鴎に飛び方を教えた猫

平凡で冴えない毎日の中でも千葉ロッテマリーンズを応援するブログ。

今年の観戦成績です。

2007-12-31 | マリーンズ観戦記とか

何だかすっかり更新が滞ってしまいましたが、今季の観戦成績を振り返っておこうと思います。おそらくこれが今年最後のエントリーになるかと思います。
それにしても今年も行きましたね~。まず自分は40試合がひとつの目安というか、それくらい行けたらいいなと思っています。しかしオープン戦やプレーオフ、イースタンも含めて数えてみると実に60試合も観戦していました。ま~もちろんまだまだ上には上がいらっしゃるのですが・・・。

 

【オープン戦】
3月3日   ○ 3-1 ファイターズ(鎌ヶ谷)
3月18日 ●1-2 ホークス(千葉マリン)


【2007レギュラーシーズン】
3月24日 △ 4-4 ファイターズ(千葉マリン)
3月25日 △ 0-0 ファイターズ(千葉マリン)


4月1日   ● 4-8 ホークス(千葉マリン)
4月7日   ● 3-7 イーグルス(千葉マリン)
4月8日   ○ 7-5 イーグルス(千葉マリン)
4月15日 △1-1 ライオンズ(千葉マリン)
4月29日 ○ 9-4 ライオンズ(所沢)


5月2日  ○ 4-0 ファイターズ(千葉マリン)
5月3日  ● 2-8 ファイターズ(千葉マリン)
5月5日  ○ 5-1 イーグルス(千葉マリン)
5月13日○ 3-2 ホークス(千葉マリン)
5月16日● 3-8 ライオンズ(千葉マリン)
5月22日○ 8-3 ドラゴンズ(千葉マリン)
5月23日●2-5 ドラゴンズ(千葉マリン)
5月26日○8-3 ベイスターズ(千葉マリン)


6月2日 ● 2-3 スワローズ(千葉マリン)
6月5日 ○ 5-4 ジャイアンツ(千葉マリン)
6月6日 ○ 8-5 ジャイアンツ(千葉マリン)
6月9日 ● 0-2 ベイスターズ(横浜)
6月10日● 2-4 ドラゴンズ(名古屋)
6月16日● 7-11タイガース(千葉マリン)
6月19日● 2-5 ジャイアンツ(東京ドーム)
6月20日● 4-8 ジャイアンツ(東京ドーム)
6月24日○ 6-4 スワローズ(神宮)


7月7日 ● 4-5 ファイターズ(札幌ドーム)
7月8日 ● 1-4 ファイターズ(札幌ドーム)
7月16日○ 5-1バファローズ(千葉マリン)


8月4日 ○ 18-3 ファイターズ(千葉マリン)
8月5日 ○ 5-4 ファイターズ(千葉マリン)
8月7日 ● 0-3 バファローズ(神戸)
8月14日● 3-4 ライオンズ(千葉マリン)
8月15日○ 5-1 ライオンズ(千葉マリン)
8月25日● 1-4 ホークス(福岡ドーム)
8月26日○ 4-1 ホークス(福岡ドーム)


9月1日 ○ 7-4 バファローズ(千葉マリン)
9月2日 ● 3-5 バファローズ(千葉マリン)
9月4日 ○ 3-2 ライオンズ(千葉マリン)
9月10日● 3-9 ファイターズ(千葉マリン)
9月11日● 3-4 ファイターズ(千葉マリン)
9月16日○ 7-6 バファローズ(大阪ドーム)
9月17日● 4-5 バファローズ(大阪ドーム)
9月20日○ 8-1 ホークス(千葉マリン)
9月23日○8-0 バファローズ(千葉マリン)
9月24日● 4-10バファローズ(千葉マリン)
9月29日● 1-9 ファイターズ(千葉マリン)
9月30日○ 2-1 ファイターズ(千葉マリン)


10月2日 ○ 2-1 ライオンズ(千葉マリン)
10月3日 ○ 7-5 ホークス(千葉マリン)
10月5日 ○ 1-0 イーグルス(千葉マリン)



【クライマックスシリーズ】
10月8日 ○ 8-4 ホークス(千葉マリン)
10月9日 ● 3-8 ホークス(千葉マリン)
10月10日○ 4-0 ホークス(千葉マリン)
10月16日○ 5-1 ファイターズ(札幌ドーム)


53試合 27勝23敗3分という結果でした。


カープ戦だけひとつも観戦できなかったことが少し残念。
嬉しかった試合、悔しかった試合など多々ありますが、もっとも印象に残っている試合としては、勝ち試合では10月10日のホークス戦です。この試合に勝ってCS第2ステージ行きを決めました。負け試合では9月11日のファイターズ戦と6月16日のタイガース戦になるでしょうか。

 

【イースタンリーグ】
4月14日● 3-4 イーグルス(千葉マリン)
4月22日● 2-4 ジャイアンツ(越谷)
7月1日  ● 3-5 ジャイアンツ(茂原)
8月1日 △ 3-3 ジャイアンツ(東京ドーム)
8月12日● 2-11 ライオンズ(飯能)

 

では、良いお年を! 

 


【乗り鉄日記】 篠ノ井線姨捨駅で降りてみた。

2007-12-23 | 日記その他雑記とか

ということで、大糸線で松本駅までやって来た。そして寒さに耐えながらホームで16時13分長野行きの篠ノ井線を待っていた。ちなみに次に乗る篠ノ井線は茅野駅発の列車であり、この駅始発ではない。自分がこの駅に到着した頃には人もまばらだった篠ノ井線のホームだったが、16時を過ぎた頃から何だか少しずつ混んで来た。もしかしたら座れないのかと少し心配になってきた。ホームにはすでに並んでいる人もいたので念のため自分もその列に並ぶことにした。



ホームに入ってきた電車はたしか3両編成だったと思う。ここまでは乗車した列車は写真を必ず撮っていたのだが今回は忘れてしまった。というよりは撮るタイミングを逃したと言う方が正解かもしれない。ドアが開きホームで待っていた人たちが一斉に乗車して行く。乗ってみると車内はやはり混んでいた。といっても座れないというほどではなかったのだが、自分が座ったクロスシートには、制服姿の高校生の女の子とそのお母さんの二人が座っていた。彼女らは底の広い大きな紙袋を持っていた。どうやら結婚式の帰り道のようである。


