1本不足。
ろうそくなら台所にいっぱいあるから、とドンウクがとりにいこうとしますが、「主役はかわいい女の子と話しをしてな」と、ドンヒョンが退場。

女性は苦手というドンウク、ユ・ミリの短いスカートをみてドキドキして、ピアノの上のメトロノームで脈をはかってみたり。
「優しそうな弟さんですね」
「私にも兄が二人いるんです。でも二人は喧嘩ばっかり」などと、緊張しつつ少しずつ会話が。
「キレイな爪・・・」とドンウクの手を取るユ・ミリに、「お兄ちゃんもう無理!」とキッチンに駆け込むドンウク。
ピエロの衣装を脱いだドンヒョンが、「おれが探すよ」とドンウクをリビングに帰すんですが、ここのドンヒョンがなんというか不自然な二枚目で、かっこいいけどおもしろいのでした。
「あいつどこ目指してるんだ?」と首をかしげるドンウクは再びユ・ミリと二人きり。
「私の年齢のころには何になりたかったんですか?」というユ・ミリの問いに、「ピアニスト」と答えるドンウク。「でも、ピアノはドンヒョンの方がずっとうまいんですよ。」とうれしそうに話すドンウク。
ドンヒョンの話題になるとうちとけて、毎年来る短い文の話のこととか、盛り上がっているところで、青い紙を手にしたドンヒョンが飛び出してきて、歌。最初の方でドンウクが弟や家族を思って歌ったのと同じ曲、兄を思うせつない歌です。
シーン的には、歌い終わったあと拍手なしに進行してほしいところだけれど、歌が見事で、つい拍手が起こってしまいます。

診断書をドンウクにつきつけて、「ずっとかくしておくつもりだったのか?」と。
末梢神経が麻痺していて、学校も実は1か月前にやめていたことが判明。
あとで話そうというドンウクにつめよるドンヒョン、ユ・ミリはろうそくを探しに、と席をはずします。

自分のことはいいから妹や弟のことを思うドンウク、自分の人生を犠牲にして弟たちにすがって生きるような兄から逃げ出したかった、と責めるドンヒョン。
40歳にして一人、一緒に病院に行ってくれる人も祝ってくれる人もいない、こんなさびしい誕生日ってあるかよ、という言葉、かなりグサっときます・・・。
兄と弟のぶつかりあう歌がここでもまた。
お互いを思ってのことだけに投げつけられる言葉が痛いです。
そしてついに・・・ドンヒョンが「兄貴はあきらめが悪い性格だよ」と、右手の手袋をはずします。大きな傷跡。漁の事故で手の神経が切れた、繊細なピアノの演奏なんてもうできない、と。
呆然とするドンウク。
ピアノから札束を取り出して投げつけ、兄貴への借りだよ、兄貴の空しい人生の対価だよ、と。
ろうそくを見つけて出てきたユ・ミリが二人を止め、どうしてそんなにぶつかり合うの?本当は誰よりもお互いを必要としているのに・・・
飛び出していってしまうユ・ミリ。

荷物置き場になっていた自分のピアノをみて、「甥っ子や姪っ子たちが弾いてくれたらいいんだけど。おれたちにはもう必要ないから」と・・・荷物をどかしてひさしぶりにピアノのふたをあけて、鍵盤を触ってみる。
そしてゆっくりと曲をひきはじめる。たぶん、高校のときにコンクールで優勝したっていう、ドンヒョンの作った曲なのでしょう。
弾いてみるのだけれど、途中、麻痺している右手がうまく動かなくて悔しさをぶつける・・・
ゆっくりとドンヒョンも自分のピアノに歩み寄り、そして・・・弾き始める。
ドンウクがピアノを弾き始めたあたりから、雨の音もとても美しく、ピアノと雨のハーモニーになっています。
ドンヒョンがピアノを弾いたことで笑顔になるドンウク、そして、二人でのピアノ。音が溶け合うとともに、二人の心が通じていく感じがたまらなくよいです。
弾いてるお二人の表情もステキ。そして雨があがり次第に空も明るくなって・・・虹も出てきます。
ユ・ミリもそっと戻ってきて、二人の様子に笑顔に。
最後は息を合わせて演奏を終えると、客席からは拍手。千秋楽は拍手止まらなくてショーストップでしたね。
センターに歩み寄って、そっと握手を求めるドンヒョン(ユタで、いじめっ子たちがユタに握手を求めるシーンを連想しちゃいます)、ドンヒョンを抱きよせ、ハグする二人。ユ・ミリが近づいて拍手をすると、あわてて離れる二人です。

