れきしどころ真理庵

江戸時代の江戸を中心に、医学史・蘭学史を調べています。日々の暮らしを歴史からみた写真日記。

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荻野アンナ『蟹と彼と私』

2007-09-30 22:19:50 | 真理庵文庫・その他

本の紹介の前に、アカデミーヒルズより
先日の北さんがいらっしゃったご講演
「“ライフスタイル”サロン2007」の模様をつたえる記事が届きましたので、
お知らせ致します。
お読み頂ければ当日の様子が良く分かると思います♪
http://www.academyhills.com/library/

では本のご紹介。
荻野アンナはデビュー当時から注目していました。
彼女とは同じ学年のようです。
学生時代一緒になったわけではありませんが
フランス系アメリカ人のお父様の血が色濃く残る美しいハーフの顔立ちと姿に、
憧れと親しみを感じました。
ただ、どういう訳かまともに彼女の小説を読んできませんでした。
作風のせいかもしれません。
物事を茶化したり大げさに書いている。
それは一見面白そうに見えますが、その下に彼女の精細さが垣間見えて
痛々しく思ってしまうのです。
本人はユーモア小説のつもりでもこちらからすれば毒を含んで、同時に哀しい。
一時バナナのたたき売りや路上パーフォーマンスをやっていたのですが、
それをTVで観ていたとき、なまじっか顔がきれいなだけに、
素直に笑えなかった。道化として笑い飛ばすことはできなかった。
何で静かに慶応大学教授をしていないのだろう。。。
女性誌のモデルさんも十分できそうなのにそういうことには無関心だし。。。
どこか荻野アンナに屈折したものを感じてきました。

で、今回の本。
「蟹」がキャンサー=癌であることは、多少とも言葉遊びできる人はなら
すぐに分かりますね。
この本は、15年間愛し、一緒に暮らした男性の末期癌の闘病生活を
看病する側(つまり荻野アンナ)から書いた小説風エッセイ(?)です。
この本を読めてよかった!
荻野アンナがフツ~にオンナだったから。
今まであえて歪めた自画像を世間に出してきた人の
初めて本音で男を愛したことを吐露したから。

〈今回の生ではニンシンできなかったけれど、
パタさんが生まれかわる時は
わたしが生んであげます。
また会おうね。〉p245

ここまで言い切ってみたい!
転生を信じる信じないは別として、
究極の愛の形の一つかなと思いました。

アンナさん、良い恋愛ができてよかったね。

それにしても癌死する人って、
ステキな人が多いのは何故なんでしょうか。。。

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10月1日のお知らせ

2007-09-27 09:10:58 | 日常茶飯事記
【第3回会合】
10月1日(月)19時30分~21時
場所:コラボレーションルーム1

畳屋さんは、
中野銀治さんとおっしゃる昭和11年生まれの方です。
飯倉在住。
中野さんの処は江戸末期慶応より
芝大門近くで畳屋を始め現在に至っています。
六本木周辺の時代の変遷を
同年代の木内さんとの対談でご紹介する予定です。
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「麻布六本木学研究会」専用ブログを作りました

2007-09-25 22:01:01 | 歴史散策
以前からお約束致しておりました通り、
「麻布六本木学研究会」専用ブログを作りました。
ブックマークにも付けてありますので
そちらもご覧いただけましたら幸いです。

http://blog.goo.ne.jp/gracefull-world

写真の雁木坂は、(飯倉付近)
霊友会本部の脇から急勾配で上がった坂です。
雁木という名前の珍しさと
坂の周辺の美しさを写真で知って
いつか行ってみたいと思っていましたが
たまたま今日、その機会を得ました!
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福沢諭吉の教育とは?

