れきしどころ真理庵

江戸時代の江戸を中心に、医学史・蘭学史を調べています。日々の暮らしを歴史からみた写真日記。

広告

※このエリアは、60日間投稿が無い場合に表示されます。記事を投稿すると、表示されなくなります。

中村うさぎ『彼らの地獄・我らの砂漠』

2007-08-31 09:04:24 | 真理庵文庫・その他

中村うさぎの本は最近になって数冊読んでいます。
『女という病』『私という病』等
事件関係のエッセイ(?ドキュメンタリー??)集です。
これも同じ系列のもの。
殺人事件を朝倉喬司と一緒に現場に同行して
中村的に(朝倉的に)再現したもの。
ですので、一つの事件に2つの解釈が出来ている。
サスペンスとか犯罪心理とかがお好みの方にはお薦めです。

実は私は中村うさぎの一連のこれらの本が好きではありません。
好きではないけれど、読まざるを得ない羽目になって
仕方なく読んでいるのです。
中村うさぎは【イタイ】作家です。
正直すぎるのです!
だから読んでいて辛いのです。
『私という病』では、自らデリヘル譲にまでなっている。
多分読者は中村にそこまでしてリアリティを求めてはいません。
でも、多分彼女はやらずには書けないのでしょうね~。
そこら辺の常軌を逸した部分を受け入れられるかが、
評価の分かれ目かも。

この本では畠山鈴香の子殺し等4つのケースが取り上げられています。

で、なんで読んでいるかと言えば、
私が大学時代専攻したのが犯罪心理学だったからです。。。

コメント

搬入・搬出

2007-08-30 23:59:09 | アート
昨日区役所に飾られていた
「私の住む街トリトン-桜の季節に」を区役所から搬出し、
本日「私の住む街トリトン-風薫る季節に」を搬入しました。

写真は「桜の季節に」の方です。
1年間中央区庁舎2階東側に飾られていました。
2階には住民票の受付等がありますので、
区民がひんぱんに訪れるところで、
賑やかなところに飾られて、
絵も楽しかったのではと思っています。

さて、次の絵はどこに飾られるのでしょう?
コメント

kojiさんの絵

2007-08-29 00:19:45 | アート
25日、noririさんの個展を見せて頂いた後で
「日本水彩展」に入選されたkojiさんの個展会場へ
noririさんに連れていってもらいました。
http://www.sun-inet.or.jp/~kanedass/
「気まぐれ茶房」という喫茶店の壁面一杯に20点近い
kojiさんの作品が飾られていました。
写真は名古屋市緑区民美術展で「文化協会賞」を受賞した「潮騒」。
作品の中には勿論もっと良い賞を受賞したものも多かったのですが、
私はこの作品が好きでした。
kojiさんは静物画としては珍しく川釣りの、
それもアメリカでの川釣りをイメージするようなデコイやカンテラ等、
釣りのオシャレなイメージを彷彿とさせる絵が多いです。
で、kojiさんにしては珍しいこの「潮騒」は海のイメージ。

kojiさんの作品に出会ったのは、1年以上以前のことです。
まだブログを始める前のことだと思います。
水彩画のサイトを覗いて廻っていた折り、
自動車を描いている人がおり、それがkojiさんでした。
都会的なオシャレさ。
水彩画というと風景画が多い中では突出した存在でした。
以来何度となくBBSを見に行くようになり、
そのうち自分でもカキコするようになりました。
「ネット展」に誘って下さったのもkojiさんでした。

kojiさんとnoririさん。
年齢はほぼ同年。同じ名古屋市内にお住い。
そしてお二人とも水彩画を描いています。
でも、絵のタイプ、ライフスタイルは全く違います。
ネット上で知り合うまで、まったくお互いの存在を
知り合うことはなかったそうです。
インターネットとは不思議な世界だと、改めて思いました!

