Deap Peace

イラストやデザイン、買ってみてよかったものや日常のちょっとした出来事をダラダラ書いていきます。

CPU用放熱グリスの嘘と本当

2013-09-06 02:13:50 | 【デジモノ】パソコン
東京は今回の台風ではそんなに被害はありませんでしたが、各地では本当に色々な被害が出てしまいましたね

特に埼玉の竜巻や、アレだけ下水のインフラが整ってますような大阪、名古屋みたいな都市部までが水浸しになっちゃってたり…恐ろしいですよねorz

被害に遭われた方々が一日も早く普通の日常を取り戻せますようにお祈りしています(泣)


CPU用放熱グリースの定説”金属ベースなので通電性がある”は真っ赤な「嘘」




…ってなにこの三面記事の見出しみたいなサブコラムは…ぅ…スミマセンorzorz

えぇと…実は自作PCとかを長く経験してたりすると何度も何度も人から聞いたり、雑誌で目にしたり、あるいはPCの専門サイトさんとかで目にする「定説」って言うのがあります

その中でも多分昔から自作PCを楽しんでらっしゃるユーザーさんなら一度は聞いたことがあると思います「金属含有のCPU用放熱グリースは間違って基板上に垂れるとショートの恐れがある」って言う定説を今日は思いっきり実験結果と一緒に否定していきたいと思います

昨年書かせていただきましたCPU用放熱グリースの実験とかでもそうでしたが、CPUとヒートシンクの間を埋めるグリースにはシリコンを基調として金属由来の成分を多く含んでるグリースが結構出てたりしてて、その中でもロングセラーで一番有名…ですのがArctic Silver社製「Arctic Silver 5」だと思います。

名前の通り銀を含有してますので長い間その熱伝導率だけじゃなくってPC業界的には「通電性のあるグリース」として扱われてきました

コレがただのアマチュア業界…だけじゃなくって私が働いてたようなプロの現場でも先輩方からは「いいかい?このグリースはちょっと特殊でね、高い熱伝導率があるが通電性もあるから間違っても他に垂れないようにしてほしい」なんて注意が出るくらいだったりしてて、私もずっとそういうグリースなのだとばっかり思ってました

でも前のPC用ケースファンを整備してた記事でも書かせていただきましたが、PC業界で「定説」って言われてるようなモノのうち、その大部分は実際に実験してみるとメーカーのコストカットを隠すためにばら撒かれたようなモノだったり、あんまりにも昔の製品を対象に使われてた定説がそのまま仕様変更しちゃってるような現在の製品でも言われてたり…みたいなのが結構あります

…で、今回このグリースを使ってみながら「ついで…だし、通電性がありそうなグリースの電気伝導性を調べてみたい」って思って実際に実験してみたら、良くPC業界で言われてる「金属ベースのグリースは誤って基板上に垂れてしまうと回路をショートさせるため、はみ出ないように塗ったほうが良い」って言うのは実は相当間違った認識なのが分かりましたので、実験してみた内容とかを写真と一緒にご紹介してみたいと思います


まずはPCで使えるグリースとその用途を見極めよう!

…って言うコトでココからは手持ちのグリースを整理整頓しながら、今回の実験で使えそうなグリースを選んでみたいと思います♪♪


※この記事の写真も全部クリックで拡大できます


↓有機系グリース



有機系のグリースの中でも特に粘り強くて、自転車のギアの他にもPCケースのネジ穴に入れてメンテナンス性向上とケースの隙間から起こる共振を防げたり…って結構万能なのがこのウレアグリースです♪

有機体の種類はなんと「尿素」…で、動物のおしっことかに含まれる成分なのですが、グリースで使われてる尿素は完全に合成のモノらしい…ですので一応安心です(?)


↓テフロン系グリース



樹脂系グリースの中でも特にベアリングやギアの潤滑用途に特化してるテフロン…ですが、その中でもプロユースに親しまれてるのがこのSynthetic Greaseだったりしてて、優れた絶縁性もありますのでケースファンのメンテナンスやPCケースの各場所のメンテナンス性向上に役に立ってくれますよ♪


↓シリコーン系グリース



自作PCパーツショップさんとかに置いてあるCPU用放熱グリースの殆どはこのシリコーン系グリースだったりしてて、放熱用途の他にも絶縁が必要な箇所の潤滑だったり、ゴムパーツやプラスチックパーツの潤滑にも使えますよ♪♪