2007-09-24 01:13:28 | 真理庵文庫・歴史&医学

9月22日、子供教育フォーラムが
アカデミーヒルズで行われました。
そこで北康利氏が短かったのですが、ご講演をなさいました。
メモを↓に付けますのでご覧下さい。

世の中のためになる人間になれ!
①人脈-一生ものの人脈を作るための機会としての大学
 
今の人はコミュニケーション不足。
 いざ何かがあったとき、「この国を支える」というエリート層を作る。
②人は苦労しないと強くならない→必死になって勉強する経験
 
福沢諭吉がよく使っていた言葉:「バカ不平多し」「空き樽は良く鳴る」
③人生には親のオリエンテーションが必要=
子供の自主性に任せない!
 
福沢諭吉の日々の教え:長男に対して、諭吉は目の前で紙に書いて言葉を渡した

福沢諭吉の教えのエッセンス
①「民の中の公」に対する誇り
 
義塾=パブリックスクール
  ↓
 社会に貢献できる学校
 ※民でないとできな事もある。民間が国のためにやることが尊い。
②「先生」は福沢諭吉のみ 
 
大学教授も学内では「君」。
③日本人が頑張らないと日本はダメになる!
 
 
批判するのは簡単。自ら提言することが大切。
 「自由は不自由の中にあり」
④目利きとしての能力=人間学


実は今回のフォーラムは、場所はアカデミーヒルズでしたが
主催者は全く別のところでした。
アカデミーヒルズは会場を提供しただけです。
そうなるとやっぱり、内容は…でした。
折角北氏が熱い言葉で話しても
他のパネラーや司会がそれを受け取れなけば
言葉は行き場を失ってしまうわけで。。。

息子が幼児の頃、
故井深ソニー会長がセンター長をつとめていらっしゃった
幼児開発センターに通っていましたが、
開所式ではスピーチの後、
井深さん自らが2歳児以下の子ども達の頭を
ひとりひとり撫で話しかけてくださいました。
息子も井深さんに撫でて頂いたひとりです。
子供にとっても、親にとってもこれは誇らしい経験でした。
子供の教育って、まず親が示すってことだと教わりました。
http://www.sony-ef.or.jp/eda/
幼児開発センターは今はもうありませんが、
貴重な体験だったと思っています。

今回の教育フォーラムで違和感を感じたところは
主催者が自分のスタンスをはっきり示さなかったところです。
だから折角著名な人を何人も集めても、
「船頭多くして…」のことわざ通り、話が座礁してました。。。

写真は数年前に撮った慶應義塾三田キャンパス内福沢諭吉記念館。



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千原勝美先生

2007-09-23 23:39:33 | 真理庵文庫・歴史&医学

先日みちあき神父とお話ししていたおり、
お父様のことにお話が及びました。
お父様が信州大学教授でいらっしゃたことは存じ上げていましたが
専門が漢文(中国文学)で、
信州の教育史をまとめていらっしゃたとは
思ってもいませんでした。

実は以前から長野県の教育については興味がありました。
数年前ですが青木歳幸先生と【新元会】で隣り合わせになり
お話したことがありました。
当時青木先生は『在村蘭学の研究』というご本を上梓なされ、
ご発表があったのですが、
青木先生のフィールドは信州でした。
江戸時代の信州では、今で言うところの村長・町長クラスの人が
医者の代行をしており、彼らは(長崎留学は出来なかったものの)
積極的に蘭学書を求め、
研究していたことが分かったというものでした。 

そんなこともあり、また、大学医学部勤務時代に
たまたま軽井沢出身の女医さんがい、
彼女は高校進学の際にアパート住まい、
自炊をしていたとお話してくれました。
越境しても良い高校へ入るのは、地方では当たり前。
まして教育県長野では当然のことっだったと聞きます。

その上、8月には『栗林忠道からの手紙』で、
また長野県松代が取り上げられました。
ますます長野の教育に注目が行っていました!

みちあき神父のお父様のお名前は千原勝美。
『信州の藩学』というご本をお書きになっていらっしゃいます。
また、『開智学校沿革史』というご本も共著で書かれていらっしゃる。
写真はその旧開智学校の復元された建物です。
日本最古の小学校ということですが
以前この写真を観る機会があり、
建物としての美しさに目を見張りました!

