Deap Peace

イラストやデザイン、買ってみてよかったものや日常のちょっとした出来事をダラダラ書いていきます。

AsrockのAM3+マザー「890FX Deluxe 5」が来た!×2

2011-10-08 00:42:28 | 【デジモノ】パソコン
す…スミマセン…前の記事からの続きです



↓今回はヒートシンクにScythe社の「峰2」を使ってみたいと思います♪



お手ごろな価格で一番大きかったのがこの峰2で、何だか頼もしい外観でしたので一度使ってみたいと思ってました(笑)


↓本体はこんな感じです



お…大きい…です…

ヒートパイプは8x2の16本…もう物量の限りを尽くしたような外観は圧巻ですね


↓今まで使ってた無限2(右)と比べてみました



もうケースに収納するとか全然考えてなさそうな大きさですよね(笑)

まな板 + 扇風機ユーザーにはヒートシンクはまな板のサイズを超えなければどこまででも大きくできるのが良いですね♪


↓専用の風量調節機能が付いています



ちょっとオーディオっぽい所も良いですね


↓まずはヒートシンクを裏返して整備を始めます。




↓シールを剥がして、表面をチェックします。




↓な…波打ってます…



…っていうコトで、今回はCPUグリスは少し厚塗り気味がベストっぽい…かも…です…


↓後はいつものヒートパイプの隙間埋めをします。



…やっぱりこのモデルも結構隙間が開いてますねorz


↓今回も隙間埋めには秋葉原でジャンク品みたいな価格で売られてたDEEP COOL社の「Z9」を使っていきます。




↓針金とかを使ってしっかり奥まで詰めていきます。





詰めようとしても全然グリスが入っていかなくなったら周りをふき取って完了です♪♪

コレだけでも実際に2~3度は変わってきて、特に小さなヒートシンクほど有効ですのでぜひぜひお試しください


CPUグリスにはArctic Cooling社の「MX-4」を今回初めて使ってみたいと思います♪♪



前作MX-3に比べてネットでのユーザーレビューは良いと悪いが半々くらいで、MX-3の方が冷えた…っていうレビューもあればMX-4の方が…っていうレビューもあったりで、今回実際に使ってみて色々判断してみたいと思いました


↓それでは実際にヒートシンクを付けていきます。



まずはソケット周りにある黒いガイドを4本のネジを外して取り出します。



この時にドライバーの先をしっかりネジ穴に密着させないと、手元が狂うだけでドライバーがマザーを刺してしまいますので注意してください


↓次にマザーを裏返してバックプレートを引き抜いてください。



ちょっと固いですが、少しずつズラすようにしてテンションを手前側に小刻みにかけていくとちゃんと外れますよ♪


↓外れるとこんな感じになります




↓取り合えずヒートシンク付属のバックプレートを載せてみます。



これでどこの穴がAM3用の穴なのかが分かりました♪


↓次にマザーを裏返してCPUをセットします






↓マザー側ソケットの三角印を見つけたら…




↓そこにCPU側の三角印を合わせてセットします





取り合えずCPUのセットは終りましたので、ここからヒートシンクを付けていきますね…こ…コレが一番大変でした


↓まずはヒートシンクを裏返して、CPUとの設置面を上にします。




↓次にCPUグリスをちょっと厚塗り気味に塗ります。



今回は初めから厚塗りが前提ですので、ヘラで塗ってみました…が…汚くて本当にスミマセンorz


↓そしたらマザーをぐるりと裏返して、同じように裏返ってるヒートシンクの上から…



↓CPUの位置がちゃんと合うようにして被せます。




↓円を描くようにテンションをかけながらスピーディーにネジを留めていきます。



この時、ネジの留め方もさっき外した時と同じように、左手はマザーをヒートシンクに圧着させながら、右手はネジを対角線を描くようにして留めていきます…左手と右手が別々の作業をしていきますのでちょっと大変ですよね


↓最後にまたマザーを正位置に戻したら、横から見て偏りが無いかをチェックします。




↓と…取り合えず一番大変なパーツは付け終わりました




↓メモリは秋葉原で安売りされてるPatriot製DDR3メモリを付けていきます。




↓サウンドはやっぱりCreativeですねっ



自作するなら出来る限りCreativeのサウンドカードを使っていきたいなぁ…っていっつも思ってます

CreativeのSound Blaster X-Fi Titanium HDの音質はやっぱりすごい良くって、前作のSound Blaster X-Fi Titanium ProfessionalAudioと比べると明らかに音の解像度が上がってて、本当に音が鮮やかな印象を受けました♪♪

今までのSound Blasterシリーズはやっぱりゲームユーザーを重視してた面があって、音がどこかギラギラしちゃってて、それがまた良い点でもあって悪い点でもあったけど、今度のはリスニングユーザーもちゃんと視野に入れてる感じで、音の柔らかさや暖かい感じはVIAのVinyl HDをちょっと思わせる反面、主張する所はちゃんと主張してるCreativeらしさが本当に気に入りました

本当に買ってよかったパーツの一つになりました♪♪




出来上がったマシンでOCの限界にトライ!

