鴎に飛び方を教えた猫

平凡で冴えない毎日の中でも千葉ロッテマリーンズを応援するブログ。

売られた男の意地を見たぜ!

2010-05-29 | マリーンズ観戦記とか

曇り空で試合前には時折小雨も降っていた今日のマリン。

ベイスターズ先発はエース三浦。そしてマリーンズの先発は今日が古巣相手の登板としては最後のチャンスになるであろう吉見でした。


【ロッテ】吉見「見返したいとか・・・」(ニッカン)

 

マリーンズに来て2度目の先発となる吉見は今日もナイスピッチング。初回から気合じゅうぶんでしたね。記事のとおり色々と思うところはあったと思います。
ベイにいた時は近年は四球を出して痛打されるという自滅に近いピッチングが目立ちましたが、今日もテンポの良いピッチングで6回を無失点。今日は完封でもしてくれるんじゃないかと思うくらいの快投でした。

でも、今は先発を4人で回している都合でしょうか。7回からは伊藤がマウンドに上がり、8回薮田、9回小林宏之の必勝パターンで見事な完封リレー。特に伊藤は先日の甲子園での右手に打球を受けるアクシデント以来でしたし、元気に投げる姿を見れて本当に良かった。大事に至らなくて何よりです。

 

そして打っては今江が2回の満塁のチャンスでライトへの先制2点タイムリー。6回にはサブローの貴重なソロ。8回には福浦の2ランでダメを押すというまさに理想的な試合運びでした。

あとは3打席凡退していた西岡が7回にレフト線への2ベースヒットを放ち、これで連続試合安打を22試合に伸ばしました。観戦仲間の話によると、連続試合安打の球団記録はロペス(公式の試合戦評メールによると1968年)の26試合。そしてプロ野球記録はブレークする前の西岡を育てたあの高橋慶彦二軍監督の33試合なんだそうです。これはまた楽しみなことがひとつ増えました。

連続試合安打記録(日本プロ野球編)

 

今の西岡は打席で本当に球がよく見えているように感じます。現在打率.361とパ・リーグ1位につけてますし、チームのキャプテンとしての自覚もじゅうぶん。さらに最近は守備でも好守を連発しています。というか簡単な打球でもいつも大事に処理していますよね。送球だって以前よりずっとファーストが取りやすい球を投げているように感じます。まさにひとつひとつのプレーに集中出来ているのだと思います。野球選手として充実の時を迎えていますね、きっと今の西岡は。

 


試合前にはサブローの1000本安打達成の表彰式がありました。

 

 

 

 

 


ようこそ吉見。今季最多20点の圧勝劇!

2010-05-22 | マリーンズ観戦記とか

これまた強いマリーンズを見せてくれました。

22安打で20点ですか・・・。

 

交流戦いまだに一つも勝てていない泥沼スワローズが相手でしたが、今日は3回ですでに13対0の大量リード。この時点でもう、なんだかスワローズがとっても気の毒になってきました。


それでもマリーンズは決して攻撃の手を緩めず、ヤクルト先発のルーキー中澤にプロの洗礼を浴びせるだけでは飽き足らず、増渕、川島亮もめった打ち。甘い球をことごとくヒットにし、得点を積み重ねて行きました。


一方、今日がマリーンズでの初登板となった吉見がナイスピッチング。正直あまり期待していなかったのですが、6回2失点と先発としてはじゅうぶんな内容で見事に移籍後初勝利。吉見自身もきっとかなり嬉しかったことでしょうね。

今日の吉見は何よりもフォアボールが少なかったですしテンポも非常に良かったです。なんでこんな良いピッチャー、しかも左腕が金銭トレードで取れてしまうのか。今日は相手が元気のないスワローズというのもあったのかも知れませんが、いずれにせよ次回の登板にも注目です。

 

あとは、右ひざの故障とやらで今季初めてスタメンを外れてしまった荻野。何よりも故障の状態自体がたいしたことなければ良いのですが・・・。でも今日はその代役を早坂が3安打3打点としっかりと果たしてくれました。試合後の勝利監督インタビューでも西村監督が吉見の好投はもちろんのこと、野手ではこの早坂の活躍ぶりを真っ先に褒め称えていましたね。

 

明日からは甲子園、マツダスタジアムと、ふだんロッテの野球をほとんど見ることがないであろう西日本のセ・リーグチームのファンの多くに今のマリーンズの強さをしっかりと見せつけてきてもらいたいものです。

 

 

 

 


