Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

娘のバレエ / 実家で野菜取り / おうちごはん(イタリア料理:ヴェネツィア特集)

2018-06-30 23:14:21 | おうちごはん

今日は土曜日ですが、夫が午前中やお茶のお稽古で終日不在でしたので、子供たちとお留守番


午前中は掃除や洗濯やお買い物といった家事をしながら子供たちと過ごしました


午後は娘のバレエの付き添い。本番が近いとあって、ストレッチやバーレッスンのあとはお姉さんたちとの合同レッスンになっています


バレエのあとは子供たちを連れて実家へ行き、お庭遊びをしたり野菜の収穫をしたりと、外で遊んで過ごしました


息子は普段の食事ではミニトマトを出すと食べないのですが、なぜか畑で収穫したばかりのミニトマトはその場で食べるのです。やはり自分で採ったものは格別なのでしょうか


夜は夫の帰宅に合わせて私たちも家に帰り、子供たちの寝支度をすませてから、ゆっくりディナーを楽しみました


今日のお料理のレッスン記事はこちら↓

【イタリア料理教室:プライベートレッスン編】


前菜は牛タタキ肉のカルパッチョ。ヴェネツィアの「Harry’s Bar」に近い味で、イタリア料理教室の先生にレシピを作って頂いたものです


パスタはビーゴリ・イン・サルサ。ヴェネツィアらしいパスタといえばイカスミですが、我が家ではイカスミを食べないので、ヴェネト州を代表するこちらのパスタに


メインは白身魚のカルリーナ風。前菜と同じく「Harry’s Bar」発祥のメニューです。バターをたっぷりとかけて食べる、沿岸部には珍しいお料理ですね




フランス料理教室【2018年6月】

2018-06-29 23:34:18 | フランス料理

今日はフランス料理教室に行ってきました。



2回ほど地方料理が続いていましたが、今回は新しいレシピでフィンガーフードを中心とした和フレンチということで、楽しみにしていました


まずはドリンクを頂きながらレシピの説明などをお伺いしました



「涼を楽しむ」をテーマにしたテーブルコーディネートで、竹籠や木地の折敷、ガラス食器や青絵の器など、夏らしく涼しげですね。活けられたドウダンツツジのグリーンが効いています


説明を伺った後は、早速調理に取り掛かります。


まずは夏野菜の出汁ジュレ。出汁・白ワインビネガー・みりん・薄口醤油を鍋に入れて沸かし、ゼラチンを加えて冷やし固めジュレを作ります。


お好みの夏野菜をフライパンで焼いて冷やしたら、上に固まったジュレを砕いて盛りつけます。


次は鶏むね肉のロースト。醤油・みりん・酒・レモン汁を合わせた幽庵地に鶏肉を漬け込み、水分を軽く拭き取ったらケシの実とクミンシードをまぶして、200度のオーブンで15分焼きます。盛りつけはカットした鶏肉に型抜きした出汁巻き卵を添えて。


続いてはよもぎ麩のフライ。角切りしたよもぎ麩に塩を振り、小麦粉&水、パン粉の順で衣をまぶして揚げたものに、バルサミコソースを添えて。


こちらは万願寺唐辛子の射込み揚げ。万願寺唐辛子は縦に切り込みを入れて種を取り、中に片栗粉を塗って、刻んだエビ・マッシュルーム・片栗粉・酒・塩・砂糖・胡椒を合わせた詰め物を詰め、表面に片栗粉をまぶして揚げます。


最近海外でも人気の出てきているおむすび。一口サイズに均等に作るため、巻き簾を使って棒状にごはんを巻き、包丁でカットしたものを軽く形を整えて、その上に具材をのせていきます。