…っていうコトでココから実際に出来上がったマシンをOCして限界にトライしてみたいと思います♪♪

今回はちょっとAMDの新CPU「Bulldozer」のリーク情報を元に、なるべくその数値を目指してPhenom IIからBulldozerへの以降をスムーズにしたいなぁ…って思ってたのですが、気が付いたらBulldozerの最上位CPU「FX-8150」の4.5GHzOCよりもスコアが良くなっちゃってて、嬉しい反面、そのリーク情報が嘘であって欲しいなぁ…って先行きの不安にも苛まれたりしてちょっとビミョーな気持ちになってしまいましたorz


↓それではまずは室温を見ていきます





室温はこの時24度、空冷の場合には室温よりもCPU温度は低くなりませんので、定格とかだとアイドル時35~40度、フルロード時58~65度くらいがこの室温に対する適正CPU温度になります。


↓UEFIを立ち上げました



まずはMain画面が立ち上がってきて、ココからCPUやメモリの情報、そしてUEFIバージョンを確認するコトができて、この画面では1.20…って初期のままになってるのが分かりましたので、この後にすぐ最新UEFI1.50にアップデートしました

マザーボードは買った時に入ってるUEFIバージョン(BIOSバージョン)と、ネット上にアップされてる最新バージョンが大きく違ってる場合が結構ありますので、出来る限り初回立ち上げ時に確認するようにしてくださいorz


↓OC Tunerメニューです



ココからOCの設定を煮詰めます

このOC TunerはUEFI1.2(初期)とAsrockのサイトからダウンロードできる最新バージョン1.5とでは操作方法が結構変わっちゃってるのでちょっと注意が必要だったりします


↓Advancedメニューです



ココからCPUのオプションとか、オンボードデバイスのON/OFFを切り替えていきます。


↓Hardware Monitorです



ココからハードウェアのリアルタイムでの情報を覗くことができます。

室温24度の部屋でCPUが35度、マザーボードが43度ですので、UEFIを立ち上げてる時の温度としてはかなり優秀な温度になってました♪♪

ヒートシンクが巨大ですので、定格なら空冷でもすっごい静かで良く冷えるPCが出来るかもしれませんね


↓Bootメニューです



ココからブートの順番とかを決めていかれます。


↓Securityメニューです



大人数のご家族で1台のPCを使ってらっしゃる方は、他の方が万が一UEFIに入っちゃってマシンのブート順位とかを変えてしまわないようにUEFIの変更時にはパスワードが必要にしたりも出来てちょっと便利ですよ♪♪


↓Exitメニューです



コレで設定を保存して再起動ができます。


Phenom II X6 1090T BlackEditionを4.2GHzで回そう!

…っていうコトでココからはリアルに設定してみたOC設定をご紹介してみたいと思います

一応、この設定は今回の私の構成で出来てる例ですので、マザー、CPU、ヒートシンク他全てのパーツをご一緒頂けたとしても、CPU個体のOC耐性やマザーボードの個別OC耐性によってはかける電圧が上下します…のでご注意ください…です


↓まずはAdvancedメニューから「CPU Configuration」に入ります。




↓次に、Cool ' n ' Quietの項目をDesableにしてください。



オーバークロックはCPUを一番シンプルな状態にしてから各種設定をしていくのが基本ですので、こういった自動オプションは全部切っていきます。


↓次に、OC Tunerから以下の設定をします。



今回は最終的に4.2GHzで落ち着かせましたが、実は最初からこの設定にしてはダメ…で、このマザーの特徴として「段階的にクロックを引き上げていく」のが一番上手くいきました…ので、もしもこの記事を参考にして頂けます時には、取り合えず電圧やCPU Frequencyはそのままで、CPU倍率だけをちょっと低めにした状態で最初は設定して、その後何回か再起動させながら倍率を引き上げていくような手順をとれば多分上手くいく…はず…ですorz