連勝止まる。香月は再び浦和へ。

2010-05-05 | マリーンズ観戦記とか

連勝は3でストップ。

やはりこどもの日はまだ鬼門のようです。

マリン初登板ということで、期待していた先発の香月は初回こそ無失点に抑えるものの不安定な立ち上がり。2回に二岡のタイムリーで1失点。続く3回には4連打を浴びてあえなく降板。う~ん、今日の香月はどうもピッチングが単調でしたね。今日で防御率は9.82ですから、ローテ入りするにはやはりまだちょっと厳しいかも知れませんね。試合後には再び二軍行きを通達されたそうです。

一方、ファイターズ先発のケッペルは、昨日の西岡ブログで「手ごわい」と評されていましたが、まんまと抑えられてしまいました。長身から投げ降ろす真っすぐは常時140km後半出ており、今日は終始気持ち良さそうに投げていたように思います。最後まで捕まえることが出来ませんでした。

 

ついにファイターズに負けてしまいましたが、まあいつかはねえ・・・。

GWの9連戦も結局4勝5敗と負け越してしまいましたが、貯金はまだ8もあります。

晋吾の復帰がいつになるのか分かりませんが、打線は相変わらず好調ですし来週からはじまる交流戦はぜひ優勝を狙ってもらいたいものです。

 

 

 

 


HR5本で大勝!

2010-05-04 | マリーンズ観戦記とか

今日もチケットは完売、昨日に続いて満員御礼の出たマリンでしたが、試合は一方的なものになりました。

なんだか楽しいGWになってきています。

 

こう言うのもなんですが、それにしても今の日ハムさんは重症ですね。

昨年のパ・リーグ覇者が、今は12球団で一番弱いチームになっちゃってます。

 

それともやはりうちが強いんでしょうか。

マリーンズ先発の唐川は初回からストライクが入らず、小谷野のタイムリーで簡単に先制点を献上。この回はなんとか1点に抑えましたが、続く2回も不安定な内容で、序盤はそれこそ今日はいったい何点取られるだろうと不安を抱いておりました。しかしファイターズの拙攻に次ぐ拙攻で終わってみれば8回を1失点。9回は秋親がサクッと抑えてしまい10対1で試合終了。なんとまだ今年はファイターズに一度も負けていません。

 

打っては井口、テギュン(2者連続)、サブロー、大松(2打席連続)がホームランの競演。特に4回の3ホーマーは親子連れで大盛況となった本日満員のマリンの客を喜ばせるにじゅうぶんな攻撃でした。

 

さて、明日も勝って気持よく連休を終えることが出来るのでしょうか。

香月がマリンで初登板となりますが、前回の西武ドーム以上の好投を期待です。

 

今日は試合開始前にちょっと内野を散策。
3塁側にこんなラーメン屋さんが出来たんですね。

 

前から気になっていた「パノラマカウンターシート」も見てきました。

 

 

 

 


キムテギュン2発&古谷初勝利!

2010-05-03 | マリーンズ観戦記とか

何だかこの頃は初勝利ばっかりですな。

大谷、香月、マーフィー、そして今日の古谷と最近マリーンズが勝った試合はすべて。

 

今日はテギュンの2発はもちろんのこと、里崎にも効果的な1発が出ました。

先発の俊介はピリッとしない内容でしたが、打線で勝った試合ですね。

 

そして古谷は打者二人、球数にしてたったの9球のピッチングでしたが、プロ入り5年目での初勝利。今日はちょっとタナボタ的な勝利でしたが、喜びもひとしおではないでしょうか。今のうちの唯一の中継ぎ左腕ですから、まずは一軍定着。そしてこれをきっかけに今年は飛躍の年にしてくれれば良いなと。

 

最近カード負け越しが続き、開幕した頃の勢いにもかげりが見え始めているといったチーム状態ですが、日ハムにはこれで今年6勝0敗1分。なんとまだ一度も負けていません。ここは明日明後日もぜひカモらせていただいてGWの9連戦をなんとか勝ち越しで終わりたいものです。

 

 

 

しっかし今日のマリンはありえないくらいに混んでましたね。自分はチケットレスだったのですが、2階の窓口には長蛇の列。チケットを手にするまで1時間くらいかかりました。もちろん1階の一般やカモメの窓口もそれ以上のながーい行列が出来ていました。そしてチケットは完売、谷保さんの「あしからずご了承ください」の場内アナウンス。

幕張周辺の道路の大渋滞も含め、もはやGW恒例の光景となっていますが、野球を初めて観に来た方とかもいらっしゃるのでしょうか。例えば初めてマリンに来た方とか、年に数回しかマリンに来ない人たちがこの混雑を体験されて、「もう野球場になんか二度と来たくない!」とか思わなければ良いのですが・・・。ふだんの土日はもっとぜんぜん空いてるのに。