松本から長野までは13駅ある。この列車に乗っていれば17時36分には長野駅に到着するのだが、自分は途中の姨捨駅でいったん下車すると決めていた。松本を発車した頃には日が落ちきってはおらず、まだ車窓を楽しむことも出来たのだが、徐々に暗くなりやがて外は真っ暗になってしまった。そして17時09分に無人駅である姨捨駅に到着。ちなみにここで降りたのは3両ある列車の乗客の中で私ただ一人だった。席を立ちドアの方へ歩いて行く時には周りからの「えぇ~!この時間にここで降りるの!?」みたいな空気も感じた。特に私の隣りに座っていた高校生のお母さんはかなり驚いている様子だったように思う。これには正直少し恥ずかしくも感じた。



ホームに降り立つと辺りは真っ暗だった。しかもかなりの寒さだ。駅舎の周りの照明だけが辺りを明るく照らしていた。 松本方面のホームには貨物列車が停車していた。そしていよいよスイッチバックが始まる。自分は目の前でスイッチバックを見るのは恥ずかしながらこれが初めてである。しばらくして今まで乗ってきた列車がバックを始めた。そしていったん引込み線へと入って行きいったん停車。その後は勢い良く走り出し松本方面行きのホームのさらに下にある本線に入り、そのまま長野方面の暗闇へと消え去って行った。そして停車していた貨物列車も松本方面へと走り去り、いよいよこの駅にいるのは私一人だけとなってしまった。


さてと、夜景を見るぞー!
姨捨駅からの夜景を今夜は独り占めだー!
果たして日本三大車窓と言うほど素晴らしいのか!?
対面式のホームとホームをつなぐ通路を渡って反対側のホームへと向かった。



たしかにそれは素晴らしい景色だった。一言に夜景と言ってもここのそれは奥行きがあってどこまでもそれが続いていると表現すれば良いのだろうか。上手く表現出来ないが地球は丸いと感じることさえ出来る見事な夜景であった。



ちなみにこの駅の松本方面のホームのベンチは線路に背を向けるようにして通常とは逆方向に向いて設置されている。要するに「ここへ来たら必ずこの景色を眺めてみなさい!」ということである。



再び通路を渡って今度は長野方面行きのホームからも撮ってみた。徐々に寒さで手がかじかんできた。カメラのシャッターを押すのも一苦労となってきた。駅舎の中は少しは温かいのかと期待したのだが入ってみたら全然寒かった。



駅舎は木造で温かみがあり味のあるつくりだった。



その小さな駅舎を出るとそこは街灯もない真っ暗な道路が通っていた。そして何やらやたらとタクシーがこの駅にやってくる。しかし客を乗せてくるという訳ではなく、どうやらタクシーの運転手が駅舎の隣りにあるトイレを利用しに来ているのである。日本三大車窓を眺めることが出来る姨捨駅も地元のタクシーの運転手にとってはトイレ代わりということか。私がこの駅にいた一時間弱の間にも数台のタクシーがやってきてクルマを止めては駅のトイレで用を足して、すぐにまた走り去って行った。トイレの横には姨捨という地名の由来となった年寄りが大嫌いな信濃の国の殿様と年老いた母を持つ青年のあの有名な昔話が記してあった。


駅舎内のベンチで今度は17時59分発の次の普通列車を待っていると、年配の女性が一人でタクシーから降りてきた。静まりかえった駅舎の中で声をかけてみようかとも思ったのだが、普通に地元の方のようである。しばらくの間、その女性と二人きりだったのだが、結局言葉を交わすことは一度もなかった。そして予定通りに長野行きの普通列車に乗車した。わずか一時間弱の姨捨駅での滞在はあっという間だった。ここへはぜひ機会があれば今度は日があるうちにも来てみたい。


今度の列車もそこそこの乗車率で空いていたロングシートになんとか座ることが出来た。そして途中の篠ノ井駅だっただろうか。私の前に座っていた女性らの一人が突然「ねえ、すごーい、すごーい!見て見て~!」と目を輝かせながら私の後方の窓の外を見ている。いったい何事かと思い、自分も思わず窓の外を見てみると、なんてことはなかった。駅前の広場に電飾を施した小さなクリスマスツリーが立っていた。だいたいこれくらいのツリーなら都内、いや私の家の近辺にだっていくらでもある。別に田舎者扱いしている訳ではないが都会の女性たちはこれくらいの光景にはもはや感嘆の声などあげないであろう。これには正直微笑ましい気持ちにもなり、また些細なことでも感動出来るという点で羨ましくも感じた。


やがて列車は18時30分に予定通り長野駅に到着した。

 

たぶん、まだつづく。
 


【乗り鉄コラム】 訪ねる価値のある駅ベスト10

2007-12-20 | 日記その他雑記とか

前から一度でいいから行ってみたいと思っているところ。
いつかは訪れてみたいと憧れているところ。
そんな場所ってありませんか・・・?


うんうん、きっと誰でもありますよね!


正直なところ、自分にはこれがいつ頃発表されたものなのか分からないのですが、日経のヒアリング(アンケート)調査で、駅に関してのランキングだそうです。

 

