れきしどころ真理庵

江戸時代の江戸を中心に、医学史・蘭学史を調べています。日々の暮らしを歴史からみた写真日記。

北さんの講演から二足の草鞋術を学ぶ

2009-07-19 11:00:30 | 真理庵文庫・歴史&医学
13日(月)にNPO法人知的生産の技術研究会主催の北康利氏の講演会が赤坂の日本財団A会議室にて行われました。

「北さん+白洲次郎」の組み合わせでの講演は今まで何度も聴講しておりますので、今回はサラリーマンだった北さんがどうやって時間をやりくりして二足の草鞋生活をしていたのか?、また作家一本になった本当のところを初めて明かしてくださいましたので、そこに絞ってご報告したいと思います。

まず、彼のプロフィールを張っておきますね。

【昭和35年12月24日名古屋市生まれ、東京大学法学部卒業後、富士銀行入行。資産証券化の専門家として大東証券証券営業部副部長、富士証券投資戦略部長、みずほ証券財務開発部長等を歴任。平成20年6月末でみずほ証券退職。本格的に作家活動に入る。】

実は昨年五月末T工大図書館に再就職が決まったことを北さんにお知らせすると、「実は僕も六月末で会社を辞めます」とさらりと書いてこられたので、すごく驚きました。筆一本の生活は危険じゃないかと、私は、「大学の客員教授でしたよね?それを充分活かしてください」と余計な心配をしてしまいました。(今となっては笑い話ですが・・・)

彼の最初の著作は『ABS投資入門』(シグマベイスキャピタル)。専門書です。これを書いたとき、社長に会社の宣伝になるからどんどん書いてくれと言われたそうです。さい先良い滑り出しでした。

その後、お父さんがスキルス性胃ガンで亡くなり、遺志を継ぐ形で兵庫県三田市の郷土史を始めます。で、この時北さんが思ったのは、「郷土の偉人を全国区にしよう。そうすれば自ずと世間の目が向いて三田の活性化に繋がる」ということでした。そこで書きだしたのが川本幸民であり、九鬼隆一でありました。でも、ここで問題が起こります。白洲次郎の原稿を神戸の新聞社に持っていったところ、ページ数が多すぎて出版できないと断られました。折角の意欲作です。お蔵入りは勿体ないと、学生時代の先輩の講談社編集者に相談します。その結果、かなり内容をそぎ落とした形ですが、本になりました。これが『白洲次郎―占領を背負った男』の誕生になりました。もし神戸の新聞社が採算を度外視して白洲次郎を出版していたら、北さんは多分全国区にはなれなかったでしょう!
人生はどう転ぶか分かりません。

ところで、当時北さんは千葉県に一戸建て住宅を持っておりそこから都心に出勤していました。小一時間立ちっぱなしで、彼は前夜書いた原稿に赤入れチェックをしていたそうです。行き帰りで合わせて二時間。結構使い勝手がある時間だったそうです。
ただ、そうしていると体力的にしんどくなります。仕方なく都内にマンションをかり家族でそこに引っ越して、そこから通勤しはじめました。で、仕事が進んだかというとそういうことではなかったようです。一五分では何も出来ないで終わったと。

ところで、そんな中勤め先の富士銀行がみずほに統合されます。元富士(それぞれ会社はカルチャーを持っているわけで…)の人間として組織の中でどう生きていこうか、また、リストラする側に立ってしまい、辛い思いもなさったようです。みずほ証券財務開発部長の最後の頃、会社がたまたま証券のトラブルで大赤字を出してしまい、全社的に早期退職者を募りました。それ以前に部下達を外部に送り出す(ある意味リストラ)ことをして北氏は、この際だから会社を辞めようという思いに至ったそうでした。これが昨年六月。

ここからは私の思いですが、北さんの退職後わずか3ヶ月でリーマンショックが起こります。
今までの北さんの人生の流れを見ていますと、一見マイナスに見えることが結果的には人生の好転機になっています。この勘の良さを是非学びたいものと思いました。

北康利氏「白洲次郎に学ぶ プリンシプルのある生き方」

2009-07-09 06:07:37 | 真理庵文庫・歴史&医学
北さんの講演会かあります♪
皆さん是非いらしゃってください!!!


