Deap Peace

イラストやデザイン、買ってみてよかったものや日常のちょっとした出来事をダラダラ書いていきます。

パソコンをメンテナンスしよう!

2011-02-05 05:03:37 | 【デジモノ】パソコン
今日の東京は本当に暖かかったですねっ

みなさんのところはいかがでしょう?

暖かくなってくると、ついつい薄着で会社に出かけちゃって、帰りが寒くて風邪を引いてしまったり…もありますので、暖かくしてお仕事続けてくださいね♪♪


パソコンのメンテナンス、してますか?

…って言うコトで今日は久しぶりにPCに関係する話題で記事を書いてみたいと思います♪

もうずっとスマートフォンとかDAPみたいに分解したくても分解できないモノばっかり触ってましたので、久しぶりにマシンの分解ができて本当に大満足でした(笑)

ここのブログではPCの自作を大プッシュしてますが、自作のメリットはオーバーホールを自分で楽しめるっていう所にもあったりしてて、どんな使い方をしたらどのくらいでパーツを交換していけばいいのか…みたいな所も一緒に勉強できるっていうのはメーカー製にない自作だけのメリットかな‥って思います。

今日オーバーホールするのは、昨年作ってたお店で使ってるAMD機で、オーバーホールと一緒にちょこちょこパーツ交換もしていきたいなぁ…って思います♪


!!精神的ハウスダスト注意!!

今回なのですが、カウンターの中って言ってもお客様が土足で出入りしてる店内のPCをオーバーホールしますので、結構ホコリとか大変なコトになってたりしてて、本当にグロいですorz

お見苦しい写真で本当にスミマセン


メンテナンスに必要なモノ

パソコンのメンテナンスには色々な道具が必要になりますが、その代表的なモノを紹介していきたいと思います♪


※この記事で使われてる画像も全部サムネール表示されていますので、クリックで原寸大に拡大できます





エアダスター


まず、何といってもメンテナンスに絶対に欠かせないのがエアダスターです♪

エアダスターはホコリを飛ばしたり細かい隙間をキレイにする時には大活躍で、安いエアコンプレッサーみたいに水分を飛ばすことがありませんので(夏場とか湿気が多いと空気を圧縮して飛ばすエアコンプレッサーは水蒸気も一緒に飛ばすためパーツを痛めやすいです…)パーツにも優しい仕様になってたりします。

エアダスターには2通りの使い方があって、まずはフツーの位置で使う方法



そして、↓逆にして液化ガスを使う方法



があります

液化ガスを使うのは夏場のオーバークロックとかで間違った設定をしたのにたまたまOSが立ち上がっちゃったりして、ヒートシンクだけでは熱が捌き切れそうにもない時にこの液化ガスをシューっとヒートシンクに噴射しながら一時的に温度を低くさせて、その間にOSを落とす‥みたいな使い方をします。


↓液化ガスを使う時には、逆さ使用が禁止されてるモノを選んでください。




↓オーバーホールの時にはCPUファンを必ず交換します。



PCパーツで一番壊れやすいのがファンとHDDって言われてて、どちらも高速で内部が回転する物体だったりします。

特にCPUファンは一見して何にも異常がなくても、ある日突然ファンが異音を発して…気づいた時にはもう止まってしまったりして、同時にCPUやマザーもダメージを受ける可能性がありますので、1年で交換していくようにしてくださいorz

ホコリとかがブレードに溜まっていくとそれで回転の軸がちょっとずつ変わっていきますので、異音がした時にはもうダメになってるコトが多かったりしhます。

交換済みの古いファンはエアダスターと無水エタノールで整備したら緊急時の臨時交換パーツとして取っておいてください。


↓そしてもう一つ交換するのがケースファンです



CPUファンと比べて万が一止まってしまったとしても対処しやすいパーツではあるのですが、高速なCPUを載せてるPCとかの場合には止まってしまうと熱がケース内に篭もってしまったりしてパーツを痛めやすいので、なるべく1年に一回のペースで交換していきます。


↓今回はEC-03「エコキーパー」で実際の電力を測りながらOCを煮詰めていきたいと思います。



この手の商品っていっつもエコっていう名前が付いてたりしますが、実際に購入される方が気になってるのは月々の電気代とかが殆どじゃないかな…とか思うのですが、いかがでしょう…??

