鴎に飛び方を教えた猫

平凡で冴えない毎日の中でも千葉ロッテマリーンズを応援するブログ。

9月27日って結局なんだったんでしょう!?

2009-09-28 | マリーンズ観戦記とか

ついに来るとこまで来てしまったと言いますか・・・。

昨日、2009年9月27日の千葉マリンでの出来事はたぶん自分は一生忘れないでしょう。

 

あれから昨日のマリンでのひとつひとつの出来事を自分なりに色々考えていました。

ちょうど「球界の至宝 西岡剛」の横断幕の真下辺り、お立ち台の2ブロック隣りの下段で観戦していたのですが、今日は気がつくと昨日のあの耐えがたい悲しい空間の光景が何度も思い出され、目に涙が浮かんできました。昨日の試合中と同じようにね。

 

考えても考えても、どうにも腑に落ちないんですよねえ。

やはりどう考えたって応援団やMVPだってマリーンズのことが大好きでしょうがないはずなんです。彼らにマリーンズ無しの生活なんて考えらるはずが無いんです。

「マリーンズ・イズ・マイ・ライフ!」

 

応援ボイコットという暴挙により、もはや各所で「出入禁止にするべきだ!」と叩かれている彼らを、別に擁護するつもりはではないんですが、彼らにとってもきっとあれは苦渋の決断であったのでしょう。それがあのような行為に及んだのではないかと。自分らの知り合いで遠征先で何度も一緒に飲んだこともある関西のMVPの一人を偶然見かけたのですが、とても悲しい目をしているように見えました。でも昨日はとてもじゃないが、こちらから声をかけられる状態ではありませんでした。

 

そもそも今のマリーンズの応援スタイルを作ってきたのはまぎれもなく彼らである訳ですし、そういう意味では彼らは功労者です。私だって彼らのマリーンズ愛にはいつも敬服しています。

別に手段なんてなんだってよかった訳ですよ。でも今まで味方だと思っていた連中に誹謗中傷された西岡と、まだ采配をとる前から監督失格の烙印を押されてしまった西村さんは単なるその被害者。あまりにもかわいそ過ぎます。

ボビーの今季限りの退団が完全に動かざる既成事実となってしまった今、もはや彼らの最大の目的、要求はただ一つ、『フロントの引責辞任』でしょ。彼らに3バカと称される瀬戸山、石川、米田の御三方の解任です。でもさすがに「死刑」という言葉はまずいと思うなあ。あれは個人に対する明確な殺意を示したことになる訳ですから。自分もあのゲーフラは間近で見ましたけど・・・。

そして昨日のあのような険悪な球場の雰囲気を巧妙に計算して意図的につくりだし、一般客、マリーンズファンからの球団に対する多数のクレームを誘発して、来年以降の観客数の激減を狙っているのかなあ。あっ!その前に6日のホーム最終戦でボビーを表面上はきれいに送り出そうと“演出”しようとしている球団の姿勢自体がとっても気に入らないんでしょうねえ。その気持ちも分からなくもないが・・。

 

或いはロッテの球団イメージの悪化によるスポンサー企業からのクレームを誘発して、来季以降の契約の解除などによる球団収入の激減を狙ってるのかなあ。その結果、球団の赤字額は増大。特にマリーンズにとって極めて重要なスポンサーである京成グループや君津住宅さんなんかに逃げられてしまったら、それこそ米田への復讐という目的はある程度は果たされることになるんでしょうね。

チームの成績自体の低迷で辞任がないのならば、今度は球団経営という観点から責任を取らせることもありうる訳ですからね。

 

そんなチームの成績は当然ですが長期的に低迷する。

いわゆる暗黒時代ってやつですよ。

その結果、行く末が彼らの最大の希望である「フロント全員解任」というシナリオなんでしょ!

「フロント解任!」という言葉はマリーンズの攻撃中にもありったけの声で何度も連呼していましたから、やはりつじつまが合っていますよ。

要は「フロントが辞任してくれるんだったら自分たちはどうなってもいい!」くらいの正義感からの行為ですかね。でもそれはとっても歪んだ正義感であり、それこそ昨日西岡に浴びせた偽善者という言葉そのものだとも思います。


そもそも今季の成績なんてはじめからどうだって良かったんでしょうね。

もし仮に好成績を収めてしまったらそれはフロントの功績になってしまう訳だし。

でもそう考えるととにかくフロントが何らかの形で責任を取らないかぎりは来季もシーズン通して今年と同じ結果なるんでしょうね。違うのはボビー残留活動の有無だけ。

 

ああ悲しいですねえ、情けないですねえ。

 

フロントが辞めない限りは半永久的に過激な誹謗中傷のゲーフラや横断幕は出し続けるんでしょうな。その前に出入禁止にならなければの話ですが・・・。

 

とにかく今のマリーンズは悲しすぎます。

みんな泣いてます。

 


ベニーはこの日のこの打席がロッテでの最終打席なんですと。

試合中にいきなり発表しやがってよ~!

なんだそりゃ!

でももういいや。

ベニー、6年間本当にありがとう!

 


西岡のヒーローインタビュー

2009-09-26 | マリーンズ観戦記とか

やっぱりあれはどう考えてもおかしいです。

グランドでプレーしている選手が望んでいない、プレーに集中出来ない、ほとほと嫌気がさしてしているということが、これではっきりしたのではないでしょうか。

 

西岡ヒーローインタビュー(You Tube)

 

今日の剛は慎重に言葉を選びながら、そして時おり声を震わせながら話していました。
試合後のヒーローインタビューとはほど遠い内容のことを。
それはとても勇気ある行動だったと思います。


西岡が球団幹部とつるんでいる?
いやいや今日の剛の悲しげな表情や言葉の節々からはそんなことは到底考えられません。
野球少年とか子どもたちの夢を壊したくない、そういうことは決して他人から強要されて言える言葉ではないと思います。


それでも彼らは明日の試合以降も例の横断幕を出し続けるのでしょうか。
マリーンズを応援するという目的よりもむしろ球団幹部を批判するという目的に重きを置いて明日以降も球場に来るのでしょうか。


現フロントに対する憤りや怒りの気持は分かります。
たぶんマリーンズをさほど愛していない人たちが球団を動かしているのでしょう。
それら彼ら、ファン心理を決して把握することの出来ない彼らのマイナスの積み重ね、マリーンズにとっては負の決断、価値観が球団内に確立してしまいました。

だから今年みたいなことが起こりました。


だけどいくらなんでもプレー中にあういうことをすることはないでしょう。
きっとMVPの中にだって心のどこかでは疑問や拒絶反応を感じている人間だっているんじゃないかと思います。
だってあれは明らかに間違った行為ですもの。


そしてもしかしたらいつも内野観戦されている方は、あれがライトスタンドで応援している者すべての総意であると誤解して見ているかもしれません。
そうだとしたら、自分はとても不服であり悲しいです。


少なくとも試合後、しかも勝った試合の直後に選手にこんなことを言わせてしまうロッテファンは最低最悪な連中の集まりですね。ヒトとしてもね。