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れきしどころ真理庵

江戸時代の江戸を中心に、医学史・蘭学史を調べています。日々の暮らしを歴史からみた写真日記。

名古屋行き

2007-08-28 00:15:00 | アート

25日に名古屋まで行って来ました。
3箇所で知り合いの作品展を観るためです。
noririさんの〈ギャラリーのん〉の企画展「道」と、
<珈琲専科ロングウィロー>での「パネル展」。
それからkojiさんの<きまぐれ茶房>での個展。
この3箇所をまわりましたが、何処も作品が充実していて
1箇所での滞在時間がいつもの(展覧会の)3倍くらい長かった。
名古屋が暑かったせいもあり、
東京に帰ったら「知恵熱」で寝込んでしまった。。。トホホ

noririさんの作品は以前から気になっていました。
作品に最初にお目にかかったのは、「ネットフレンズ・アート展」でした。
「パート大都会」という住宅地の坂道から名古屋市街の高層ビルを描いた
どこまでを白抜きにするのかで随分と印象が変わる微妙な加減、
塩梅を心憎いまでにご存知な方だと思いました。
http://www.sun-inet.or.jp/~kanedass/link277.html
で、「ネットフレンズ・アート展」でお目にかかって以来、
noririさんのHPに行っては作品を見せていただきました。
http://www.its-cc.co.jp/
noririさんの作品には山の絵が多いのですが、
私には(ちゃんと写生なさっているのに)心象風景に見えるんです。
木々に山に森にその一つ一つに魂があるというか、
息づかいを感じてしまうんですね。
noririさんのコメントはおちょくって書かれていますが、
それだからなおさら、照れ隠しのような「魂の在処」を探ってしまう
悪趣味な私です。。。

で、写真はnoririさんのアザリア。美しい小品です。


①<ギャラリーのん>名古屋駅から地下鉄桜通線野並方面へ4つ目
 高岳(たかおか)駅下車徒歩250m
②<珈琲専科ロングウィロー>のんから車で10分です。
 
 


HOME☆アンジェラ・アキ似の美しい人

2007-08-14 22:57:53 | アート

先程まで、NHKの「夏うた」を観ていました。
大好きなアンジェラ・アキが偶然出ていて
(たまたまNHKにしただけだったのでいささか驚いた!)
恵比寿ガーデンプレイスにある古いピアノで弾き語りの
「HOME」を歌っていました♪

初めてアンジェラ・アキをTVで観たとき、
一目惚れに近い感じで好きになってしまいました。
実は彼女、若い頃水彩画を習っていた杉山尚子先生に
よく似ているのです!
杉山先生は私と同い年ですから、
実際今お目にかかったら、ちょっと印象は違うかも知れない。
でも、若かった頃の彼女は今のアンジーによく似ていました。。。

170センチ近い長身。
細面の手足の長い美人さんでした。

今夕アンジェラが歌っていた恵比寿にほど近い
目黒駅駅ビルのカルチャーセンターの水彩画教室で
当時東京芸大大学院生の杉山さんは先生をなさっていたのです。
私が師事したのは後にも先にも杉山先生一人ですので、
私にとって年若いボーイッシュでカッコイイ先生は
宝塚の男役に憧れるように、憧れの人でした。
教室の生徒達は殆どがおじさんおばさんでしたので、
モデルをよぶより、
先生がモデルをやった方が良いと思っていたのでは。

実は私の結婚式にお招きしました。
また、私も彼女のお式にお呼ばれしました♪
彼女のお式のとき、
初めて彼女のお父様が東大教授であることを知りました。
彼女の作品が直線的であり、
また建築的であるのは、
土木工学(ダム建設)を専門になさったお父様の影響が
色濃く反映していると感じました。

間もなくヨーロッパに留学なさったとお聞きしていますが、
再び水彩画を始めた私は、
何度となく杉山先生のお教室を探してきました。
開催しているところが分かると、曜日が合わずで、
未だ再会を果たしていません。

きっと今でもアンジーみたいな美人さんだと
信じて疑わない私です。
早く会えるといいなと思っています♪


日本男児ブートニア普及委員会「アエラ」掲載日変更

2007-07-29 10:45:39 | アート
掲載を楽しみにしていた「アエラ」の日本男児ブートニア普及委員会の記事ですが
記事内容の変更により8月6日号に掲載が延期されたとのこと。
昨日委員長よりコメントがありました。
お知らせ致します。