【訪ねる価値のある駅】


第1位  門司港駅(北九州市)・・・JR九州 鹿児島本線
1914年(大正3年)完成の駅舎は国の重要文化財。周辺にも歴史的建造物が多く、レトロ情緒漂う。


第2位  姨捨駅(長野県千曲市)・・・JR東日本 篠ノ井線
眼下に広がる善光寺平の眺めは戦前に選ばれた日本三大車窓のひとつ。近くに「田毎の月」でも有名な棚田も。


第3位  嘉例川駅(鹿児島県霧島市)・・・JR九州 肥薩線
妙見温泉近くの谷あいに築104年の木造駅舎がたたずむ。週末限定の駅弁「百年の旅物語かれい川」も人気。


第4位  東京駅(東京都千代田区)
1日約4000本の列車が発着する。重要文化財の赤レンガ駅舎は開業当時の3階建てに復元される計画。


第5位  北浜駅(北海道網走市)・・・JR北海道 釧網本線
駅ホームからオホーツク海が一望できる無人駅。旧駅事務室は喫茶店でホタテカレーなどが人気。


第6位  由布院駅(大分県由布市)・・・JR九州 久大本線
駅舎は世界的建築家、磯崎新氏が設計。ホームには足湯があり、由布岳を眺めながらつかれる。


第7位  折尾駅(北九州市)
日本最古の立体交差駅。大正時代の駅舎やレンガアーチの通路が残る。駅弁「かしわめし」も有名。


第7位  ほっとゆだ駅(岩手県西和賀町)・・・JR東日本 北上線
駅舎内に本格的な温泉を併設。浴場には列車の接近を知らせる鉄道の信号がある。入浴料大人250円。


第9位  大畑駅(熊本県人吉市)・・・JR九州 肥薩線
急こう配を登るためのループ線とスイッチバックを併せ持つ唯一の駅。沿線は日本三大車窓の眺め。


第10位  外川駅(千葉県銚子市)・・・銚子電鉄
銚子電鉄の終着駅。駅舎は大正時代の木造建築で、改札口を出た坂道を下ると太平洋が広がる。

 


以上の中で5つ以上の駅に行ったことのある方は、そりゃもうかなり相当の鉄ちゃんではないでしょうか。ちなみに自分はつい先日までは1つしか行ったことがなかったです。その1つというのも、ま~おそらくお察しのことでしょう。
そして次回の【乗り鉄日記】では、自分にとってふたつめの訪問駅となったあの駅で降りた際の感想などを紹介してみたいと思います。
(ヒント)・・・JR東日本管内では第1位!?

 


すべての新入団選手に光あれ!

2007-12-19 | マリーンズ観戦記とか

記事のアップが遅くなりましたが、一昨日(17日)は「2007年度 千葉ロッテマリーンズ新入団発表会」なるものに行ってきました。

自分は今年初めてだったのですが、もう会場に入るなりお馴染みの応援団のメンバーはじめ、いつも半裸で素敵な肉体を披露しているあの彼、内野SSの最前列の年間シートを持っているあの彼、外野パスを持っているのであろうあのヒトたち。その他年間におそらく80試合とか100試合とか観戦しているのであろう方たち、ふだんからマリンや遠征先でよーくお見かけする有名人たちの姿がたくさんありました。まあこれもある意味想定内ではありましたが・・・。


そして自分はというと、もっぱら写真ばかり撮っていました・・・。
でもやっぱり楽しかったです!

これって事前の告知ではたしか一時間くらいの予定だったはずですが、始まったのが19時過ぎで終わったのは21時前くらいだったのではないでしょうか。以下撮ってきた写真を中心にご報告いたします。



会場の千葉市文化交流プラザ1階ロビーで見つけた案内板



前座だったのでしょうか。高校一巡目の唐川の母校である成田高校のチアリーディング部のダンスパフォーマンスで幕が開けました。


続いて育成枠で入団した選手たち5名の紹介。右から池田健投手(121)、宮本裕司捕手(122)、小林憲幸投手(123)、白川大輔内野手(124)、大谷龍次外野手(125)

会場からは「這い上がって来いよー!」という熱い激励の言葉が飛んでいました。



2階席最前列に陣取るお馴染みの面々



続いて過去のドラフトにおけるマリーンズの指名選手プレイバックが映像とともに紹介されました。会場は笑いやどよめきに包まれました。



アメリカに帰国中のバレンタイン監督に代わり西村ヘッドコーチからの挨拶があり、その後に事前に収録されたボビーのコメント映像が流されました。




場内の照明が消されます。そしてスポットライトを浴びながら選手たちが会場の後方の入口から順番に入場してきました。ちなみにBGMはマリンでのスタメン発表の際に使っている曲でした。それと同時に各選手の背番号が発表されて行きました。最後に壇上に全員整列。どの選手もいくぶん緊張しているように見ました。


各選手のコメント、その他詳細は球団公式HPでチェックしてみてください。以下に撮ってきた写真をアップしておきます。ちなみに昨年は有料の携帯公式サイトでしか紹介してくれなかった新入団選手のコメントが今年は球団公式HPでもきちんと紹介されています。思えば昨年は「まったくせこい球団だな~!」と思いました。おそらくその昨年の球団の悪態ぶり、小銭稼ぎぶりに多くのファンから批判の声もあったのではないでしょうか。



#20 服部泰卓



#28 根本朋久



#30 伊藤義弘



#24 下敷領悠太



#19 唐川侑己



#51 植松優友



#60 阿部和成



各選手のこれまでの球歴、担当スカウトからの選手評、本人のコメントがあり、最後に子供のM☆Splash!!から各選手に花束が贈呈されました。



「2007マリーンズルーキーオブザイヤー」に輝いた荻野が登場し、西村ヘッドコーチからブレザーの贈呈。そして荻野からルーキー達へ激励のお言葉がありました。「来年の今頃はこの賞に球団が誰を選ぶべきか悩むくらいに皆さん活躍してください。」とのこと。でも個人的には来年は荻野に今年以上に頑張ってもらいたいです。このルーキー達にも負けないように。



最後はメディアに対するフォトセッション。
テレビやスポーツ紙も大勢来てましたよー!

