鴎に飛び方を教えた猫

平凡で冴えない毎日の中でも千葉ロッテマリーンズを応援するブログ。

壮大なるヒッチハイクの結末は!?

2008-01-30 | 日記その他雑記とか

一つ前の記事の続きです。


さて、一人で名古屋までの気ままなドライブを楽しむはずが、この日初めて出会った同乗者二人と一緒に行くことになってしまいました。ちなみに二人とも後席に座っていました。オンナの方が自分の座っている運転席の後ろ、オトコの方が助手席の後ろというポジションでした。クルマを走らせると、オトコの方が少しでも何か喋らないとと気も使っていたのでしょう。ひたすら今日までの自分の境遇について話を始めました。これがまたよく喋る人なんです。でも自分もこの二人を少し知りたいと思ったと言いいますか、なぜサービスエリアでヒッチハイクなんてしてるのか興味もあったのですが・・・。

 

聞けば二人はこの日の4日前にあたる9日まで石神井に住んでいたとのこと。会社の借り上げのアパートで暮らしていたそうです。会社と言ってもそこからクルマに乗って現場へ向かい仕事をしていたようです。あまり詳しくは聞かなかったのですが、同僚たちと毎日どこかの建設現場までクルマで行って何かの作業をしていたそうです。他の同僚や先輩たちは日当が一万3千円だったそうなのですが、彼は中学までしか出ておらずクルマの免許も持っていないということで他の仲間と比べて約半額の日当7千円で働いていたとか。ただ賃金に対しての不満みたいなことは少なくとも言ってませんでした。千葉や八王子、立川など様々な現場に行ったみたいですが、首都圏の地理にはまったく疎い感じで、聞けば山口の彦島から東京に出てきたのもつい3ヶ月前とのこと。


年齢はたしか二人とも25歳と言っていました。卒業後は地元でアルバイトをして生計を立てていたようなのですが、働いても働いてもお金が貯まらないので二人で東京に出てきたとか。でもその喋りがなんとなく幼稚な感じなんですよねえ。子供の頃にどういう環境で育ってきたのかは存じませんが、すべてにおいて考えが甘いと言うか、とにかく延々と話を聞いていた限り、世間を知らなすぎるのです。どうやら東京に出てきて始めはIT系の企業で働きたかったとか。決して悪い奴ではなさそうなんですが、いじめられやすいタイプと言いますかねえ。


この日までの彼らの経緯を時系列に簡単に書きますと、新年早々の7日に仕事を辞める旨を親方(←という言い方をしてました)に告げたそうです。いきなり辞めると言われた親方は予想通り激怒。二人のためにその借り上げのアパートの更新もしたばかりだったそうで。その代償として親方に指輪を取りあげられてしまったとか言ってましたね。一方でそもそもこの3ヶ月間、オンナの方はいったい何の仕事をしていたのでしょうか。
一文無しでヒッチハイクをして故郷である山口県まで帰るべく、9日の朝に住まいを飛び出し、始めは関越道の入り口である練馬インターに向かったとか。山口県に行くのに関越道に向かうところがまた無知と言いいますか、住まいから一番近い高速の入り口がきっとそこだったのでしょうな。しかしさっそくヒッチハイクを試みるもうまく行かず結局は埼玉県の新座まで歩いたとか。しかしあるドライバーから「西へ向かうなら関越ではなく東名高速でしょ!」と教えられ、今度は新座から東名の用賀までまた歩いたそうです。これには驚きましたねえ。歩いたら何時間くらいかかる距離なのでしょうか。考えたこともありません。


そうそう、やはりというか体臭がかなりきつかったんですよね。私はタバコを吸うからと言って走行中に窓を何度も開け閉めしていたのですが、別に煙を外に逃がしたいからではなく臭いを外に逃がしたいと言うのが本音でした。彼らの話を額面どおりに聞くともう5日は風呂に入っていないということなんですが・・・。


