茗荷谷でお勉強会があり、その帰り、スタジアムへ。
暑いからやめておこうとも思ったが、頑張りました。
そして、ちょっと心温まるできごとがあったので、書き留めておこうと思います。
私がいつも座っている席の前の列は1列目で、いつもディープなサポーターと思われる(多分)、6人組がいます。お仲間なのかな。年の頃は60代(推定)。
すぐ横に通路があって、通路を挟んだ向こう側に5人組の少年たちが座っていました。
そして、
試合半ばすぎに、少年が2人通路に出てきて、最前列の手すりまで来て試合を見たり写真を撮ったりし始めました。
小学校高学年から中1という感じ。(声変わりしていなかった)
どうやら仲間5人で来ていたみたい。しかも子どもだけ。
そこに立っているとそのディープサポーターグループにとっては邪魔だったと思います。
私の位置からも。
でも、すぐに自分の席に戻るだろう・・・くらいに思っていました。
そしたら、ディープサポーターのひとりのおばさまが、彼らに注意したんですね。
見えない!自分の席に戻りなさいと・・・。(ま、もうちょっとキツい言い方だったかな。なにせ試合内容にイラついていたと思われるので。)
怖っ。(と、思いました。私は・・・)
少年2人たちは、そそくさと自分の席へ。(残り三人の仲間たちは、トイレにでも行っていたのか、その時は不在)2人で小さくなって座っていました。
怖いオバハンに注意されて、かわいそーに。あんなにキツく言わなくても、なんて私は思っておりました。
ディープサポーターメンバーは、いつも熱いくて、対戦相手がファウルした時とか、それはそれはおっかない。
この時も、叱りはしたものの、子どもが悪いわけじゃない、保護者が悪い!とか、引率の人はいるのか?とか、少年たちだけで来ていることがわかると、誰かが言ってやらなきゃだめよ・・・みたいなことをしばらく話していました。
そして前半終了。
休憩にはいると・・・?
少年たち、自分たちを注意したおばさまのところへ「さっきはすみませんでした」と謝罪しに来たではありませんか!
引率の大人がいないのに・・・、自分たちで考えて謝らなきゃと思ったんだね。
その姿に私は感動してしまいました。
なんてきちんとしているのだろう。ともすれば、うっせーババアくらいに思ってひねくれるかもしれないところ、何という清々しさ。
当然、おばさまも心打たれたのだと思います。
そんなふうにちゃんと謝れることを偉いと思う・・・というようなことを伝えていた模様。
そして、みんなで食べてとお菓子をあげていた。
お菓子をもらった少年たち、目が泳いでいたけど(笑)
なんか良いものを見たなー。
世の中捨てたもんじゃないっていうか。心が温かくなった。
注意したおばさまもグッジョブだなーと思うし(ちょっと怖かったけど)、注意されて我が身を反省できる少年たちも良いねー。
親御さんたちに伝えて差し上げたい心境でした。
ピッチでも色々あるけど、客席でも予期せぬことがあるなー。
試合のことより、心にのこるできごとでした。
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