 


【乗り鉄日記】 2倍楽しい大糸線♪(後編)

2007-12-18 | 日記その他雑記とか

13時17分 南小谷駅に到着した。初めて乗ったキハ52系気動車は出来ることならもっといつまでも乗っていたい本当に味のある車両だったが、JR西日本管轄の非電化区間はこの駅まで。大糸線はここからがJR東日本管轄の電化区間となる。



大糸線の多くの駅の駅名標がこのような風景写真のタイプとなっていた。
「ん・・・!?幕張車用って何でしょうか!?」




ここで13時32分発の普通列車であるE127系100番台の車両に乗り換える。今度は2両編成だったが、やはり同じくワンマンカーだった。車両はセミクロスシートと言って進行方向に向かって右側、つまり北アルプスの山々や青木湖などが見える西側がクロスシートで、左の東側はロングシートとなっていた。いずれにしても自分のふだんの生活圏ではまず乗ることが出来ない車両である。ドアの開閉は客がボタンを押して行うようになっている。また車内のアナウンスだが、ここまで乗ってきたキハ52は年配の女性の声で、しかもテープが伸びきっているのかちょっとはもっているようにも聞こえた。しかしこのE127系のアナウンスは若い女性の声でしかも音量がでかい。まずはこのギャップに面食らってしまった。




やはり車両の先頭には運賃表と運賃箱があって、駅に停車するたびに運転士が立ち上がり、こちらを向いて乗り降りする客を確認して運賃や定期券の確認を行っていた。地方の鉄道に総じて言えることかも知れないが、首都圏の電車に比べて乗客は年配の女性や学生の比率が高いように思う。クルマを持っている成人男性は鉄道を利用しなくても、生活にまず不自由はないということなのだろう。




南小谷を出発した時には数人だった乗客も少しずつではあるが増えてきた。特に白馬大池駅や白馬駅、飯森駅からは何組かのスノーボードを抱えた若者のグループが乗車してきた。この辺りは栂池や白馬八方などビッグゲレンデが数多く点在する。もうかなり昔の話になってしまうが、思えばこの辺りには自分も以前は毎年のように訪れていた。そして楽しかった思い出、或いは切ない思い出がたくさんある地でもある。近年は泊まりでスノボに行くこともめっきりなくなったが、白馬という地名を聞くだけでやはり当時のことを思い出す。
貿易関係の仕事をしていて英会話の勉強にとても熱心だった。そして夢を叶える形で英国に行ってしまった。ホームステイするとか言っていたような気がする。友人伝いにその後の情報も入ってきてはいたが近況は分からない。「今頃はどうしているだろうか・・・?」、「自分が教えてあげたスノボを今でもしているだろうか・・・?」「いや、きっともうやってはいないだろう。子育てに精を出しているかもしれない。」そんなことをいつまでもぼぉっと考えていた。



気が付くと外はもう真っ白に染まっていた。さすがにこの辺りは雪深い土地である。これから東京に帰るのがなんだか急に惜しくなってきた。出来れば露天風呂の温泉にでも浸かって行きたい。旅館で鍋でも食べてから帰りたい。この時はそんなことばかり考えながら、やはりただひたすら外の雪景色を眺めていた。



14時34分 信濃大町駅に到着。 この駅では数分間の停車があった。ここでもいったんホームに降りてみることにした。駅員さんに確認してみたところ、改札を出ても良いと言うのでその間に表へ出て駅舎の写真を撮らせてもらった。駅舎内は古いながらも清潔感があって自分好みの雰囲気だった。

14時42分 2両編成のE127系は南小谷駅を再び発車した。ここから終点の松本まではあと約1時間である。まだ車内は空いていたのだが、しばらくして何駅目かの穂高という駅から急にたくさんの乗客が乗ってきた。やはり学生が多かったが、この頃にはもう座れずに立っている乗客もいて少し騒々しくなってきた。 先にも書いたようにこの車両は停車駅で乗客がボタンを押してドアの開閉を行うのだが、乗客の乗り降りがあるたびに車内には冷たい風が入ってきて、それが自分にはある意味眠気覚ましにもなっていたような気がする。


15時39分 終点の松本駅に到着。色々な路線が乗り入れる拠点駅だけあって大きな駅だった。近くには車両基地もありホームから伺うことが出来た。ここから次に乗る篠ノ井線は16時13分発だから30分くらいの時間がある。自分のいた隣のホームの向うでは新宿行きの特急スーパーあずさの連結が行われていた。あれに乗ればもう東京に帰れてしまうのかと一瞬考えたりもしながら、スーパーあずさの出発を見送った。


それにしても寒い。夕方近くなると風も強くなってきてめっきり冷え込んできた。しかし地元長野県の人々にはこれくらいの寒さも何てことは無いのだろう。あまりの寒さにいったんホームの階段を上がって改札口付近にも行ってみたのだが、やはり自分にはそこも寒く感じた。もはやどこにいても寒いのだからと売店でホットの缶コーヒーを買ってからホームの先端付近にしかない喫煙所まで歩き、そこでタバコを吸いながら、篠ノ井線普通列車の入線を待つことにした。

 

つづく

 


【乗り鉄日記】 2倍楽しい大糸線♪(前編)

2007-12-16 | 日記その他雑記とか

富山駅から乗ってきた特急北越で12時06分に糸魚川駅に到着。ここからは大糸線に乗り換えて長野県をゆっくりと南下して行く。それにしても富山駅で買ったますのすしは美味かった。北越車内で日本海を眺めながらあっというまに平らげてしまった。



下車すると、次に乗る予定の12時12分発南小谷行きのキハ52系気動車はすでに入線していた。まるで自分を含め特急から降りてくる客を待ってくれていたようである。
まずこの大糸線というのは全線単線で全長105.4km。この糸魚川駅を含めて松本駅までは42の駅がある。そして糸魚川-南小谷間がJR西日本の管轄の非電化区間、その先の南小谷-松本間がJR東日本管轄の電化区間となっている。何と言うか一本の路線というよりはまったく違う路線が2本繋がっているという解釈の方がむしろ適当なのかもしれない。



それにしてもこの車両。今まで乗っていたのが特急車両だったので、「おぉー!次はこれかー!?」というか、まずはそのギャップ自体に感動してしまった。


乗り換え時間はたったの6分しかないので、糸魚川駅のシンボル的存在の赤レンガ車庫や駅の様子を急いでカメラに収めてさっそく乗車した。もう少し駅の雰囲気を味わいたかったのだが、これに乗り遅れると次は15時01分だから3時間近くも待たなければならなくなる。


まず乗ってみてどこか懐かしいその雰囲気にとても感銘を受けた。運転台の後ろには運賃表や運賃箱があってまるでワンマンバスみたいだった。ワンマンカーと言うらしい。無人駅ばかりのために各駅に停車するたびに運転士が立ち上がり、こちらを向いて乗客の運賃の確認などをすべて一人で行っていた。車両の天井にはカバーがかぶせられた扇風機がついていて、これもどこか昭和を感じさせる雰囲気である。ちなみに座れないと言うほどではないが、そこそこの乗車率だった。


