私のお茶のお師匠さんの本業が陶芸家であることは以前もブログに書いた
ことがあるのですが、お師匠さんは年に1回ほど、茶道の弟子を対象とした
作陶会を開いてくださいます。
今日はその作陶会に参加するべく、朝早くから高速を使って、お師匠さんの
工房まで行ってきました少し距離があるので、ちょっとした遠足気分です。
今日は午前と午後に分けて、2種類の作品作りに挑戦します。
まず午前中は「掻き落とし」とよばれる技法に挑戦しました。赤土で作られた
お皿の上に白化粧土を塗ったものをご用意くださって、この白化粧土を削り
落としていくことで、好きな模様をお皿に描くことができるというもの。
まずは真っ白なキャンパスを前に、どんな絵を書いていくか決めておきます。
そして筆に赤い染料を含ませて、フリーハンドでだいたいの下絵を描きます。
この染料は高温で焼く過程で消えてなくなります。
染料がにじみ易いので、下絵はあくまで下絵としてかなりざっくりとしたもの
しか描けませんが、私が考えたデザインはあまり難しいものではないので、
ざっくりと描いてもそれなりにイメージがつかめます。琳派調で「梅に流水」
と名づけてみました
下絵を元に、竹串やヘラなど色々な太さの道具を使って、白化粧土を削って
いきます。最初はこわごわやっていましたが、そんなに繊細なデザインでは
ないので、数分も経つとかなり大胆に削り始めました(笑)
木の幹や流水は単純なラインだからか思い通りに出来たのですが、梅の花
は意外とバランスが難しく失敗もあり、当初の予定とは変えて、紅梅と白梅
が両方咲く「思いがまま」という品種の梅のようにしてしまいました
せっかくなので表だけではなく裏面にも模様を描くことにしました。あまり時間
をかけられないので、縁取りだけにして、模様も幾何学的なものにします。
単純なラインだからか、かなり適当に大胆に彫っていき、数分で作業が終了。
こうして伏せた状態だと何の模様かわかりづらいですが…
起こして見るとこんな感じ。青海波模様です。それなりに上手くいったかな
ちなみに夫は、かなり大胆な線とデザインで、葡萄の絵皿にしていました。
やっぱり男性は思い切りが違いますねぇ
ちょうどお昼の時間になったので、お師匠さんがご用意くださったお弁当で
一休み。1時間半ほど集中して掻き落としの作業をしていたので、それなりに
疲れていたようで、ご飯を食べたらほっとしました
ご飯を食べた後は「セルフサービスでお茶でもどうぞ」とおっしゃって頂き、
ほとんどが社中の人たちばかりなので、交代制で盆略点前でお茶を点て、
皆さんで頂くことになりました
お床には「名月清風共我家(めいげつせいふう ともにわがいえ)」と書か
れたお軸が掛けてあり、籠の花入れに秋草が生けられて、中秋の名月の
趣向を楽しませて頂きました
お菓子も可愛らしいうさぎのお饅頭と、栗の形を模したお煎餅でした。
お弁当もお菓子もお茶も頂いてお腹もいっぱい、ちょっと眠くなったところで
午後からはロクロでの茶碗作りに挑戦します。
自分がロクロの作業をしている時は写真が取れなかったので、夫が作業
しているところをパチリロクロに土を備え付けるところまではお師匠さんが
事前に準備をしてくださったので、私達は一番楽しい形成作業だけをさせて
頂くことができました
1時間ほどの作業のなかで、3つのお茶碗を作ることができました。ロクロは
力加減がとても大切で、力を入れすぎるとすぐに崩れますし、かなり集中
できるので、ストレス解消にも良さそうですね。
私は普通の抹茶茶碗、少しくびれの入った抹茶茶碗、うどんを食べるのに
ちょうどよさそうな丼の3種類を作りました。この中から2つ選べるというので、
くびれの入ったものと丼を残すことにしました。
先ほどの絵皿とともに、焼く作業はお師匠さんがしてくださるので、どちらも
おいしいとこ取りの作業のみさせて頂いて、大満足で帰宅しました
