今日は、毎年の恒例行事になっている、年末年始用の日本酒の買い出しに出掛けた。
ウオーキングも兼ねて天王寺から歩く事にした。
今日はクリスマス。週末(土曜日)と重なって人出が多いかも知れないと警戒していたが、それ程ではなかった。緊急事態宣言も解除されて自粛ムードが薄れているとはいえ、やはりまだ元の状況には戻っていない様だ。
新世界の辺りを偵察しながら大国町へ。
目的地の「山中酒の店」さんに到着。
階段を上って2Fへ。
いつも通り2Fは素通りして3Fの酒庫へ。
扉を開けると、そこは冷蔵庫。以前にも書いたが、フロア全体が冷蔵庫になっている。いつもながら圧倒的な品ぞろえに寒さを忘れる。
今回は購入銘柄の候補は決めていた(スペックまで細かくは決めてはいなかったが)。広島3銘柄・奈良1銘柄。
「加茂金秀」
「雨後の月」
「花巴」
「寶剱」
かなり迷ったが「寶剱」に決めた。特に理由は無い。美味そうだという勘で選んだ。
購入して店を出る。
本題とは全く関係の無い話になるが。店を出てすぐ、公園の中を横切る。何の変哲もない街中の小さな公園。そこに目立たない石碑が建っていた。その碑文を見て驚いた。「折口信夫生誕の地」と刻まれている。
折口信夫と言えば、柳田國男の流れをくむ民俗学の第一人者である。ここが生誕の地である事は全く知らなかった。やはり徒歩でないと発見できない物があるものだ。何だか良い発見をして気分が良くなった。
大国町から天王寺に向かう。途中「廣田神社」に立ち寄る。
と言うか、たまたま前を通りかかった。たまたまと言うのが逆に神様のお導きの様な気がした。今日の酒が「(コロナを含めて色々な災厄に対し)清めの酒」になる事を祈念した。
「寳剱 純米酒」の感想は後日の「NomuNote」で