山間部の姫川に沿うようにカーブだらけの単線をゆっくりと走って行き、やがて根知駅というところへ到着した。ここまでもうっすらと雪が積もっている素晴らしい景色だった。根知駅は糸魚川駅からは3駅目である。アナウンスによるとここで下り電車(気動車)との行き違いのため5分ほど停車するとのこと。乗客の何人かはそれを聞いてドアを開けて次々にホームに降りて行く。煙草を吸ったりトイレに行ったり車両の写真を撮ったりという感じだった。自分もせっかくだからとホームに降り立ち同じような行動を取っていた。その時に撮った何枚かの写真が以下なのだが、自分と同じように写真を撮っている人は他にも何人かいた。どちらかというと若者よりも中年のベテランの撮り鉄が多かったように思う。曇り空だったが空気もとても美味しかった。


すれ違ったキハ52系気動車はツートンカラーで自分が乗っていたのとはまた違うカラーリングだった。この2両が並んでいる写真を撮らずに今では少し後悔している。



再び姫川に沿ってゆっくりと走り出し、終点の南小谷駅へと向かった。



乗り鉄の旅はまだまだつづく。

 


【乗り鉄日記】 特急サンダーバード&北越で糸魚川へ

2007-12-13 | 日記その他雑記とか

12月9日(日) 早朝7時過ぎに淀屋橋のホテルを出発。まず、御堂筋の街路樹の紅葉がとてもきれいだった。前日の夜に歩いた時には辺りはすでに真っ暗で良く分からなかったので、改めてその見事な紅葉を見ることが出来て少しだけ嬉しく感じた。日曜日のこの時間、御堂筋を走っているクルマの数はごくわずかで歩いている人もほとんど見かけなかった気がする。ここから大阪駅まではたったの一駅であり、この静かな御堂筋を歩いて大阪駅まで向かいたくも思ったのだが、慣れない土地で冒険して列車に乗り遅れてしまったらもともこもない。早起きした意味がなくなってしまうのでやっぱり地下鉄御堂筋線に乗ることにした。


予定通り大阪発7時42分のサンダーバードに乗車。この電車では湖西線を走るときにぜひ琵琶湖を見たいと思っていたので、迷わず通路から右側の座席を選んだ。自分の前に座っていた若い男性が出発するやいなや、かなりシートを倒してきてすぐにスポーツ新聞を読み始めた。そのため一瞬、席を替えようかとも思ったのだがそれもちょっと悔しいし、どうせ自分はひたすら車窓を眺めることしか考えていなかったので結局はあまり気にならなかった。


特急サンダーバードは大阪駅を出発してから新大阪、京都と止まり、いよいよここから福井県の敦賀駅まではノンストップ。琵琶湖の西岸を一気に突っ走る。車窓から琵琶湖が見え始めると車内アナウンスがあった。「向かって右手に見えるのが日本一の大きさを誇る琵琶湖でございます。左手にはまだかろうじて残る紅葉の山々をお楽しみください。」といった内容だったように思う。車窓から伺う限りでは、滋賀県の北部地方は田舎と言っては失礼かもしれないが本当にのどかなところだった。

新疋田ー敦賀間のループ線も楽しみにしていたのだが、乗っている限り自分には正直分からなかった。この辺りでは短いトンネルをいくつもくぐったような気がする。そして敦賀、武生と止まり、大阪駅を出たときにはまだかなり空いていた車内も少しだけ混んで来たような気がする。そして芦原温泉と加賀温泉では逆に降りる客の方が多かった。おそらくそのほとんどは熟年の夫婦らだった気がする。またこの辺りではあのトワイライトエクスプレスとすれ違ったのをはっきりと覚えている。もちろんほんの一瞬の出来事だったが、重厚で深い緑色のその車両はここまでにすれ違ったどんな列車ともまったく違った雰囲気を持っていた。これにも生きているうちに一度は乗ってみたいものである。


そして金沢駅に到着。ここでは5分間の停車があり、その間に大阪駅を9両編成で出発したサンダーバードのうち、7号車から9号車までの3両が切り離された。自分は6号車に乗っていたのだが、その切り離しの準備のために小松駅を出てからしばらくして6号車と7号車の間は通り抜けが出来なくなっていた。もちろんこれは車内放送でも何度も事前に告知されていた。

金沢駅は高架駅になっていて、ホーム全体が屋根に覆われている。そのため他の北陸本線の駅に比べてかなり薄暗い印象を受けた。いつかはここにも下車してみたい。また、ここではもう何年も会っていないのだが大学時代に金沢出身の仲の良い友人がいたことを思い出した。色白で野球が上手くて優しい奴だった。バイトばかりしていたがとにかく付き合いのいい奴だった。ただ、例えばそばに女の子もいる時でさえ、仲間の中では群を抜いて連発する下ネタにはたまにうんざりすることもあったが・・・。当時彼は三鷹のアパートに下宿していて、自分も入り浸っていた頃があり、その当時のことを懐かしく思い出していた。そもそも自分が競馬に興味を持ち始めたのは、まぎれもなく彼の影響である。金沢駅に停車中の数分間にもしかしたらホームのどこかに彼の姿を見つけることが出来るのではないかなんて一瞬考えてしまったが、もちろんいるはずもなかった。

金沢駅の隣りのホームにはこの列車から次に富山で乗り換える予定の特急北越がすでに停車しているのが見えた。別にここでこの金沢始発の北越に乗り換えても良かったのだが、予定通りそのままサンダーバードで富山まで行くことにした。


11時05分富山駅に到着。ここで先ほど金沢駅でチラッと見かけた11時16分発の特急北越に乗り換える。富山駅ではホームの売店で650円のますのすしとお茶を買って、その後は写真を撮りながらぶらぶらしていた。これぞ北陸の拠点駅といった感じでなかなか雰囲気もいい駅である。そうこうしているうちにあっという間に次に乗る485系改造車の特急北越がホームに入ってきた。これも先頭で写真を撮ってから急いで乗車した。


