日々のあわ

毎日の生活の中で見つけたもの、考えたこと、感じたことなどなど、つれづれなるままに・・・。

『腕(ブラ)一本』

2009-04-29 | 本=心の糧
読みごたえあり。
藤田嗣治のエッセイ。

当時近くにいたら・・・夢中になっちゃってたかも・・・と思うくらい、人をひきつける魅力をもっていた人とだったのだと思います。書きっぷりもおもしろい。

1900年代前半のパリ。
憧れてしまう時代にパリに渡り、ピカソ、モディリアーニ、ルノアール、アポリネール、マリー・ローランサン(←好きな画家です)、ユトリロ・・・今では世界中で知らない人はいない大家と親交が深い。当時はFOUJITAをはじめ、みんな貧乏画家で・・・、肩を寄せ合って、助け合って生きていたんだな。そんな横のつながりにぐっときます。

そして、FOUJITA氏のまわりにはたくさんの女性たち(笑)・・・本人は研究だと書いているけど。
常に女性の影あり。
愛されキャラだったのでしょうか・・・。

でもまぁこれが作品を生み出す原動力だったということか・・・。

ランスの礼拝堂を思い出し、しみじみ読みながら、FOUJITAが渡仏した頃のパリに思いを馳せています。

借り物の本ですが、もう少しだけ貸してください。

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2 コメント

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Unknown (i)
2009-04-29 20:00:18
憧れるわぁ(*´∀`*)こんなふうに濃いぃ人生を送ってしまう人もいるんだね。人生いろいろだよな。とにかくそとにでること!日本人に大切なのって、じつはそれじゃない?
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うむ (marie)
2009-04-30 06:21:43
大海を知れということかな。 
長生きしたのもわかる気がする。
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