ユ・ミリが、「やりかけた仕事は最後までやらなくちゃね」と、誕生日のドンウクにろうそくをさしだして「願い事を言ってください」
「もう願い事はかないました」と笑顔のドンウク。
「じゃあ、それがずっと続きますように」と、ろうそくに火を。
3人で、ケーキのろうそくに火をつけながら、最後の曲、『サラン』を。
胸があったかくなるステキなナンバーです。
歌がおわったところで、灯りが消えて、終了。


やっと終わりました。文章力なくってごめんなさい。
すでに記憶もあやしくなってるので、間違いがあればすみません。

再演を心から希望しております。




サ・ビ・タ~雨が運んだ愛 総集編その2

2008-08-19 19:43:09 | 観劇記録(東宝):サビタ
このペースだと最後までたどりつけそうにないので、簡単に。

このあたりから笑いどころ満載です。

部屋の中の洗濯物をみて、「これ兄貴のか?」と尋ねられ、「これがオレのに見えるか?ヨンソクのだよ」とドンウクが胸にあててみるちっちゃなよだれかけ。
ヨンソクって誰?の問いに、「チョンヒの息子の名前だよ」
「チョンヒ姉さんあの顔で結婚したの?」
「姉さんの悪口言うな。年齢とともに化粧が進歩したんだ」
「兄貴も言ってるじゃないか」
で、「何で兄貴がこんなの持ってんだ?」
と示す派手な黄色いブラジャー。
カラフルなブラを3つ重ねて膝の上でトントンとたたいてたたむドンウク。
ヨンヒは3人目を妊娠して、チョンヒは仕事が忙しくてと説明するドンウクに、
だからって兄貴が姉貴たちの洗濯もしてるのか?と尋ねるドンヒョン。
「いいや。」「じゃあ誰が?」「洗濯機」「同じだよ」
で、ピンクのティーバックを「どっちが前だかわかんないな?カタカナのト、ハングルでア、ちょんまげ!」とぼけるドンウクに、「きもちわりいよ」とつっこんだり、無視して「なんかつっこんでよ」といわれたり。
このあたり、駒田さんの芝居がさえてます。

ただ、このシーン、洗濯ばさみではさんである洗濯物をはずすときに、ブチっと引っ張ってしまうのが、どうしても気になります。そんなことしたら傷むよ~と。
他のシーンではドンウクすごく几帳面なので、そんなはずしかたはしないような気がする、と毎回違和感を感じてたのでした。、

ドンウクが洗濯物を上手側に片付けていると、お母さんの揺り椅子に座るドンヒョン。
「ほら、着替えろ」と着替えを渡すドンウクにここでは素直に従うドンヒョン、
舞台センター前方にきて、上着を脱ぎ(ここで生二の腕)、オーバーオールを下ろして脱ぎ始める・・・で、現れるトランクスが、お魚模様か水玉模様のかわいいやつで、ドンウクが、「あ、お魚たん♪」とか「あ、水玉たん♪」とかいうので、
はっと客席のほうをみて、「なによ!!」と叫んでまとめて服をかかえてバスルームに駆け込むドンヒョン育三郎くんがとってもかわいいのでした