コメント

名古屋行き

2007-08-28 00:15:00 | アート

25日に名古屋まで行って来ました。
3箇所で知り合いの作品展を観るためです。
noririさんの〈ギャラリーのん〉の企画展「道」と、
<珈琲専科ロングウィロー>での「パネル展」。
それからkojiさんの<きまぐれ茶房>での個展。
この3箇所をまわりましたが、何処も作品が充実していて
1箇所での滞在時間がいつもの(展覧会の)3倍くらい長かった。
名古屋が暑かったせいもあり、
東京に帰ったら「知恵熱」で寝込んでしまった。。。トホホ

noririさんの作品は以前から気になっていました。
作品に最初にお目にかかったのは、「ネットフレンズ・アート展」でした。
「パート大都会」という住宅地の坂道から名古屋市街の高層ビルを描いた
どこまでを白抜きにするのかで随分と印象が変わる微妙な加減、
塩梅を心憎いまでにご存知な方だと思いました。
http://www.sun-inet.or.jp/~kanedass/link277.html
で、「ネットフレンズ・アート展」でお目にかかって以来、
noririさんのHPに行っては作品を見せていただきました。
http://www.its-cc.co.jp/
noririさんの作品には山の絵が多いのですが、
私には(ちゃんと写生なさっているのに)心象風景に見えるんです。
木々に山に森にその一つ一つに魂があるというか、
息づかいを感じてしまうんですね。
noririさんのコメントはおちょくって書かれていますが、
それだからなおさら、照れ隠しのような「魂の在処」を探ってしまう
悪趣味な私です。。。

で、写真はnoririさんのアザリア。美しい小品です。


①<ギャラリーのん>名古屋駅から地下鉄桜通線野並方面へ4つ目
 高岳(たかおか)駅下車徒歩250m
②<珈琲専科ロングウィロー>のんから車で10分です。
 
 

コメント (2)

宮内亮治『虚構-堀江と私とライブドア』

2007-08-27 22:45:19 | 真理庵文庫・経済

25日、名古屋行きの新幹線の中でこの本を読み終えました。
田中慎一氏の『ライブドア監査人の告白』を昨年の今頃読みましたが
その2冊の対比をしても
やっぱり私には田中慎一氏の方がリアリティをもって感じられました。

『虚構』の方はむしろライブドア事件そのものより
宮内氏が刑事被告人となった以降の東京拘置所での
生活の詳細にみるべき物がありました。
こればかりは「塀の中の人」のならない限り分かりませんから。。。
ただ裁判の中で、堀江氏と真っ向から対立するところは、仕方ないとはいえ
かつてのビジネスパートナー(とは、宮内氏は思っていないようですが)と
仲違いするのはあまりにも悲しいし情けなく感じました。
「一緒に同じ夢を見てきたんじゃないの?」って、
若い人たちが起業していくことの目標の一つとして
ライブドアを比較的好意的に見ていた目には
すごくガッカリさせる内容でした。。。

宮内氏がこのタイミングでご本を出された真意は分かりません。
が、何となく後味の悪い本です。。。

コメント (2)

第1回「麻布六本木学研究会」ミーティングを終えて

2007-08-24 06:04:56 | 歴史散策

昨日20日、アカデミーヒルズ内で発足した
コミュニティの初会合がありました。
それ以前に研究会に興味をお持ちになった方々から
メールを頂戴しておりましたので、
当日までに参加者の人数はほぼ把握していたつもりでしたが
直前になってご希望の方があり、
出がけで、郷土史家のK先生と打ち合わせるつもりが遅れて
K先生にご迷惑をおかけしてしまいました。

ですがすでに大づかみの打ち合わせはしていましたので、
コラボレーションルーム3に入ってからは、
会合の時間までにセッティングに集中できました。
で、メンバーの方がいらっしゃり始めたのですが、
初対面なのでお名前をお聞きしながら
下さったメールの内容を思い出して、
確認させて頂きました。
面識のない人との遣り取りってほぼ初体験でしたので
結構ドキドキでしたが、
メールというワンクッションあったせいか、
随分とハードルが低めに感じてホッとしました。

