Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

一昨日は秋分・秋の最中昼夜平分

2019-09-25 23:19:57 | 季節行事

一昨日は秋分。昼と夜の長さがぴったりと同じになる日。農耕民族である日本人にとっては、冬至・春分・夏至・秋分はとても大切な節目でありました


初候である9/23~9/27は「雷乃声を収む(かみなりこえをおさむ)」。

夏に雷とともに突然降る夕立も収まるころで、秋晴れの空が見える時期ですね。夏には入道雲がかかっていた空に、鰯雲や鱗雲など、秋の雲がたなびきます


ちょうどお彼岸時期ですが、この時期になると、それまで何もないと思っていた場所に突如として真っ赤な曼珠沙華が咲き出します。お彼岸のころに咲くので、彼岸花とも言われていますね


その赤さや急に現れたように咲くこと、また墓場に多く植えられていたことなどから縁起が良くないとして切り花として飾るのを嫌がる人もいますが、私は綺麗だなぁと思います


ただ、曼珠沙華は毒草で、間違って食べてしまうと吐き気や下痢、ひどいときは中枢神経の麻痺を起こすこともあるのでご注意を


鈴蘭・水仙・レンゲツツジ・キョウチクトウ・シャクナゲなども、綺麗で身近な花ですが実は有毒ですので、食べたり蜜をなめたり、活けていた水を誤飲したりしないようにお気をつけて


次候である9/28~10/2は「蟄虫とを?す(すごもりのむしとをとざす)」。

涼しくなり始め、虫が土の中での巣籠りの支度を始めるころです


中秋の名月がちょうどこの時期です。旧暦8月15日の満月を指して中秋の名月と言いますが、満月になる前や後の月まで楽しもうと、十三夜・小望月・十五夜・十六夜・立待月・居待月・寝待月など、日本人は様々な名前を秋の月につけてはその美しさを愛でていました。


さらには十五夜に月が雲に隠れてしまって見えないときにまで無月とつけたり、雨が降ってしまった場合には雨月とつけて、その見えない様までも楽しんでいたようなのです


末候である10/3~10/7は「水始めて涸る(みずはじめてかれる)」。

夏のあいだたっぷりと水を張って青々とした苗を育てていた田から水を抜いて、稲刈りの準備にとりかかるころです。


青かった水田が次第に黄色味を帯びはじめると、どんどん稲穂が実って穂が垂れ下がり、一面に黄金色の景色を見せてくれます


私も小学校で田植え・稲刈り・収穫祭を経験しましたので、稲穂が垂れ下がってくると「そろそろ稲刈りの時期かな」と、懐かしく思い出します




お彼岸の栗おこわ

2019-09-24 23:18:04 | 季節行事

昨日はお彼岸のお中日。お墓参りに行かれた方も多いのではないでしょうか



昔は秋のお彼岸には母が「おはぎ」を作ってくれていましたが、最近は子供達が家にいないので作らなくなった代わりに、親戚の家で毎年秋のお彼岸に用意してくれている「栗小豆おこわ」を持って来てくれました


お彼岸になぜ御赤飯と思われるかもしれませんが、おはぎも御赤飯も、意味は同じです。古来より小豆の赤い色は邪気を払う縁起の良いものとされているためおはぎでも御赤飯でも、小豆を使ったものをご先祖様にお供えします


そのお下がりということで、私たちにも毎年振舞ってくれています。秋なので、季節の味覚である栗を入れてくれているのが嬉しいですね




お墓まいり&お茶のお稽古

2019-09-23 23:15:46 | 日記

今日の朝ごはんは、子供たちの要望に応えて、昨日お友達がきてくれた際にお出ししたのと同じイクミママさんの「どうぶつドーナッツ」。


息子は大好きなカエルさんのドーナッツを選びました


お彼岸のお中日の今日は、午前中はお墓まいりに行ってきました


実家の方は仏壇があるので、お墓までは行かずにいつも仏壇にお供えとお線香をあげていますが、夫の実家の方は仏壇がないので、お墓まいりに行っています


お墓まいりのあとは夫が子供たちを連れて義実家へ遊びに行ってくれたので、午後からはお茶のお稽古に行かせてもらいました


土曜日が休講だったので、今日は振替えでお稽古があるのです。


今日のお稽古は四ヶ伝のうちのひとつ、盆点てをさせて頂きました。


お菓子はこの時期らしい薯蕷饅頭「光琳菊」で大石堂製。


お軸は珍しく絵がかけられていて、鏑木清方の美人画で菊を摘む女性が描かれたもの。


茶花は別室に白い槿が活けられていました。


夫とバトンタッチして子供たちを連れて帰宅すると、車の中で息子がお昼寝をしてしまったので、娘と私はお誕生日プレゼントのアクアビーズで一緒に遊びました


夕方になって目が覚めた息子がお外に遊びに行きたいというので、近くの公園へ。子供たちが何度か一緒に遊んでいる大きなわんちゃんがいたので、少し一緒に遊ばせてもらいました