着替えてるドンヒョンと、部屋に残ってる洗濯物を片付けながら会話をするドンウク。
着替え終わって、「何だよ、これ!!」とバスルームから出てきたドンヒョンは・・・オレンジの花柄のサンドレス
「ヨンヒのために作ったんだ。うまくできてるだろ・」と平然としてるドンウク。
「うまくできてるとかそういうんじゃなくて・・・」というドンヒョン、上手側でドンウクが両肩の紐をおろしたりしてドンヒョンの上半身が・・・:!
これに「イヤ・・・!」って反応して対抗する育くんが最高にかわいかった。
「こんなの人に見られたらどーすんだよぉ」
といいつつ、素直に着てるし。
ラストのの方は、お兄ちゃんが「ネジネジくん♪」っていいながら肩のところを直そうとしたりも。
このあたりは、初観劇のときの一番のショーゲキでした。

兄弟の会話が続き、兄はベランダの窓を開けて空をみていると、ドンヒョンは座って靴を脱ぎ、ボロボロで穴のあいた靴下をさらに脱いで足の裏をゴシゴシと拭いている・・・と窓を開けて外をみていたドンヒョンが、「何だ、この地獄のようなにおい・・・!?」
と言って、ドンヒョンの靴下を発見。
「なんだそれ~。いつから洗ってないんだ?」
「2ヶ月はたってない。1ヶ月はいて、裏返してまた履いて・・・」と平然。
で、ここで、この『汚い』靴下が、客席に飛んできちゃうわけです(笑)
ドンウクがうまいこと、ホント触るのもイヤな汚い物のように扱って投げつけるので、投げられた方も舞台に投げ返しちゃうことが期待されてます。
実は私も一度だけ飛んできて、キャッチして投げ返したんだけど、舞台に届かなくって、隣のお姉さんが拾って投げ返してくれたことがありました。ステキな思い出です。
舞台に戻ってきた靴下、ドンウクに洗ってこいと言われて、靴下でテーブルをバシっとたたくと、すかさずファ○リーズを持ってドンウクがシュシュっと。
ピアノの上に熊のぬいぐるみがいるんですが(これ、たしか一度育くんのブログに登場してたよね)、これを捕まえて・・・靴下を熊さんの顔にゴシゴシこすりつけてしまうドンヒョン。
「おれのユーシンちゃんになにをする!」と慌てるドンウク。
グッタリしてるくまのユーシンちゃんにファ○リーズして、心臓マッサージしたりして生き返らせます(笑)
靴下が飛んだあたりの客席にも、シュシュッと。

再びドンヒョンがバスルームにいる間、「洗濯物ためてるだろうなぁ」とドンヒョンのカバンをあけてみるドンウク。洗濯物のほかに、ナイフと札束を発見してしまい、不安になるドンウク。
ドンヒョンが出てきたので、慌ててカバンをサンドバックがわりにボクシングの真似をしてごまかすドンウク。
「洗う物あったら持っていけ」と浴室にカバンを持って行かせるのだけど、気になる中身のことは聴けず、「ドンヒョン」と話しかけて「ご飯まだだろ」などなど。
その中で、「その手袋・・・」
そう、サンドレス姿になっても、ドンヒョンは黒い指先のあいた手袋を右手につけたまま。
ちょっと動揺しつつ、「これ、気に入ってるんだ」と、カバンを置いて「かっこいいだろ」と、DAIGOポーズを決めるドンヒョンの育三郎くん。
バスルームに入り、ドンウクがいなくなったのをみはからって、カバンに入ってた札束を持って出てくるドンヒョン。
隠し場所を探し、ピアノの鍵盤の上に並べてフタを閉めると、ドンウクが戻ってくるので、ピアノのいすに足を乗せて腕立て伏せをするドンヒョン。
楽の頃は、すごい回数やって拍手もらってましたね(笑)

前後しますが、再会したあたりで、久し振りだなぁってことで、7年2十何日かぶりと(数字忘れました)。
ドンヒョンが、毎年ハガキを送っていたので、ハガキが7枚なので7年か、と。
ハガキの中身はどれも短くて、「元気か?」「おれは元気だ」「元気で暮らせ」などなど・・・一番最後のでやっと8文字だけ。
でも、毎年同じ日に出されている貴重なハガキです。

ドンウクがドンヒョンに、話しようか、と。
イヤイヤながら応じるドンヒョン。
ポケットからタバコとライター。「タバコ吸うのか・・・」とかわいいカバーをつけた灰皿を持ってくるドンウク。
なんの臭いだ?タバコ・・・じゃなくって、ワカメスープが焦げてしまった。

