れきしどころ真理庵

江戸時代の江戸を中心に、医学史・蘭学史を調べています。日々の暮らしを歴史からみた写真日記。

ネット・フレンズアート展@名古屋

2010-05-02 11:56:17 | アート
5月に入って初めての日記は美術展のお知らせです♪
ネット・フレンズアート展が現在名古屋で行われています♪♪
私も数年前から参加させていただき、いつの間にか常連さんになりました。
今年は名古屋に見に行けませんが、ご近所にお住まいの方、宜しかったらいらっしゃてください♪

□会 期  平成22年5月1日(土)~5月5日(水)
      AM10:00(初日は12:00)~PM5:00      (最終日は3:00)

□会 場   名古屋「文化のみち橦木館(しゅもくかん)」         1階 和室1 ギャラリー
       名古屋市東区橦木町2-18    
       TEL052(939)2850
        要入館料(大人200円)   

出品したものは「ネコのクリスマス」。昨年のクリスマスカードの原画です。時季外れですが、思い出深い作品なので出させていただきました。

展覧会の様子は早速↓にアップされています♪
http://kokute-ru-chigu.cocolog-nifty.com/chigu/2010/05/po...

今日の歌舞伎座

2010-04-25 22:41:14 | 日常茶飯事記
「中央区の街並み絵画展」に出すため、歌舞伎座の写真+スケッチに行ったところ誰もが同じ事を考えているらしく、歌舞伎座の前の道は写真撮影とスケッチする人で一杯でした!

人だかりを観たら急に気が萎えて、写真だけ撮ってそそくさと退散いたしました(泣)

写真を見ながら描こうと思っています♪


4月いっぱいで公演は終了。
歌舞伎座閉館まであと6日!!!

国立公文書館「旗本御家人展」

2010-04-25 09:43:53 | 日常茶飯事記
「Into the Woods」の前に、竹橋の国立公文書館「旗本御家人展」に行って来ました♪
午後一で竹橋、その後すぐに二子玉川と、忙しかった!

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職場の同僚の前の勤め先が公文書館で、以前も彼女から知らせてもらって展覧会に行きました。

以前から公文書館には資料を読むために通っていましたが、昔に比べると本当にくだけたというか、親しみやすい切り口で展示しています。
今回のも始まりは【人生の節目】。武家の出産・教育・「就活」・「婚活」と、今時の言葉をキャッチフレーズにして、古文書にふれていない人でも入りやすくなっていました。

私が興味をもったのは、【異才の幕臣たち】。日蘭関係や対外史的なものに関わった幕臣の人となりを展示しています。
その中の【高橋景保(かげやす)】。彼はシーボルト事件で日本地図を持ち出した事が教科書に載っていますが、詮議の最中に牢死してしまいます。幕府はその死体を瓶に入れ塩漬けにして沙汰を出しました。その時の事は「蛮蕪子(ばんぶし)」に記されていました。景保の書物奉行としての業績をちゃんと展示してあり、語学の天才だったことがよく分かりました。

その他、幕末から明治期の対外関係の書類等、興味深かったです。

「Into the Woods」を観にセンメへ♪

2010-04-20 06:13:40 | 日常茶飯事記
先日「ハモネプ」で優勝したセンメのブログに、センメのメンバーが出るミュージカル公演の案内があったので、初めての地で全く不案内であったのですが、最終日の公演に世田谷区瀬田まで行ってきました♪

セントメリーズハイスクールのサイトから地図をダウンロードして、それを観ながら行ったのですが、勤務地の大岡山から二子玉川までは急行で数分でいけるので、まあ大丈夫だろうと。。。(苦笑)
二子玉は大学同窓でご近所にお住まいの方や高島屋においでの方が多くいらっしゃるので、街として興味をもっていました。
で、瀬田もどなたかお住まいだったような気が。。。何となく憧れていました♪
丸子川(写真右)を渡ってしばらく迄は順調でしたが、途中から坂になっており地図のように直線道路ではなかった!(泣)
やむなく地番を頼りに大回りして着いたらもう劇が始まっていました。でも快く受け付けてくれて中に入り体育館の2階席から観ていました。

http://www.smis.ac.jp/PhotoArticle.aspx?galleryid=1095

内容は、魔女の呪いのせいで子宝に恵まれないパン屋夫婦が、呪いを解くために森に入って色々なアイテムを獲得して、望みを叶えるという事ですが、そこにおとぎ話の「赤ずきんちゃん」や「シンデレラ」「ジャックと豆の木」等のと登場人物が登場してドタバタ劇が進行していきます。で、一幕目で一度ハッピーエンドになるものの、2幕目にどんでん返しがあって、最後は…?

