マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

スイカ、最高!

2023-08-19 | 自然

西瓜の苗の植え付けが遅かったので、だめかなーと思っていましたが、

大きいのが1個、小さいのが2個出来て嬉しいです。

まな板の上に載せ、切る時はドキドキです。

 

外側が緑色の縞模様で、中が真っ赤、黒い種、大きくて、重たくて、甘くて!

西瓜はなんて見事な造形なのでしょう!

スイカの原種は、小さくて、中も白っぽいそうです。

それを、こんな風に変えてきた「ヒト」はやはり面白い、と思います。

 

西瓜と言えば、私は「フリーダ・カーロ」の絵を思い出します。

外から見れば、信じられない程苦しい人生を歩んだ女性です。けれど、それは、違うのです。

西瓜には、VIVA LAVIDA(人生万歳)と書かれています。

(フリーダ・カーロ、1907~1954)

 

夫は「ルフィーノ・タマヨ」の絵を思い出すと言います。

(ルフィーノ・タマヨ 1899~1991)

どちらもメキシコの画家なのが面白い。

西洋の絵にもスイカが出てきますが、あまりおいしそうじゃないのが不思議です。

そう言えば西洋の写実の静物画に描かれている食べ物には、どれもあまり食欲がわきません。

 

日本の浮世絵にもたくさんスイカが出てきます。

(浮世絵はネットで検索してコピー、太田記念美術館他)

今は日本のどこにもない風景ですが、その情感は変わらないことをしみじみ思います。

日本の昔の多くの絵には、そこはかとないユーモアがあります。

そのユーモアの中にある温かみを大切にしたいものです。

 

フリーダカーロをもう一枚。

『あなたをどれほど愛していることか・・・』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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西瓜/フリーダ・カーロ

2016-08-29 | Weblog
夫が収穫してきたスイカ、

先月採ってきたのは残念ながら、
まだ未熟で果肉が白くて食べられませんでしたが、
今回は、しっかり熟して甘くておいしくて、
皆で感激しながら食べました。

なんとか冷蔵庫に隙間を作って、ラップして仕舞いました。

緑色の縞模様の丸くて大きいスイカ、
中は真っ赤で、水分がいっぱいで
自然の造形はホントにすごい。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そして、スイカといえば、
フリーダ・カーロの絵を思い出します。
炎のように生きたメキシコの女性です。
精神も身体も傷だらけで、
1954年の夏に47歳で亡くなりました。
最後の作品がスイカの絵。
その、絵の中のスイカに「VIVA LAVIDA(人生万歳)」
と書かれています。
幼い時からの病や、その後の大きなケガ、
傍から見れば、苦しみばかりの人生に思えますが、
だからこそよけいに、「生きる」喜びと重さを知り、
「絵」にも、「人生」にも全てをかけて生きたのだ、と思います。

誰もフリーダ・カーロのようにはなれませんが、
人生の最後に「人生バンザイ」と言えたら素晴らしい、と思います。



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