お前、ホントにどうしてたんだ?危ないことに巻き込まれてるんじゃないだろうな?というドンウク。
「オレがそんな顔に見えるか?船に乗ってた。」と話すドンヒョン。
「落ちたらどうするんだ。」「泳げばいい」「海は広いよ大きいよぉ」
とか、
おにいちゃんの眼を見て話せ、といいながら、視線を向けられてそらしたり。

何か飲みながら話しようか、というとドンヒョンは「酒!」
「酒~!?」と言いながら準備するドンウク。
hiteの小さいビンビールと、ストローをさしたヤ○ルトっぽいちっちゃいかわいいドリンク。
ビールの栓を口であけてラッパ飲みするドンヒョンに、ストローでヤ○ルトをすするドンウク。
「大学をやめた理由は何だ?」という兄に、「ピアノは女みたいでイヤになった。男らしく生きたい。」「ウソだ、そんな格好して!」(←ドンヒョンはサンドレス姿・笑)

じゃあ、兄貴はどうなんだよ?と、ぶつかりあう歌。
このあたりから兄弟の関係がみえてきます。
ドンウクが隠してたチョ先生の写真を突きつけるドンヒョン。
自分の問題を避けてるのは兄貴の方じゃないのか?
と言い争っていると、玄関のチャイムが。

チョンヒが来てくれたんだ~と、ドンヒョンの追及から逃げて迎えにいくドンウクだけど、はげしくピンポンがなり、「あいつ誰に似てあんな戦闘的なんだ?」

・・・と荷物とともに登場した、ウェディング・ドット・コムから来たユ・ミリ。


では、続く・・・かしら

サ・ビ・タ~雨が運んだ愛 総集編その1

2008-08-19 18:53:08 | 観劇記録(東宝):サビタ
上演期間中は、内容についてあまり書いてなかったので、憶えているうちにレポらしきものを書いておきます。
すでに記憶があやしくなっていて、順番とか違ってたらすみません。

単なる自分の覚書です。無駄に長くなりそう。

    


客席に入ると、幕がないので、セットの置かれた舞台。
アパートの部屋の一室、洗濯物がいっぱいぶら下がっています。
かかってる洗濯物、いろんな国の国旗模様の服とかタオルとか、楽しいです。

開演前のアナウンスは、韓国語で、重ねて日本の出演者が日本語で。

オープニングの音楽が流れると、上手からドンウク役の駒田さんが登場して、韓国語で「アニョハセヨ~」とあいさつ。しばらく韓国語でしゃべってから、「大丈夫、ここからは日本語です」と。
そして、このミュージカルは客席参加型です、ってことで、まず下手側へ行き、3列目くらいのところの壁に引っ掛けてあった紐をはずして、お客さんを指名して、引っ張らせます。すると、舞台の下手端の上部にある如雨露が傾き、雨が降ります。
今度は、舞台を横切って上手側へ。上手側でも同じように・・・と思ったら、最初に紐を引っ張ると、ステージ上に洗濯物を吊るしているロープの一本が外れちゃいます。
あ、間違えた、ってことで、次の紐を引っ張ると、上手側に雨が降ります。
どちらも、途中で雨降らせてくださいね、と。

落ちてしまった洗濯物を「あ~あ」と片付けながら、舞台が始まります。

雨、憂鬱だなぁという表情から、音楽が明るくなり、イスの上の洗濯物を片付け、上手から送風機?みたいなのを持ってきて、吊るしてある洗濯物のふきかけます。
テーブルクロスをひっくり返して、始まり始まり~。
「スタンバイ、オッケ~♪」で始まるナンバーを歌いながら、上手からワゴンに乗せたお皿やろうそくなどを持ってきて、テーブルに並べます。
舞台には2台のスタンドピアノがあるんですが、上手側のピアノの上に乗ってる写真立てを3つ持ってきて、テーブルに並べます。
ドンウクの妹、ヨンヒの家族の写真、同じく妹チョンヒの家族の写真、そして弟ドンヒョンの写真。
写真、遠目にしか見えなかったけど、さわやかな育三郎くんの笑顔がステキです。