話がそれましたが、その後12日の夜まではもうホームレス状態。用賀の入り口でひたすらヒッチハイクしていたそうで。始めはワンボックスタイプの乗車定員が多いクルマを狙っていたようですが、何度もやんわりと断られ、しかたなくトラックに方針転換。やっと乗せてくれるトラックに巡り会い、そのトラックで牧の原サービスエリアまで乗せてもらってきたとか。私に出会う前の日、12日の深夜に到着したとか。しかしトラックのドライバーによると、あれは一応ベンチシートになっていますが助手席に二人乗るのは違反なんだそうで。ワンボックスは一人で乗車しているパターンが少なく断られるし、トラックは違反をさせてドライバーに迷惑をかけると知り、きっと乗用車に一人で乗車しているクルマにめぼしをつけたのでしょう。でも牧の原でも何台も断られたみたいでした。サービスエリアの建物の中で睡眠を取ろうと試みるも寒さで何度も目が覚めてしまったとか。そりゃそうでしょ、たったそれしか着てないんじゃねえ。


続いて彼の話題は地元に関することに移ります。彦島って昨日調べてみたのですが、下関の辺りなんですね。瀬戸内海に面していて島といっても本土とは数十メートルしか離れておらず、橋もかかっているようで。地元ではネガティブな意味でヒコットランドとか言われているそうです。具体的な話は割愛しますが、彼の故郷に対する愛情、思いみたいなものを随所に感じました。子供の頃はその本名や体系から「カメ!」と呼ばれて馬鹿にされていたとか言ってましたね。いやいや別に私が聞いたのではなく彼が勝手にいろんなことを話していたんですよ。もう東京になんて出てこないでせいぜい福岡辺りで仕事探せばよかったのにと何度も思いました。彼の奥さんはかなり体調が悪いようでしたのでちょっと心配です。サービスエリアって医務室とかあったかな~。少なくとも早く医者に診てもらうなり薬を飲んだ方が良いのですが・・・。


そして予定通り上郷サービスエリアに到着。いよいよ彼らは愛知県に入りました。でもまだ山口県までは半分も行ってないですが。クルマから降りる時の二人はかなり寂しげな様子に見えました。きっとまた何度も断られながらヒッチハイクしなければならないことに対する不安もあったことでしょう。なんとなく同情に近い感情になりました。そして彼らと知り合う直前に牧の原サービスエリアで買ったまだ空けてないペットボトルのゆずジュースを差し上げることにしました。きっとこの数日間は水とサービスエリアの無料のお茶しか飲んでいないことでしょう。降り際にオトコの方が「何か食糧もいただけないですか?」と言って来た時には正直寒い思いもしました。食糧っていう言い方がなんともねえ・・・。


なんだか愚痴や悪口みたいなことも書いてしまいましたが、色んな人にお世話になりながらも交通費ゼロで生まれ故郷に帰れることへのお手伝いを私も少なからずさせていただいたのだからどうか許しておくれ。
万人に共通して言えることは、故郷は誰にとっても良いものです。
無事に着いていれば良いのですが・・・。

  


無事に辿り着いたんだろうか!?

2008-01-27 | 日記その他雑記とか

今からちょうど2週間前の話、名古屋まで行った時の道中のことです。


あの日、自分は正午に名古屋駅前である人物と待ち合わせをしていました。(ある人物って誰やねん!?) どうせ駅で待ち合わせなのだから新幹線がまっとうな交通手段なのですが、ここ最近クルマの買い替えを検討しておりまして・・・。もうすぐ来るかもしれない愛車との決別の日の前に今のクルマで最後のロングドライブをしておこうと思い立ちました。ちなみにその1週間前にも母親を乗せて高尾まで祖父母のお墓参りに行ってきました。ガラガラの首都高と中央道がとても気持ち良かったです。
今乗っているクルマはスバルのフォレスター。新車で買った2000ccのターボで約8年乗りました。その前に乗っていたインプレッサWRXに続きこれもMT車。このクルマはすごく気に入っていました。とってもトルクフルで高速道路や上り坂でも心地良い加速感を体感出来ますしやはりSUVは使い勝手も申し分なく、4WDなので趣味のスノボでも大活躍しました。そしてフルエアロにしているその外観は今でも飽きを感じさせません。正直買い替えは今でも少し迷っているんですけどね・・・。

 