具材はドライトマト×パルメザンチーズ×黒オリーブ、クリームチーズ×鯖の味噌煮缶×ディル、スモーク合鴨×オレンジピールです。


続いてはイカとセロリの昆布和え。細切りにしたイカ・斜めの小口切りにしたセロリと茗荷・塩昆布・レモン汁・オリーブオイルを混ぜるだけで出来上がりです


こちらはデザートで、レンズ豆の和パフェ。30分下茹でしたレンズ豆に水・砂糖を加えてさらに15分煮込んで冷まし、抹茶アイスとフルーツを添えたもの。


もうひとつはキウイのガスパチョ。皮を剥いたゴールドキウイ・炭酸水・はちみつをミキサーにかけるだけです


他にも何品か簡単なものを作りました。


玉露のポン酢和えとして、水出ししたあとの玉露の茶葉にポン酢とおかかをかけたもの。


アンチョビとピスタチオの冷奴は、寄せ豆腐に胡椒とオリーブオイルをかけて刻んだピスタチオとアンチョビをのせたもの。


アンチョビバターのカナッペは、トーストしたバゲットに無塩バターと細切りのアンチョビをのせたもの。


クリームチーズと羊羹の最中は、小さな最中を器にして、角切りのクリームチーズと型抜きした羊羹をのせたもの。


品数は多いのですが、どれも工程がとても簡単なので、短時間で作れるのが嬉しいですね


全て出来上がったところで早速試食タイムに


今回は缶詰や保存食も取り入れて手作りしたものばかりですが、半分くらいを手作りして、残りは市販品を綺麗に盛り付けるだけでもこうしたフィンガーフードのパーティー料理はできるので、うまく組み合わせて華やかにできると良いですね





玉露のポン酢和え

イカとセロリの昆布和え

よもぎ麩のフライ

アンチョビとピスタチオの冷やっこ

夏野菜のジュレ

万願寺唐辛子の射込み揚げ

鶏むね肉のロースト

Mussubi3種

レンズ豆の和パフェ

キウイのガスパチョ

クリームチーズと羊羹の最中


どのお料理も簡単なのに美味しくて、こんなお料理がパーティーで出てきたら嬉しいですね




夏越の祓え

2018-06-28 23:54:49 | 季節行事

1年の始まりからちょうど半年が経って、疲れもたまる今日このごろ。6月30日、各地の神社では夏越の神事(夏越の祓)が執り行われます。この半年に溜まった穢れを祓い、夏以降の無事を祈願する行事です


この日神社に設置される「茅の輪」と呼ばれる大きな輪をくぐることで、穢れを祓い身を清めるというのが一番有名なものです。都内でも何箇所か茅の輪を設置しているところがありますが、鳥越神社が一番立派だと思います


また、神社が用意した形代(紙で出来た人形に姓名・年齢を書いたもの)で体を撫で、自分の穢れを移した形代をこの日の夕方までに神社に納めておくと、翌日神社がその形代を川に流して穢れを清めてくれます


夏越の祓の後にある行事といえば七夕です。笹に短冊を吊るして飾るのは、実は夏越の祓があってこその行事なのです。写真のように茅の輪の両脇に設置されている笹竹に願い事を書いた短冊を吊るしたのが、現在の七夕飾りの始まりです


もしお近くの神社にあれば、残り半年の健康を願って、茅の輪をくぐってみてはいかがでしょうか




お中元の準備

2018-06-27 23:46:35 | 季節行事

6月も下旬となり、そろそろお中元の準備を始めています



お中元の起源は古代中国に遡るそうで、古代中国の道教では、天官・地官・水官という神を祀る三官信仰があり、それぞれの神を上元・中元・下元の三元の日に祀ったのだそうです。


陰暦1月15日が上元、7月15日が中元、10月15日が下元で、その日はそれぞれの神が生まれた日だと言われています。


このうち、中元にあたる陰暦7月15日が、同じ日に行われていた仏教の盂蘭盆会と混ざり合い、先祖の供養をする日になりました。


江戸時代に入るとこの中元の日に親類や知人の家へ行って盆の礼として贈り物をする風習が生まれ、次第にお世話になった人へ贈り物をする習慣に変わります


元が盆供(お盆の供え物)という理由から、お中元は7月15日までに届けるものとされているため、毎年なるべく早めに準備をしたいですね




6月の和小物たち

2018-06-26 23:42:17 | 着物

今月も和装の時に活躍してくれた和小物たちを仕舞う前にご紹介します


6月の簪は2種類で、柳に撫子と、淡い水色の紫陽花です。祇園の「金竹堂」製。

帯に挟む扇子は先月と同じく、紫の花菖蒲に流水の柄で、浅草の「文扇堂」製。

懐中時計に付ける根付も2種類あり、前半は水色の紫陽花、後半はカエルです。


手拭いは、生成り地に紫色の大きな紫陽花が描かれたもので、濱文様シリーズ。

小風呂敷は、白地に青色系の小さな紫陽花が散りばめられた、濱文様シリーズ。

ハンカチは白地に水色の紫陽花が濡れ描きのようなタッチで描かれたものです。

懐紙は水色の紫陽花の一枝。

一筆箋は、柳にツバメ、紫陽花に蝸牛、鉄線の3種類。


また来年活躍してくれる時期まで、綺麗にして大切に仕舞っておきます