歌が終わって、まだ音楽が流れている中、電話がなります。
コードレスの受話器を取って通話。電話はヨンヒから。
音楽がうるさいので、リモコンを持って、ピアノの上のステレオに向かって切ろうとするが切れず。何回か繰り返したあと、客席後方の音響さんに向かってスイッチを押すと音楽が止まります。絶妙な間に笑いが。
しばらく、電話でドンウクとヨンヒの会話。駒田さんの受け答えだけで内容がわかります。うまいですねぇ。
電話の内容は、来る予定だったヨンヒ、義理のお母さんが来ることになったので、行けなくなったという連絡です。
そして、ヨンヒは、兄にチュオタン(どじょう鍋)の作り方を教えて、と頼みます。
ドンウクは、自分が作るから、家に来て一緒に食べればいいのに・・・とちょっとさびしそうにいいつつ、作り方を伝授。
これが2曲目の歌です。タイトルは、『チュオタンの作り方』でしょうか?(笑)
(プログラムにはミュージカルナンバーのタイトルなど載ってないんです)
なかなか陽気な歌です。
ここで、客席いじり。ひととおり作り方を歌い終わったあと、「え、難しい?」と客席に問いかけ、「インスタントラーメンを作るみたいには簡単にはいかないけど、コツがあって・・・」
と、客席におり、ターゲットを見つけると、なんとお客さんの髪をわしゃつかんで「こうやってよくかきまぜるの」と、髪の毛をグシャグシャにしてしまいます。
千秋楽の公演は止めてた髪飾りをはずしてかき回してました(笑)
チュオタンの作り方が終わり、来れないのは残念だけどしかたないなぁ、と、「キムチはまだあるのか?」と会話を続けるのに電話は切れて、ツー、ツーという音。

ヨンヒの家族の写真をちょっとさみしそうにピアノに戻すと、再び電話が。
「来れることになったのか?」とうれしそうに電話を取ると、今度は下の妹のチョンヒから。チョンヒも、会社の上司の引っ越しのためにこれなくなったとのこと。
会話をしながら、下手側のベランダに出て、傘をさし「こんなひどい雨なのに」と言うと、お客さんが紐を引っ張って雨を降らせる、というしかけです。
気づかなくってなかなか紐を引っ張らないと、何度か繰り返して促します。
お客さんがリピーターで、すぐに降らせたときには、チョンヒとの電話の会話で、「今ベランダ出たらよく覗いてる人がいたんだ」みたいなことを言い、なかなか気つかなかった場合には、「ボーっとした人がいたんだ」などと。
ぼーっとした人の方が多かったです。
そして、チョンヒの息子のヨンソクのことを話そうとするとやはり電話が切れてしまいます。
ヨンヒ、チョンヒいずれとの会話でも、さりげなく「今日が何の日か知ってるか?」と尋ねますが、憶えていないようで、「なんでもない、みんなでご飯でも食べようと思っただけだ」と。ここもちょっと切ないですね。
実はこの日、ドンウクの誕生日なんだけど、二人とも憶えていないのかぁ・・・と。でもこれで、ドンヒョンの兄思いが際立つんですよね。

電話が切れ、チョンヒたちの写真も戻し、ドンヒョンの写真をみて、「お前は・・・来るわけないよな」と。
3つ立っているろうそくの火をひとつずつ消し、3つ目を消そうとしたところでとどまり、ここでバラード調のナンバー
1コーラス目は、弟のドンヒョンはどうしているだろう、というような内容、2コーラスは他の家族のことも想った歌詞でしょうか。誰も来ない誕生日、せつないです。
この曲は、最後の方でドンヒョンが兄を思う歌としても歌うので、リピートすると切なさが増しますね。
歌い終わって、写真のドンヒョンに微笑んで、ろうそくを消して、ソファの上にある青い紙(実は診断書)を手に取り、ドンウクは上手側のキッチンなどのある方へ退場。