さて、この日も渋滞はほとんど無し。自宅を出発してから快調に飛ばして東名高速の牧の原SAで初めての休憩を取りました。寒空の下、売店で買った熱々のぶたまんを食べてトイレも済ましていざ出発です。ところがクルマに戻ってきてエンジンをかけようとしたところ、右側後方から“コンコン”と窓を叩く音がしました。何事かと思い振り返るとそこには若い男女二人の姿がありました。きっと「バッテリーが弱ってエンジンがかからないのでブースターケーブルを繋げさせて欲しい。」とかそんなことだろうと即座に思いました。だったら快く応じてあげようと思ったのですがその予想は外れました。彼らから出てきた言葉はなんと・・・。


「すみません。愛知方面に行かれるんですよね?ぶしつけなお願いなんですが、もしよろしければ一緒に乗せて行っていただけないでしょうか?」
「はあぁぁぁ~!?乗せてくれって・・・。じゃあここのSAまではどうやって来たのよ!?ここまでもクルマで来たんじゃないの?」
「はい。ヒッチハイクして用賀の入り口近くからトラックの助手席に乗せてもらってきました。」
「おいおい、君らは猿岩石かよ!?」


まったく見知らぬ人ですし、はじめは車内で悪さでもされたら困るし、最悪の事態まで考えて犯罪とかに巻き込まれたりしないかと不安もよぎったのですが、とりあえず彼らの話の続きを聞くことにしました。所持金はゼロらしく二人は夫婦だということ。オトコの方はかなりのデブっちょでしたが、この寒さにも関わらずジーンズにシャツ一枚だけしか着てません。オンナの方は見たところいたって普通の女の子でしたが、どうやら体調がすぐれないらしく、激しく咳き込んでいました。

「ま~いいか。とりあえず外は寒いから乗ってください。」と私が快諾すると二人はとても嬉しそうな顔をして「ありがとうございます!」と言った感じで後席に乗ってきました。「普通の人はこういうことを頼まれたら乗せてあげるのかなあ・・・?」と一瞬考えてしまったのですが、もうOKしてしまったので考えても仕方ありません。


「自分は名古屋で降りちゃうけど、どこまで行くんですか?」と私が尋ねるとオトコの方が曰く山口県まで行きたいとのこと。しかもたしか“彦島”って言ってたでしょうか。少なくとも自分には聞いたこと無い島です。とにかくその彦島という離島まで行きたいとのことでした。そこは彼らの生まれ故郷らしく二人はもともとこの島の中学校の同級生だったとのこと。ちなみにロンブーの淳も同じ島の出身とか言ってたような気がします。
「だったらサービスエリアで降りて、またヒッチハイクなんかするよりも自分は名古屋駅前まで行くからそこで降ろしてあげましょうか?」と尋ねるとオトコは、「いやいや駅前で降ろしてもらってもお金が無いのであまり意味が無いんです。やっぱりサービスエリアで降ろしてください。」とのこと。
と言う訳で、少しでも進みたいなら守山PAもどうかと聞いたのですが、彼らの希望を聞きつつ名古屋出口の直前に当たる上郷SAまで乗せて行く事になりました。同乗していた約1時間半の間、やはりオンナの方は後席で寒そうにしながら激しく咳き込んでいましたが、オトコの方はひたすら自分の身上話をはじめました。

 


という中途半端な終わり方ですが、やはりいつもどおりのつたない文章が長ったらしくなってしまったので、続きはまた今度書きます。
ていうか最後まで読んでくれたヒトがいらっしゃいましたらの話ですが・・・。



女流プロの真剣な眼差しに萌え萌え~!

2008-01-20 | 日記その他雑記とか

今日は麻雀デーでした!
といっても麻雀を打った訳ではなく観戦のみなのですが・・・。


日本プロ麻雀連盟の「女流桜花」というタイトル戦の決勝戦2日目が新橋の雀荘じゃん亭Nobuで行われました。ちなみに自分はこの手のプロ麻雀の大会に足を運ぶのはこれが初めてです。




新橋というとですねえ、仕事ではそれこそ毎日と言ってもいいくらいに来るところ。ここはサラリーマンの聖地みたいなところなのですが、日曜日は平日に比べて人の数がぜんぜん少なくてなんとな~く新鮮な感じがしました。