『白洲次郎に学ぶ プリンシプルのある生き方』
講 師  北 康利
日 時  2009年7月13日(月)
     18時00分~受付開始、
            本の販売&サイン会
     18時30分~講演(1時間30分)
     20時00分~質疑応答(30分)
     20時30分 セミナー終了
場 所  日本財団A会議室(東京・赤坂・特許庁前交差点角)
東京都港区赤坂1-2-2日本財団ビル
(03-6229-5111)

会 費  5000円
主 催  NPO法人知的生産の技術研究会、
共 催  多摩大学統合リスクマネジメント研究所(IRI)
共 催  日本計画研究所(JPI)

お問い合わせは秋田さん
emirun@nifty.com    にお願いいたします。

引っ越しました

2009-06-29 06:50:56 | 日常茶飯事記
ブログをアップできませんでした。
・・・というか、これからもしばらくは不定期かと思います。

真理庵は元気で100数十個の段ボールの荷解きをやっておりますのでご心配なく!

ハゲタカ再臨ーNHKで再放送!

2009-04-23 06:13:05 | 日常茶飯事記
先日アデランスが米投資ファンド、スティール・パートナーズに対抗するため、投資ファンドのユニゾン・キャピタル(東京)と資本業務提携すると発表しました。
昨年9月のリーマンショック以来すっかりなりを潜めていた外資系投資ファンドですが、水面下ではいろいろな動きをしていたのですね。

ところで、NHKドラマ「ハゲタカ」の再放送がゴールデンウイークにあります。
どうぞご覧下さい♪

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2009年大型連休 総合テレビで再放送決定!!
企業買収をめぐる男たちの野望、挫折、葛藤……。
混迷と不安の現代日本を舞台に、企業の”再生”と
働く人々の心の”再生”を描いた、感動のドラマ「ハゲタカ」が帰ってきます!

5月4日(月)午前9時00分~ 第1回「日本を買い叩け!」
10時05分~ 第2回「ゴールデン・パラシュート」
5月5日(火)午前9時00分~ 第3回「終わりなき入札」
10時05分~ 第4回「激震!株主総会」
5月6日(水)午前9時00分~ 第5回「ホワイトナイト」
10時05分~ 最終回「新しきバイアウト」

なお、映画版「ハゲタカ」は6月6日から上映です♪





上司を描く

2009-03-31 21:32:25 | 日常茶飯事記
上司。今年定年です。私の採用の時に面談をしてくださいました。
採用時にお話しした以外この9ヶ月間、直接のお話しは無し。
ちょっと淋しい気もしますが、これが正職員と非常勤の差なのかもしれないと思っています。
元になった写真は何かというと、白黒の職員名簿の写真。
はっきり言って色は全く分からず、日頃接していてこうだったのでは?という漠然としたもので描きました。



今日でお別れの同僚

2009-03-31 21:15:58 | 日常茶飯事記
多くの職場で、今日でお別れの人がいると思います。
3月はお別れの季節ですね。

Tさんは正職員と私たち非常勤の間を取り持ってくださったムードメーカーさんです。
一見コンピューターが得意な現代っ子風ですが、お名前が「しのさん」で、お顔立ちも和風美人。ご本人に早くご自分の良さに気づいて頂きたいと願っています。





「オバマ大統領と今後のアメリカ」講演

2009-03-25 06:58:09 | 真理庵文庫・その他
3月19日にコロンビア大学教授のジェラルド・カーティス氏がアカデミーヒルズでご講演をなさいました。
参加させていただきましたので、そのご報告をいたします。