2007-07-28 21:51:02

真理庵さん、こんばんは。
AERAへの掲載ですが、8月6日号に変更された旨、編集者さんからご連絡を受けましたので、あしからずご了承くださいませ。それでは~

まあ、楽しみは先の方が良いのかも知れません。
委員長、首を長くして待っていますよ~。

http://nihondanziboutonnie.at.webry.info/200707/article_7.html

前回の「委員長を花に例えると」ですが、
和花だったので、?という方も多かったと思います。
実は大学生の頃日本刺繍を習っていて(今も会報会員ではあります)、
(日本の文様に憧れていたので)洋花よりも和花が馴染みが深いからです。
アイリスといえば洋物ぽくなったのかな。。。
オランダアヤメ(阿蘭陀菖蒲)やドイツアヤメ(独逸菖蒲)といった種類もあるようです。

ところで話は変わりますが、
ここのところコンピューターの調子が良くありません。
そのせいか違うのか分かりませんが、
或る方からコメントをお送りになろうとして送れなかったということを
お知らせ頂きました。
ご迷惑をおかけして済みません。
メンテナンス担当(息子のこと)が帰省していませんので、
帰省したら直させますので、
暫しのご猶予ください。

写真は昨夕の銀座4丁目。選挙応援カーで、賑やかでした。。。


日本男児ブートニア普及委員会

2007-07-23 20:12:58 | アート

今まで幾度と無くご本の紹介で登場して頂いた田中慎一氏。
エコノミストとしてばかりご紹介してきましたが
実はアーティストでもあります。
で、彼の「日本男児ブートニア普及委員会」のブログを
貼っておきますね。
http://nihondanziboutonnie.at.webry.info/

彼の遊び心から出た企画なのですが、
都会的センスの良さがある方なので
単にお遊びとか、ご冗談の域を超えて
商品化の可能性が見えているように感じました。
「アエラ」に載った折りには
このブログでも紹介させて頂くつもりです。
私も「私設応援団」の一人ですね♪


「中央区の街並み展」始まる

2007-06-14 00:05:46 | アート

聞きかじりで申し訳ないのですが
「中央区の街並みを描く会絵画展」が始まった切っ掛けは
バブル期の地上げで、古い街並みがどんどん無くなってしまう中
「せめて絵の形で人々の記憶に残しておこう」いうことだったと。
平成2年から始まった絵画展も今年で18回目となりました。
(今年から『中央区街並み絵画展』と、名称が若干変わりましたが)
絵を観ていると今現在の東京都中央区の街の様子が分かります。

パンフレットには
「家並み、水辺、様々な橋の姿、そして歴史的建造物。
江戸開府以来400年の昔から幾世代にもわたって
私たちの暮らしが営まれた空間がそこにあり、
次世代に引き継がれていく時間の流れがあります。
 この絵画展はそのような流れの中で、
日頃何気なく見過ごしている街並みをもう一度見つめ直すことにより、
新たな発見を期待し、また、現在の街の姿を絵画にして
後世に残すために開催しています」

とあります。

こんな事をわざわざ書いたのは、
東京都中央区という町が実はひどく特殊な街だからです。
銀座・日本橋・兜町・東京駅・築地・月島・佃・晴海。
その他有名所の街が、中央区にはあるわけで、
こんなにも絵になりやすいスポットの多い区もないのでは?と思います。
その上例えば銀座の中央通りなどを観ると
どんどんビルが変わっていく。
今は外国からのブランドビルのラッシュで
シャネル等のスタイリッシュなビルが並んでいます。
でも、5年後どうなっているかは分かりませんよね。
今この時しかない風景が、銀座には存在する。
同時に和光、服部時計店の白亜のビルは変わることなく建っている。
変化と普遍(とは言い過ぎかも知れませんが)が同居している街。
また築地にしたって、以前は荒っぽい男の街でしたが、
場内への入場が自由になったので、
魚屋さんや料理屋さん以外の人も増え、
今では外国人観光客の多いスポットの一つです。

私は今回で4回目の参加ですが、
今まではずっとトリトンスクエアを描いてきました。
「最先端のものもいずれ(古くなり)歴史になっていく」
そういう観点から、定点観測しているつもりです。

で、今年の展覧会を観て、佃・晴海地域が増えて
銀座や日本橋が減ってしまった。
で、私としてはちょっと危機感を持ちました。
やっぱり「街の顔」が出ないのはヘンと。
来年はトリトンスクエア以外に「銀恋」シリーズを始めようかなと。
(つまり、昔の「銀座の恋の物語」を現代に置き換えて描く)
まあ、夢は(実力とは関係なく)どんどん広がってゆきます。。。

写真はケータイで撮ったもの。
「カシャッ」という音が大きかったので、
思わず緊張したらぶれてしまった。。。
(カメラで撮ったものは画素数オーバーでアップできませんでした。。。)
…で、おしゃべりインコさんが上手に撮って下さったので、
許可を得て差し替えさせて頂きました。


kojiさんの絵@上野

2007-06-02 23:35:53 | アート

本日、上野の東京都美術館の「日本水彩展」に
kojiさんの絵を観に行きました。
本日は晴れて、清々しい土曜日だったせいか、
上野公園はすごい人出でした。
他の美術館や博物館もいろいろと催し物のをやっており、
久しぶりの上野は刺激的でした!

