れきしどころ真理庵

江戸時代の江戸を中心に、医学史・蘭学史を調べています。日々の暮らしを歴史からみた写真日記。

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文化の居場所 Ⅱ

2007-04-29 22:38:03 | 真理庵文庫・その他
写真は2年前の晴海トリトンスクエア付近の桜。
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東京ミッドタウン

2007-04-28 00:01:04 | 日常茶飯事記
本日初めて東京ミッドタウンに行ってきました。。。

って、中に入ったというわけではなくって、
ミッドタウンの前を通って、
乃木坂方向に行ったということです。
たまたま夜、会合がありました。

写真がぶれているのは、ここで写真撮ってると、
何かわざわざ出だしてきたみたいでイヤだなと思ったら、
気持ちがそのまま撮ったらしく、
微妙にぶれてしまいました。
お見苦しい写真でゴメンナサイ!

勤め先が六本木なのに、
今更ながらの東京ミッドタウン詣でとなりました。
ミッドタウンがお披露目されてはや1ヶ月になりますが、
相変わらずの人混みでした。

今度は中を見に、
連休明けにでも仕事の後に行ってみようかと思っています。

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ロングテールのテール的ブログ論

2007-04-27 00:46:52 | 日常茶飯事記

4月になると鷺沢萠の亡くなったことを思い出します。
丁度桜が葉桜になり始めた頃、
2004年4月に彼女は亡くなりました。
http://homepage1.nifty.com/meimei/index.html

あれから3年が経ちましたが、
サイトはちゃんと運営されていますし、
今年もまた、命日には皆が集まって故人を偲んだようでした。

鷺沢萠が亡くなった年、野沢尚も亡くなりましたが、
私が長いことブログ開設を躊躇ってきたのは、
野沢尚の死があったからかなと思います。
彼は「ネットバイオレンス覚書」という文章を残していますが、
掲示板に書き込まれことを真正面から受け止めたために
凄く傷ついてしまった経緯がありました。
それゆえ死を選んだというのは短絡的な解釈で、
私は好みませんし、
実際そんなことで脚本家としても(後発の)作家としても
脂がのりきった44歳の男性が死んだりはなしないでしょう。
ですが、彼程ではないにしても、言葉を大切にし
言霊を信じる者にとっては
「言葉の暴力」は痛手となりますし、
できれば避けたいものだと思ってきました。

実は昨日或る方とブログのことを話していて
その方が(最近周囲の人がさかんにブログ開設をすすめるが)、
身近な人の「炎上」を見るにつけて、
ブログ開設が躊躇われるとおっしゃいました。
その方の「なぜブログを始められたのですか?」という問いに、
私は
「そもそも歴史に興味のある人でブログを立ち上げている人は少数だし、
その中で蘭学関係に興味がある人なんて本当に限られている。
同じような興味を持つ人を捜し出すには、
ロングテールのテール部分がしっかりあるインターネットに依る以外なかった」
というようなことをお話ししました。
そして実際一般には殆ど知られていない
川本幸民のことを話題にしたら、
著者の北康利氏からコメントを頂けたわけで、
インターネットのすごさを知りました。

便利だけれど、思いがけないような奇跡的な結びつきをもたらすけれど、
同時に扱いの難しいブログの、
恩恵と怖さの両面を感じているこの頃です。


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『冒険投資家 ジム・ロジャーズ 世界大発見』

2007-04-26 22:44:51 | 真理庵文庫・経済

小さい頃、「兼高かおる世界の旅」が大好きでよく観ていました。
彼女の言葉遣いも好きでしたし、
日本人離れした目鼻立ちのはっきりした顔つきや
しぐさの上品さも好きでした。
「いつか海の向こうへ行ってみたい!」って、
子供心に思っていました。

で、今日のこの本も、世界旅行。
ただし、兼高かおるさんがくれたようなロマンティックな夢はなく、
どこまでも現実的で、人間くさい、
それでいて経済と結びついた独特の世界観に基づいた旅行記です。

この本を薦めて下さったのはCCQタロー氏。
「前著がバイクでの世界一周冒険旅行(世界バイク紀行)だったけれど、
これは自動車でのもの。
2回もこうした旅をすること自体がクレイジーだが、
世界の経済が、政治が、宗教や慣習や風俗などの社会が、
本当に多様性をもっていて、変化していることにびっくりさせされる。」
http://diary.jp.aol.com/applet/garnmx8/20070414/archive