どうせでしたら「電気代必死チェッカー」とかの方がわかりやすくていいのかも‥(?)


↓6通りの表示モードがあります




↓まずはPCを立ち上げて現在の設定を見てみます。








↓これらの設定でBIOSを起動してる時には瞬間110wを消費してましたorz




↓1時間このBIOS画面を立ち上げておくと2.42円がかかります…



この設定ではOCするためにC'n'Qを切ってますので、PC立ち上げ中はずっとこの電力が続きます。

それで計算してみると、このマシンはお店が開いてる朝10:00~夜21:00まで起動してますので

2.42円(1時間) × 11時間(開店時間中) = 26.62円(1日辺り)

さらにお店は週休2日で1ヶ月が31日って考えると開店してるのは約20日。そう考えると

26.62円(一日辺り) × 20日(開店日) = 532.4円(1ヶ月)

で、これが1年(12ヶ月)同じように続くって考えると

532.4円(1ヶ月) × 12ヶ月 = 6388.8円(1年間)

くらいですね
1ヶ月で消費する電気代532.4円を捻出できればこのマシンを運用できるコトになります♪

ここでオーバークロックの逆で、ダウンクロックを使うとどれくらい電気代が節約できるかもテストしてみたいと思います。


↓BIOSからクロックを1.625GHz、CPUの電圧を1.165vに設定します。




↓BIOS立ち上げ時で消費電力が83wにまで下がりました。




↓時間辺りの電気代は1.83円になりました




ここから上と同じように計算していくと、

1.83円(1時間) × 11時間(開店時間中) = 20.13円(1日辺り)

20.13円(一日辺り) × 20日(開店日) = 402.6円(1ヶ月)

402.6円(1ヶ月) × 12ヶ月 = 4831.2円(1年間)

で、月々100円くらい、年間で1500円くらいを抑えられるコトになります♪

AMD機の場合にはネットと動画鑑賞くらいでしたらこのくらいのクロックで十分なパフォーマンスが得られますので(特にこのマシンはグラフィックスを増設してますので、動画鑑賞もCPUが800MHzもあれば十分なパフォーマンスを発揮できます)、LinuxならK10Railgun、WindowsならK10STAT辺りで設定をもっと煮詰められればパフォーマンスとコストの両立ができるかもしれませんね♪♪


今回のオーバーホールでその他交換するモノ


今回もCPUグリスにはArctic Cooling社の「MX-3」を使って行きます。




その他、電源がヘタってきてそうなのでサイズさんの「剛力3 ノーマル」に交換します。




↓105℃ キャパシタを採用してはいますが、一次電源のみっていう怪しい表記…




↓今回は500Wにしました




↓内容物はこんな感じでとてもシンプルです




↓謳い文句通りにファン専用のコネクタがあります




↓一応、80PLUS Bronze取得です。




最近よく言われてるこの80PLUSシリーズですが、これは電源を選ぶ上で結構大切なコトだったりします。

電源には500W、600W、いろいろな出力があるのですが、最終的にマザーに供給する電力が500wだったとしても、例えば電源自体が電力を50w消費して500wの電力を生み出すのと100w消費して500wの電力を生み出すのだとトータルで使う電気料が全然違ってきます。

最近よく言われてるこの80PLUSっていうのは、その時の変換効率のよさを表してるモノで、ノーマル80PLUSよりもBronzeの方が、それよりもSilverの方が、最も効率よく(省電力で)目的の電力が引き出せるモノにGoldの認証がつけられてます。

最終的にマザー側に供給される電力はそれぞれの表記通りに大体引き出されるので、トータルの電気代が気にならない方は80PLUSが付いてなくても全然大丈夫(?)です。

ぅ…スミマセン…ブログの1記事辺り容量制限に引っかかっちゃいましたので、次のページから実際にオーバーホールをしていきたいと思います


関係がありそうな他の記事…

Asrockに関係しそうなブログ内リンク
記事が膨れ上がりそうでしたので、こちらで一括ターミナルしてますorz