ところで、kojiさんですが、
美術館の入り口のところでケータイをかけましたところ、
「そこで待ってて」
とおっしゃい、すぐにいらっしゃった。
何故だろうと思っていたら、招待券をお持ちで、それを渡して下さった。
本当に気遣いの人だと思いました!
で、会場に入ってからも、サービス精神旺盛で、
まずは師匠の橋本先生の絵、
そしてアドバイスを下さった醍醐先生の絵を紹介なさった上で、
それからご自分の絵をご紹介くださった。

実は私の場合、(何度か書きましたが)お仲人さんの奥様が
セミプロの油絵画家でしたので、
毎年2月前後ですがグループ展があり、都美術館に行っておりました。
彼女は素晴らしい絵を描きましたが
いかにも芸術家気質の人で、まず己在りでした。

ですから、kojiさんの気さくさは私には凄く新鮮でした!
もし今後ご常連になられても、どうかそのフランクさはお持ち頂けたらと
願っております。

で、kojiさんの絵を前にしていたとき、
またまたケータイが鳴り、
kojiさんはそそくさとお次のお客さんのために降りて行かれました。

kojiさん、有難うございました♪

って、肝心の作品について書き損ねてしまいました。
また、後日書きます。。。トホホ


アートな出来事

2007-05-29 22:33:45 | アート

ここのところ、立て続けに「アート」関係のお目出たいニュースが飛び込んできています!
それらをまとめてご紹介致しますね♪

①大好きだったNHK「ハゲタカ」が放送文化基金賞本賞を受賞しました!
同時に主役を演じた大森南朋氏も番組部門・個別分野で、出演者賞を受賞しました。
好きな番組が評価されると嬉しいですよね。
ましてあの番組は視聴率があまりよくなかったので、
世間の評判は得ませんでしたから。。。
(だから玄人好みなのだと、ニンマリしていたわけですが。)

http://www.hbf.or.jp/awards/33.html

②26,27日の東京フォーラムの「デザイン・フェスタ」に
「おしゃべりインコ」さんが参加なさいました!
私が拙い季節の花々の写真をエントリーすると、
お優しいコメントを寄せて下さるおしゃべりインコさんですが、
実はアーティストです!!!
今まではネット上のお付き合いだけでしたが
「デザイン・フェスタ」ではリアル・インコさんにお目にかかれました!
熱い心をもった優しい方でしたよ!
で、ブログを貼っておきます。会場の様子がよく分かりますよ。
http://asobo.way-nifty.com/kyouko/

③kojiさんが日本水彩展に入選なさいました!
kojiさんは名古屋在住のアマチュア水彩画家です。
「ネットフレンズ・アート」展では大変お世話になりました!
そのkojiさんが念願の入選を果たされて、絵が
6月1日~10日まで上野の東京都美術館で開催される日本水彩画展に
展示されます。
題名は「釣行へのいざない」です。
勿論観に行くつもりです!
kojiさんの作品には都会的なオシャレさが漂っています。
元々町育ちだし、東京で学生時代を過ごされたことも大きく影響しているのでは?と、
思っています。
kojiさん、入選おめでとうございます!
http://www.sun-inet.or.jp/~kanedass/index.html


「中央区の街並み絵画展」6月13日~17日

2007-05-05 22:03:41 | アート

今日から、毎年恒例の「中央区の街並み絵画展」の作品作りを始めました。
(昨年までは「中央区の街並みを描く会絵画展」といっていましたが)
また今年も晴海トリトンを題材に描くつもりです。


中央区では、現在「中央区の街並み絵画展」の作品を募集しています。
どうぞ、皆さんも奮って参加なさってください!

http://www.city.chuo.lg.jp/koho/190501/13_08/index.html

写真はトリトンスクエア内を泳ぐ(?)鯉のぼり


名古屋のトリトンと東京のトリトン

2007-04-12 00:07:46 | アート

今回ネットフレンズ・アート展に出した作品の題名に
「トリトン」を入れましたところ、
今回大変お世話になった
責任者で名古屋在住のnoririさんから
トリトンって、名古屋港にあるんですよ、
伊勢湾岸道路にある世界的規模の横断橋です。
だから?名古屋の方だっけ??って思っちゃいました、
晴海にあるんですね
」との
メールを頂戴致しました。

それで初めて名古屋にもトリトンがあることを知りました。
3つの橋の繋がりを称して「トリトン橋」というとのこと。

トリトンはもともとギリシャ神話の海の神様の一人ですから、
海にあるところにはその名前が使われても不思議ではありません。

当初今回の名古屋行きで
名古屋港を見にいこうと思いましたが
アクセスの関係で無理なことが分かり断念しました。
いつかトリトン橋を見たいと思っています。

ところで、noririさんですが、
サイトに行くとお分かりでしょうが、
プロフィールに似顔絵があります。
実際お目にかかってすぐに分かりました!
だって、似顔絵とイメージがそっくりだったから。
朗らかで闊達な方とお見受けしました。

http://www.its-cc.co.jp/

写真は東京の方の晴海トリトン。

 




kojiさん Noririさん に感謝!