乗車した特急北越はがらがらだった。さっきまで乗っていたサンダーバードでは通路から右側の席に座っていたので今度は左側に座ることにした。場所によっては日本海の荒波ががもうすぐそこに見えていた。そしてこの頃から外は小雨が降っていた。

今日はここまでかな~。
次回は糸魚川駅到着から書いてみようと思います。
まだまだ乗り鉄の旅はつづく。

 


黒木が引退を表明しました。

2007-12-12 | マリーンズ観戦記とか

ついにこの日が来てしまいました。多くのマリーンズファンに愛されたジョニーこと黒木知宏投手が今日引退を表明しました。くしくも明日12月13日はジョニーの34歳の誕生日という日にです。


球団公式にもさっそくコメントが出ています。
黒木知宏投手 現役引退を表明(球団公式)


戦力外通告を受けた時から半ば覚悟はしていたことですが、やっぱり寂しいですね。本当に寂しいです。出来れば引退セレモニーという形で盛大に送り出してあげたかったですが、とうとうそれは叶いませんでした。
しかし寂しい反面、現役続行にこだわっていたジョニーに他球団からのオファーがあってマリーンズ以外のユニフォームに袖を通すことが無くなったことに対しては少しほっとしている自分がいます。
やっぱりジョニーはマリーンズのジョニーで現役を終えて欲しかったです。


全盛期のジョニーの印象は、そりゃもう私には強烈でした。
今でもすぐに思いだせるのが、当時まだルーキーだった西武の松坂との投げ合いですね。場所はたしか所沢でした。予想通りの投手戦にも最後は敗れ、試合後に「いやーすごい子だ!」と松坂のことを賞賛していたジョニー。マウンドでの雄叫びはあまりにも有名ですが、第一次ボビー政権の95年。この年はマリーンズは2位につけながらも首位にいたオリックスにじわじわとゲーム差を広げられていたそんな時期でした。マリンで先発した試合後のお立ち台で「オレは優勝したいんだー!」と涙を浮かべながら吼えていたジョニー。

そして2001年のシーズン途中からは故障続きでなかなか登板機会がありませんでしたが、955日ぶりの1軍マウンドとなった東京ドームのファイターズ戦での復活登板。たしか土曜日だったと思います。前日に予告先発がF岩本、M黒木と発表されてからというもの、いてもたってもいられずに東京ドームへ向かうも当日券の売り場にはあり得ないくらいの長蛇の列。そんなんで入場出来た時にはすでに試合が始まってしまっていましたが、当時のファイターズ戦としては信じられないくらいの大入りでした。
そして最後はなんと言っても2005年の8月28日の復活登板ですね。この試合を4対0で勝利してマリーンズのプレーオフ進出が確定しました。相手のオリックスは完全に黒木の引き立て役みたいに感じていました。この試合ジョニーは6回と2/3を投げました。試合後のお立ち台で小宮山からプレゼントされた「本日の主役」と書かれたタスキを照れながら肩にかけていたジョニー。久しぶりにマイクを通して聞く宮崎訛りのジョニーの声。「感謝してます!」と嬉しそうにインタビューに答えるジョニー。今後もずうっと忘れることはないと思います。

ジョニー、13年間本当にお疲れ様でした。
さすがに引退を決意したばかりですから今後の進路は未定ということですが、何らかの形でマリーンズに戻ってきてくれる日を楽しみに待っております。



そしてですよ!いきなり話は変わりますが12月9日(日)の8時43分に下記のようなメールが届いていました。


さんしろー 様
 TEAM26チケットショップをご利用いただきまして、誠にありがとうございます。
 抽選申込みいただいた新入団選手発表会について、
 当選となりましたのでお知らせします。
 
 ■千葉ロッテマリーンズ 新入団選手発表会
 ■日時:2007年12月17日(月曜日)
 
 ■開始時間:19時15分

 ■会場: 千葉市文化交流プラザホール (旧ぱるるプラザ千葉ぱるるホール) 


これってたしかたったの400名でしたよね・・・!?今やTEAM26の会員数は10万人を突破したはず。初めは嘘かと思いましたが、さっそく払込票番号をメモしてセブン・イレブンに行ってみたところ、本当に発券出来ちゃいました。どうやら本当に当選したようです。ちなみに何人かの身近なマリーンズ仲間に聞いてみても当たったという話は誰からも聞かれません。どなたか当選した方いませんか?そもそも競争倍率ってどれくらいだったのでしょう。
当日は職場の忘年会と重なってしまったのですが、迷わずそっちはパスでしょうなぁ。そもそもこの手の飲み会って自分はあまり好きではないのですが・・・。
とにかく新たにマリーンズに加わった仲間たち、将来のマリーンズを支えて行くであろう新入団選手たちに微力ながらも熱いエールを送ってまいります!

 


【乗り鉄日記】 寝台急行「銀河」で大阪へ

2007-12-11 | 日記その他雑記とか

12月7日 金曜日、ほぼ定時の18時過ぎには仕事を切り上げて真っ直ぐに帰宅した。最近のふだんの金曜日は職場の仲間と麻雀ばかりしていたのでなんとなくこれ自体が新鮮な感じもしていた。自宅で一杯やった後に夕食を取り、その後は風呂に入り少しだけまったりしてした。すると気が付けばもう21時を回っていたので、急いで着替えて仕度をして21時半過ぎに東京駅へと向かった。もちろんこの時間の上り電車は、一週間の仕事を終えたサラリーマンやOLでいっぱいの下り電車と比べたらがらすきで、簡単に座れるほどわずかな乗客しか乗っていなかった。


東京駅に着いたのはだいだい22時半頃だっただろうか。エスカレーターを上り東京駅の10番線ホームに出てみると、これから乗車しようとする寝台急行「銀河」はすでに入線していた。そして9、10番線ホームには予想通りというか、鉄道ファンがデジカメやカメラ携帯を片手に小刻みに移動をしながら目の前にいるそのブルートレインの細部に対して熱いまなざしを送っていた。ま~いつもの9、10番線ホームの光景なのだろう。そして自分も俄か鉄にも関わらず、例によって彼らと同じような行動をとっていた・・・。