で、会合ですが、
言い出しっぺの私が会の主旨と、
私が何故この会を作るに至ったかの簡単な説明をしました。
次に集まられた方の自己紹介に移りましたが、
ココが一番私としては工夫したつもりです。
まず、メールを頂いたのが古い順にご紹介しました。
ついでにその方とのメールの遣り取りで
こんなことがあったというエピソードを披露しました。
或る方は、ボランティアで地元の地域誌の編集をしており、
たまたまその地域誌を私が持っていましたので
そのことをお知らせしました。
また別の方は六本木に70年以上お住いのことを知っておりましたので、
まずご紹介しました。
また、或る方は、学生時代のご専門が日本史、
それも江戸時代の教育史ということを知っていましたので、
そのことをご紹介しました。
そういう風にしていくと皆さん随分とお話しやすくなったようで
フランクに自己紹介していただけました。

中には直前にご連絡頂いたために
その方についてこちらから把握していることがなかった方も
いらっしゃいましたが、
その方々は後に回ったお陰で、
どういう風に自己紹介すればいいのか、
ご自身でまとめる時間の余裕があって、
自己紹介頂けました。
ですので、自己紹介の中で、「こんな事に興味がある」ということも
同時に分かりました。
例えば或る方は、子どもの頃に見知った六本木地区の旧町名や旧河川を
今の地図に付き合わせて知りたいとおっしゃいました。

垣根が低くなった上に、
最後に自己紹介なさったK先生が
慣れた口調でうんちく話をなさったので、
すごく盛り上がってしまい、
江戸初期、江戸後期の白地図に
色鉛筆で書き込みを入れる作業をしていたのですが、
あっち・こっちに話が脱線してしまい、
昭和期まで地図で探るつもりが途中で終わってしまいました。
続きは次回と言うことになりました。

ミーティングの終わり頃、
外資系航空会社にお勤めのアウトドア派の男性が
「なぜここに参加したかったのか、
実はメールを送ったときも
ここに来た当初も分かりませんでした。
ですが、いろいろ皆さんのお話を聴いたり
地図を見ているうちに思い出したんです!
小学生の時に歴史クラブに入っていて、町歩きしたんですよ!
すっかり忘れてました。
あの頃はどこか、やらさせられているという意識があった気がします。
今は、やりたくってやってるから楽しいのですね」と、
おっしゃったのが印象的でした!

塗り絵(正確には塗り地図ですが)は、
人を童心に帰らす効果があるのだと、改めて感じました。

充実した初回ミーティングでした。
で、早速2回目が決まりました。
9月3日です。

10名足らずの小さな集まりですが、
和気藹々と良い時間をすごせました。
次回が楽しみです♪

コメント

アカデミーヒルズで、9月13日北氏の講演会があります!

2007-08-22 01:11:01 | 真理庵文庫・歴史&医学

9月13日にアカデミーヒルズで
北康利氏の講演会があります。
【ライフスタイルサロン2007「独立自尊の精神」】
【日 時】  2007年09月13日 19:00-21:00

※「ライフスタイルサロン2007」は、ライフスタイルを考えるきっか
けを書籍に求め、その著者または関係者による講演と、竹中理事長を中心
にした参加者とのディスカッションで進める予定です。
そして、日本人が大切にすべきライフスタイルとは何か、人生をより豊か
に生きるための教養とは何かを共に求め、学ぶことを目的にしています。
2008年3月まで隔月で開催する予定です。(メルマガより)


アカデミーヒルズの会員の方は是非聴きにいらっしゃてください!