実は数年前に何度かカーティス教授のライブラリートークには参加しています。緊張感あふれる授業で、何時指されるかとヒヤヒヤドキドキして、すごく疲れた記憶があります。つまり少人数で教授が授業を進めると言うより、参加者の発言に教授がコメントを入れる正しくアメリカの大学院での授業形式そのものだったのです!
で、驚いたのは参加者が(全員ではありませんでしたが)教授と対等にやり合えていたこと。後で知ったのですが、2週間後にニューヨーク大学に留学予定の人もいたと聞いてすごく納得しました。
…ということがあったので、数年ぶりにまたあの緊張感を味わうのかとドキドキしていったら、状況はちょっと変わっていた!
聴講希望者が非常に多くて、今までのような授業形式が取れず、講演の形になったのです。
おかげで、緊張しないで済んだのは良かったですが、この最悪な経済状況をいかに打破しようかと皆大いにオバマさんのやり方に興味をもっていることがよく分かりました。

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まず、日米の経済状況の受け取り方について、アメリカが「楽天的」なのに対し日本は「悲観的」との指摘がありました。それから今年は「変化の年」。日米共に政局は大きく変化しそうです。

オバマさんは国民の圧倒的な支持で大統領になりました。なって2ヶ月、人気は衰えていません(支持率60%)が、問題は山積。今後のオバマさんの動向についてカーティス教授は以下のように述べています。

①オバマさんに対する分析

政治家にとって一番のキーワードは「説得力」があるかどうか。難しい話を易しく話す野が政治家。そう言う点で優れているオバマ氏はルーズベルトに似ている。また、イリノイ州出身と言うことでリンカーンに憧れている。

本当に自分に自信がある人は威張らない。オバマ氏には
1)まず基本的な方針がある(自分の哲学がある)=ぶれない。
2)ブッシュ政権時代の「格差」を直そうとしている
3)これから30年50年先のビジョンがある。
 ex.3兆円の予算案(教育・保険・エネルギー等)
4)国民を説得する力が抜群(=コミュニケーション能力がある)

オバマ氏は「チーム・オブ・ライバルス」で組閣した。これに対して安倍氏は「お友達内閣」。

オバマさんは感情的にならず冷静と、カーティス教授はべた褒めです。
ではそんなオバマ氏は順風満帆かというと、その逆。何時問題が噴出するか分からない状況下だということで、オバマ政権の心配に種について次の述べられました。

②オバマ政権の心配の種

1)オバマ氏と議会の関係が上手くいくか行かないかで、政権が上手くいくか決まってくる。(数週間後に明らかになる)
→大統領と議会は対等故、大統領は議会を説得せざるをえない。
※日本では与野党の「ねじれ」が問題になっているが、アメリカは常に「ねじれ」のじょうたいである。

2)経済の問題に対して、国民は「1年は待ちましょう」の姿勢。
だが、1年後に結果が出なければ、支持率は急落するであろう。
1年後にダウ平均6000であればオバマ氏に批判が出てくる。
今回の経済危機がアメリカ人の考え方を変えた。「過剰消費の時代は終わった」と。→もうクレジットカードでものを買わなくなる…。
【今後はそんなに消費しない→ものを買わない→お金が回らない】のスパイラル。

3)アフガニスタン・パキスタン問題
→外交でオバマが足を引っ張られる可能性がある。

で、最後に日本と野関係について
③オバマ政権と日本の関係
ヒラリークリントンが日本を最初に訪れたのは、日本人が一番最初の訪問国と言うことを重視する国だからだ。(真っ先に訪れたからと言って一番大事という意味ではない)
→一番重視しているのは中国。(アメリカの国債を一番保有しているのは中国だから。日本は2番目)

オバマ政権は日本に何も求めていない。むしろ日本はアメリカに提案してアピールするべき。(この4年間に4人もトップが変わった国を果たして信用できるか、考えて欲しい)

日本についてはこちらが熱い視線を送っている割にはオバマさんは冷静です。そこら辺をこちらも冷静になって観る必要があるのかもしれません。


2月28日NHKドラマスペシャル「白洲次郎」

2009-02-22 18:49:17 | 日常茶飯事記
このブログではおなじみの北康利さん原作『白洲次郎ー占領を背負った男』がついにドラマ化されます!!!
来週、2月28日NHKドラマスペシャルで、第一回が放映予定!
演出はなんと、K.O氏!「ハゲタカ」の演出ディレクターです!!