焼き上がりは年末頃になるそうなので、お正月に絵皿やお茶碗を使うのが
今からとっても楽しみです
帰宅してからは、夫が夕飯を作ってくれました。お師匠さんの家のお庭に
大きいかぼすの木があって実をいくつか頂いたので、夫は秋刀魚を焼いて
かぼすを添えたかったようですが、私が「パスタが食べたい」と騒いだ
ので、仕方なく(?)パスタを作ってくれました。
今日はキャベツとサーモンの豆乳クリームパスタ。生サーモンと豆乳から
良いダシが出ていて、スープパスタ仕立てでとっても美味しかったです
メインは豚スペアリブ。バルサミコとオリーブオイルでマリネしたルッコラと
プチトマトを添えて。
スペアリブは玉ねぎ・にんにく・生姜などをミキサーにかけて、赤ワインや
醤油やみりん、隠し味にハチミツを入れたタレに1時間漬けて、両面焼いた
後に圧力鍋で煮込み、さらに最後はオーブンで表面パリパリに焼きました。
これがとっても美味しくて、我が家の肉料理の定番になりそうです
食後はDVDを見るときのおつまみに、ジャーマンポテトを作ってくれました。
いつもはカリカリジャーマンポテトですが、今日は少し柔らかめに。
久しぶりにDVDを見る時間が取れたので、今日はほっこりするような
映画が見たいということになって、「ヒューゴの不思議な発明」という映画
を借りました。
パリが舞台のアメリカ映画なのでどんな感じなのかと思っていたのですが、
なにやら聞こえてくる英語が全てイギリス英語。「あれれぇ~?」と思って
調べてみると、出演している主要キャストはほとんどイギリス人だそうです。
ストーリーも映像の処理の仕方も全体的に「ハリーポッター」っぽい感じ。
私はこういう映画が好きなので、とても楽しく見られました
夫もハリーポッターシリーズなどは昔本で読んでいたので、ファンタジーは
好きなようです。ネバーエンディングストーリーが一番好きだとか。
今日は遠出して作陶をして美味しいご飯を食べて楽しい映画も見られて。
台風は来ましたが、すごく楽しい一日でした
ことがあるのですが、お師匠さんは年に1回ほど、茶道の弟子を対象とした
作陶会を開いてくださいます。
今日はその作陶会に参加するべく、朝早くから高速を使って、お師匠さんの
工房まで行ってきました少し距離があるので、ちょっとした遠足気分です。
今日は午前と午後に分けて、2種類の作品作りに挑戦します。
まず午前中は「掻き落とし」とよばれる技法に挑戦しました。赤土で作られた
お皿の上に白化粧土を塗ったものをご用意くださって、この白化粧土を削り
落としていくことで、好きな模様をお皿に描くことができるというもの。
まずは真っ白なキャンパスを前に、どんな絵を書いていくか決めておきます。
そして筆に赤い染料を含ませて、フリーハンドでだいたいの下絵を描きます。
この染料は高温で焼く過程で消えてなくなります。
染料がにじみ易いので、下絵はあくまで下絵としてかなりざっくりとしたもの
しか描けませんが、私が考えたデザインはあまり難しいものではないので、
ざっくりと描いてもそれなりにイメージがつかめます。琳派調で「梅に流水」
と名づけてみました
下絵を元に、竹串やヘラなど色々な太さの道具を使って、白化粧土を削って
いきます。最初はこわごわやっていましたが、そんなに繊細なデザインでは
ないので、数分も経つとかなり大胆に削り始めました(笑)
木の幹や流水は単純なラインだからか思い通りに出来たのですが、梅の花
は意外とバランスが難しく失敗もあり、当初の予定とは変えて、紅梅と白梅
が両方咲く「思いがまま」という品種の梅のようにしてしまいました
せっかくなので表だけではなく裏面にも模様を描くことにしました。あまり時間
をかけられないので、縁取りだけにして、模様も幾何学的なものにします。
単純なラインだからか、かなり適当に大胆に彫っていき、数分で作業が終了。
こうして伏せた状態だと何の模様かわかりづらいですが…