先にリンクも貼りましたが、この雀荘って卓も新しくて料理もなんだか美味しそう。フリーはなくセットのみの営業のようですが、予約制を取っているくらいですからきっとこの辺りではかなり人気の雀荘であると思われます。実際に店内はとても清潔感があって明るい雰囲気で、超優良店であることをすぐに察しました。そして入り口にたくさん並べられていた焼酎のボトルがいかにも新橋らしいなぁなんて。


第2期女流桜花決勝戦進出の4名は二階堂亜樹黒沢咲優木美智、斉藤智子というメンバー。「卓上の舞姫」と称される亜樹プロを筆頭にいずれもこの世界では人気、実力を兼ね備えたトップクラスの女流プロです。会場には二階堂姉妹の姉の方、二階堂瑠美プロも応援に来ていました。そして一般の観戦者(ギャラリー)も多数来ており会場は盛況でした。もちろん対局中は誰も一言も喋れないので静寂そのものといった雰囲気で、まさに真剣勝負の様相です。



女流プロ雀士といっても初めて間近で見た第一印象は「なんだ~、今時の普通の女の子たちやーん!」といった感じで親近感さえ沸いていました。しかしいざ対局が始まるとその印象は一変しました。
何と言いますか、まずは牌の扱い方、配牌から理牌、そしてツモる、切る、鳴く(さらす)といった麻雀のあらゆる動作が手馴れていて、まさにプロっぽいのです。細いその腕、シャープな指先で彼女たちは巧みに牌を扱っていました。自分はたまに女の子を交えて麻雀をすることもあるのですが、たいていのそのおぼつかない手つきに見慣れていたので、これもまた非常に新鮮であり関心してしまいました。もちろん捨て牌は早いし、点数計算と点棒の受け渡しも正確かつまったく無駄の無い動きでした。もちろん打ち手としてもミスが少なく、また局面に応じたその状況判断力にはただただ感服するばかりでした。



またこの手の競技麻雀というのは一般的な自分らの普段の麻雀のルールとは異なり、一発と裏ドラは無し。カンドラもありませんし赤牌ももちろん入っていません。これらは運に左右される要素が多いのですべて無しとしているのでしょう。極力純粋に麻雀の腕を競い合うという観点から考えても頷けるルールだと思いました。



また、会場には様々な役割を担っている関係者が数人いました。会場係、立会人、採譜者、観戦記者といった面々。テレビ(CS放送)も来ていました。採譜者が各参加者の左後方に座ってその一手一手を特殊な麻雀ソフトに入力していました。ちなみにこれら4台のPCはLANで繋がっており、画面上ですべての参加者の手牌と捨て牌をリアルタイムにチェックすることが出来るようになっていました。



第2期女流桜花は、結局前日までトップだった二階堂亜樹プロが今日の半荘6回戦を終えてもそのままトップで逃げ切り優勝を飾りました。見事に第2期女流桜花のタイトルを手中に収めました。表彰式で賞金30万円とトロフィーを手にしてご満悦の様子です。いやいや、優勝賞金は50万だったかな・・・。とにかく嬉しそうでしたね。
本人も言ってましたが、今日は配牌もツモも全体的に良くなかったと思います。彼女曰く昨日は逆に良すぎて怖いくらいだったそうです。今日はそれでも悪いなりの素晴らしい麻雀を最後まで打ち切った結果の勝利だったと思います。「卓上の舞姫、亜樹ちゃんやっぱり強い!さらに腕を上げましたかね!」



最後はみんな揃って記念撮影です。正面が二階堂亜樹プロ、後方左から4位優木美智プロ、3位黒沢咲プロ、2位斉藤智子プロです。前年第1期の覇者でもある優木美智プロはこみ上げる悔しさからかいつまでもぽろぽろと涙を流していました。彼女のこの涙からもこの大会がどれほど真剣勝負であったのかが伺えます。

 


最後になりましたが、今日はショッキングなニュースも飛び込んできました。
清水明美さんに謹んで心からご冥福をお祈り申し上げます。
とにかくわたしたちファンは応援することしか出来ません。
「頑張れ、直行!」

 


喫茶マウンテンで楽しいひと時を!