ちなみに自分が取っていた切符はこの日の編成中、一番後ろの6号車。B寝台車で唯一の喫煙車両だった。念のためその車両を確認した後に大阪よりのホームの先頭まで行ってみると、そこにはさらに多くの鉄道ファンが集まっていた。そして奥の少し高い位置にあるホームには自分も翌々日に乗車予定の長野新幹線が停車しているのが見えていた。



彼らがそこで何を待っているのかと言うと、そりゃもう牽引車であるEF65形電気機関車と電源車(カニ24形)が連結されるその瞬間を見るためである。連結される部分のプラットホームには緑色のロープが張ってあり、そのロープから線路よりには入ってはいけないということらしい。やがて品川方面の暗闇の中から二つのライトを点灯させたEF65がやってきた。自分も子供のように自然とワクワクしてきた。そしてゆっくりと静かに、無事に連結作業が完了した。



その光景を見届けた後、ホームの自販機でペットボトルの紅茶とオロナミンCを買った後、いよいよ乗車。ちなみにその時、腹はまったく減っていなかった。車掌のアナウンスによるとこの日の銀河は満席だった。「満席になるぐらいだったら、廃止にしなくたっていいのになあ・・・」なんてついつい考えてしまう。購入する時に特に希望はしなかったのだが、持っていた切符をよくよく確かめてみると私は12番の下段。その番号を探して寝台車両の通路を進んで行くと、車両真ん中よりもやや後ろ寄りの位置だった。同じ区画の下段の男性は寝台車に乗り慣れているのだろうか。早々とシーツをひき、すでにカーテンを閉めて寝ていた。その男性は発車の23時頃にはもういびきをかいて熟睡していた。これは気を使わなくて良い分、寝台列車に慣れていない私には好都合だった。



ちなみに車内はこんな感じになっている。
寝台列車は過去に一度だけ乗ったことがある。5年くらい前に上野から金沢へ向かう「北陸」に乗車した。ゆえにその時ほどの驚きや感動はなかったが、それでもやっぱり自然と気持ちが浮かれてくる。他の車両にも足を伸ばしてみたのだが、女性の姿もちらほらあった。その中には寝台のベットに置いてある浴衣をしっかりと着ている女性もいた。

小田原くらいまでは眠らずに起きていた。通路にある収納式の腰掛けに座り、ひたすら車窓を眺めながらぼお~っとしていた。他の多くの乗客も缶ビールなどのアルコールを片手にタバコを吸いながら各々が深夜の東京の車窓を楽しんでいた。基本的にはほとんどの乗客は単身で乗車していたように思う。



ちょうど京都駅に停車中に目が覚めたと思う。そして京都駅を発車後は再び寝る前と同じように通路の収納式の腰掛けに座って外を見ていると、外には三脚付のカメラを構えている撮り鉄の姿を何度も目にした。まったくこんな早朝の朝靄の中で熱心な方がいるものだと改めて感心してしまった。
その後、通路を歩いてトイレへ向かっていると乗客の半分くらいはすでに下車していた様子だった。東京駅を出発した時に比べると車内はすでにかなり空いていた。

新大阪駅に到着する直前にはスーツにネクタイ姿のサラリーマンの姿もあった。もともと銀河という列車は新幹線よりも遅い時間に発車して、翌朝も新幹線の始発よりも早く到着する、いわゆるビジネスマン向けのコンセプトで投入された訳で、その本来のメリットを有効活用して乗車している方を発見すると少し嬉しくなってくる。

 

という訳で早朝に銀河は終点の大阪駅に到着。駅のホームでは小さな子供を連れた家族が銀河をバックに記念撮影していた。会話を聞く限りどうやら夫婦揃って鉄道好きなようである。

やっぱりこの列車が廃止されてしまうのはもったいない。時代の流れという言葉とともにその姿を消して行ってしまうのは別に鉄道に限ったことではないが、少なくとも古いものを大切にする。消え行くものたちをいつまでも記憶にとどめておく。そんな気持ちの温かさ、そして大切さを教えてもらえたような気持ちがした。

 


しばらくは乗り鉄日記で繋いでおきますか。

2007-12-09 | 日記その他雑記とか

数日前にコチラの記事で告知しておりました乗り鉄の旅を無事に終えて帰宅しました。
事前に時刻表を何度も見ながら入念に計画して、そのとおりに行程を終えられた時の達成感もさることながら、鉄道を乗り継ぎながら各所で様々な列車や駅舎、車窓を見ながら旅をすることがこんなに楽しいことだったとはねぇ。今さらながら自分には新たな発見でありました。

ちなみに往きは12月7日の夜に寝台急行「銀河」に初乗車してきました。今春で廃止の噂が流れておりますブルートレインのひとつです。


そもそもこれは自分が日頃から拝見しております野球ブログ、マリーンズブログのブロガーさんのところでも度々思うことですが、それにしても鉄道好きの多いこと。「野球ファン=鉄道ファン!?」とでも云いますか、野球ファンと鉄ヲタ(いやいや、鉄道ファン!)は何か通ずるものでもあるのでしょうか?
それにプロ野球選手の中でも元マリーンズの小坂とか、ベイスターズの佐伯、ホークスの小久保なんかが鉄ヲタとして知られていますよね。そして他にもあえて自ら公表はしていない隠れ鉄ヲタの野球選手はきっとたくさんいらっしゃるのでしょうな・・・。


という訳で、この週末で鉄関連の写真をたくさん撮って来ました。その中には素晴らしい夜景や雪景色なんかもちょっとだけあります。まあ素晴らしいとは言ってもあくまで私の未熟な撮影技術の範囲内での話ですが・・・。
幸いプロ野球は今はオフ真っ盛りですし、これからしばらくの間はそれを少しずつアップして行こうかと。なんだかブログを更新するためにネタを仕込んで来たみたいな感じになってますが・・・。

とりあえず今日はその予告までということで。

 


来季のパ・リーグ日程が発表されましたよ!