近いうち『信州の藩学』『開智学校沿革史』を
読んでみようと思っています。

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草剛 『Okiraku』

2007-09-22 09:48:18 | 真理庵文庫・その他

SMAPで誰が一番目立つかと言えば、
多分キムタクでしょうね。
じゃあ一番目立たないかと言えば、
かつては、草君だったと思います。
「いい人そうだけど地味ね」というのが、
一般的な評だったと思います。面白味が無いというか。。。
そんな彼のエッセー集です。
で、タレント本だから流し読みするつもりでした。
でも、実際はちゃんと読んでしまいました!

実は、以前から君がSMAPの中では一番好きでした。
彼と似たところがあったからです!
老け顔で10代なのに20代半ばに間違われた、というところ。
私の中高生時代と全く同じだったからです。
以前も書きましたが、社会人になってからは
年を追うごとに若く観られるようになりました!
草
君も「この11年間変わらないね」と言われるとか。
今33歳らしいですが、
そのうち実年齢より若くみられるようになると思います♪

彼の努力家のところが好きなのです。
決して器用そうじゃないけれど、韓国語をちゃんとこなしてしまったり、
俳優さんとしても良い役がついたり。
キムタクのような輝くばかりの美しさはないけれど、
いぶし銀の味わいのある輝きを持っている。。。
TVドラマ『僕の生きる道』では末期癌の高校教師を好演し、
『黄泉がえり』の国家公務員役も、ハマッていました。
カタい役がとても似合う役者さんです。

若くて美しい俳優さんは、ある程度の年齢になって、
役の切り替えが大変だと聞きます。
そしてそこで消えていく人も多いです。
草君はこれからますますやりやすくなっていくのはないでしょうか?
楽しみなタレントさんです。

…って、本の講評では全くなくなってしまいました。


SMAP草剛の11年分のエッセイが一冊に!
月刊ザテレビジョンの連載エッセイ「お気楽大好き!」が単行本化!
一つ一つの仕事に誠実に取り組んできた草さんの、
11年にわたる変化や成長の貴重な記録が、
懐かしい写真たっぷりに構成。読めば必ず元気になる。

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亀戸天神散策

2007-09-21 11:02:05 | 歴史散策

普通天神様というと、太宰府天満宮をイメージするでしょう。
東京であるなら湯島天神でしょうか?
受験の頃になると、合格祈願の絵馬で一杯になりますね。
私にとっては亀戸天神が「天神様」です。

小さい頃から母や叔母に連れられて行きました。
学問の神様ですから、小学校・中学校と進む節目の時には
だいたい行っていたような気がします。
お参りした後は船橋屋のくず餅を食べて帰る、と。
(くず餅に惹かれて行ったというのが本当のところかも知れません)

昨日リコー本社に行った帰り、
何となく亀戸天神に寄ってみたくなり
かなり大回りして、亀戸経由で帰ってきました。

梅や藤で有名な亀戸天神ですので、
今は季節の狭間で参拝する人も少なかったのですが、
その分太鼓橋もゆっくりとわたれ、
甲羅干しのカメたちもくつろいでのんびりしていました。
【ウソ換え神事】も1月ですから今はウソポッポ(の像
)の周辺も
閑散としています。

暫し下町の喧噪を忘れて、
緑で鬱蒼とした境内を散策しました。

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リコーフォトコンテスト展を観る

2007-09-20 23:38:44 | アート

今日から銀座のリコー本社ビル2階にて
Caplio&GR DIGITALフォトコンテスト展が開催されています。
早速今日のお昼、写真展を見に行ってきました。
実は1回目の時、みちあき神父様が入選なさいました。
今回神父様は入選は逃されたものの、950点もの作品が展示され
その中に神父様の作品もあり、なかなかに見応えのある展覧会でした。

Caplio&GR DIGITALフォトコンテスト展[第2回]