2008-01-19 | 日記その他雑記とか

2年ちょっとやってるこのブログで食に関するネタは果たして何回目になるでしょうか!?う~ん、たぶん4回目くらいかな・・・!?まぁ少なくとも自分は食に対する興味、執着はだいぶ人並み以下ではないかと。対照的に弟は調理師免許まで取って思いっきり食に携わっている訳ですが・・・。

今回は喫茶マウンテンを紹介します。ここはもう知る人ぞ知る名古屋にある有名な喫茶店なのですが、果たしてご存知でしょうか!?ちなみに自分の身近には知らない人の方が圧倒的に多かったです。


喫茶マウンテン
名古屋市昭和区滝川町47-86


何がすごいかと言いますと、まずはその一風変わったメニューの数々です。そしてどのメニューもおしなべて量が多い。特にかき氷なんて一目見たら驚愕です。「マジかよ!?」とショックさえ受けると思います。でも値段はどれもいたって普通なんですけどね・・・。一般的に言う軽食喫茶に対してこういうお店を重食喫茶と言うそうです。そもそも名古屋のグルメと言えば、味噌カツ、きしめん、ひつまぶし、手羽先等があげられますが、「でもそんなの関係ねぇー!」とでも言いたげなここでしか味わえない数々のメニューがあります。

 


今年はまだ済ませてなかった初詣を熱田神宮で済ませました。自分が行ったのは1月13日。正月もすっかり明けていい加減もうひっそりとしていると思っていたのですが、予想に反してかなり混んでいました。神社の敷地内にある「宮きしめん」できしめんを食べたかったのですが、腹をすかせてマウンテンに行くつもりだったので封印。また、出店もたくさん出ていて何か食べようかとも思ったのですがやはり我慢。この後すぐにマウンテンに行くつもりでしたので・・・。しかし食べておけば良かったと今では少し後悔しています。



名古屋市昭和区にそのお店はあるのですが、カーナビのおかげで迷わずに喫茶マウンテンに到着。閑静な住宅街にあります。しかし10数台ある駐車スペースはすべて埋まっていていました。仕方がないので近くのスーパーの屋外駐車場にクルマを止めてそこから歩いて行きました。



こんな店構えをしています。どうやら昨年の夏頃に新装したらしいです。時間帯によっては行列が出来るとも聞いていたのですが、外に並んで待っている人はおらす。でもやはり満席で店内では3組くらいのグループが待っていました。待っている間に店員がメニューブックを持ってきました。そしてそれは噂どおりの品数でした。甘口とか辛口とかデザートといったように種類ごとに書いてあり、全部で100品目くらいあったでしょうか。ちなみに自分は二人で来店したのですが、二人とも甘口を注文するのはやめておこうと相談した結果、「甘口抹茶小倉スパ」と「豚きのこみそピラフ」を注文することにしました。



店内はけっこう落ち着いた雰囲気でいい感じなんですけどねえ。ただ客の平均年齢はかなり低く、学生っぽいグループばかりだったような気がします。



まずはじめにこれが運ばれてきました。口直しのつもりなのでしょうが、結果的にはこれがいちばん美味しかったです。また店内の出窓のいたるところにに水のピッチャーが置かれていて、それを見てなんとなく嫌な予感はしていました。



これが甘口抹茶小倉スパです。ちなみに甘口のパスタは他にも何種類かあります。その中でもこれがいちばん無難であろうと思っていたのですが、認識が甘かったです。口に入れた瞬間に「うっわー!甘ぁーっ!」とでも言いましょうか。これまで体験したことの無い味覚が口の中いっぱいに広がります。しかも麺が太くてなかなか噛み切れません。ホイップと絡めて口にいれるとその感覚はさらに激しさを増します。この瞬間すでに「やられたー!」と思いました。



そしてこれが豚きのこみそピラフです。こっちは安全圏のつもりで注文したのですがそれも結果的には間違いでした。とにかく量が多いのです。たぶん通常のピラフの二人前くらいあるのではないでしょうか。そしてこっちも味が非常にしつこくて水無しでは絶対食べられません。少なくとも美味しいとは決して言えない一品でした。