現在投資ブームですが、もっと引いて物事を見るというか、
真の意味で「世界を眺める」ってどういうことか、
実際身の危険を感じながら砂漠や紛争地帯を旅した人の言葉は重いです。

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今頃何ですが。。。

2007-04-23 22:19:15 | 日常茶飯事記
今日も花曇りというのか、菜種梅雨というのか
はっきりしない寒い天気でしたね。
今頃になって2年前の桜満開のファイルを発見しました。。。
あ~あ、間が悪い!!!
でも、折角なので、エントリーしておきます。
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『福沢諭吉』の舞台 ①

2007-04-22 23:59:44 | 歴史散策

これから何回かに分けて北康利氏の『福沢諭吉』に出てくる
場所ないしは人の舞台をご案内したいと思います。
以前申し上げました通り、北氏の郷土史家として研究対象と
私の深川での調査対象は重なった部分があり、
今回の福沢諭吉の中にもそういったものが散見されます。

それをこの機会にご案内していこうかと思っております。

まず第一回目にいきなり「あとがき」というのもヘンな話ですが
お許し下さい。
350頁の

「死後76年が経た昭和52年、
福沢家の墓地を麻布善福寺に改葬する際のこと、
福沢先生の遺体が腐敗することなく
ほぼそのままの状態で発見されるという珍事があった。」

麻布山善福寺は仙台坂すぐ側ですが、地下鉄麻布十番駅が最寄り駅です。
実は2年前港区の郷土史を始めるに当たって最初に調べたのが
この善福寺でした。
思い出深い場所です。

http://www.sousai.com/hp/institut/chomei/japan/yukichi.htm

毎年慶応大学では2月3日に「雪池忌」を行っているとのことで、
それに参加すると単位を落とさないという言い伝えがあると
慶応で教えている友人から聞いたことがありました。
本当かは分かりませんが、参加者は多いようです。
http://www.keiocampus.net/archives/2007/02/post_1063.html

写真は一昨年撮った麻布十番側の善福寺内
福沢諭吉と妻の墓。

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「ラブソングができるまで」

2007-04-21 23:38:43 | 日常茶飯事記
今日公開された「ラブソングができるまで」を見に行ってきました。
たまたまシネマコンプレックスが近所にあって、
他の作品(オランダ映画「ブラックブック」)を観るつもりが、
レイトショーしかなく、こちらにしたのですが
やっぱり、ラブコメの帝王(!)ヒューグラントはステキでした!
(最初の予定とは違いましたが)観て良かった!と、
満足して帰ってきました。

ヒューグラントは、「ノッテイングヒルの恋人」を見て、
いかにもイギリスにいそうな善良だけど、
アグレッシブとかには縁遠い古本屋のオーナー役が
はまっていました。
(そういう人と売れっ子女優が出会ってしまうのが摩訶不思議ですが…)
そんな彼が、「80年代売れっ子ポップアイドル」の役をやったわけですが、
これが不思議なくらい様になっていて、
思わず笑ってしまいました!
アメリカにも「あの人は今」みたいなTV番組があることや、
かつてのティーンエイジャー、今はしっかりおばさんの
「追っかけ」が未だにかつてのアイドルに熱くなっているところなど、
日本も全く同じなので、微笑ましいを通り越して、同年代としてイタかった。
でも、あの気持ち、分かるような気がしました。

ところで、最初からラブコメと知っていたので、
少しなめてかかっていましたが、良い意味で裏切られました!
ソフィー(ドリュウ・バルモア、可愛かった!)の
「(恩師の作品のせいで)書けなくなった作家志望の女性」役に
ぐっときてしまい、思った以上にはまってしまいました。

私も大学時代のゼミの恩師が作家です。
で、ソフィー(ドリュウ・バルモア)のように
作品のモデルに使われたことがあり、
いささかむっとした経験があります。
勿論ソフィーのように男を翻弄する性悪女役ではなく、
若奥様の友人でキッチンドリンカーという設定でしたが、
実際の私はお酒が殆ど飲めません!
単なる美人主人公の引き立て役でした。。。
ですから、作品のモデルにされる苦痛というのは良く分かります。
彼女はそれがトラウマになってしまい、
文章を書くこと自体ができなくなってしまっていました。
そんな彼女の才能を落ち目のポップスターが目を付け、
作詞を頼みます。
本人も10年ぶりの作曲。
お互い傷や過去を背負いながら、
曲作りという共同作業の中でお互いの良さを知っていきます。
ですが、いろいろ誤解があって、いっぺんは別れを告げますが
最後はハッピーエンドでした。