1.OC Mode:Manual
2.Overclock Mode:Manual
3.CPU Frequency:210
いわゆるFSBと言われてる設定値です。倍率固定のCPUの場合のみここでOCをしますが、倍率フリーな1090Tではココは210を限界値としてください。

4.CPU Dynamic Overclocking:Desable
アップするパーセントを決め打ちして、それに合わせてオーバークロックをする設定ですが、3.6GHzくらいまでが限界ですでの4GHz以上を狙う場合にはCPUにダメージがいってしまう可能性が高いので、絶対に切っておくようにしてください。

5.PCI Frequency:100
グラフィックスボードをオーバークロックする時に使いますが、コレを100以上に設定するとマザーそのものを焼いてしまう可能性がすっごい高くなります…ので、特に理由がなければ絶対に100以上にしてはいけませんorz

6.Spread Spectrum:Desable
マシンが不安定にならないようにCPU電圧やマザー電圧を上げ下げしてビミョーに自動調整する機能…ですが、CPUの限界値を引き出す場合にはコレが足かせにしかなりませんのでなるべく切るようにしてください。コレがOFFになってる場合、OCがダメだった時にはシステムがすぐに不安定になりますので、ユーザーはそれに合わせて再起動してUEFIの設定を見直す必要が出てきますorz

7.Asrock UCC:Desable
3コアとして出荷されてるCPUのコアを復活させたりする時に使います…が、元から6コアで作られてる1090Tはそのまま6コアとして売り出されてるので、ONにしても何も換わりませんorz

8.CPU Active Core Control:Desable
AMDチップセットに内蔵されてるClock Genを呼び出して、そこから電圧を調整するコトでOCの限界を高める…って言うのが売り文句の機能なのですが、マザー上にさらに高性能な電圧調整チップが入ってるこのマザーの場合には返って限界値を引き下げてしまいますので、Desableにしてそちらのチップを使わせるようにします。
低価格なマザーとかで電圧調整チップが別に搭載されていないマザーとかの場合にはこちらをONにした方が良好な結果が得られる場合があります。

9.AMD IO C-STATE Support:Desable
IOデバイスのC-STATEをサポートするコトでより効率的に省電力にする機能です…が、コレをOFFにしておくことでよりCPUを素の状態に戻すコトができます。

10.Multiplier/Voltage Change:Manual

11.CPU Frequency Multiplier:20.00

12.CPU Voltage:1.55
かなり過激なかけ方をしてますが、今回チョイスしてるヒートシンクならではの設定で、基本的にはCPUにかける電圧を多くすればするほどOCの限界は伸びますが、発熱がとてつもないコトになってしまうのと消費電力が大変なコトになりますので、容量の小さな電源や小さなヒートシンクの方はこの値は絶対に設定してはダメですorz

無理にかけると最悪の場合、CPUを焼く原因にもなります(…私も過去に2つCPUを焼いてしまってますorz)


↓さらに下の設定に移ります



12.NB Frequency Multiplier:12.5
一般的にHTの設定がココ…なのですが、この設定はCPU以上にシビアですので、最初はマザーがサポートしてる値を出ないようにしてください。ここでも一応マザーがサポートしてる2600MHzを出ないような値で始めてます。

13.CPU NB Voltage:1.44
こちらもかなり過激に電圧をかけてますが、ケースに入れてらっしゃる方、扇風機で直接マザーを冷やしてない方は絶対にこの値は入力しないでください…ですorz
ココは何の設定か…っていうと、CPUからHTに繋げる途中のチップの電圧調整用の設定で、CPUに過激に電圧をかける時には基本的にこちらも多少電圧を盛っておくのが基本で、更にHTをもっとオーバークロックする場合にはちょっと過激に電圧をかけていきます。

HTをオーバークロックすると、HDDを沢山繋げてたりする場合にそれぞれのHDD間で一斉コピー…とか無理な使い方をしてもそれなりに速度が落ちないようになります。

14.HT BUS Speed:NB Frequency Multiplierと同じ
基本的にはNB Frequency MultiplierでHTのOCをする時にはココも同じ設定にしておくことでよりスムーズにオーバークロックが出来ますよ♪

15.HT Bus Width:16bit

16.DRAM Frequency:1119MHz
コレは私が入れてるメモリが元々1333MHzのモデルだから…って言うのが大きいのですが、もしもDDR3-1600をお使いの方はさらに上の項目にするコトができます。
基本的にはココは絶対に製品の定格を出ないようにしてください…ですorz


