marcoの手帖

永遠の命への脱出と前進〔与えられた人生の宿題〕

世界のベストセラーを読む(885回) 不思議なこの国の物語⑱地上の基地の彼は誰か?

2021-06-12 08:08:08 | 小説

〔検証〕知ることもできない物語について、どうしてこの国と結びつくのだろうか。不思議の国とは、無論、この日本のことである。あの地から派生されたユーラシア大陸の宗教ベルトを考えよ。天地創造の時代から、そのインフラ整備とそこに住まう創造者自らの姿に似せた人を創造せしめた彼らのDNAの残照が、そこをとおして継続されて流れているとみなされるからである。エノシュは主の御名を呼び始めた、その行為が継続さて、時代を経て淘汰されて開示されていく。天地創造来の人の歴史のコーディネータの思いを引く次いできた人々がわずかにいたのではなかろうか。

〔事件〕創生の時代、命あるものの母となったエバになる前に、創造者と同等の霊的力の持ち、その地位にとって代わりたいという悪魔の誘惑に会っていることを、命あるものとして人は知らねばならない。この地上において、善と悪を知る者となったのである。地上で生きるインフラを整備した上に、蛇の誘惑により、この地上に縛られ、この地上の塵と同様に消え皆無の性行を持つものとなった。個人の内的争い(悩み)はこうして生じたのである。アダムが神との約束を破ったエバを咎めなかった理由? この事件は善悪を判断する前の事件なのである。二人が目が開けた時、自分らが裸であることを知り、イチジクの葉を腰を覆うものとしたが、エデン追放の時、革の衣にを着せられていることは意味深である。人類は、最終、天上に帰還するために今もうろつく堕天使との霊的戦いにあるのである。

〔地上の基地〕あの地上に降り立っていた人は誰だったのか。アブラハムを祝福しに来た、いと高い神の祭司であったと書かれているサレムの王メルキゼデク。名前でしかないこの方は? のちにイエスもこの方に例えられたりしているが、突然、出てくるこの人は? サレムとは、シャローム(平和・平安)、エルサレムは、神の平和(平安)と言う意味なのだが、そして、日本の古代の平安京。これらは、時代を超えてDNAを引き継いで不可知な地下水脈で繋がっていたと思われるのである。