コメント

「ハゲタカ」NHK総合今夜9時50分~

2007-08-19 23:20:46 | 真理庵文庫・経済
コメント (2)

野沢尚 『ラストソング』

2007-08-17 14:51:43 | 真理庵文庫・その他

野沢尚氏の『ラストソング』を読みました。
この本は1994年に発行された映画からのノベライゼーションです。
原作があってそれが映画化されたとき、
大抵思うのは「原作の方が良い!」っていう感想。
ですから好きな作家の作品は
むしろ映画化されないで欲しいと思うことが多いです。
じゃあ、映画やTVドラマのノベライゼーションはどうでしょう。
この場合も大抵もとの映画やTVドラマの方が勝っていて
ただの筋書きって言うことが多い。
読まなきゃ良かったという経験が殆どです。

で、今回の『ラストソング』。
実は元の映画を観ていませんので、私には作品として初体験です。
ですから、純粋に小説として面白かった!
そしてその理由が「あとがき」で分かりました。

この小説は正確に言えば原作ではない。
四冊の脚本と完成作品から起こされたノベライゼーションである。
原作という言葉にこだわったのは理由がある。小説化の準備のために、
この二年間で集めた資料をクローゼットの奥から取り出してみた。
そこには音楽関係者十数人に取材した膨大なメモがあり、
脚本に使われたものはそれらの三分の一にも満たないことに気付いた。
また最初の脚本から全て読み直すと、
映画の時間的制約の中で随分と割愛した描写があった。
修吉と母親の関係。一矢と父親の関係。倫子と婚約者の関係。
こうした主役三人のバックグラウンドも、
上映時間二時間という制約の中では
どうしてもカットせざるをえなかった。
それら埋もれたものを、この際、全て生き返らせてやりたかった。
映画『ラストソング』はこのディテールから始まった…
そういう意味で、この小説を原作と位置づけても構わない気がした。
(P277~278)

私はげんさくをよんだのであって、ノベライズをよんだわけではなかった。
ですから面白かったのですね!
ある種の「スター誕生物語」ではありますし、
内容的に際立って(当時として)目新しい物があるわけでもありません。
ですが、青春期後半の、若い時代とさよならするときの
引き裂かれるような葛藤を実に上手く表現しています。
敬虔なカトリック信者を父に持つ一矢のその後が知りたいなって
読見終わって思いました。

実はこの本は野沢尚氏の奥様のブログで紹介されていたものです。
読んでみて良かったと思いました♪

コメント

DVD北康利「長野・松代 栗林忠道の生家を訪ねる」

2007-08-16 23:56:02 | 真理庵文庫・歴史&医学
コメント

今日銀座でコラス氏と出会した♪

2007-08-15 23:08:29 | 日常茶飯事記

3日連続で人との出会いを書くことになってしまいましたが、
今日のことは(ソフトバンクじゃないけれど)予想外でした。。。
今日は終戦記念日でしたので、
それにまつわることを書くつもりでした。
ところが、お昼頃銀座にいたお陰で
思いもしない、ハッピーサプライズがあり、
そのことを書き残しておくことにしました。

ちょうどプランタン銀座から
銀座大通りを目指して歩いていたのですが、
ワンブロック手前で、唐突に右折したくなり曲がりました。
曲がってすぐにこちらに向かってくる男性が目に飛び込んできました。
中肉中背の白っぽいパナマ帽を被った丸メガネの男性です。
勿論すぐに誰だか分かりましたが、
声がかけられない!
あ~あ、こんな時に限ってミーハーぶりが引っ込んじゃうんだと、
自分で自分が恨めしかったです!
本当は言いたかった!
「リシャール・コラスさんですね!?
『遙かなる航跡』読ませて頂きました!
凄くステキな作品でした。サインして下さい♪」
って、あわてて手帳を差し出す。(だって、本を持ってきていないから…)