リコー本社ビルは現在のところ銀座では一番高い建物で、
中に入ったことがなかったので、ちょっとワクワクしました。
新しいビルは興味深かったです。

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北康利氏@アカデミーヒルズ

2007-09-19 23:15:02 | 真理庵文庫・歴史&医学



先日アカデミーヒルズ・六本木ライブラリーで行われた
「“ライフスタイル”サロン2007」のご報告を致します。

写真を貼り付けさせて頂きましたが、
上が北氏で、下はご存知竹中氏です。
(下の方は大臣でしたから皆様ご存知でしょう)
で、このサロン中、北さんは敢えて「竹中先生」とはおっしゃらなかった。
というのも、慶應義塾では福沢諭吉のみが「先生」であって
後はすべて「さん」付けが伝統なのだそうです。

今まで、北さんというと【聞き上手】の印象があり
ご自身でどの位お話しなさる方か私はよく知りませんでした。
ところが喋らせたらすごく面白い!ちょっと関西弁が入った口調で
実に熱くお話しなさる!!
考えてみたら当たり前で、北氏は大学の客員教授だし、
証券会社ではファンド系のお仕事もなさってらっしゃる。
つまり話なれてらしゃる方なのです。

まず最初に北さんはご自分が何故「三足の草鞋」を
履いているのかということを話されました。
1998年8月2日父様を65歳でスキルス性癌で亡くされました。
お父様は癌と分かってから何ヶ月もなくあっという間に亡くなってしまい
遺言らしい物すら聞くことができなかった。
お父様が多分老後にやりたかったこと、
それは(遺品から推すに)兵庫県三田市の郷土史とカメラ。
北さんはお父様に遺志を継ぐべく三田の歴史を書き始めます。
で、何作か郷土の偉人を書いたのですが、
「全国区」にならなければ、売れなければ
郷土を認知してもらえないと言われます。
たまたまお父様に眠る三田市の心月院には
白洲次郎・正子の墓があります。
白洲次郎なら「全国区」になるのではないか?と。
これが山本七平賞を受賞した作品を描く切っ掛けになったのでした。

で、北さんが伝記をお書きになろうと思った切っ掛けの一つは
少子化です。
少子化とは子どもの数が少ないことだけではない。
子にとっての、叔父叔母の数が極めて少なくなることであり
子どもに「自分が将来なりたい姿」を示せる大人が減ることであると。
子どもは叔父叔母でケーススタディするわけで、
ケース数が少なければ、何かで補わなければならない。
北さんは人生を追体験してもらうために「人物伝」を
書くことを決められたのだと。
(今後を生きていくための)道しるべ、燈台としての伝記です。









第1回テーマ:独立自尊の精神について
第1回は、ベストセラー『白洲次郎 占領を背負った男』
(代14回山本七平賞受賞)の著者、北康利氏をゲストのお招きし、
今年3月に上梓された『福沢諭吉~国を支えて国を頼らず』をもとに、
福沢諭吉をテーマに開催します。
「明治時代に福沢諭吉が唱えた「独立自尊」の精神
(他に頼ることなく、自らの尊厳を自らの力で守ること)
が21世紀の現代ほど必要とされている時代はない」と言う
北氏と共に、福沢諭吉のライフスタイルについて探求します。


北康利氏プロフィール
1960年愛知県生まれ。東京大学法学部卒業。銀行系証券会社勤務。
中央大学専門職大学院国際会計研究科客員教授。
PHP研究所「次代を考える東京座会」メンバー。
著書に『ABS投資入門』『北摂三田の歴史』、
『男爵九鬼隆一 明治のドンジュアンたち』、『蘭学者 川本幸民』
『白洲次郎 占領を背負った男』『栗林忠道からの手紙』(共著)。
9月から産経新聞火曜日に『同行二人 松下幸之助と歩む旅』連載中。
                    (以上ライブラリー事務局製作資料より)
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『江戸300藩 殿様のその後』

2007-09-18 00:07:22 | 真理庵文庫・歴史&医学
題名に引かれて読み始めた本ですが
思いがけず面白かったです!
各藩のお殿様のその後ですが、副題の
「明治から平成まで大名はこう生き抜いた!」の通り
かなり大変な状況下で、「生き抜いた」人々の記録です。