ところで、ソフィという名前、私(の霊名が)がソフィアですので、
凄く親しみを感じました。
80年代の音楽を実体験をしている人にはお勧めの作品です!
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文化の居場所

2007-04-20 09:56:13 | 日常茶飯事記

少し前のことになりますが、12日にアカデミーヒルズで
ライブラリートークが行われ参加しました。
「『人繋がりと知識の共有の場』を主催するライブラリーメンバーたち」
という題名で、A/ZBooks&Cafeの梶村陽一氏と
RTCカンファレンスの保田隆明氏がトークしました。

そこで初めてA/ZBooks&Cafeの存在を知ったのですが
所在地が何と麹町と知ってあ然としました!
私はかつてその街と隣り合わせの町に住んでおり
Cafeが開店した2001年当時はすぐ近所で働いておりました。
ただ、大通りを隔てた反対側でしたので、
その辺をぶらつくことはめったにありませんしたが。

そのカフェを知った日、
同時に私はこの店がもうすぐ閉店することも知りました。
梶村氏はここで「人と人、人と本を繋ぐ」月一回のイベントを
続けてきました。

なんて間の悪いことと思いましたが、
最後であろうとその存在を知りたく思い、
翌日夕方近くカフェを訪れました。
ランチは終わってしまい、
スイーツのセットを注文しました。
壁には作りつけの本棚があり
いかにもこだわった選書の本が並んでいました。
ステキなお店でしたが、
「商売人」の目で利益率とか見てしまったら、
残念ながら効率が悪いのは否めませんし、
この事はトークの時、ご本人もおっしゃていました。

28日までカフェはやっています。
近所の方はいらっしゃてみてください。

月~金 11時~18時
千代田区麹町3-12-6
03-3512-3910




 

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『胎児からのメッセージ』その後

2007-04-18 13:45:11 | 真理庵文庫・歴史&医学

前回『胎児からのメッセージ』について書いたのは、
昨年10月9日のことでした。
当時まだブログになれておらず、
あまり上手な紹介文ではありませんでしたが、
本そのものは、生後数日の息子の写真が表紙を飾っており
個人的には懐かしく、思い出深いものです。

あれから半年。
ブログを通じてお知り合いも増えました。
これはネット上と同時にリアルにおいてもです。
で、今日この本を生後3ヶ月のお子さんのパパに
差し上げることにしました。

育児にしても、時代と共に、絶えず変化してしておりますから、
自分が育てた時代のことが果たして参考になるだろうか?
という思いはしてきました。
ですが、「ほ乳類のヒトが子を育てる」という点に立てば
私の子育てだってそんな古い昔のことでもありませんし、
やり方が変わるっていうこともないでしょう。
ましてこの本は最初の発行から20年後に再び改訂版を出すほど
ニーズのある本なのです。
そう自分に言い聞かせて、その方に今夕お渡しします。

お読みいただけると嬉しいんですが。。。


 

胎児からのメッセージ 赤ちゃんは胎内で何を訴えている? / 高橋悦二郎/著

 

 

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林真理子『ミルキー』

2007-04-15 19:30:05 | 真理庵文庫・その他
有楽町そごうがあった頃、
何度か夏に文学講座を読売会館で受けたことがありました。
そこで1回だけでしたが
林真理子氏が講師だったときに聴講したことがあります。
多分『白蓮れんれん』の頃だと思います。
まだ、ダイエットもして居らず大柄な人だと思いました。

彼女のエッセイは「an an」等で読んではいましたが、
1冊丸々読んでいるのは
『ルンルンを買っておうちに帰ろう』だけかもしれません。
どういう訳か縁のない作家でした、私には。

ですから、今回も投げ出すかも知れないと思って読み始めました。
ところが、ぐいぐいと引き込まれて、
12編の短編を一気に読んでしまいました!
久しぶりに身につまされる作品でした。
主人公はほぼ全員が40代女性。
結婚している人も、独身の人も、
一度は結婚して今はシングルの人もいますが、
どの人もある種諦念のような物をもっている。
「平凡」を絵に描いたような中年女性の中にある
凄みや毒をどの作品からも感じました。

私が好きだったのは「聖夜」。
12年間離婚を拒んでいた妻がその年中に済ませたいからと
離婚届にサインしたのがクリスマスイブ。
彼女が何故サインする気になったのか、
その経緯が淡々と語られます。
50を目前にした夫は、この「不在」の13年間を思い起こします。
妻の行動の背景にあった乳ガン。
彼女の頭をかすめたであろう死への怖れに思いをはせると
短編ではあるものの、とても重い内容を感じました。

