日々のあわ

毎日の生活の中で見つけたもの、考えたこと、感じたことなどなど、つれづれなるままに・・・。

エリザベート♪

2010-08-23 | 観ました
楽しみにしていました。

ミュージカル『エリザベート』。

やっぱり良いですよ。


東宝版を観るのは・・・何年ぶりか。

10年以上たっているのではないか?それぐらい昔です。
場面がちょっと変わっていたような気がしますが、何度も再演する中で進化しているということでしょうか。

宝塚版にくらべると本家ウィーン版に近くて、ドロドロしてますが、それが本当だろうな。美しさは宝塚の方が完成されていると思うけど。


エリザベートを暗殺するルキーニは相変わらず高嶋兄なんだけど、この役にぴったりで・・・。不気味且つ怖かった。この人だけダブルキャストにもならず初演からずっと1人で頑張っているのもうなづけます。
エリザベートやトートは色々な人がやってるのに。

私が観たときのエリザベートは瀬奈じゅんさん(宝塚ではルキーニもエリザベートもトートもやったことがある)、トートは城田優くんでした。
城田くんはドラマの高校生役と、去年大河ドラマに出ていたなぁ・・・くらいの記憶しかなくて。
歌はどうなのだろうと心配していましたが、かなりお上手でした。
ウィーンのトート役のマテくんの歌い方に似ているような気がしました。

それから、職場の先輩の従姉妹が出ているというのも私の中ではツボでして、アンサンブルの中にいるはず・・・と頑張って探してみたりして、なかなかおもしろい観劇となりました。


ハプスブルク家の崩壊や政治的背景、世界情勢(ナチスの台頭とか)、エリザベートの家系の悲劇までが濃く描かれているので夢ゆめしい宝塚版に比べると重いし暗いかもしれませんが、ちゃんと説明してくれている分、エリザベートが置かれている状況がわかりやすいと思います。


10月いっぱい上演しているそうなので、また観にいきたいと思ってます。

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