セントメリーズハイスクールと清泉、聖心のインターナショナルスクールの合同でしたが、皆歌が上手で、活き活きと演じていていました♪
私はいきなり英語だけの世界に投げ込まれましたが、幸いロンドンで当時流行っていた電車のミュージカル(名前をど忘れしました。新幹線も出てきた)を観たこともあり、ミュージカルと言うことにはあまり抵抗はありませんでした。
生意気な赤ずきんちゃんや、逃げ隠れてばかりのシンデレラ等かなり極端キャラが出てきて、今時らしくて笑っちゃいました♪

「センメ」のメンバーは、主人公のパン屋さんに大柄なアレックス、王子様にはジェフ、狼(赤ずきんちゃんの)にマークがなっており、「ハモネプ」の時とはまた違った面白さがありました♪

新学期♪

2010-04-06 07:35:27 | 日常茶飯事記
昨日は勤めている大学の入学式がありました。
桜名所のキャンパスですが、雨の中では残念な気がちょっとしました。
でも、満開の桜は優しく新入生を迎えたと思います。
そう思ったら良かったね♪って、思い返しました。

1ヶ月ぶりのアップです。
4月は新学期。気持ちを新たに頻繁にアップしていこうと思いますので宜しくお願いいたしますm(_ _)m

遠い思い出を探す旅@トリトン→佃

2010-02-11 12:46:44 | 歴史散策
今日は日中雪に変わりそうな寒い雨でした。
そんな中、トリトンミュージアムにMさんがお出で下さいました♪

正直当初Mさんがお出でになった理由が分かりませんでしたが、お聞きして大いに納得。
思いがけず「遠い記憶を呼び覚ます旅」を行いました♪

最初Mさんの妹さんが美大を出のパッケージデザイナーで、理系のMんさんも絵画に興味がおありなのかしらと思いました。そしたらそうではありませんでした!

(ある新年会の時Mさんはちゃんとそのことをおっしゃたらしいのですが、病み上がりの私はすっかり忘れていて)月島・佃島は子供の頃の遊び場だったとおっしゃたのでした!
かつてご親戚が佃にお住まいで、そこに遊びに来ていたそうな。

30年以上の時間を経て、再びその地を観てみようと、レバフライゲットの予定も立ててお出でになったとのことでした。

私が住んだのは晴海でしたが隣町の月島佃地区は週に何度も行き来した場所ですのでよく分かります。
無理矢理Mさんの思い出に便乗させていただきました♪

Mさんの思い出の地は、月島の一番北の端と道路を隔てて向かいになる佃の地域。大きな道路を入ると昔ながらの長屋の区画の地域があります。
ちょっと行けば佃小橋。赤いアーチ型の橋は中央区のスケッチポイントの一つです。
佃小橋付近で小学生だった少年まっくんはハゼ釣りをしたそうな。
目をやると佃の守り神、住吉神社が見えます。
まだ高層マンションなどなく空が大きかった頃。

佃に高層マンション群が林立し、風景は一変しました。
少年Mくんはもういません。。。

鼻の奥がつんとする、懐かしくて切ない思い出歩きでした。
Mさん、ご一緒させていただき有り難うございました♪

トリトンミュージアムでお会いしましょう♪

2010-02-06 13:36:00 | アート
明後日から「トリトンミュージアム」が行われるので、いろいろ準備しています。

昨年12月25日からのことを思うと、「過去からプレゼント」をもらった気分です♪

北村薫先生から問い合わせのあった「江東 ふるさと歴史論文」を調べ始めたのは14年前のこと。翌年それをまとめて「第一回ふるさと歴史論文コンテスト」に出したのですが、発表できるところまでに至りませんでした。表彰式の日、会が終わった直後、審査に当たった先生方から「あれじゃあエッセイだよ。来年までに論文に書き直したら入選するよ」と励まされ、文体を変えて、原稿用紙40枚分を書き直したのが今回の論文です。
14年前。。。私はまだ30代。
当時既に街歩きに参加していましたが、参加者の平均年齢は70代。私は一人だけ図抜けて若く、引率の区の職員と間違われていました。。。
当時「郷土史をやる」というのは年寄りばかり。論文を書いたときも、一部の方から「若い人がそんな年寄りじみたことをするものじゃない」という有り難い(??)アドバイスまで頂きました。。。苦笑
平成10年秋に発表となったわけですが、研究者以外で目を留める人もなく、今日まできました。
ですから、昨年12月の出来事は本当に驚きだったのです!


