連日猛暑が続く中、今日は恒例の「月末の会」。今回は「日本酒の会」を兼ねての開催となった。
私は四国訪問の際に香川の酒を買って来た。その後、Kさんが富山、U君が鳥取の酒を買って来てくれた。
N君は滋賀の「鮎の老舗 きむら」で「小あゆ煮」と「鮎の南蛮漬け」を調達してくれた。
メンバーはF君・NA君・N君・U君・Kさん・私
まずは香川の酒
「川鶴 純米酒」
720ml 川鶴酒造(株)香川
・アルコール分 16度
・原材料名 米(国産)・米こうじ(国産米)
・原料米 「さぬきよいまい」100%
・精米歩合 58%
一口含んだ瞬間に甘さが広がる。それも今まで飲んだ酒の中では経験した事のない最上級の甘さだ。甘いのだが濃醇ではなく淡麗な不思議な味わいだ。Kさんが飲むなり「砂糖水や」との批評。 N君はお株を奪われてしまった。
この蔵は、香川県観音寺市にある蔵で、香川から愛媛に向かう途中に立ち寄って購入した。
次は富山の酒
「有磯 曙 純米酒 大漁旗」
720ml (株)高澤酒造場 富山
・アルコール分 15度
・原材料名 米(富山県産)・米麹(富山県産米)
・使用原料米 「富山県産五百万石」100%
・精米歩合 60%
・使用酵母 協会1401号(金沢酵母)
寒ブリの水揚げで有名な富山県氷見の酒。漁師町の蔵らしくラベルも威勢がいい。
淡麗辛口で嫌味のない綺麗な味。それこそ脂の乗った寒ブリに合わせたくなる。
最後は鳥取の酒
「諏訪泉 純米吟醸 満天星」
720ml 諏訪酒造(株)鳥取
・アルコール分 15度
・原材料名 米(国産)・米こうじ(国産米)
・精米歩合 50%
先日飲んだ「亀の翁」の蔵が、漫画「夏子の酒」の蔵のモデルと書いたが、諏訪酒造もその「夏子の酒」に登場する蔵だ。私は最近「居酒屋ぼったくり」というドラマをYouTubeで視聴して、そこに登場した「満天星」を飲んでみたいと思っていた。全く偶然にU君が買って来てくれたのには驚いた。
期待に胸を膨らませて口に運ぶ。濃醇で独特の味と香りがある。上手く表現出来ないが、何処かで出会った事がある癖のある味と香り。これは好みが分かれそうな酒だ。F君はこの味が好みの様だ。F君は鳥取にルーツを持っているのだが、それが関係しているのだろうか?
今回、N君が調達してくれた「鮎の南蛮漬け」は初めて食べたが絶品であった。
解散後、帰りの電車でKさんが「もう少し飲みたい」と言い出した。F君と私と三名で「九条」に向かう。居酒屋で少し飲んでKさんは去って行った。残された二人は終電が無くなってしまった。仕方ないので歩いて帰る事にする。「靱公園」近くのバーで軽く飲んだ後、本町で力尽きてカラオケボックスへ。