同年配の女性にはお薦めの本です。
(男性にはお薦めできません。
女って怖いなって思うでしょうから…)
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『福沢諭吉 国を支えて国を頼らず』を読む

2007-04-14 09:13:56 | 真理庵文庫・歴史&医学

やっと北康利著『福沢諭吉 国を支えて国を頼らず』を
読み終えることができました。
『白洲次郎』の時は正月休みでしたので
読書に充分時間をとることが出来ましたが、
今回は通勤時間や昼休み、仕事帰りに喫茶店に寄ってと
細切れの時間で読み繋いできました。
で、やっと365頁の長編を読み終えました!

ところで、今回の作品ですが、「北節」全開っていう感じでした!
『白洲次郎』の時も思いましたが、
北氏はご自身が「この人だ!!!」って思うお人しか書かれない。
それだけ思い入れが激しいし、
北氏が良いとおっしゃる人は、実際凄く魅力的な人ばかりです。
今回は北氏は「語り部」のように作品に寄り添っていらっしゃる。
だから始まりの部分は、銀行員北氏の福沢諭吉との
不思議な出会いから始まります。

 昭和59年(1984年)11月1日-この日、通貨において
静かな禅譲が行われた。26年もの長きにわたり1万円札として
親しまれてきた聖徳太子が、ついにその主役の座を譲り渡したのだ。
 某都市銀行に入行したしたばかりだった私は、この朝早く、
配属先の虎ノ門支店から警備会社の車に同乗し、日本橋本石町の
日本銀行本店へと新紙幣の受け取りに向かった。こういった雑用は
すべて新入行員の役回りである。
 手の切れそうな紙幣の束を一抱えほども受け取り支店へ戻ってみると、
たくさんの人が並んでいるのが車の窓越しに見えた。世の中は新紙幣の
登場に異様な盛り上がりで、営業時間前から両替のための長蛇の列が
出来ていたのだ。
 今から思えば、ある意味それが、私の福沢諭吉との最初の出会いだった
のかもしれない。
                        (以上7頁から引用)


この本は「伝記」です。「歴史小説」ではありません。
ですから、内容はあくまで年代を追って、史実に基づいて描かれています。
ですが、「北流に解釈するとこうなる
」という部分が随所に見られます。
まず、各章の題名がユニーク!

第1章 門閥制度は親の敵でござる
第2章 「自由」との出会い
第3章 「私」の中の「公

第4章 『学問のすゝめ』
第5章 ベンチャー企業家として
第6章 かくて「独立自尊」の旗は翻った
終章  我々へ託された志

大好きな人のことを話すと、ついつい饒舌になっちゃてね~!って、
嬉しそうに微笑んでいらっしゃる北氏が思い浮かびます。
(残念ながらまだ直接お目にかかったことがないので、
実際どのような雰囲気のお人かは分かりませんが、
多分そんなに想像と遠くないような気がします) 

今回の本は前回のような、劇画的なところはありません。
支配層のGHQのオフィサーと日本人女性の恋とか
新憲法へ日本からのGHQへの駆け引きとか。
当時を知った人が存命中の『白洲次郎』に対して
100年以上昔の『福沢諭吉』の話はナマナマしさには欠けます。
ですが、その分、「原点に立ち返る」、振り返えれる距離感があります。
北氏もそのことを望んでいらっしゃるのでしょう。
あとがきに
 
 本書を著すことでもう一度福沢先生に息を吹き込み、
(著者を含めた)今の日本人に向かって「馬鹿野郎!」と叱ってもらいたい。
それが本書を書き始めた動機である。


と、あります。

平易で爽やかな語り口、全編熱っぽい「北節」を私は充分堪能できました。
皆様もどうぞ、お楽しみ下さい!
 
 

写真は慶応大学三田キャンパスの旧図書館。

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村上春樹訳『ロンググッドバイ』

2007-04-13 17:26:12 | 真理庵文庫・その他

村上春樹は大好きな作家の一人ですが
翻訳物は2作目です。
以前読んだのは『キャッチャーインザライ』。 
『キャッチャーインザライ』は、
少年のお話らしくどこか脈絡のない、長い独り言に感じました。
しっかりものの妹が可愛かった記憶がありますが、
今っぽさはありましたが、やっぱり「青春文学
」っていう感じで、
読んだ時点で息子が主人公より年上という私には、
懐かしさが先行して、実感は乏しかったです。

