お散歩日和 ♪

「山歩き」「街歩き」と「酒」の日々・・・

NomuNote(7)「信濃鶴」

2016-09-30 16:23:25 | NomuNote

今日は、先週の「信州駒ヶ根ハーフマラソン」に参加したN君が買ってきてくれた日本酒をご馳走になった。メンバーはF・N・S・U・私(敬称略)の5名。U君は色々と事情があって、何時もの通り缶ビールを2本だけ飲んで定時に帰って行った。参加率が非常に低いS君、何時もは理由不明のまま帰ってしまうのだが今日は参加。実はS君、地酒がある会の参加率は非常に高い。

本日の酒



「信濃鶴 純米稲穂」(長生社 長野)
・原材料名 米(国産) 米こうじ(国産米)
・アルコール分 15度以上16度未満
・精米歩合 55%

辛口でスッキリした口当たり。非常に飲みやすい。酒造りで重要な役割を果たす水、味への影響も大きいと言われている。この酒は、いかにも中央アルプスの山麓の清冽な水のイメージそのままに感じる。ご馳走さまでした。

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茶臼山(真田丸 他)

2016-09-17 21:14:15 | うだつ会

2016年9月17日(土) Icon_walk_ss10.762km

累積標高(+)308.307m(-)-304.066m

 

今日は土曜出勤で棚卸だったが、午前中に作業終了し無罪放免となった。毎回、棚卸後は歩いたり走ったりするのが恒例になっている。

今回は歴史探訪という事で「真田信繁ゆかりの地」を巡る事にした。歴史探訪と言うと聞こえはいいのだが、半分はビールを美味しく飲む為の準備運動の様なものである。

メンバーはF君と私の2名。N君は止むを得ない事情がある様で事前に欠席を申し出ていた。S君は何時もの様に理由不明のまま帰ってしまった。

しかし、何故か最も参加不可能なはずのU君が残っている。地下鉄「森ノ宮」まで出てスタートする予定の為、最寄りの駅に向かう。道中でU君が「自分も途中まで歩く」と言い出した。途中までと言ってもどうするのだろうか?よくよく聞くと(我々は我慢したのだが)差し入れのビール(350ml)を飲んだとの事。それが呼び水になり、もう少し飲みたくなった様だ。気持ちは痛いほど良く分かる。駅に到着。U君も何とか思いとどまった様で、逆方向の電車で帰って行った。

「森ノ宮」で地上に上がる。心配していた天気は、曇り空で時々薄日が漏れるまずまずの天気。それでも最高気温は31.6℃で蒸し暑い。

まずは大阪城に向かう。「大阪城野外音楽堂」の前を通ると、何かイベント開催中の様で賑やかだ。今日もF君はポケモン探しに余念がない。「コダック」がいた様だ。階段を上り「玉造口」を通って内濠沿いを北に向かう。

「極楽橋」を渡り「山里丸」に入ると「刻印石広場」がある。

 

徳川時代の大阪城再築石垣普請の際に、役割を担った諸国の大名等の家紋などが刻印された石が展示されている。説明板が立ち並ぶ前を今までにも幾度となく通り過ぎているが、不思議な事に存在に気付かなかった。今回、ふとした事で知って訪問してみた。

ここから、「本丸」「桜門」「大手門」を通過。毎回感じる事だが、城内は今日も西洋・東洋入り混じって外国人観光客で溢れていた。

大阪城を後に「真田丸跡」を目指す。KKRホテルの脇の歩道橋で中央大通と阪神高速東大阪線を横切り、「難波宮跡公園」の草原を縦断。それにしても蒸し暑い。この辺りで既に、ゴール後の銭湯の話題が出始める。

長堀通を渡りしばらく歩くと目的地に到着。まずは「心眼寺」を訪れる。

古地図で「真田丸」の東端に三軒並ぶ寺院の内、最も北側の寺院にあたる。

 門には六文銭の紋章と解説板があった。

道路を挟んで隣の「明星学園」の敷地が「真田丸」の中心部になる。そこには「真田丸顕彰碑」が建立されていた。「心眼寺」「明星学園」共に北側は高い段差になっており、往時の地形を偲ばせる。

「つぎに真田信繁終焉の地と言われる「安居神社」に向かう。

西に向かって上町筋を渡り「空堀商店街」を歩く。最近気になっている居酒屋「スタンドそのだ」さんの前を通過。今日も昼飲みを楽しむ客で賑わっていた。谷町筋を渡り、更にアーケードを進む。老舗の昆布屋さんや、昔ながらの八百屋さん・魚屋さん・たこ焼き屋さん・お好み焼き屋さんなど、そこに最近流行りの町屋を改装した洒落た店舗が混在する。映画「プリンセス トヨトミ」のロケ地になったお好み焼き屋さんもある。中々楽しい商店街だ。                               