それでも二人がかりで必死に完食しようと努力した結果、ピラフは何とか残さず食べることが出来たのですが、抹茶スパは無理でした。自分はふだん外食して食べ残すなんてことはまずありえないのですが、3分の1くらいしか食べれなかったです。


結局私が思ったこと、このマウンテンというお店を総括してみますと、ここはネタのために行くようなお店です。或いはグループで行って「どうだ~!オレは○○を見事に完食したぞー!」と自らを誇示するために行くようなお店のような気がしました。実際に完食して誇らしげにしている客を何人もみかけましたしね。そしてドリンク類も炭酸水にただかき氷のシロップを足しただけといいますか、何だか「ちょちょいのちょい」と作ってるのであろうというのが明白です。デザートのアイスクリームも非常に量が多いのですが、なんとも品の無い味なんですよねえ。とにかくジェラートとは相反する一品でした。とにかく自分はもうこの1回きりでいいです。
それでもこの店がこれだけの有名店であり、客足が途絶えない理由も一度行った人ならばきっとなんとなく分かるような気が致します。値段はリーズナブルですしグループで行ってみて笑いが絶えない楽しいお店であることには間違いないです。名古屋にお立ち寄りの際にはぜひ一度ご賞味を!ナゴヤドームに遠征された際なんかにもいいかも知れませんね!

 


どMなヒト

2008-01-12 | 日記その他雑記とか

「鉄」同様にもはや最近はマイブームとなっており、「打って打って打ちまくれ!」状態の麻雀ですが、いつも行っている雀荘にマリーンズファンらしきヒトがいるのです。このヒト、けっこう頻繁に見かけるのでどうやら常連のようです。けっこう年配の方なのですがいつも必ずMのワンポイントのあるキャップを被っていて、今日なんて左手に31番のリストバンドまでしてました。うん、きっと俊介好きなんでしょうな。
その被っているキャップの汚れ具合からしても相当コアなファンのような雰囲気があります。だって自分は仕事はもちろん野球観戦時以外でマリーンズのキャップとかTシャツとかって身に着けないですもん。携帯ストラップと待ち受けだけはマリーンズですけど・・・。このヒトもやはり自分と一緒で野球がないと退屈なんでしょうな~なんて。


前から一度同卓してみたいと思っているのですが、卓は選べないのでなかなかご一緒する機会がなくてちょっと残念です。シーズンが始まったらきっと今ほど雀荘には来ないと思うので、それまでにいつかタイミングを探してお話してみたいと思っています。

「マリーンズ好きなんですか?」
「好きなんてもんじゃないよ!見れば分かるだろー!ひょっとしてあんたもロッテファンかい? ほっほぉー、そうかい!でもオフシーズンはマージャン・イズ・マイライフだけどな!」とか言われるのかな~!?

 

明日は名古屋に行ってきます!
時間があれば、かの有名な喫茶マウンテンにも行ってみたいな~なんて。
自分はけっこう甘党なので、甘口いちごスパでも食べてみますかな。
でもやっぱり何を食べるかはその時の気分次第ですね。

 


怖い女のヒトのお話

2008-01-06 | 日記その他雑記とか

長かった休みも終わり明日からとうとう仕事です。
9連休なんてたぶんここ何年かで最長のお休みだったような気がします。麻雀漬けをじゅうぶんに満喫とまでは行きませんが、充電出来ました。もう諦めて明日から仕事しますかね・・・。


この正月に久しぶりに弟と会いました。どちらかと言うと自分はふだん仕事の話とかってほとんどしないヒトなのですが、それとは対照的に私の弟は仕事での出来事についてよく家で話したがる性質を持っています。弟は川崎市の某所でハンバーグレストランの店長をしているのですが、特に多いのが手を焼いた客の話です。今回は去年の年末にあったある出来事について聞かされました。それはどうやらつくづく泥沼にはまってしまったクレーム対応の話でした。以下は弟が私に延々と話し続けた話をなるべく要約して書きます。