現当主が時々自分と同じ年代ということもあったり
あるいは、職業もTV局勤務や学者という人もい、
凄く身近に感じました。
平成まで来るともはや【庶民】ですね、一部を除いては。

ですが一方で、国許で行われる祭り(イベント)に
お殿様役として参加したりして
未だに藩主としての威厳を残していらっしゃる方もいました。

実は図書館で借りたのですが、
手元に置いてラインマーカーを引きながら使いたい
ハンディタイプなので、
購入を考えています。
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『CAILLINAD』を観て

2007-09-17 23:45:32 | アート

先日ご紹介致しました織姫演劇団+劇団粋雅堂の
『CAILLINAD~CAILLINADソナタのために~』の
最終公演を観てきました。

作・演出より
『また、この火の粉色の花の季節に』

織姫演劇団+劇団粋雅堂の公演に、同人演劇へようこそ!
貴方のご来場を、我々みんな、お待ちしておりました。

よく、季節感のない奴だといわれます。
夏でも冬でも、服装は黒の長袖シャツに黒のズボン。
泳ぎに行くのは、屋内のプールのみですし、
スキーなぞにはもう、人生の半分以上も行っていません。
その上に、上演する脚本の設定がいつもいつも、
上演季節と合っていないのです。
よくよく季節感と無縁だな、と、少し寂しくなりながら
携帯のメモリーを開けば、そこには季節おりおりの彩りに染め上げられた、
資料用の写真で満たされていることに気づくのです。

ああそうか…私は四季が、春と夏と秋と冬の、
それぞれの季節の景色が、彩りが、薫りが、音が、大好きなのだと、
季節感がないのは、四季のすべてを、いつも持って歩きたいと思う、
その欲張りな性格ゆえなのだと、気づかされるのです。

今回の作品の舞台は、桜の舞い散る春の丘の上です。
未来を奪われたひとりぼっちの少女が、
同じように未来のない、ひとりぼっちの少年少女たちと、
一つの舞台を作ろうとする物語です。

このささやかで、けれどむせかえるほどに春色の作品を、
またも私は夏と秋の狭間の、こんな季節に上演しようとしています。
本当に、自分の季節感の無さに驚きます。
けれど、春の、あの希望と一抹の不安に満ちた空気を表現するのに、
その春を選んで上演しなければならない理由は、ない、と思いました。

この桜色の作品を、新しい劇団で作ってゆくにあたって、
この春に、私の生まれ育った市ヶ谷のお堀端でささやかなお花見をしました。
大学に入って以来、いつもひとりで大学の桜樹を見上げていた私が、
今は仲間たちと、桜を眺めている。
その空気を、表現したい。そう思いました。

“演劇は、それを観ているものすべてを、その場所に連れて行ってくれる。”
この作品と、そして私に演劇すべてに通じるテーゼです。
私たちが市ヶ谷の桜の下で開いた、ささやかな宴のように、
そんな、小さくても、温かい場所へ、
そう願いながら、ベルを鳴らし、この劇団の初演の幕を開けます。
さあ、開演の時間です。
                          【同人演劇通信vol.2より】

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区庁舎での絵の展示場所決定!

2007-09-16 21:17:33 | アート
9月13日付中央区区民文化・生涯学習課より
中央区の街並み絵画展の施設展示のお知らせがきました。

私の作品は、本庁舎2階東側に展示されます。
前回と同じ場所なので、
また戸籍関係で来庁の区民の方々に観てもらえることになりました。

今度区役所に行って実際どこなのか、
確認してこようと思っています♪
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石田衣良 『リバース』

2007-09-15 22:18:39 | 真理庵文庫・その他

その時のことを思い出すと不思議な気持ちになるのですが、
このブログで出会った北さんやおしゃべりインコさんと
オフラインで(つまりリアルで)お目にかかった時のことです。
一面識もない私に、
「どの位の身長で、どんな色の服を着てくるの?
何か目印になるものはもっている?」
なんてお訊きにならなかった。

どちらも私が訪ねて行った(おしゃべりインコさんは展示ブースに)ので、
私という訳の分からない人間を待つわけで、きっと不安だったことでしょう!