どうぞ、ちゃちじゃない、本物のおとなのドラマになっていますようにと祈っています。

http://www.nhk.or.jp/drama/shirasujirou/index.html

トリトン・ミュージアム終了♪

2009-02-15 00:12:31 | アート
お陰様で昨日で「トリトン・ミュージアム」は無事終了いたしました。
11日には展示された絵の前でHさん、Sさんの贈呈式を行うことができました。
ご覧下さった皆様に御礼申し上げます♪

実は6年前、「中央区の街並みを描く会」に参加するようになったとき、トリトンだけを描き続けていこうと決めました。そしていつかトリトンで作品を発表できますようにと密かに願ったのです。
6年後、今回の「トリトン・ミュージアム」の形で実現し、願ってみるものだと思いました。

昨晩、ミュージアムの終了間際に会場にいました。
間もなく終了。撤収作業をしている人々を観ながら、私の絵がどんな風に梱包され再び区役所に飾られるのか、見届けたいなと思いました。
ブースの側に立っていたら、毎年絵画展でお世話になっている中央区の生涯学習の方々がいらっしゃり、ご挨拶しました。
昨年「銀恋」を描き始めるまで、私がトリトンを描き続けていることは担当者の中では有名な話だったようです。
「去年の鯉のぼりの絵、よく憶えていますよ」と女性担当者から言われました。
5回も連続で参加するとご常連さんも多く、「この人上手くなったね」と、作者である私に気付かずに連れの人と話す人を見かけたりしたこともありました。1年に1度しかお目にかからない人々ですが、嬉しいお言葉です。
業者の人が手際よく私の作品を梱包するのを見届けて、後のことを区の方にお願いしてその場を離れました。

もし来年、またトリトンで「トリトン・ミュージアム」が行われたら、また、どなたかの贈呈式をしたいなと思っています。その時はどうぞご参加宜しくお願いいたします♪

友人を描く 2

2009-02-14 14:52:48 | アート
もう一人のお友達です♪
この方は私と同じ1月15日がお誕生日です!
ちょっとだけ人生の先輩♪

友人を描く 1

2009-02-14 14:48:22 | アート
2月11日、会期中のトリトン・ミュージアムの私の絵の前にて、
友人へのイラスト贈呈式を行いました。
二人のうちのお一人の分をお披露目いたします♪


トリトン・ミュージアム開催

2009-02-05 04:37:32 | アート
昨年「中央区街並み絵画展」に出品した「私の住む街トリトン’08」と「銀恋’08」がトリトンスクエア2Fグランドロビーに飾られることになりました。期間は2月9日(月)~13日(金)までの5日間です。

ご近所にお住まい、お勤めの方は是非ともいらっしゃってください♪

黒木亮『冬の喝采』を読む

2009-02-05 04:32:50 | 真理庵文庫・その他
昨日はずっと読みたくて待っていた黒木亮『冬の喝采』を読み終えました。662ページ、結構分厚い本でしたが、一気に読み終えました。

黒木亮は以前『巨大投資銀行』を読みました。ちょうど『ハゲタカ』を読んでいた頃かもしれません。外資系投資ファンドに興味があって、それで読み始めた記憶があります。
同い年。私が上智にいたときにこの方は早稲田にいたのだと、早稲田の友人に会いにキャンパスを通ったことが懐かしく思い出されました。その後氏は銀行・商社・ファンドとイギリスを舞台に経済畑で活躍したのち小説家になります。『巨大投資銀行』のスケールの大きさに目を見張りながら、もともと小説家志望ではなかった人がここまで書けてしまうことに同年故に悔しい思いがしたものです。。。