暮れという稼ぎ時のとある日にまだ20代前半と思われる若い女性4人組のお客が来店したんだそうです。注文もとって料理を出して、しばらくして4人全員がほぼ食事を済ませました。そして、さて帰ろうと言う時にそのうちの一人の女性がこう言ったんだそうです。「足元にご飯粒が落ちていて、気付かずにそのご飯粒を踏んでしまった。その靴は気持ち悪くてもう二度と履くことは出来ないどうしてくれるのよ・・・!?弁償してよ!」


個人的にはたったそれだけで靴を弁償しろと言ってくること自体にそもそも呆れてしまうのですが、弟曰く、そもそも店内にご飯粒が落ちたままになっていること自体が絶対にありえないとのこと。どんなに忙しくても普段から通路やテーブルの上はもちろんのこと、小さな子供連れの客が帰った後には特に注意して後片付けをして次の客をテーブルにお通ししているとのこと。もちろんバイトに対しても徹底させているらしいのです。
ちなみにその女性曰く、その靴は銀座の某有名ブランド店で6万円でつい最近買ったばかりのものとのこと。店長である弟はとりあえずその女性の目の前でその靴の裏をこれでもかというぐらいに磨いて、丁重に謝罪して事を済ませようとしたのですが、それでも女性の怒りはまったく収まりません。挙句の果てに靴の代金6万円を店に要求してきました。「それは無理です!」ときっぱりと断るものの当然女性の怒りは収まる気配が無く、さすがに困ってしまった弟。一緒だったその女性の友達もそれくらい許してあげなさいよと女性をなだめました。それでも女性は一歩も引く気配はなく、相変わらずものすごい見幕で店内で大声で怒鳴り散らしました。「私とあんたらとは着ているもの、住んでる所をはじめ、そもそも生きてる世界が違うのよ!」くらいのことまで言っていたそうです。たかだかまだ二十歳過ぎの女性が何を抜かすんでしょうかねえ。


そして仕方なく店側の負担で靴底の交換をするから許してくれと女性に交渉。その靴を買った靴屋の場所と名前、女性の住所を教えてもらいました。ちなみに女性の住所については個人情報うんぬん言い出して、はじめはなかなか教えてくれなかったとか。そのときは結局その女性は、最後まで不満たらたらといった様子でその靴を履いたまま、弟の店をあとにしました。そして弟はその日の夜に少し早く仕事をあがり、大森にある女性のマンションまでその靴を預かりに行きました。すると女性は靴底だけでなく中敷きも交換しろと要求してきました。この際その要求に逆らってもまた逆切れされるだけなので、渋々その要求も飲みました。しかも翌々日の朝9時から10時の間に再びその靴を家まで持って来いと要求されました。さっそく次の日の朝一で女性が教えてくれた銀座の靴屋まで足を運び、靴底と中敷きの交換を依頼しました。


靴を持ち込んだ靴屋の店員に事情を話したところ、店員からは驚くべき事実を聞かされました。「お気の毒ですね~!あのヒトにはうちもいつも手をわずらっているんです。お買い上げいただいた後にいつも何かしらの言いがかりをつけられて、毎回クレームを言われるのです。出来ればもう来店しなで欲しいと思っています。」とのこと。そして弟に対して同情した様子の靴屋は本来2~3万かかる靴底と中敷きのオール交換の作業代を6千円に負けてくれました。しかも超特急で作業してくれたそうで、その日の夕方には仕上げてくれるとのこと。いったん川崎の店に出勤して仕事をし、その一連の出来事を本部にクレームとして報告し、夕方に修理した靴を取りに再び銀座へと向かいました。


翌日に弟は女性に指定された時間である朝9時半にその靴を再び女性の家まで届けに行きました。その際には弟の上司である本部長も一緒にお伺いしたそうです。玄関口で丁重に謝罪して預かった靴を返す弟。その修理した靴を隅々まで入念にチェックし試し履きしてみる女性。そして女性の家を後にする二人に対して女性は礼のひとつも言わないのはもちろんのこと、「あんた達の店になんか二度と行かないわよ!」と結局最後まで怒鳴り散らしたそうです。ちなみにその女性は親と同居で、マンション自体もセレブでもなんでもなく、ごくごく一般的な3DKくらいの住まいだったとのこと。

 


この話を聞いて自分には数々の疑問が残りました。
結局のところ、この女性はただ単に店から現金をふんだくりたかっただけなんだろうか!?
ご飯粒を踏んだこと自体が事前に計画していた自作自演であり、一緒にいた友達らしき女性も何らかの荒手の詐欺集団の一員だったのだろうか!?