2007-04-10 09:16:10 | アート

ほとんど発車間際の電車に飛び乗るように
kojiさんのお誘いに考えもなく乗ってしまって、
もう6回を数えるネットフレンズ・アート展に
飛び入り参加いたしました。

http://www.sun-inet.or.jp/~kanedass/link277.html

実はどのような切っ掛けで始まった展示会かも
「ネットフレンズ」っていったい何かも知らず、
勢いで出してしまったわけですが、
kojiさんも、Noririさんも親切に受け入れて下さりました。

そして、最終日の撤収間際に会場入りして、
梱包をして送り返すはずの作品を
包む前の形で見せて頂きました。
絵は実物を見なければ分からないと言うことで。。。

皆さん本当に親切にして下さった。
そのかいがいしさ、サービス精神を見せて頂きながら
これが「失われた10年」に名古屋(および愛知県)が
大きく躍進した原動力であるような気がしました。
東京が(ここにきて少しはぶり返したものの)伸び悩んだのも
人々がパワー不足だったという気がしてなりません。
元来東京の下町の人間は元気でお節介が取り柄でした。
そう言う良い伝統が失われてしまった。

「企業は人なり」といいます。
「町も人なり」と思いました。
名古屋の発展も大元はこの人々の熱い思いだったのでしょう。


アート展に参加なさっていらした人々の熱気を感じながら
大いに刺激を受けた一日でした。
有難うございました!

写真は長久手の愛・地球博記念碑
*今回の展示会の会場があった駅は藤が丘。
愛・地球博のリニモの始発駅です。
藤が丘からリニモに乗って、万博跡地に行って来ました。
そこにあった記念碑がこれです。


名古屋行

2007-04-09 23:54:49 | アート

昨日、ネットフレンズ・アート展を見に
名古屋まで行って来ました。
京都には何度となく訪れていますが、
途中の名古屋には今まで2度しか行ったことがありませんでした。
最初は何と!大阪万博の時。1970年ですね。
父がマイカーを運転して東名高速を走りました。
当時叔母が名古屋に住んでいたので、旅の途中そこを訪ねました。
名古屋では明治村を訪ねたように記憶しています。

で、次はずっととんで、10余年前。
当時大学の医学部に勤めていて、そこでのお手伝いで
名古屋大学での学会発表に行ったのです。
一日中キャンパス内にいたので、
外に出たのは夕食の時だけでした。
だから街の記憶は殆どありませんでした。

今回京都に戻る息子に途中下車してもらい、
彼に展示会場の藤が丘まで連れて行ってもらいましたが、
名古屋の変貌ぶりに目を見張りました。
「失われた10年」で、東京が落ち込んでいた頃、
名古屋だけは元気でした。
そのことが如実に現れていました。

名古屋は美しい街でした!
駅前のJRセントラルタワーズには目を見張りました!
残念ながら中を散策できなかったので、
次回はぜひゆっくり廻ってみたいです。

写真はオアシス21から観た名古屋テレビ塔。


 


ネットフレンズ・アート展(名古屋)

2007-04-01 20:19:41 | アート
kojiさんのサイトに初めて行ったのは、
昨年の春だったと思います。
区内の建物を描く展覧会に向けて作品を思い描いておりましたが、
ふと透明水彩のサイトってどれくらいあるのだろうかと
検索をかけてみたのですが、
一つ一つ見ていって、心にのこったのがkojiさんのHPでした。
都会的でオシャレな絵が多かった。
そこに共感したのかもしれません。
で、時々見に行くようになり掲示板に書くようになって、
kojiさんのお人柄-サービス精神にあふれた方だというのが分かりました。

で、今回のネットフレンズ・アート展の参加ということになりました。
ですが、私は初心者で作品自体の数が絶対に少ない!
20数年ぶりに描いた作品を出させていただきました。
まあ、先輩方の胸を借りたということです。

永いこと大道寺富子さんの絵に憧れてきましたが、
その彼女も一昨年亡くなられ、
私は(才能は引き継げませんが)気持ちは引き継いでいきたいと
思ってきました。
大道寺さんは油でしたが、私は水彩画で
彼女と同じく人生後半からの絵画デビューとなりました。

ネットフレンズ・アート展の模様は↓です。
http://www.sun-inet.or.jp/~kanedass/link277.html