酔いどれにゃんこ

観劇記録など書いてます。コメント・TB歓迎です。

屋根の上のヴァイオリン弾き☆2/19(日)S

2006-02-19 23:59:03 | 観劇記録:その他
18日の『SHOCK』のチケをゲットした直後、譲渡板に出ていたのを見つけて、譲っていただきました。

この演目に関しては、あまり知識はなく、名曲『サンライズ・サンセット』のミュージカルってことと、ロシアが舞台ってことくらい。
かつて、映画をTVで片手間にみたことがあったのですが、よくわからないままに終わってしまったので、期待半分、不安半分の観劇でした。

が、観て大正解でした

決してハッピーエンドではなく、やりきれない思いも残るのですが、強さと明るさと優しさを持ったテヴィエの姿が、なんとも魅力的で、元気になれます。
神様との会話、妻と娘たちを愛する姿、そして、コミカルな芝居が絶妙でした。
「神様~」「だが一方」などの繰り返されるセリフの癖になるイントネーション、妻を恐れるときのかわいらしい表情や仕草。そのたびに自然に笑ってしまいました。
もう、すっかり、市村さんのファンになりました。

浅茅さんゴールデ
たくましい母であり、妻。
テヴィエがめっちゃいい人で魅力的なんだけど、いい人すぎちゃうところを、しっかり者のゴールデが支えてる感じ。
2幕の、『愛してるかい?』は、しみじみしちゃいました。

駒田一さんモーテル&匠ひびきさんツァイテル
かなり、ヒットでした。気の弱い、貧しい仕立て屋さんだけど、ホントにツァイテルを愛してるのね~。駒田さんテナルディエ、観てみたいなぁ。
そして、そんな一見さえないモーテルを愛するツァイテル。歌でちょっとずっこけたのは置いといて、しっかり者の長女でした。

吉野圭吾さんパーチック&剱持たまきさんホーデル
このカップルが、惹かれあう過程からとっても理解できるので、感情移入しちゃうかな。
と同時に、激しい人生です。シベリアの流刑地にまで追いかけていってしまうホーデル、そのパワーがすごいです。
『サンライズサンセット』で、「いつの日にか私たちも」と歌う声が、ステキなお二人でした。

中西陽介さんフョートカ&安倍麻美さんチャバ
このカップルは、若さゆえの暴走?だけど、やはり激しい人生を選びます。
でも、ラストのパパにお別れにくるシーンは、グッときましたね。

そして、注目の富田浩路さん。
『フルマセーラ』という、テヴィエの作り話の夢の中で、ツァイテルに求婚する金持ちの肉屋ラザールの死んだ妻の亡霊役。
激しいメイクで荒れ狂います(笑)
他は、カテコまで発見できなかったけど、パワフルなお姿に、うれしくなりました♪

いい作品と出会えて、ホントに良かったと思います。
近かったら、通うのになぁ・・・。

サンライズサンセットは、長女ツァイテルとモーテルの結婚式シーンの歌だったんですね。
哀愁ただようメロディーだけど、愛にあふれた歌詞、ジーンときました。

【キャスト】
テヴィエ     市村 正親
ホーデル(次女) 剣持たまき
チャヴァ(三女) 安倍 麻美
モーテル     駒田 一
パーチック    吉野 圭吾
ツァイテル(長女)匠 ひびき
巡査部長     石波 義人
司祭       青山 達三
アヴラム     石鍋多加史
イエンテ     杉村 理加
ラザール     鶴田  忍
ゴールデ     浅茅 陽子

モールチャ    池田 紳一
サーシャ     大塚 雅夫
メンデル     香取 新一
ヤコブ      佐嶋 宣美
ヴァイオリン弾き 日比野啓一
フョートカ    中西 陽介
ナフム      山本 真裕
ユツック     村上 幸央
ユッセル     小笠原家光
シュロイム    加州 康真
ボリス      板垣 辰治
ラベル      柴崎 義則
ロシアンテナー  杉山 有大
楽士       品川 政治

モールチャの妻・リフカ 塚本理佳
アーニャ        麻希 光
ツァイテル婆さん、キャロル 高塚いおり
シャンデル         深堀晶子
フレデル          大幡浩恵
フルマ・セーラ       富田浩路
ルーチェル・少年      宮野友里加
レベッカ          河合 美香
ミリイラ、少年       稲田みづ紀
シュプリンツィエ(四女)  村尾 真莉
ビルケ(五女)       川口 愛実

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2 コメント

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一度・・ (らいおねる)
2006-02-23 21:36:58
見てみたいと常々思っていたのですが・・・

京さんのこのブログでますます興味がこちらでは公演はないのでしょうかね~?
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ホントに・・・ ()
2006-02-24 21:14:41
関西で上演していただきたいですよね~。



細く長く、愛される作品だと思うので、気長に待ちましょうか



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