お散歩日和 ♪

「山歩き」「街歩き」と「酒」の日々・・・

一徳防山・編笠山(東タツガ岩)

2018-11-18 18:16:32 | ひとり山歩き

2018年11月18日(日) Icon_walk_ss5.660km

今回、原因不明だが後半部分のJogNoteのGPSデータがおかしい。

前日の土曜日は雨予報がはずれて、晴天に恵まれた。この季節、晴れると本当に気持ちがいい。

こうなると「山の虫」が騒ぎ出す。と言う事で明日の山行を決定。

行き先には迷った。「岩湧山」のススキも見納めだろうが、あの人混みを想像すると気乗りしない。

少し早いかもしれないが紅葉に期待して、静かな「一徳防山・編笠山」に決める。

南海高野線「白鷺」駅8:47発に乗車、北野田で橋本行き急行に乗り換える。

このシーズン、乗客の半分以上は登山客だ。その登山客の大半が「河内長野」駅で降りる。やはり「岩湧山」を目指す人が多いのだろう。

私は、その先の「三日市町」に9:08に到着。

普段は見かけた事がないのだが、ここにも登山客がチラホラいる。まさか「一徳防山・編笠山」も混雑しているのではと不安になる。

ここからはバス利用になる。バス停に向かうと停留所にはすでにバスが到着していた。乗客は5名で登山客はいない。静かに歩きたい私はホッとする。

約10分程で「南花台四丁目」に到着。

静かな住宅街の中の坂道を登り登山口に向かう。

やがて辺りは田園風景になり、野池のほとりに登山口がある。

ここに先客がいた。高齢の男女約10名ほどの団体さんだ。丁度休憩を終えて出発するところだった。ここで追い抜ければ良かったのだが、先を越されてしまった。

登山口からは、まず竹林の中の登山道が続く。

狭い登山道で追い抜く訳にはいかず、仕方なく後ろに付いて歩くが、最近の高齢者は元気で良く喋る。登り始めたばかりなのだが、団体さんと距離をとる為に、あえて休憩を入れる。
今日の気温は最高20.1℃と暑くはないのだが、登り始めると汗が流れる。ジャケットを脱いでTシャツになる。

この辺りに「フユイチゴ」が自生しており、赤い実を付けていた。採取して口に含むと、爽やかな甘酸っぱさが口の中に広がる。

団体さんの声が聞こえなくなってからスタート。

竹林の後はスギ・ヒノキの植林と自然林が入り混じる、比較的に緩やかな傾斜が続く。


途中、北側の展望が開けて「大和葛城山・岩橋山」方面が望める。


しばらくするとまた団体さんの賑やかな話し声が聞こえて来た。ここで休憩中の団体さんを追い抜く事が出来た。

やがて「鞍部」で「旗倉山」からの登山道と合流。ここからは平坦な尾根道歩きになる。

右手に「岩湧山」山頂のカヤトの草原が見える。

右手から「扇畑谷」の登山道、左手から「大ザオ谷」の登山道が合流してくる十字路を過ぎると急登が始まる。

「関電道」特有の黒い階段を登る。

山頂が近づくと登山道は一層細くなり、傾斜は更にきつくなる。

片側が急斜面になっており滑落すると大変な事になる。

途中で「旗尾岳」越しに「金剛山」「大和葛城山」を望める。

休んでは登りを繰り返して

「一徳防山」(541m)山頂に到着。

まだ先は長いので山頂で一息いれてすぐに出発。

足元が悪く滑りやすい急坂を下る。

本当ならこの辺りから紅葉が綺麗なはずなのだが、全く期待はずれだった。時期が早すぎたのか、それとも台風や猛暑の影響なのか。いずれにせよ紅葉と言うよりは枯葉が目立つ。


「一徳防三角点」(544.1m)に到着。

ここでは男性2名が昼食中だった。邪魔しない様に写真だけ撮ってすぐに退散する。

ここから「編笠のコル」までは植林帯の中の下りが続く。

「編笠のコル」から山頂に向けては急登になる。何度も訪問している勝手知ったるルート。分かってはいるのだが、それでもキツイ。
ここでも男女の二人連れに出会う。このルートでは一日中誰にも会わない事が珍しくない。今日の様に人出が多いのは初めてだ。今日の昼食場所に決めている「東タツガ岩」は、一人しか入れない場所だけに、こう人出が多いと空いているか心配になってくる。

急登を登り切ると分岐があり、右にいくと山頂、左が「東タツガ岩」になる。

幸い心配していた先客はおらず、無事に昼食場所を確保。



(本日のメニュー)

・いなばチキンとインドカレー(赤カレー・黒カレー)
・パパッとライス こしひかり
・KING OSCAR オイルサーディン
・柚子、醤油
・Eel River Brewing PORTER(ポーター)355ml
・月桂冠 名水仕込 210ml

まずはビールで乾杯!