で、コラス氏はすれ違ってすぐに角を曲がり
スタスタとシャネルビルに向かって歩いていきます。
今日はお盆。銀座も大通りは混んでいましたが、
一歩中にはいると平日は賑わっている小径が閑散としていました。
他には誰もいません。今なら間に合うかも。
私はきびすを返してコラス氏を追いましたが、
氏との差は縮まりませんでした。
と、突然氏の姿が消えました。
私は慌てて氏が消えた先を見ました。
そう、彼は、右折してビルの中に入ろうとしていたのです。
そこはシャネルの駐車場。
アウディが止まっており、運転手が社長を招き入れるべく
ドアを開けていたところでした。

そこまで確認して、私は駆け寄ることを止めました。
何事もなかったかのように晴海通りに出ていきました。。。

多分コラス氏は私が追ってきたことには
お気づきではなかったでしょう。

今日コラス氏に出会ったからではなく
以前から思ってきたことを書いてみようと思います。
私は53歳の誕生日にシャネルスーツを着て
記念写真を撮るのが夢なのです!
何故53歳かというと、
以前ココ・シャネル53歳の時の写真を観たことがあります。
シャネル・スーツを着こなした姿は
到底53歳には見えない若さがありました。
以来53歳になったらシャネル・スーツを着ようと決めたのです。
それにはあとウン年で、100万円近く貯めなくてはなりません。
普通のランクのシャネルスーツと靴、バッグ、アクセサリーを併せたら
100万円はフツーにかかるでしょう。
自分のためにそれだけ奮発できるか、
それは今後にかかっているのでしょう。
(ただ単にシャネルスーツを買うことであれば
お金を出せば出来ます。そうではなくて、
シャネルスーツが似合う自立できる女性になっているかが
問題なのでしょう)

コラスさん、次にお会いするときは、
ちゃんと一対一でお話しできる立場にいたいと思います!


コメント

HOME☆アンジェラ・アキ似の美しい人

2007-08-14 22:57:53 | アート

先程まで、NHKの「夏うた」を観ていました。
大好きなアンジェラ・アキが偶然出ていて
(たまたまNHKにしただけだったのでいささか驚いた!)
恵比寿ガーデンプレイスにある古いピアノで弾き語りの
「HOME」を歌っていました♪

初めてアンジェラ・アキをTVで観たとき、
一目惚れに近い感じで好きになってしまいました。
実は彼女、若い頃水彩画を習っていた杉山尚子先生に
よく似ているのです!
杉山先生は私と同い年ですから、
実際今お目にかかったら、ちょっと印象は違うかも知れない。
でも、若かった頃の彼女は今のアンジーによく似ていました。。。

170センチ近い長身。
細面の手足の長い美人さんでした。

今夕アンジェラが歌っていた恵比寿にほど近い
目黒駅駅ビルのカルチャーセンターの水彩画教室で
当時東京芸大大学院生の杉山さんは先生をなさっていたのです。
私が師事したのは後にも先にも杉山先生一人ですので、
私にとって年若いボーイッシュでカッコイイ先生は
宝塚の男役に憧れるように、憧れの人でした。
教室の生徒達は殆どがおじさんおばさんでしたので、
モデルをよぶより、
先生がモデルをやった方が良いと思っていたのでは。

実は私の結婚式にお招きしました。
また、私も彼女のお式にお呼ばれしました♪
彼女のお式のとき、
初めて彼女のお父様が東大教授であることを知りました。
彼女の作品が直線的であり、
また建築的であるのは、
土木工学(ダム建設)を専門になさったお父様の影響が
色濃く反映していると感じました。

間もなくヨーロッパに留学なさったとお聞きしていますが、
再び水彩画を始めた私は、
何度となく杉山先生のお教室を探してきました。
開催しているところが分かると、曜日が合わずで、
未だ再会を果たしていません。