途中で商店街を離れて左折して南下する。「高津宮」を通り抜け、千日前通を渡ると前方に「あべのハルカス」が見えて来る。

「生國魂神社」の前を通り、天王寺七坂の一つ「源正寺坂」の石畳の階段を下り、松屋町筋を南へ向かう。「口縄坂」を通り過ぎ、裏道に入り「愛染坂」「清水坂」「天神坂」を過ぎる。

目の前に「安居神社」への石段が見えて来る。

本殿に参拝した後、「真田幸村戦死跡之碑」を見学。

やはり大河ドラマ効果なのだろう、碑を見学する人々が数人いた。

境内を散策していると、ふてぶてしい態度で寝そべっている猫に遭遇。

鋭い眼光、右眼は眼帯をしているかの如く黒い。もしや独眼竜政宗の生まれ変わりか?有り得ない妄想をするのもほどほどにして、神社を後にする。

「一心寺」の門前を通り過ぎて「茶臼山」へ。

大阪冬の陣・夏の陣で、それぞれ家康・信繁が本陣を構えたとされる場所だ。折角なので山頂(標高不明)を踏んでおく。

「大阪市立美術館」の前を通って無事ゴール。

すぐに何時もの「湯処 あべの橋」さんへ直行。最近お世話になる事が多いが、それにしても銭湯の廃業が相次ぐ中で有難い存在だ。

汗を流して、毎回満員で入店出来ない阿部野ルシアス地下の「恵美寿屋」さんへ。外から覗くとカウンターに二席の空席がある。しかし見るからに窮屈そうで、風呂上がりにゆっくりしたい気分にマッチしない。F君とも意見が一致。

これまた、休業や満席で入れた事がない「正宗屋」さんに向かう。

こちらは座敷が空いていたので、迷わず滑り込む。

何はさておきビールで乾杯!

一杯目のビールが美味いのは当たり前なのだが、今日のビールは何時にも増して美味い!過去にも、F君との「六甲山」登山後の反省会で同じ様な事があった。何かビールが美味くなる方程式があるのだろうが、それは謎である。

ともあれ、今回の「歴史探訪」の目的の内、少なくとも半分は成功である事がこの時点で確定した。ごちそうさまでした。

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池の川谷林道~千早峠~神福山~行者杉~タンボ山~十字峠~天見

2016-09-10 21:44:32 | ひとり山歩き

2016年9月10日(土) Icon_walk_ss13.061km

累積標高(+)1235.989m(-)-1644.165m

 

8月末から立て続けに三つの台風が通り過ぎていった。幸い近畿地方に大きな被害は無かった様だが、被害のあった地方の方々には心よりお見舞い申し上げます。

この台風の影響なのかは定かでないが、先日までの猛暑から解放されて、ここ数日少しではあるが秋の気配を感じる。

さて、今日も最高気温31.5℃と夏日ではあるが、カラッとしていて爽やかな気候。高く感じる青空に浮ぶ白い雲は、明らかに真夏のそれとは違っている。昨日の天気予報通りになった。

昨日、予報を聞いた時点で「山歩きのムシ」が騒ぎ出し、今日の予定を考えていた。という事で、何時もの「ズボラ山行」と違って早起きしての出発となった。勿論、前日のうちに買出しもばっちりと済ませてある。

行先は、先日F君・N君との「金剛山登山」の際に「勇気ある撤退」を決断した「千早峠」

ここから、計画の残り部分(ダイトレ・タンボ山〜十字峠〜天見)を歩いてみる。実はここからは全く同じルートを数年前(10年以上前、まだ山歩きを始めて間も無い頃だったと記憶している)にも歩いた事がある。しかし要所要所の記憶はあるのだが、これだけ年月を経ると記憶は断片的になっている。


南海高野線「白鷺」駅8:45発で「河内長野」駅に到着、すぐに「金剛山ロープウェイ前」行のバス停に向かう。9:15発のバスには結構な人が並んでいるが、目算で何とか座れるだろうと判断して最後尾に並ぶ。すぐにバスが到着して乗り込む。ところが目算を誤った様で座席は埋まってしまった。降りて次のバスにしようかと思ったが、続々と人が乗り込んで来るし、ピタパを使っているので手続きが面倒な気がして諦めた。