今までに一度だけ、身長や髪型、着ている物の色などを
伝えて待ち合わせたことがあります。
学生時代初めてアメリカに行ったときの、
カリフォルニア州フレスノででした。
フレスノで、中学時代の恩師(女性)に会うことになったいたのですが
ちょうど妊娠中で、待ち合わせの直前に気分が悪くなってしまい
ピンチヒッターでダンナさん(ヨーロッパ系アメリカ人)が
迎えにきて下さったのです。
それで、私は自分の様子を電話で伝えたのでした。
程なくステーションワゴンに乗ってダンナさんが来ましたが
アジア人を奥さんにしているだけあって、
私を一目で見つけてくださいました!
その時の不安を思うと、
北さんもインコさんもスゴイなと思ってしまいます。。。

前置きが長くなってしまいましたが、
今回の石田衣良の作品は正にこれです↑
ネット上で知り合った男女が
オフラインで出会ったときどういうことになるのか?
って書くと、「多分ガッカリ」っていうことになりそうですが、
この話
【アキヒト】こと丹野千晶と、【キリコ】こと秀紀の
ネカマとネナベのカップルのお話だから
話は本当に奇想天外な方向へ発展していきます。

石田衣良の書く恋愛はハッピーエンドが多いので、
最終的な着地点は見当が付くものの、
ハラハラドキドキの、ちょっと切なく可笑しい物語です。
それにしても石田衣良は東京の下町の扱い方が上手です。
今回も秀紀は深川の老舗和菓子屋の次男坊という設定。
普通なら義理人情の世界になっちゃいますが
実際の町を知っている彼は一ひねり二ひねりしています。
そこら辺がちょっと前まで住んでいた人間にとっても
リアリティを感じるところですね。

オンナだから、オトコだから、
社会人だから、独身だから、
いろいろな縛りをもう一度考えさせられる小説です。

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明日から本番です!

2007-09-13 16:40:42 | 日常茶飯事記

息子の劇団が明日から公演を行います。
今日の明日という急な告知で申し訳ございませんが
お知らせ致します。

明日はブログによれば東浩紀さんのトークショーがあるようです!

http://blog.goo.ne.jp/theblueflow
哲学者・批評家の東浩紀さんです。
東さんには、公演初日の9月14日19時からのステージの後に、
『同人』や『オタク文化』、そして『CAILLINAD』に関するトピックから
『同人演劇』に関することまでを語っていただくイベントに出演していただきます。


劇の内容・出演者は下からどうぞ♪
http://shanaly.com/orihime/caillinad/

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須藤元気 『神はテーブルクロス』

2007-09-12 22:48:05 | 真理庵文庫・その他

須藤元気さんのこの本を知ったのは、
5月22日のNHK「プロフェッショナル仕事の流儀」に
装丁家・鈴木成一さんが出演しており、
その時この『神はテーブルクロス』の装丁の過程を
放送していたからです。
須藤元気さんと鈴木成一さんが実際相対して
イメージを作っていく様は、緊張感があって良かったです。

こんなこともあって『神はテーブルクロス』を読みました。
率直なところ、噂通り元気さんは上手い書き手だと思いました。
書き慣れているというか、文章がこなれています。
ご自分でブログをエントリーしているからでしょう。
http://crnavi.jp/sudogenki/blog/

そして「
スピリチュアル」。
この部分に関しては、昨今の「スピリチュアル・ブーム」に
いささか懐疑的な私は、元気さんの文章に対しても、
ちょっと距離を置きながら読ませて頂きました。

(現在ぎりぎり20代の)今だって充分若い元気さんは
もっと若いとき生死の境を彷徨った経験をお持ちとのこと。
そういうぎりぎりのところで、「スピリチュアル」な経験をしたわけで、
その点では、本物と言えると思います。
読書家ですし、努力家でもある。
人気が出るのは分かる気がしました。

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