今回の「トリトンミュージアム」も「過去からのプレゼント」。
「中央区街並みを描く会」で描きだしたのは平成16年。今から6年前のことです。以来住んでいる街と言うことで、トリトンのみにこだわって描き続けました。その「こだわり」が今回の個人ブースに繋がったわけで、トリトンに関わりのある職業人(建築家・園芸家と私)の3人のブースに入れてもらえました♪

十数年前の「一昔」か、数年前の「近過去」かは別として、「過去」からエールを送られたというか、再評価していただけたことを嬉しく思っています。

どうぞ、「トリトンミュージアム」にいらっしゃってください!!!

かつてくじ引きをした旧朝日新聞社社屋

2010-01-31 21:46:52 | 日常茶飯事記
有楽町SEIBUが今年いっぱいで閉店とのこと。
思い出のデパート故残念です。

かつて有楽町マリオンを造るに当たって、日劇と共に朝日新聞社の社屋もとり壊されました。
旧社屋最後のイベントとして小さなモーターショーが開かれることになり、自動車会社宣伝部にいた私は代表として、場所取りのくじ引きに行きました。
で、引き当てたのが一番人が集まりやすい位置!この時ばかりは褒められました♪

モーターショーが終わり程なくして社屋は解体。マリオンが建ったのですが、SEIBUと阪急の一翼を担ったSEIBUの閉店は、否応なく30年近い街の変遷を私にぶっつけました!

街は変わっていきます。その変化は人以上に早いかもしれません。
でも、変わらないものもあるのだと、「変わらないもの」を探し始めた私です。

「オール読物」2月号に名前が載りました♪

2010-01-28 06:00:41 | 真理庵文庫・歴史&医学
寒中お見舞い申し上げます!
今年に入って大分日が経ってからの今年最初に日記になってしまいました。
今年も宜しくお願いいたします♪

で、今頃描いていて何なのですが、今年の目標は月に7つ以上記事をアップすることにしたいです。
まあ2月以降ということになりますが。。。
目標に向かって第一弾です♪



先日発売された「オール読物」2月号、北村薫氏が連載中の「いとま申して」の中に私の「坪井信道と安懐堂・日習堂の塾生達」が引用されています♪
立ち読みで良いので、168p読んでやってください!

※発売日雑誌を書店で購入したら、翌日文藝春秋から1冊届きました♪
北村さんは本当に律儀な方です!!


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12月のことでしたが、職場に北村薫と言う人から電話が入りました。
その人の問い合わせ内容は「日収堂はいつまであったか?」というものでした。
日習堂とは坪井信道が作った蘭学塾でトータルで2000名の塾生を輩出しています。
北村氏のご先祖様は宮本姓。
いきなり宮本某と言われてこちらも面食らってしました。(有名処に宮本姓は無し)

ただ、日習堂の最後は翌安政3年と記憶していましたので、「安政2年ならまだ塾はありましたよ。」とはお返事したのですが、明日佐倉の郷土史家に会うというせっかちな北村さんを説得できるほどの材料がありませんでした。
電話が終わると取り次いだTさんが嬉しそうに、検索画面を指し示して「北村薫って直木賞作家じゃん!凄いよ、これ!」と言ってニヤニヤしています。
正直北村薫さんのお名前は存じていました。公共図書館にいたときは人気作家の一人でしたが、ミステリーに興味にない私は読んだことがありませんでした(^^;)

仕事を終えたその足で目黒駅ビルのY堂という書店に入り、北村薫さんの言った「オール読物」1月号を購入。1階にあるパン屋のカフェテリアでサンドイッチ摘みながら読んでみました。
そこで予備知識を得て、有栖川公園の都立図書館に行きました。そこで以前読んだことのある坪井信道関係の本を引っ張り出して読んでみました。
やっぱり安政3年まで塾は存在していた。

私は単純に嬉しかった!
北村さんが私を捜し出したのは、日習堂について論文を書いたからですが、それを検索し探し出してわざわざ電話してきて下さったこが嬉しかったのです。


再び北村さんから職場に電話がありました。この数日で彼が識ったことをわざわざ知らせてくれたのです。
こちらからも12月25日に図書館に行った結果をお知らせしました。
そして分かったこと。宮本某(お知りになりたい方はオール読物をご覧になって下さい)は日習堂と順天堂と両方の塾に通っていたのです!
当時の蘭学塾ではこういったことは結構あって、その事は別段失礼でも何でもありませんでした。先生同士仲が良かったのです。