部屋も薄暗くなると、下手奥、玄関の扉が開いて閉まる音がして、誰かが入ってきます。迷彩服の上下を着てフードもかぶったドンヒョン。部屋の様子をあれこれ確認し、テーブルの上に自分の写真があることも確認。下手側のピアノを開けてちょっと音を出し、ふたをしめたところで物音に気付いたドンウクが出てきます。

「動くな!」と、卓上掃除機を、「ライフルを持ってる」と構えるドンウク。
背中に掃除機を当てられ、「手をあげろ!」「そのままゆっくり歩け」と言われ、後ろに歩き、「前だ!」途中、ドンヒョンが振り返るとおびえて掃除機を投げるドンウク。
「これがライフルか?」が最初のドンヒョンのセリフかな?
おびえて背中をむけているドンウクの背中やお尻を掃除機でゴシゴシ(笑)
「久し振りだな、兄貴!」と言われ、電気をつける。
ドンヒョンとの再会に大喜びのドンウク。

雨にぬれているドンヒョンの身体を拭こうとタオルを持ってきて「相変わらずだなぁ」と子ども扱いすると、「うるさい!」と。
『相変わらずだな』というナンバー、イベントで歌ってくれた曲です。
歌いながら、ドンヒョンが洗濯物を投げたりティッシュやティッシュボックスを投げてドンウクがキャッチしたりなどという動きもあり、最後は、ドンヒョンが靴のまま椅子の上に足を乗せると、ドンウクも対抗して、でも靴を脱いで足を置く、とその靴下の柄がかわいらしいのです。靴下の柄は何パターンかありました。

長くなったので、とりあえずここでいったんアップします。

っていうか、まだはじまったばかりだし。次からはもうちょっとはしょります。


サ・ビ・タ 08/08/17MS~千秋楽

2008-08-17 23:56:49 | 観劇記録(東宝):サビタ
通いつめたサビタですが、ついに千秋楽です。

リピーターいっぱいで客席も盛り上がりました。

ソワレ、ピエロ姿のドンヒョンのポケットから、あとで投げる紙テープ(?)が出てしまっていて、ちょっと踊りにくそうでドキドキ。

ソワレの、「俺が探すよ」のあと、クルっと一回ターンが入りました。

マチソワとも、ドンヒョンが兄を思って歌う歌が、す~っごく良かったのです!
いつもステキだけど、今回、最高でした。ホントせつなくなって涙涙でした。

ピアノもね、素晴らしかった。弾き始めのあたりは、ピアノの音と、雨の音もハーモニーを作る感じがいいです。

楽ということで、マチソワとも、「告知」がありました。
駒田さんが育三郎くんに、「告知、わかる?お口じゃないよ」とか言ってました(笑)

育くんは、9月6日の初・ディナーショーのお知らせ。今回初めて発表になったのは、なんとシルビア・グラブさんもゲスト出演されるのだそうです。うれしいなぁ。
それから、12月のラ・カージュ・オ・フォールのお知らせ。

夏希ちゃんは映画2つと、ドラマ「篤姫」に、10月から登場だそうです。

駒田さんは、12月に「AKURO」、3月は育三郎くんも一緒にレミゼ、そして、本日発表できることになった、と、5月に大阪で、『ラマンチャの男』の再演が決定し、新役なのだそうです。ラマンチャをみたことがないのでよくわからないのですが、駒田さんが目指していた役だそうで、客席からはすごい拍手でした。

そんな告知もあり(あ、ソワレは演出の中島さんも登場されました)、本日のイベントは、マチソワとも、みんなで歌おう、『愛』を!!
ということで、『愛~サラン』を歌ってお別れです。
客席にも、歌詞カードがチラシとともに配られてました。

挨拶を聞きながら、さびしくって涙涙でした。

きっとまたどこかで会いましょう~ということで、再演をぜひとも希望です。

千秋楽まで通って、こんなに燃え尽きたのは、久し振りです。

本当にステキな舞台、駒田さん、育三郎くん、夏希ちゃん、スタッフの皆様、本当にありがとうございました

マチネの開演前は、傘がなくても歩けるくらいパラパラと降っていた雨、マチネ終演後からソワレ開演まで、かなり本格的に降ってました。
そして、ソワレが終わったら、きれいに上がってました。
雨が運んだ愛、というこの作品にぴったりのお天気で、感激してしまいました。