やはりサービス業、接客業も何かと不運とか気苦労とかたくさんあって、色々大変なんだなあと個人的に思ったしだいでありまして・・・。我が弟も(兄と同様に!?)社会の荒波にもまれて逞しくなって行くのでありましょう。だから自分もしっかり頑張らねばと決意を新たにして明日の仕事初めを迎える自分でありました。ちゃんちゃん・・・。

 


Passion!?、Commitment・・・!?

2008-01-01 | マリーンズ観戦記とか

明けましておめでとうございます。

すでにリアルにお会いしたことのある方、お会いしたことこそありませんがいつもこのブログを見に来て下さっている方も、今年もどうぞよろしくお願いいたします。
年明け早々からブログのタイトルもさりげなく変更しましたが、今年も頑張ってなるべくまめに更新していきたいと思います。


それにしても正月なんて基本的には暇ですね~。昨年はスノボ行ったりしたのですが、のんびり出来ることも基本的には悪くないです。そして先日は10年以上ぶりに足を踏み入れてしまったところがあります。フリーの雀荘です。ふだんから職場の仲間とはちょくちょく打っている麻雀ですが、それはいわゆるセットというやつ。たいがいいつも同じ面子な訳です。前々から「もっと色々な打ち手と打ってみたい。自分のレベルが果たして如何ほどなのか腕試ししてみたい。」そんな風に考えるようになりました。でもネットのオンライン麻雀には正直手を出したくないんですよねえ。やっぱり顔の見えない相手と打つくらいなら本物の卓を囲んで実物の麻雀牌でリアルな麻雀がしたいのです。


結果は危惧していた通り、まんまと場の雰囲気に飲まれてしまい惨敗でした。半荘4回で4 4 3 3。ツキにも見放された感じで、まさにけちょんけちょんにやられました。正直何も出来なかったという感じです。しかしそんなはずはない。このままでは悔しいのでリベンジすべく二日後にすぐまた足を運び、今度は平常心で打てました。そして結果は1 1 3 2 2 1。その間は面子もころころ変わりましたが、最後までラスを引かずに済みトータルでももちろんプラス収支。何よりもたくさん上がれて楽しかったですね。私が入ったその雀荘は全部で13卓あり、学生らしき感じの方やサラリーマン、おじいちゃんなど客の年齢層も様々でした。“日々是麻雀”とまでは行かない程度にとは思いつつもまた行ってしまいそうです。時間を気にすることなく集中力の続く限りに好きな麻雀を打てるのなんて正月くらいですから。
老若男女誰でも楽しめる、そしてこれほどまでに完成された奥の深い麻雀というゲームは世界中どこを探しても他には絶対に存在しないと思います。ちなみに近年の雀荘というのは点3や点5、ゲーム代も300円と低レートの良心的なお店が主流であり、昔のような賭博場といったイメージはまったくありません。今流行の美人の女流プロ含めプロ雀士がプロデュースしていたり、明るい雰囲気をモットーにしているお店など、純粋に麻雀を楽しみたい人たちが集まって来ているという感じで非常に良い傾向にあると思います。

 


さて、本題よりも余計な話の方がだいぶ長くなってしまいましたが、昨日12月31日にマリーンズの今年のスローガンが発表されました。


A Passion for Our Dream,
A Commitment to The Flag
~夢に情熱を、フラッグに誓いを~


「夢に情熱を、フラッグに誓いを」ロッテが08年スローガン発表(サンスポ)

ロッテ、再び「フラッグ」採用でV奪回だ(デイリー)


正直英語は得意ではないのですが、PassionやらComittmentという単語を持ってきましたか!?子供に分かるのかな・・・? かっこいいのですが、長くて覚えるだけでも大変そうだというのが私の第一印象です。でも頑張って早く覚えますよ。来年も色んな意味で旗がキーワードになるそうで。ファンも今後数年は応援手旗を持って応援することになるんでしょうね。とにかく開幕がますます待ち遠しくなってきました。