「金剛山ロープウェイ前」に9:50到着、結構疲れた。

やはり今日は気候がいい事もあってか、バス停は団体さんも多数でごった返している。静かに歩きたい人間にとっては辟易してしまう。まあ、殆どの人は金剛山に向かうであろうから、今から私が歩くルートは安心だろう。

バス通りを下り林道の入口に向かう。

林道入口に「馬場谷の延命水」という湧水がある事は前回の山行時に確認している。今回は空のペットボトル(500ml×3)を持参、二本は持ち帰り用、一本は昼食用に使う予定。リュックが重くなってしまった。

ここから、前回下って来た「池の川谷林道」を登って「千早峠」を目指す。こんなルートを歩く人間はいないだろうと安心していたが、林道入口には約20名近い団体さんの先客がいた。自然観察の教室か何かの様で、講師の様な人が何か説明をしている。

追い越して速足で進む。やがて賑やかな声が聞こえなくなり、森の静寂の中に、沢の水音と鳥のさえずりだけが聞こえる様になった。

一休みした後、ペースを落としてゆっくりと登る。

「ツリフネソウ」が最盛期の様で、濃いピンク色の花の群生がそこかしこで見られる。

大好きな「ゲンノショウコ(白花)」の可憐な姿も確認できた。

この林道は思いのほか豊かな自然が残っている様で、訪れる度に珍しい花や鳥や虫との出会いがある。

今回も、今までに見た事のない、まるで赤備えの甲冑を纏った様な綺麗なカメムシに出会った。

それにしても「カメムシ」であるとか「蛾」であるとかは、いったいどれ位の種類がこの世に生存しているのだろうか。歩いていて初めて目にするという物には「カメムシ」や「蛾」が多い。

緩やかな傾斜の気持ちのいい林道を登り切ると「ダイヤモンドトレール」の「千早峠」に到着。

先程書いた通り、先日は「中葛城山」方面からこの「千早峠」に至り、計画変更して林道を下った。

今日はここから「ダイヤモンドトレール」を「紀見峠」方面に向かい、先日の計画の残り部分を歩く。

植林帯の中の平坦な道を進むと、程なく「神福山」を指す道標が現れる。少しだけトレールを離れ、急坂(と言っても大した事は無いが)を登ると「神福山」(792m)の山頂に出る。

小さな祠が祀られており、地図には「笹尾神社」と表記されている。ここで、今日の山行の道中の安全を祈願して、トレールに戻る。

しばらく歩くと丸太階段が現れ、結構長い下りが続く。

下り切ると国道310号線の金剛トンネルの上部を通過。また比較的に平坦な道になる。

左手(南側)に展望が開けて、紀ノ川を挟んで九度山から高野山方面が望める。

「行者杉」(715.5m)に到着だ。

広場になっており、杉の古木に護られる様に祠が建つ。古来よりこの一帯は修験道の中心的な行場で、祠には修験道の開祖「役小角」が祀られている。

ここからしばらく歩き杉尾峠を越える。

今まで植林帯だった植生が自然林に変わる。

明るくなった森の中を進むと、丸太階段の上りになる。

しかし、これも長くは続かず、呆気なく「タンボ山」(763m)に到着。

ここまで歩いて見て感じた事は、今日の天候の影響もあるのだろうが、記憶に残っていた印象よりも気持ちのいい道だという事と、上りらしい上りは全く無く、少し物足りない位だという事だ。

更に進むと「十字峠」への分岐の道標がある。

ここで「ダイヤモンドトレール」に別れを告げ、地図に破線表記されている「セノ谷」を下る。

この辺り、ダイヤモンドトレールと工事中の林道が並走している。以前はこの林道は無かったと記憶している。

「十字峠」へは、この林道を横切って谷に下る道があるはずだ。

ところが、羊歯などの草木が生い茂り、谷への道の入口が見当たらない。

林道沿いを進んでみるが、明らかに方向がおかしい。引き返して元の場所に戻る。

再度よく見ると、茂みの中に測量に使う様な赤と白のポールが立っており、微かに踏み跡があるのが確認できる。半信半疑で踏み跡を辿り、膝上位まである茂みを掻き分けて進む。記憶にあるルートはこれほど荒廃してはいなかったが、確かに谷底に向かっており間違い無いと思われる。まあ、万が一間違っていたとしても、登り返してルート変更する位の体力は残っている。