きっと今でもアンジーみたいな美人さんだと
信じて疑わない私です。
早く会えるといいなと思っています♪

コメント

図書館が有料だった頃

2007-08-13 15:17:59 | 真理庵文庫・その他

植村達男氏に出会ったのはもう30年近く昔のことです。
千駄ヶ谷駅前の津田英語会・英会話クラスで、クラスメートとしてでした。
当時30代後半でいらっしゃたのですが、
大柄(180センチ以上)なので、威風堂々となさっており、
大学生だった私にはちょっと近寄りがたい存在でした。
ですが、実際の植村さんは見かけと違って
物腰の穏やかなユーモラスな紳士でした。

当時すでにエッセイ集をお出しになっておりました。
その後ご本の数はどんどん増えていき
会社員とエッセイストという二足の草鞋の生活で
定年まで頑張られました。(長いこと部長職でいらした)

現在は神戸大学の東京オフィースで所長さんをなさってらっしゃいます。

で、氏もブログをなさっていらっしゃるので
ご紹介します。
「古本と古本屋プロデューサー」です。
で、「図書館が有料だった頃」は最新のエントリー。
http://www.selpro.jp/producer/books-secondhandbooks/archives/2007/08/post_61.php#comments

コメント

『硫黄島からの手紙』をみる

2007-08-12 16:36:12 | 真理庵文庫・その他

先程『LETTERS FROM IWOJIMA』を観ました。
実は8日に半分観、後半部分を今日観たのですが、
号泣するとかいうのではない、
はらはらと涙がこぼれ落ちました。
(この頃「泣く」と言う記述が多いですね。。。)

この映画はご存知の通り、日本の映画ではありません。
クリント・イーストウッドが監督したアメリカの映画です。
で、脚本も殆ど日本語で書かれているとは言え、
原作はアメリカ人の手による物です。
それなのにここまで日本人を描けるのだ!と
今更ながらに感嘆しております。

『栗林忠道からの手紙』には
この映画の脚本を手がけたアイリス・ヤマシタの
インタビューが載っていますが、
『父親達の星条旗』を作っていたとき、
クリント・イーストウッド監督が
「何故硫黄島はこんなに難しい戦いになったのか?」と
疑問に感じて日本軍を調べている内、
栗林中将に行き着いたとのことでした。
そして日本人を父に持つアイリスに依頼が来たそうです。

すごく丁寧にリサーチされて作られている。
また、最近流行の言い方になってしまいますが
監督が(軍人ではなく人として)「栗林忠道にリスペクトして」
作っていることが良く分かりました。

正直クリント・イーストウッド監督の凄さを知りました!

実は9日のトークショーの時、
第一番目の質問は
(たまたま栗林さんという若い男性でしたが)
クリント・イーストウッドが好きで、
『硫黄島からの手紙』を観たが、
アメリカ人であるイーストウッド監督が
栗林忠道のことを取り上げたことをどう思うか?
といった内容の質問をしました。
これに対して直道さんは
「(日本人ではなくアメリカ人の)イーストウッド監督が
60年経って取り上げてくれたことに感謝します」
とおっしゃいました。
それだけの時間がかかってやっと戦時中のことを話題に出来るようになったと。
その言葉に長い不遇の時を過ごした栗林家の人々の思いを感じました。

直高氏は忠道を演じた渡辺謙さんのこともお話になりました。
直高氏の処に渡辺謙さんは忠道の遺品を観に来たそうです。
その後マネージャーの人から直高氏のところに電話があり、
今度硫黄島に行けるようになったので、
松代の名水を持っていきたいので送って欲しいとのことでした。
で、直高氏は名水を汲んでペットボトルに入れて送ったとのこと。
渡辺さんはその水を、忠道が亡くなったとされる地に注ぎました。
映画を観ると分かりますが、最後は兵糧がつき、
水すら手に入らなくなります。
きっと(忠道に限らず)兵隊達は皆、水を欲しがったでしょう!
渡辺さんの優しさに感激しました!

改めて、『父親達の星条旗』が観たくなりました♪

コメント (2)

東京湾大華火大会

2007-08-11 23:50:21 | 日常茶飯事記
コメント