昨日の電話で北村さんの一生懸命さがよく分かりました。ミステリー業界ではすでに重鎮で、直木賞を今頃取ったのは遅すぎるくらいですが、こんなに謙虚な人なんだと好感を持ちました♪
遅ればせながら氏の作品を読んでみようと思っています。


そして、「仁」もそうですが、あの時代を生きた人々、蘭学者の末裔がこうして作家として活躍していることに感動を憶えました。

今年もお世話になりました♪

2009-12-31 15:59:16 | 日常茶飯事記
なかなかアップできないブログになってしまい、ご常連さんには申し訳ない気持ちで一杯です。

大晦日やっとアップしました。

今これから宅配便でご本人のところにお送りします。

この方はドイツ在住の研究者ですが、今はお正月で日本に帰省中です。
ドイツに戻られるまでに完成した絵とご対面できたらいいなと思います♪

東京国際映画祭参加レポート

2009-11-29 00:21:12 | アート
10月に六本木ヒルズで行われた「東京国際映画祭」に参加しましたが、その時のレポートが載りましたので、アップしておきます♪

http://www.academyhills.com/library/affiliate/tqe2it00000aktg2.html

私のイラストがクリスマスカードに♪

2009-11-23 10:49:13 | アート
出身大学の同窓会はソフィア会といいますが、そこでクリスマスに向けてチャリティークリスマスカードを作りました。

先週木曜日(18日)6枚のカードがセットされて、手元に来ました。(募金をしたことで、分けていただきました)

A,Bセット2種類ありますが、私のはイラスト集の中の1枚で、500円募金していただき、おわけいたします。
卒業生の方は、同窓会の方にお問い合わせいただければいいのですが、それ以外の方でご希望の方はとりあえず真理庵にコメントを入れてください。
リアルでお顔を存じ上げている方にはすぐにお渡しできます。
(お目にかかったことのない方から果たしてご希望が来るか分からないので、その時点で考えさせていただきます)



写真左:正式な出来上がりの形はこうなりました
  (羊飼い猫と三賢猫が切れていたのが見えるようになりました)

「くりま1月号 坂本龍馬がゆく」

2009-11-23 10:27:19 | 真理庵文庫・歴史&医学
北康利氏より連絡が入り、「くりま1月号」を購入しました♪

「書店に「文藝春秋別冊くりま1月号 坂本龍馬がゆく」が山と積まれています。文芸春秋が乾坤一擲、賭けに出たと思わせる金のかかった雑誌で、おそらく来年の大河ドラマ「龍馬伝」放映まで書店に積み続けるつもりでしょう。小生は坂本龍馬を書いたことはないのですが、この「くりま」の巻末に拙文を寄せています。小生の文章は大したことないですが、それ以外は龍馬ファンにはたまらないはず。特に司馬先生の手紙には感動しました。

ちなみに『歴史通』1月号(12月9日発売)では大河ドマラ「龍馬伝」のNHK鈴木プロデューサーと龍馬の魅力について対談、週刊ダイヤモンド別冊『歴学』創刊号(12月11日発売)では、島津斉彬と毛利敬親について語っております。是非お手にとってご覧ください。」

麻布六本木学研究会では今週の集会で、麻布における龍馬の足跡を調べます。(勝海舟が麻布(氷川町)に住んでおり、そこに龍馬がやってきました)
来月はそこを街歩きする予定なので、グッドタイミングで、北さんのお知らせが入ったと喜んでいます♪

「白洲次郎」NHKドラマスペシャルは明晩から!

2009-09-20 09:02:53 | 歴史散策
明晩から3話連続で「白洲次郎」が放映されます♪
ご覧下さい!

【白洲次郎放送予定】総合・デジタル総合
第1回(再) 
 9月21日(月・祝)午後10時~午後11時30分
 
第2回(再) 
 9月22日(火・祝)午後10時~午後11時30分
 
最終回      9月23日(水・祝)午後10時~午後11時30分


原作本は北康利氏です♪♪



「白洲次郎」のHP↓
http://www.nhk.or.jp/drama/shirasujirou/index.html

スタッフブログには先々週金曜日に行った「バー」についても書かれています♪↓
http://www.nhk.or.jp/drama-blog/940/




北康利氏「白洲次郎 信念を貫く生き方」CD

2009-08-04 06:52:16 | 日常茶飯事記


北康利さんが「白洲次郎 信念を貫く生き方」というCDをお出しになったのでご紹介いたします。

http://www.php.co.jp/keiei/detail.php?product=audio&code=...

北さんは学生時代弁論部部長をなさっていらしたくらいですから、滑舌よく良いお声です♪その点はお薦めですので、「試聴コーナー」を是非お聴き下さればと思います♪