しかし谷底に降り立つと小さな沢が現れて、道は忽然と姿を消してしまった。このまま進むべきか、引き返すべきか。地図を確認するが間違ってはいない。

沢の水の中を歩いて少し進んで見る。別の沢が流れ込んで来て合流し、小さな湿原の様になっている不思議な場所に出た。

ここで対岸に再び踏み跡が現れる。ここから道は谷底を離れて、左手の山の山腹を巻いて行く。

と言っても、人一人がやっと歩ける位の細い道で、更には再び膝上位の草が茂って、足元が見えない。右手は谷底に向かって急斜面になっており、滑落すると大変な事になりそうだ。何より怖かったのは、崩落箇所が数箇所あったのだが、それが草に隠れて見え難かった事だ。まるで落とし穴の様な物で、歩いているだけで神経が擦り減る。

こういう状況が結構長く続いた。ようやく林道に出た時には疲れきっていた。谷を下る前には「少し物足りない」などと偉そうに思っていた事を恥ずかしく感じた。

コンクリート舗装の林道を下る。分岐が多くてややこしいが地図を確認しながら慎重に進む。

途中、ミツバが自生していたので、昼食用に採取する。

見覚えのある風景になり「十字峠」に到着。

ここまで来ればもう迷う事はないだろう。計画通り昼食にする。目星を付けていた静かな木陰でセッティング。



(本日のメニュー)


・ラ王(豚骨醤油)
・(ラーメントッピング用)豚肉・ネギ・ミツバ(天然・採取)
・マヨネーズ
・シーチキン マイルド
・サッポロ黒ラベル500ml
・國乃長ビール(蔵ケルシュ)330ml



変わり映えのしないメニューだが、今のところ飽きる事はない。

それと、今回もクラフトビールを調達して来た。


「國乃長ビール(蔵ケルシュ)」

詳細は下記の通り(HPより引用)
・麦芽:ペールモルト/カラメルモ ルト
・ホップ:チェコ産、ドイツ産
・酵母:エール酵母
・IBU(苦味価):25
・アルコール度数:5%
【特徴】
麦芽の旨みとキレのある味わい。食事とよく合うビールです。

HPの説明通り麦芽の旨味なのだろうか、コクが有りながらも重すぎず、美味しいビールだった。
と言うか汗を流した後に、いい景色(今日の場合は、先程歩いて来たダイヤモンドトレールが通る稜線に青い空と白い雲)を眺めながら外で飲むビールは美味いに決まっているのだが。

ここで一句
「カエル瓶 白雲浮ぶ 稜線に 夏の名残りの ツクツクボウシ」

 

今回のラーメンは、林道で採取したミツバをトッピングしてみた。豚肉との相性も良く、アクセントになって美味しかった。

 

 



後は、何と言っても食事中に遭遇した信じられない様な素晴らしい出来事。

森の中からカラ類の混群(コガラ・ヒガラ・ヤマガラ・コゲラ、15〜20羽位)が飛来し、ほんの目の前(大袈裟では無く5m位の距離)の枯枝に、一羽ずつ入れ替わり立ち替わり止まっては、さえずりを聴かせてくれる(さすがにコゲラの出演は無かった)。カラ類の混群には今迄も山中で何度となく遭遇しているが、これほどの至近距離で、しかも明るい陽の下で観たのは初めての経験だ。綺麗な景色に鳥の歌声、なんとも贅沢な昼食になった。しかし音を立てて驚かせてはいけないと思い、食器の扱いなど少し気を遣わなくてはならなかったのは事実だ。結構な時間滞在してくれていた群もやがて移動して行った。

私もそろそろ撤収する事にしよう。

ここから先は、勝手知ったるルートで「島ノ谷」の集落に下る。

南海高野線「天見」駅に到着。

もちろんその夜は、持ち帰った湧水でお湯割りを頂いた。

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NomuNote(6)「瀧嵐」

2016-09-06 14:02:51 | NomuNote

先週末、高知を旅したKさんがお土産を買ってきてくれた。

今日はF君・N君・U君・私の4名で有難くそのお酒を頂いた。地酒がある時は必ず姿を見せるS君は、そそくさと帰ってしまった。

本日の日本酒



「瀧嵐 純米吟醸」720ml

  高知酒造(株)(高知)

・精米歩合 50%
・アルコール分 15.5度
・原材料名 米(国産) 米こうじ(国産米)

辛口と聞いていたが、口に含んだ瞬間は甘味が広がる。しかし後味はすっきりとしていて美味しかった。

ちょうどサッカーの「ワールドカップ ・アジア最終予選 /対タイ」の放送が21:15からあり、当初は時間が遅いので観戦する予定ではなかったのだが、酒があるので観戦する事になった。結局、パッとしない試合内容に嫌気がさして、前半が終了した時点でお開きにする。(結果は2-0で日本が勝利した様だ)

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