で、今回の『ロング・グッドバイ』。
推理小説は殆ど興味が無く、
以前『冷血』を読んだくらいでしたが
578頁にも及ぶ厚い本なのに、一気に読んでしまいました!
私立探偵のフィリップ・マーロウがとても魅力的でしたし、
淡々とした文体ながら、
徐々に明らかにされていくテリーの過去と周囲の人々の人間模様が
凄く面白かった。
マーロウが(ろくでなしの妻殺しの容疑者)テリーをどうしてかばったのか
そのバックグラウンドに
第二次世界大戦の生き残りというトラウマがあったことが、
明らかにされていき、重厚な内容にため息をつきました。
訳文が村上春樹節というよりは、
忠実に訳してこうなったという文体で、
『キャッチャーインザライ』の時とは随分文体も違って、
村上春樹が訳すに当たって
原文に対して随分と気を遣ったことが良く分かりました。
個人的には「推理小説も悪くないな」と思わせる1冊でした。

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名古屋のトリトンと東京のトリトン

2007-04-12 00:07:46 | アート

今回ネットフレンズ・アート展に出した作品の題名に
「トリトン」を入れましたところ、
今回大変お世話になった
責任者で名古屋在住のnoririさんから
トリトンって、名古屋港にあるんですよ、
伊勢湾岸道路にある世界的規模の横断橋です。
だから?名古屋の方だっけ??って思っちゃいました、
晴海にあるんですね
」との
メールを頂戴致しました。

それで初めて名古屋にもトリトンがあることを知りました。
3つの橋の繋がりを称して「トリトン橋」というとのこと。

トリトンはもともとギリシャ神話の海の神様の一人ですから、
海にあるところにはその名前が使われても不思議ではありません。

当初今回の名古屋行きで
名古屋港を見にいこうと思いましたが
アクセスの関係で無理なことが分かり断念しました。
いつかトリトン橋を見たいと思っています。

ところで、noririさんですが、
サイトに行くとお分かりでしょうが、
プロフィールに似顔絵があります。
実際お目にかかってすぐに分かりました!
だって、似顔絵とイメージがそっくりだったから。
朗らかで闊達な方とお見受けしました。

http://www.its-cc.co.jp/

写真は東京の方の晴海トリトン。

 



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『さよなら、サイレント・ネイビー』を読む

2007-04-11 21:11:14 | 真理庵文庫・その他

第4回開高健ノンフィクション大賞受賞作
伊東乾の『さよなら、サイレント・ネイビー』を読みました。

最初、読むこと自体どうしようかと迷った本でした。
オウム幹部の友人が書いた本ということを
先に知ってしまったからです。
友人援護の本だったらイヤだなと言う思いがありました。

私は「地下鉄サリン事件」に関しては
被害者(に同情する)立場の人間です。
というのも、当時私が使っていたのは日比谷線で、
駅は人形町。
サリン事件の時は隣の小伝馬町で林泰夫らがサリンをまきました。
小伝馬町から人形町を通って茅場町・八丁堀と来て、
築地駅で電車は急停車しました。
もし、その日がたまたま引っ越しの日でなければ
私も事件に巻き込まれていたかも知れないのです。
その引っ越しも、本当は休日に行うはずでしたが
年度末の引っ越しラッシュの時期だったので
予定していた日を業者に断られて
仕方なく仕事を休んで3月20日にしたのです。
引っ越しという非日常的なことの上に
「サリン事件」というあってはならないテロ。
当日TV無しだったので、にわかには信じがたく
呆然としたことを憶えています。

で、作品ですが、まず書いた勇気を誉めたいと思います。
加害者の友人と名乗ることは、
社会的制裁を受けかねないことです。
その勇気に脱帽します。
そして、努めて豊田亨という人間を
客観的に見ようとする姿勢も評価できます。
ですが、読後感は決してすっきりしたものではありませんでした。
加害者もまた、洗脳の被害者であるというロジックは、
一見正しそうですが、
そうなると誰も加害者がいないことになってしまう。
また、村上春樹の『アンダーグラウンド』を多用していましたが、
声を上げられなかった多くの被害者
(たまたま地下鉄に乗り合わせた人)を取材して出来た本が
伊東氏が批判するほど、一方的な内容とは思えませんでした。
勿論「サイレント・ネイビー」として
何も語らずに
さよならしては、
第2第3の同様の事件の予防策が立てられないと言うのは
その通りとは思いますが、
後味のすっきりしない本でした。



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オアシス21(名古屋市栄区)の水のオブジェ

2007-04-11 10:36:59 | 日常茶飯事記
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