そうこうしているうちに夫も帰宅したので、子供たちの寝支度を早めに済ませて、ゆっくりディナータイム


今日はお料理をせず、昨日の残りものでのんびりディナー。たまにはこういう日も気が楽で良いですね




娘のバースデーパーティー

2019-09-22 23:35:33 | ホームパーティー

今日は一足早く、夫のご両親をお招きして、娘のバースデーパーティーを行いました


娘のお誕生日には毎年こんな感じのテーブルセッティングですが、時期的にも良くあっているのでお気に入り


ピンクのテーブルクロスに、ピンクに少し紫を混ぜたカラーのテーブルフラワー


食器は大好きなJ.L CoquetのHemisphereオールドローズのプレゼンテーションプレートに、同じくJ.L CoquetのParis Lougeのディナープレートを合わせて


ガラス食器類はsghr。ワインカラーのプレートやグラスに、タン(イエロー)カラーのプレートやカトラリーレスト


ナプキンは赤紫のものに、ぶどうモチーフのゴールドのナプキンリングを合わせて


まだ少し暑い時期なので、スープは「冷たいガスパチョ マスタードアイス添え」。いつも家で食べるガスパチョとは違いきちんと漉してあるので、レストラン仕様です


メインがないので、前菜は4種類用意しました。


ズッキーニのインヴォルティーニ

ネギとリコッタチーズのパイ

サーモンのミキュイ わさびクリームソース添え

柔らかい豚肉のロースト 赤ワインソース



パスタは手打ちパスタのラザニア キノコのラグーソース。お肉を使っていないのでとっても軽く、パクパク食べられて、子供たちも喜んでくれる一品です


娘はお気に入りのドレスにティアラをつけて、ご機嫌な様子。今年のお料理はどれも喜んで食べてくれました


デザートはもちろんバースデーケーキ。いつものケーキ屋さんで、娘のリクエスト通りのしろうさぎさんのケーキをお願いしました。


バースデーソングを流しながら、息子と一緒にキャンドルを吹き消して、嬉しそうにケーキを食べていました


おじいちゃんおばあちゃんからプレゼントをもらい、パパママからもプレゼントをもらってご満悦の娘



お誕生日パーティーの後、お友達が遊びにきてくれたので、もらったばかりプレゼントを開けて一緒に遊びました


大人はそのあいだにティータイム。「イクミママ」さんのどうぶつドーナッツを買っていたのでお茶菓子にお出しすると「可愛い~」と喜んで頂けました


お誕生日パーティーにプレゼントにお友達の訪問にと、娘にはとても楽しい一日になりました




お寺カフェでティータイム / おうちごはん(イタリア料理:シチリア料理・9月)

2019-09-21 23:29:42 | おうちごはん

今日はお茶のお稽古が珍しく休講でしたので、朝はゆっくりと過ごし、娘をバレエに送って行ったあとは、夫に子供たちをお願いして、近くのお寺にあるカフェで一人時間を楽しませてもらうことに


こちらのお寺カフェには以前にも何度かお伺いしたことがあるのですが、広い敷地に緑豊かなお庭が綺麗に手入れされていて、そのお庭を眺められる場所にカフェがあります


とてもモダンな作りの本堂で、その2階は普段法事のお食事などを取る場所ですが、法事がないときにはカフェとして開放されています


5月にはツツジが見事なこちらのお庭は、今は緑が綺麗です。とても静かな空間で、淹れたてのコーヒーとケーキを頂けて、コーヒーは何度でも新しく淹れてくださるので、ついつい長居してしまう場所


普段のせわしない生活を忘れて、心静かに過ごせたひとときでした


夜は子供たちの寝支度を早めに済ませて、ゆっくりディナーを楽しみました


今日のお料理のレッスン記事はこちら↓

【イタリア料理教室:シチリア料理編・9月】


前菜はズッキーニのグラタン風オーブン焼き。一度焼いたズッキーニ、トマトソース、モツァレラチーズ、ゆで卵、バジル、ハムを層にしてオーブンで焼く、少し肌寒くなってきた時期に嬉しい一品です


パスタはノルマ風スパゲッティ。自家製のリコッタチーズと揚げナスを、トマトソースに合わせた間違いのないメニューです


メインはササミのインヴォルティーニ。本来はメカジキで作るお料理ですが、今年はアレンジでササミで作ってみたところ、夫から大好評でした