サ・ビ・タ 08/08/15・16S

2008-08-16 23:10:57 | 観劇記録(東宝):サビタ
サビタラストスパート前半です。
通いつめてしまいました。
15日は、開幕してから、ふとナビザでチケットをチェックしたら、良席が残っていたのでついポチっとしてしまった公演でした。

楽間近ということで満席、客席もリピーターたくさんな雰囲気で盛り上がりました。
15日は、駒田さんの声がかなりハスキーになってたのが気になりつつ。

どちらの公演も、リピーター対策か、新たなアドリブがあったり、(16日は照明が落ちたとき、夏希ちゃんが、何でやねん!と。)さらに進化を続けるサビタでした。
16日は、夏希ちゃんがやたらと駒田さんにぶつかっちゃってました。

スペシャルカーテンコール、15日は公式で告知されていた石井一孝さんがゲスト。
客席からステージに上がるには、横の階段を使うんですが、石井さんは長い足でそのまま上がってしまいました。それなりの高さあるのに・・・
髪型はヴァーノンのときとほとんど変わってなかった気がします。
石井さんがおしゃべり好きだということは、噂には聞いておりましたが、駒田さんとかけあい漫才のようになってました。
シンガーソングライターとしても活動されていて、9月か10月には、またCDを出すそうです。
いろんなトークが飛び出しましたが、レミゼの話になって、育三郎くんが、「小学生のときに石井さんのマリウスを拝見して、僕もこんなミュージカル俳優になりたいと思ったあこがれの人です」みたいなことを言ってました。
そこで石井さんが、「マリウスをみてミュージカル俳優になりたいと思ったって人はときどききくけど、テナルディエをみてって人は聞かないよねぇ」と。
すると駒田さん、40過ぎたらあの役をやりたいと思っていたそうです。
いつまでも話が続きそうでしたが、時間ということで終了。
駒田さん、「今までのカーテンコールで一番長かった」と。そして、「今日は劇場がいつもより2~3度暑かったね」などなど。
サイゴンの役者さんもたくさんいらしていたようで、ソニンちゃんは名前呼ばれていました。
そして、デュエットつながりの保坂さんもいらっしゃってました。

そして16日は、Special Guest Dayということで、当日まで誰がゲストかは内緒という日。登場されたのは、NHKの黒崎めぐみアナウンサーでした。
さすがアナウンサーさんという感じで、逆に出演者のインタビューっぽくなったりとトークが盛り上がりました。

楽しかった~!
と、今、公式をチェックしたら、16日マチネは育三郎くんの「ドンヒョン・山崎 Special Performance???」だったんですね。見逃したのが心残りだわ・・・

さて、ラスト、前楽・千秋楽です。寂しいなぁ~


サ・ビ・タ 08/08/09M・10S

2008-08-10 02:12:26 | 観劇記録(東宝):サビタ
ついつい通ってしまっております。

育三郎くん、髪を切ってサッパリしてましたね。

9日のスペシャルカテコは、韓流つながりってことで、『冬のソナタ』のよく流れる一番有名な曲(すみません、タイトルしらない)を、3人でピアノ弾いて、育三郎くんが日本語で歌ってくれました~
前日に急に言われた、とのことですが、ステキでした。
上手側の席だったので、下手のピアノを弾きながら歌う育くんの後ろ姿だけでしたが・・・
9月6日、これも歌ってくれるかしら・・・?また聴きたいです。

10日は、Cさんとご一緒観劇。予想以上に楽しんでもらったようで、安心しました。
自分が好きだと思った舞台を一緒に楽しめるていうのはうれしいですねぇ。
再演&関西公演、希望~!!
10日は、ジョウロが暴れて、雨がうまくふらなかったりしました。
あの席も、緊張しそうですよね・・・。