2007-12-06 | マリーンズ観戦記とか

今日はまずは小ネタから。
今日は仕事はいわゆる直行(ナオユキではなくチョッコウ!)そして直帰という奴でした。ま~こんな日は年間を通してもたまにしかないのですが、特に出社する必要も無かったので・・・。いつもよりも絶対に楽だと思っていたのですが、これがまたかなり気疲れもありましたし、さらにちょっと慣れないことをしていたので体力的にも疲れました。

ちなみに場所は海浜幕張周辺でした。朝の9時前に海浜幕張駅へ着いたのですが、私が思っていたよりもけっこう人が多いのですねえ。ふだん自分がここへ行く時、すなわち試合がある日にはそりゃもうマリーンズファンばかりをたくさん見かけるといった駅周辺ですが、さすがに平日の朝ともなるとサラリーマンやOLだらけ。家族連れなどもほとんど見かけませんでしたし、まさに首都圏の通勤の光景そのもの。これが自分には何だか不思議と新鮮な感じがしました。それしても羨ましいなあ、ここへお勤めしている方々って。定時に仕事を終れた日には平日マリンの試合を間違いなく開始から観戦可能なのでしょうなぁ。

そして夕方は予定通りの時間に仕事も終わり、帰りにプレナのマリーンズストアへ寄って2008年のカレンダーやらDVDを買って帰ろうと思っていたのですが、これがまたまんまと忘れてしまいました。たしか「激闘録」でしたっけ・・・!?すでにDVDを買われた方はその内容はどうでしたかねえ?そりゃ~面白かった?もちろんファンならば絶対買っとくべき?ですか!?カレンダーはいずれにしても購入するつもりなんですが、DVDの方は優勝もしてないのに果たしてどんな内容なのかと勘ぐり、購入はちょっと迷っています。


さて、今日はセ・リーグに遅れること約10日。色々と難しい調整等があったのでしょうか・・・。前から楽しみにしていた来季のパ・リーグの試合日程が発表されました。


2008年度パ・リーグ試合日程発表(日本野球機構)


交流戦の日程が発表された際には、以下へマリーンズの日程だけをすべて書き並べたのですが、120試合はさすがに面倒なのでここでは割愛致します。


第一印象で「行きたーい!」と思った試合なんかを。
まず、来季は消滅かと心配していた神戸スカイマークでのマリーンズ戦が3試合組まれました。5月5日(祝)、8月10日(日)、9月11日(木)です。このどれかひとつは行きたいですな。
4月19日(土)20日(日)は東京ドームでバファローズ戦ですか。これも覚えておかないとです。
そして5月13日(火)~15日(木)、8月19日(火)20日(水)は同じく東京ドームでファイターズ戦。すべて平日ですがなんと5試合もあります♪これも嬉しいですね。
交流戦終了後の初戦となる6月27日(金)は既報のとおり大宮でのライオンズ戦です。


来季は一度は絶対に遠征しようと考えている仙台のイーグルス戦も土日に多く組まれたので、おそらく実現出来そうです。逆に札幌のファイターズ戦は開幕週以外はすべて平日になってしまいました。う~ん、残念ながら来年は北海道は封印が濃厚かな・・・。その他地方ゲームは盛岡で1試合、長野で2試合が組まれました。


とにかくこれからゆっくりと観戦計画、遠征計画を立てましょうかね。

 


3連勝で北京行き決定!

2007-12-03 | 日記その他雑記とか

今日も日本代表戦に釘付けでした・・・。
昨日までとはまったく違う球場の雰囲気。
まぁ予想はしていましたがまさに完全な敵地。

そしてやってくれましたね~!
北京五輪最終予選第3ラウンド、台湾も撃破して3戦全勝!
北京オリンピック出場決定!
来年の楽しみがひとつ増えました。今から夏が楽しみです。

それにしても今日は7回の攻撃ですよ!
1点ビハインドで迎えたあの7回表の攻撃見ました?
ちょっと危なっかしかったですが、里崎の送りバント(結果は野選でしたが・・・)
満塁となり大村の値千金の同点スクイズ!
そして西岡の逆転タイムリー!

何だかねえ。もう千葉のどっかのチームの選手が大活躍じゃないですか。
ユニフォームはいつもと違いますが、みんな良く見たことある選手ばかり。
いやー、それにしてもおれっちは今日ほどあの千葉の某チームの選手たちを誇りに思ったことはないかもしれませんね。
その後も面白いように打線が繋がりこの回一挙6点のビッグイニング。
これで試合をほぼ決定付けました。

守っても決して本調子とは言えないダルビッシュを引っぱってくれたスタメンマスク里崎の好リードも光りました。そして何回だったか忘れましたが西岡の好捕もありましたね。

いやいや何だか最後まで千葉の某チームの選手ばかりを称えてしまいましたが、もちろん星野JAPAN全員で勝ち取った勝利です。
日本野球バンザーイ!あっぱれでした!

 


野球日本代表、韓国に勝利!

2007-12-02 | 日記その他雑記とか

プロ野球シーズンが終わり早や一ヶ月になりますが、久しぶりに手に汗握る真剣勝負を観させてもらいました。今日の試合は野球ファンならずとも多くの方がテレビ観戦したのではないでしょうか。それにしても勝って本当に良かったです。日本代表にはありがとうと言いたいです!

いやーやりましたね~!しびれる試合でした。
去年のWRCではさんざん苦杯を舐めさせられた韓国相手に僅差の1点差勝ち。

しかもマリーンズ選手が大活躍です。
ダルビッシュという大方の予想に反して、成瀬がこの大一番の先発に大抜擢!
そしてサブローの同点タイムリー!
西岡はヒットこそ出ませんでしたが、セカンドの守備でいい動きを見せていました。


欲を言えば、成瀬が先発ということでキャッチャーは里崎で行って欲しかったかな・・・。特にシーズン中にはよく見た高めの真っ直ぐで空振りをとる場面がなかったというか、サトの方が成瀬の持ち味をもう少し引き出せたのではないかと。でもスタメンマスクの阿部も今日も2安打とバッティング好調ですし、何よりも試合に勝てたので言うことありませんね。明日は台湾にすっきり勝って北京五輪出場を決めましょう。

今日は短信で。