日頃「黒ビール」は飲まないのだが 、今日のビールはプレゼントで貰った物なので試して見る。やはり黒ビール独特の焙煎香があり濃厚な味わいだ。料理と合わせるのは難しい感じはするが、単独で飲むにはいいかもしれない。

(ここで一句)
秋空に 連なる峰を 見晴らして
黒いビールの 香ばしきかな

オイルサーディンは日本酒に合うように定番の和風の味付け。

今回は実家の庭で収穫した柚子を持参。醤油を掛けてバーナーで温め、柚子を絞る。

残念だったのは七味の在庫を切らしてしまい七味は無し。やはり七味が無いと少し物足りない。

熱燗をつけてオイルサーディンでチビチビやる。

その間にパパッとライスを湯煎する。

メインディッシュは、9月の「地蔵山」10月の「雲山峰」に引き続き「いなばのカレー缶」

今回は「チキンとインドカレー(赤カレー)」「チキンとインドカレー(黒カレー)」の相がけ。

やはり、いなばのカレー缶はどれをとっても安定の美味さだ。

腹が満たされたところで撤収。

先程登って来た道を右手に見送り、少し登る。

「編笠山」(635m)山頂に到着。ここは展望もないので素通りする。

ここからは下り。新しく造られた林道を横切り更に下ると、「滝畑」と「岩湧寺」を結ぶ舗装路に降り立つ。左折して「岩湧寺」方面に向かう。
舗装路を下って行くと、立派な杉の大木に囲まれる様に建つ「岩湧寺」の本堂と多宝塔が見えてくる。

ここで今日初めて綺麗な黄葉を見る事が出来た。

この後、「岩湧寺」訪問の際には必ず立ち寄る、「雨乞い地蔵尊」横の湧水「長寿水」を訪れる。

何時も通り、夜のお湯割用のお湯をペットボトル(500ml ×2)に採取。

ここからは一般の舗装道路歩き。このルートで最も退屈な区間だ。これが結構長い。「行司河原分岐」まで下って右折、「竹ノタワ」までダラダラと登る。

その後「流谷」の集落の中を下る。

南海高野線「天見」駅に到着。



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海辺散策⑫

2018-11-04 15:50:05 | 海辺散策

2018年11月4日(日) Icon_walk_ss9.726km

 

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海辺散策⑪

2018-11-03 15:46:17 | 海辺散策

2018年11月3日(土) Icon_walk_ss10.420km

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NomuNote(38)「醸し人九平次」「亀齢」

2018-11-02 13:31:16 | NomuNote

今日は約1カ月ぶりの日本酒の会。
今回は図らずも多くの銘柄が集まった。NA君の愛知の酒、U君の広島の酒、同じくU君の鳥取の酒、N君の京都の酒、同じくN君の滋賀の酒、私の愛媛の酒。実に一升瓶2本に四合瓶4本。
さすがに一度に飲むのは無理なので、数回に分ける事にする。
今日はその第一回。
メンバーは、F君・NA君・N君・U君・Kさん・S君(途中参加)と私

まずは愛知の酒



「醸し人九平次 純米大吟醸 雄町」1,800ml (株)萬乗醸造(愛知)

・原材料名 米(国産)・米こうじ(国産米)
・雄町100%使用
・精米歩合 50%
・アルコール分 16度

これは私がリクエストしていた銘柄で、NA君が名古屋に帰った際に調達して来てくれた。
裏のラベルを見たKさんはワインぽい酒である事を察して「自分は苦手かもしれない」と言っていた。

口に含むと、フルーティーな吟醸香と共に、濃醇な甘みと酸味が押し寄せる。実に華やかな味だ。今迄にも濃醇なタイプの酒は色々あったが、その中でも最強クラスかもしれない。しかしそれがピリピリとした発泡感を残してスッと消える。素晴らしい切れ味だ。すぐに次が飲みたくなり、止まらなくなる。確かにワインぽいところがあり、ローストビーフなどのオードブルセットにとても良く合った。
「苦手かも」と言っていたKさんも大丈夫な様だ。
流石は超人気銘柄だけの事はある。納得の一本だった。

今日はこれ一本(一升)あれば大丈夫だと思っていたが、このメンバーにかかるとアッと言う間に空に。もう一本空ける事にする。

次は広島の酒



「亀齢 純米酒 吟仕込」720ml 亀齢酒造(株)(広島)

・原材料名 米(国産)・米こうじ(国産米)
・精米歩合 60%
・アルコール分 15度

広島を訪問中のU君から、ラインで「酒蔵通り」(西条)の案内地図が送られて来た。

「酒を買って帰るが、希望の銘柄があるか?」とわざわざ聞いてきてくれた。地図を見ると何と「亀齢酒造」があるではないか!「亀齢」と言えば、記念すべき「NomuNote(1)」で飲んだ酒(亀齢 辛口純米八拾)。どんなグレードの物を購入するかはN君に任せるとして「亀齢」をリクエストした。

こちらは先程の「九平次」とは対照的に淡麗な飲み口。米の旨味を感じる。後味もスキッと辛口で美味い。洒落では無いのだが綺麗な味だ。

今回は期せずして好対照の酒に当たり、飲み比べの醍醐味を味わう事が出来た。

この日のN君は「気の抜けたサイダー」「音響の悪いホールで聴く音楽」「水臭い」などの批評を連発。
期待通り絶好調であった。

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