ぜいたくなステキな空間、楽しんできました。


サ・ビ・タ~雨が運んだ愛~08/08/02MS

2008-08-02 23:45:56 | 観劇記録(東宝):サビタ
予定外の突発です。
今週は、エスコルタのシングルの発売や、レミゼの発表があったりとニュースがいっぱいで、先週の初日からずいぶん時間がたったような気がします。

舞台は、ホント、何度観ても感動です。

お兄ちゃんのくつ下の柄が、マチネは初めてみるやつだったとか、
マチネでドンヒョンの投げた紙テープが塊のまま後ろに飛んでいったとか。

育くんの「何でやねん!」っていう大阪弁つっこみ、2度目が聴けました。
ソワレは、「そういうことじゃなくって!」だったかな。

前回書いてなかったかもしれないけど、育三郎くんのダンスがステキなんですよ~♪

(ろうそくを)「おれが探すよ!」もパワーアップ

ラストのピアノのシーンも、今回はお兄ちゃんが弾き始めたあたりから胸がいっぱいになりました。

ソワレは、サイゴンの舞台を終えた別所さんが観に来られていたということで、スペシャルカテコの前に、舞台で紹介、ご挨拶。近くで普通の服(衣装じゃないってことね)でみると、ホント、デカくて、ゴツい・・・
駒田さんとは、レミゼで長年(?)共演し、育三郎くんともレミゼで一緒で、夏希ちゃんは先日別所さんのラジオに出演して、出身地も同じ静岡、だとか。
サビタにとっても感動したとおっしゃってました。
そんなこんなで盛り上がり、サイゴンの宣伝もあり、で。


本日はこれで参加♪

帰り、山手線が恵比寿で止まってしまい復旧の見込みなしとのことで、迂回ルートで品川へ。
ヘロヘロになりながら何とか帰宅しました~。

劇場のグッズ売り場で、エスコルタの新曲シングルも愛の流星群も売ってました。
先日の入手困難な状況を思い出して思わず購入しようかと血迷いましたが、踏みとどまりました。

サ・ビ・タ 08/07/26MS・27M

2008-07-27 22:17:52 | 観劇記録(東宝):サビタ
ついに開幕しました~!
この日がホント、待ち遠しかったです。
韓国で14年ロングランされているというこの作品、日本初演に立ち合うことができて幸せです。

と~っても、楽しくていっぱい笑いました。
全般楽しくて、途中ちょっとハラハラして、最後はしんみりあったかい気持ちになります。

雑誌の対談記事とか公式などで、育三郎くんはこれまでとちょっとイメージ違う役を演じると認識していましたが、いざ観てみるとギャップがかなり新鮮です。
育三郎くんのあんな格好やこんな格好やあんな姿や…
あ~、書きたいけどネタバレなので我慢します(>_<)
もう、最高ですから!!

イベントで歌ってくださった曲、プロモでも流れたりしてますけど、ぐっと来るステキな歌です。
兄の駒田さんが歌うバージョンもあるんですが、こちらもステキです。

で、客席参加型というか巻き込み型だと聞いてましたが、見事巻き込んでいただいちゃいました(笑)
その内容も書きたいけど今のところ控えますね。
記念の品を育三郎くんから直接いただいて、最高の記念になりました。

駒田さんの芝居は素晴らしいです!
冒頭、一人芝居なんですがホントうまいです。
魅力的な兄ドンウクの芝居に、舞台がぐっと引き締まります。

夏希ちゃんとってもかわいい♪
歌はミュージカル初挑戦ということもあってまぁあれですが、それ以外の存在感、表情、仕草その他もろもろホント魅力的でした。

26日ソワレは、正式な初日ということもあってか、カテコが特に盛り上がりました。
通常カテコ、その後の特別カテコは韓国キャストの紹介で、終了したあとも拍手なりやまず、もう一度カテコの歌とダンスが。

カテコの挨拶では、「何度でも足をお運びください」「良かったと思ったらお友達知り合いにぜひ紹介してください」とのことなので、迷ってる方はぜひ劇場へ(笑)

で、ついついチケット増やしてしまいそう・・・と誘惑されてましたが、すでに1枚追加しちゃいました・・・