起こして見るとこんな感じ。青海波模様です。それなりに上手くいったかな
ちなみに夫は、かなり大胆な線とデザインで、葡萄の絵皿にしていました。
やっぱり男性は思い切りが違いますねぇ
ちょうどお昼の時間になったので、お師匠さんがご用意くださったお弁当で
一休み。1時間半ほど集中して掻き落としの作業をしていたので、それなりに
疲れていたようで、ご飯を食べたらほっとしました
ご飯を食べた後は「セルフサービスでお茶でもどうぞ」とおっしゃって頂き、
ほとんどが社中の人たちばかりなので、交代制で盆略点前でお茶を点て、
皆さんで頂くことになりました
お床には「名月清風共我家(めいげつせいふう ともにわがいえ)」と書か
れたお軸が掛けてあり、籠の花入れに秋草が生けられて、中秋の名月の
趣向を楽しませて頂きました
お菓子も可愛らしいうさぎのお饅頭と、栗の形を模したお煎餅でした。
お弁当もお菓子もお茶も頂いてお腹もいっぱい、ちょっと眠くなったところで
午後からはロクロでの茶碗作りに挑戦します。
自分がロクロの作業をしている時は写真が取れなかったので、夫が作業
しているところをパチリロクロに土を備え付けるところまではお師匠さんが
事前に準備をしてくださったので、私達は一番楽しい形成作業だけをさせて
頂くことができました
1時間ほどの作業のなかで、3つのお茶碗を作ることができました。ロクロは
力加減がとても大切で、力を入れすぎるとすぐに崩れますし、かなり集中
できるので、ストレス解消にも良さそうですね。
私は普通の抹茶茶碗、少しくびれの入った抹茶茶碗、うどんを食べるのに
ちょうどよさそうな丼の3種類を作りました。この中から2つ選べるというので、
くびれの入ったものと丼を残すことにしました。
先ほどの絵皿とともに、焼く作業はお師匠さんがしてくださるので、どちらも
おいしいとこ取りの作業のみさせて頂いて、大満足で帰宅しました
焼き上がりは年末頃になるそうなので、お正月に絵皿やお茶碗を使うのが
今からとっても楽しみです
帰宅してからは、夫が夕飯を作ってくれました。お師匠さんの家のお庭に
大きいかぼすの木があって実をいくつか頂いたので、夫は秋刀魚を焼いて
かぼすを添えたかったようですが、私が「パスタが食べたい」と騒いだ
ので、仕方なく(?)パスタを作ってくれました。
今日はキャベツとサーモンの豆乳クリームパスタ。生サーモンと豆乳から
良いダシが出ていて、スープパスタ仕立てでとっても美味しかったです
メインは豚スペアリブ。バルサミコとオリーブオイルでマリネしたルッコラと
プチトマトを添えて。
スペアリブは玉ねぎ・にんにく・生姜などをミキサーにかけて、赤ワインや
醤油やみりん、隠し味にハチミツを入れたタレに1時間漬けて、両面焼いた
後に圧力鍋で煮込み、さらに最後はオーブンで表面パリパリに焼きました。
これがとっても美味しくて、我が家の肉料理の定番になりそうです
食後はDVDを見るときのおつまみに、ジャーマンポテトを作ってくれました。
いつもはカリカリジャーマンポテトですが、今日は少し柔らかめに。
久しぶりにDVDを見る時間が取れたので、今日はほっこりするような
映画が見たいということになって、「ヒューゴの不思議な発明」という映画
を借りました。
パリが舞台のアメリカ映画なのでどんな感じなのかと思っていたのですが、
なにやら聞こえてくる英語が全てイギリス英語。「あれれぇ~?」と思って
調べてみると、出演している主要キャストはほとんどイギリス人だそうです。
ストーリーも映像の処理の仕方も全体的に「ハリーポッター」っぽい感じ。
私はこういう映画が好きなので、とても楽しく見られました
夫もハリーポッターシリーズなどは昔本で読んでいたので、ファンタジーは
好きなようです。ネバーエンディングストーリーが一番好きだとか。
今日は遠出して作陶をして美味しいご飯を食べて楽しい映画も見られて。
台風は来ましたが、すごく楽しい一日でした