↓一回この設定で再起動してからの温度です



CPU温度が54度になりました

このヒートシンクに扇風機のサポートがあってやっと実現できてる設定なのがすっごいよく分かりましたorz


↓CPUフルロード48時間にトライしてみましたorz



コレは動画エンコードを3つ同時に行わせて、それらを連続で2日間回し続けて最後の1時間でさらにそこにFull HD 最大100MbpsのWMV動画を再生させてみる…っていうテストなのですが、どれも速度が低下する事無くスムーズに行ってて、この環境では今の所4.2GHzで常用が可能なのが分かりました♪♪

…ヒートシンクがすっごい優秀ですので、フルロードしても59度のCPU温度で収まってるのは中々良かったです♪♪


Bulldozerの4.5GHz OCより速かったPhenom II X6 1090Tの4.2GHz OC…

先日、AMDの新CPU「Bulldozer」が使われた最上位モデル「FX-8150」のベンチマークがリークされてた…のですが、今回私も実際にこの4.2GHzにOCしたPhenom II X6 1090Tでどこまでスコアが近づけるか…みたいなのを目的にトライしてたら…ぁぁ…数字上だとOCしたPhenom IIの方が結構高いスコアを出しちゃいましたので、一応乗せさせて頂きたいと思いますorz

り…リークだし、嘘情報…って言うコトもありますのでまだ全然この情報が確か…って言うのはまだまだ…そう…であって欲しいなぁ…とか…とか…orz



↓まずはいつものCrystal Mark 2004R3での結果です



こちらはリーク情報には載ってませんでしたので、私の環境だけでの数字になります。


↓次にBulldozerのリーク情報で使われた3D Mark 2006です



ここの中のCPU Scoreが取り上げられてましたが、私の環境では7265ポイントを弾き出してて、リーク情報と並べてみると

AMD FX-8150(Bulldozer)@3.6GHz(定格):
5,835

AMD FX-8150(Bulldozer)@4.5GHz(OC):
6,852

AMD Phenom II 1090T(K10)@4.2GHz:
7,265

…で、まだ出てみないと何ともいえませんが、リーク情報から換算してみると、今のPhenom II 1090Tの4.2GHz OCに並べるスコアを出すためにはFX-8150の場合には5GHz以上で回さないといけない…の…かも…ぉぉorz


次にCinebench 11.5での計測結果です



CPUのスコアは7.24ptsで、これをそのリーク情報と照らし合わせてみると

AMD FX-8150(Bulldozer)@3.6GHz(定格):
5.98pts

AMD Phenom II 1100T(K10)@3.3GHz(定格):
5.82pts

AMD Phenom II 1090T(K10)@4.2GHz:
7.24pts

…で、Cinebenchは0.01ptsの差が結構大きい…ですので、FX-8150をどれくらいOCすればこのPhenom II X6 1090Tのスコアになります…のでしょうか…ちょっと心配になってきちゃいました


最後は円周率演算のSuper Piです



INTELのCPUが得意なベンチマークで、ひたすら円周率を計算する…っていう単純なベンチマークがSuper Piです。

ベンチマークの結果と実用性が全然噛み合いませんので最近はあんまり取り上げられる機会が少なくなってるSuper Piですが、取り合えずリーク情報のベンチマーク結果に載ってましたので私も使ってみました


104万桁が16秒…で、リーク情報とまとめてみると

AMD FX-8150(Bulldozer)@3.6GHz(定格):
20.472秒

AMD Phenom II 1100T(K10)@3.3GHz(定格):
19.348秒

AMD Phenom II 1090T(K10)@4.2GHz:
16.578秒

…っていう結果になってます


Bulldozerより速いK10はいかがでしょう…ぅ…?

…っていうコトでここまで新しく組みなおしたPCをご紹介してみましたが、このリーク情報を鵜呑みにした…とすると、もしかしたらFXシリーズはk10初期の初代Phenomみたいに改良版が出るまではしばらく既存のシステムの方が速い…っていうアベコベな現象が続くのかもしれませんね

…でもそれは逆に今一番AMDでは流通に出てるPhenom IIのシステムを安く、そしてOCも視野に入れればBulldozerを待たずにそれ以上の性能を手に入れられる…っていう点ではAMDユーザーにとっては一番楽しい時期なのかもしれませんね♪♪


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記事が膨れ上がりそうでしたので、こちらで一括ターミナルしてますorz


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