で、『冬の喝采』は自伝的スポーツ小説です。氏は中学時代に陸上を始めて以来練習日記を書き続けていましたが、それをもとに中学からの陸上のクラブ(部)活動の記録を一冊の分厚い本にまとめたのです。主人公の名前も本名の金山雅之。ほぼ全員が本名で出てくるドキュメンタリータッチの小説です。
普段だったらこのような本を手に取ることはなかったでしょう。
何故手似にしたかというと、90%はスポーツ小説ながら、10%に彼の出生の秘密が隠されていたからです。
何故衝動的に走りたくなったのか?(運命によってか)箱根駅伝の早大メンバーとして選ばれ、箱根三区を走ったのですが、奇しくも(生みの)父親が30年前に走ったコースだったのです!
『冬の喝采』は淡々とした小説で、生みの親か育ての親かという葛藤もほとんど出てきません。むしろその押さえた文体が、いかに氏の人生に意味を持っていたか感じさせます。
「走るDNA」を貰った少年は怪我に苦しみながらも大学卒業まで走り続け、社会人になると同時にきっぱり陸上から足を洗ってしまいます。
ちょっと前言われた「自分探し」などせず、ストイックなまでに陸上と学業に専念し、恋愛と言っても淡いものしか語られないその同時代に私も生きていたのだと、横っ面を張られたような気がしました。

もっと早く黒木亮、いや早稲田大学法学部の金山雅之君に同時代人として出会いたかったなと思いました。。。

柴田励司氏を描く

2009-01-31 17:27:04 | アート
先日、恵比寿ガーデンプレイスのCCCのオフィース受付にて、柴田氏秘書のNさんに額装イラストをお手渡しいたしました♪

柴田さんに額装イラストをお渡しするのは、当初昨年末の予定でした。ところが予定していた日(柴田さんご自身は全国を飛び回っているお忙氏なのでお目にかかれるとは思っておらず)CCC(カルチャーコンビニエンスクラブ←TUTAYAのブレーン集団)全員での集まりとかがあるらしく、受付まで閉まってしまい、とうとう年を越してしまいました。
ですので、今回秘書さんが外出予定の時間をずらしてくださり直接お渡しできたことで、肩の荷が下りました。
秘書さんは有名パティシエのToshi Yoroizuka のチョコレートケーキをご用意くださっていて、その上美人さん♪思いがけないプレゼントに嬉しかったです!

後日柴田氏からメールを頂戴し、絵の大きさに驚いた(皆さんこのこと仰いますね。みんなのイメージだと葉書大くらいなのでしょうか?)とのことでした。喜んでいただけたようで嬉しかったです♪
http://business.nikkeibp.co.jp/article/person/20061128/114495/

※柴田励司氏は大学の後輩で、職業としての「社長」を自ら選びマーサヒュマンリソーシングやキャドセンターの社長を歴任した後、CCCの社長に就任なさいました。


「嫉妬はキツネ色に焼け」

2009-01-21 06:28:29 | 真理庵文庫・経済
昨朝「NHK知るを楽しむ 私のこだわり人物伝」で、北康利氏が案内人で、松下幸之助の第1回放送の再放送を行なっていました。
(本放送は出勤中の時間帯のため、5時起きして観た)

タイトルの「嫉妬はキツネ色に焼け」は、人は向上するために嫉妬も必要だが、せいぜいキツネ色の美味しそうな色に焼け。真っ黒く焦げるほど焼いたらまずくなる。嫉妬もほどほどにということでした。
 
経営の神様が「嫉妬してもいい」という柔軟なお考えにいささか驚きましたが、人間性を感じさせるいいお話だと感じました。
http://www.nhk.or.jp/shiruraku/200901/tuesday.html#1

今アメリカ型経済が行き詰まって、次のモデルを模索している中で、パナソニックの創業者松下幸之助に再び注目が集まっているようです。北さんも敢えて「ジャパニーズドリーム」と言う言葉を出しましたが、もう一度日本経済の発展の原点を見直すことは必要かなと思います。