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Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

【娘の着物:千總・橙色地御所解き柄小】《反物編》

2024-11-19 23:27:00 | 娘の着物

この冬シーズンに着せる娘の着物を続々と仕立てに出していますが、こちらも仕立てに出す前にご紹介させて下さいませ😊



こちらはシボの高い縮緬地をオレンジ色に染め上げて、そこに白上げを中心としてほんの少しの差し色で御所解き柄が描かれている「千總」の小紋。


オレンジという華やかな地色ながらも柄の色に落ち着きがあるので、ジュニア小紋というよりは大人用に染められたものだと思います🎵



縮緬ですが生地のツヤが本当に美しくて、手触りもトロンとしてとても気持ちの良い一枚💕


他のジュニア小紋に比べると少し落ち着いた雰囲気に仕上がるかな❓と思いますが、子供サイズに仕立てる千總の着物で縮緬地は数少ないので、仕立て上がりが楽しみです✨


逆に大人サイズで仕立てようと思っている反物たちは、千切屋のものがほとんど輪子系なので、千總の小紋はほとんどが鬼シボ縮緬を選んでいます。


こちらは身丈145cmに仕立てる予定です✨



【娘の着物:千總・紫地桧扇柄小紋】

2024-10-21 23:25:00 | 娘の着物

昨日のお茶会で娘に着せた着物を、備忘録としてご紹介させて下さいませ😊



昨日は秋らしい色合いが良いなぁと、こちらの紫色が鮮やかな一枚を選びました🎵


柄ゆきは扇という器物のみなのにとっても華やかで、こういうところがさすが千總だなぁと思います💕



定番の波に梅鉢地紋のある生地を深い紫色に染め上げて、そこに赤の疋田を多用した大きな桧扇を描いた「千總」のジュニア小紋。


かなり色使いがはっきりしているので、小さな子が着るのにはぴったりの柄行きです❤️



着物がはっきりした紫色なので、帯は川島織物の宝尽くしを織り出した白い丈二帯を合わせました。


伊達衿は疋田に合わせて赤に近い濃いめのピンク。

帯揚げは組紐柄の一番目立つ色からひと色とって、水色の四ツ巻き絞り。

帯締めは伊達衿に合わせて濃いピンクの丸ぐけを。


子供らしくて可愛い装いになりました🥰



【娘の着物:千總・赤地桐牡丹に鳳凰柄祝着】

2024-10-18 23:15:00 | 娘の着物

昨日に引き続き、もう一枚娘の七歳用の祝着をご紹介させて下さい😊


もう身長もギリギリなのにそんなに買ってどうするのかと自分でも思うのですが、七歳の祝着は大人の振袖とは違う可愛らしさがあって、沼にはまってしまっています…💦


こちらはさすが千總と言った柄ゆきと色使いに一目ぼれをした一枚です💕

以前日本橋三越に見に行った際に一番気になっていた千總の赤地の祝着がこちらなのですが、地色も柄も気に入ったものの、柄の色使いの中で黄色が少し強い気がして購入には至りませんでした😅

その少し後に千總のまったく同じ柄のこちらの祝着に出会いました🎵


柄は同じですが、こちらは伝統的な色使いが千總らしく落ち着きがあり、さらに金箔で華七宝柄が入っている、一段豪華なもの✨


同じ図案を使っても染めるたびに少しずつ手を加えるものなので、こちらは染めたタイミングが違うのだと思います。



ツヤの美しい紗綾型地紋のある綸子地を鮮やかな赤に染め上げて、優美な羽根と尾をなびかせた鳥の王である鳳凰をメインに、鳳凰の住むといわれる桐、百花の王であり富を表す牡丹を描き、さらに金彩で華七宝を表現した大変おめでたい柄ゆきです🥰


こちらも少しでも長く着られるようにと、身は背から 145cm(肩から147cm程度)・裄は65cmで仕立て直しをしました。


今年着せたい千總の絵羽でサイズ直しをしていないままのものがあるので、こちらは来年に着せたいところですが、春までの娘の身長の伸び次第では、この冬シーズン中に着せてしまうかもしれません💦


そうなると来年はもう大人用の振袖の出番でしょうか…大人用の振袖は十三参りに初めて着せたいと思っているのですが、悩ましいところです🤔



【娘の着物:千總・黒地誰が袖柄祝着】

2024-10-17 23:11:00 | 娘の着物

少しずつ涼しくなってきて、この冬シーズンの娘の着物👘のことも色々と考えられる時期になりました😊


娘ももう 148cmと身長がかなり高くなってきて、いまはちょうど七歳向けの着物が本当にギリギリ、大人用の振袖は大きすきるという微妙なサイズ感になっています💦


それでもやはり絵羽の着物はとても可愛らしくて、ついつい買ってしまうもので…😅



こちらは黒地の絵羽が欲しいなぁと思って購入した「千總」の七歳用の祝着で、柄のとっても可愛らしい色使いに一目ぼれしたもの💕



さらりとした一越縮緬を深い黒に染め上げて、そこに誰が袖文様に四季の花を散りばめた可愛らしい一枚です❤️


地色が黒なので、柄のはっきりとした色使いが引き立っています。



千總の黒地の祝着はこちらも気になっていたのですが、柄の色合いが少し落ち着いて見えることとと、全体的にあっさりしていてちょっと寂しいかな❓と思って、誰が袖柄の方に決めました🎵



千總の祝着は身丈が肩から142cm・裄が63cm程度なのですが、それだと今の娘が着るのにはギリギリなので、こちらは少しでも長く着られるようにと一度解いて仕立て直しをしました。


とは言え七歳用なのでそもそも身丈が裁ち切りで肩から150cmほどしかなく…💦


それでも身丈は背から145cm(肩から147cm程度)・裄は65cmと一回り大きめに仕立てているので、おそらく身長152cmくらいまでは着られるかな❓と思います。


春にはそのくらいの身長になってしまいそうな予感がしますが…💦


深い色の黒地はやはり特別感があって、見ているだけでもほれぼれしますね✨



【娘の着物:七五三用の松竹梅簪(金竹堂)】

2024-10-04 23:47:00 | 娘の着物

かなり前に使ったものなのですが、そういえばきちんと記事にしていなかったなぁと、備忘録のためにご紹介させて下さいませ💦



こちらは娘の三歳のお祝いで使うために、京都で祇園「幾岡屋」さんにお願いして、金竹堂さんで作って頂いた簪のひと揃え🎵


舞妓さんがお正月に挿す松竹梅の簪をベースにして、子供らしく明るい色合いということで濃いピンクを使って、三歳でも七歳でも使えるサイズで作って頂いたものです😊


先日ご紹介した十三参り用の桜🌸の簪に比べると、一回り小さいくらいでしょうか。


三歳で新日本髪っぽい髪型にしたときには毛量が少なかったのですが、この簪のおかげでとても可愛らしく仕上がったのを覚えています💕


あれから丸8年経ちますが、大事にしまってあるので全く傷んでおらず、このまま次の世代まで受け継ぐことも出来そうです✨


サイズ的にはそれほど小さいものでもないので、娘が時々日本髪を結ってくれるようなら、また使う機会もあるかもしれませんね🎵