ファンにゴムパッキンを付けてる場合などにはそこに挿しておくとバッキンが痛みにくかったりもします


↓…でもシリコーン系の中でも異端児なのがこちら…



こちらはサンハヤトさんの「コンタクトグリース GS-10」って言うモノ…で、主にオーディオプラグの酸化防止とか、自作ペリフェラル4pinコネクタとかに使えるのですが、主成分はシリコーンで、通電性がありそうな物質は「シリカ(ケイ素)」だけです。

他の金属を含んでるグリースの場合は金属そのものが自由電子を持ってますのでそれが移動することでの通電性確保…が売りなのですが、このグリースだけは自由電子を持たないシリカをバンド理論によって通電させますので他のグリースとはちょっと違った手法で通電させるみたいですね


↓そして金属系グリースです



写真上からエーゼットさんの「モリブデングリース」今回注文しましたMolySlip社製「Copaslip」、そして自作PC業界では定番のArctic Silver社製「Arctic Silver5」です。

それぞれ、モリブデン、銅、銀…ってどれも通電性が良さそうなグリースですね

特にArctic Silver 5は長い間自作PC業界では「通電性があるので垂れるとショートの原因になる!」って言われ続けてきたモノです。


↓今回はその中でも特に通電性が売りのコパスリップを追加しました♪



今回新しく金属含有率の高いグリースとして英国MolySlip社製「Copaslip」を追加させていただきました♪♪

このコパスリップは主に英国のモータースポーツ界でよく使われてるグリースらしくて、自転車のギアみたいに雨ざらしになる場所でもガッチリとギアに食いついて中々落ちにくく、加えて高い通電性や熱伝導率の特徴を持ってる胴を含んでますのでPC用途でも活躍してくれそう…って思って取り合えず買ってみました♪♪

通電性が良い…って言うコトは今回の結果で上手く結果が出れば自転車の整備用グリースとしてフツーに使えて、加えてCPU用の放熱グリースとしても、そしてオーディオプラグ用のコンタクトグリースとしても万能に使えそう…ってちょっと期待してます

今回お世話になりましたのがコパスリップの正規輸入代理店さんのHF.com International LTD.さんで、メールでの問い合わせにすっごく丁寧に答えてくださったので安心して注文することが出来ました♪♪


今回の導通テストで使うグリース

今回、このPC業界の定説を検証するために使うグリースたちはこんなラインナップにしてみました♪



写真一番左から、英国MolySlip社製「Copaslip」サンハヤト株式会社製「コンタクトグリース GS-10」米国Arctic Silver社製「Arctic Silver 5」、そして株式会社エーゼット社製「モリブデングリース」になります♪

通電性がありそうな物質はコパスリップが「銅」、コンタクトグリース GS-10が「シリカ(ケイ素)」、Arctic Silver 5が「銀」、モリブデングリースが「二硫化モリブデン」になります。

銅、銀、二硫化モリブデンについては自由電子での通電性を疑ってて、シリカ(ケイ素)に関してはバンド理論での通電性を疑っています

自由電子の移動による通電の場合は結構簡単に検証が出来そう…なのですが、バンド理論を使うサンハヤトさんのコンタクトグリースの場合には今回みたいな実験キットだともしかしたら通電性を示せる結果は出ないかも…ってちょっと心配になってますが、取り合えず実験してみるコトにしてみました♪

次から更に詳しくグリースの紹介をしてみますね


株式会社エーゼット社製「モリブデングリース」



細かい二硫化モリブデンを含んでるグリースで、ホームセンターやモータースポーツ専門店とかで手に入ります♪

色はダークグレーでちょっと固めですが、PCケースのネジ穴やその他家の金属と金属が高トルクで噛み合わさってる場所とかに使えます。

価格はメーカー直販で735円って結構使いでがあるのに安めですので結構オススメです

↓しかも安心の「Made in Japan」です




サンハヤト株式会社製「コンタクトグリース GS-10」



昔から電子パーツ関連に強いサンハヤトさんのコンタクトグリースで、シリコーンが主体のグリースですのでプラスチックやゴムがパーツに混じってるオーディオプラグとかには最適なグリースですね♪♪

色は乳白色で凄く柔らかくて、つけてから少し経つととろみのあるオイル状になって薄く伸ばすことが出来ますよ♪

価格はメーカー直販で326円…って容量から考えちゃうとちょっと高めですが、オーディオファンでしたら一本は持っておきたい必需品になってます


米国Arctic Silver社製「Arctic Silver 5」



自作PCユーザーさんの必需品…って言うくらい有名なCPU用放熱グリースで、熱伝導率が特に高い銀の他、酸化亜鉛とかも入ってるみたいですね♪

色はダークグレーでちょっと固めですが、CPUのヒートスプレッダに一度落とすとウェスで擦っても中々取れないくらいしっかりと食いついてくれますので、CPUとヒートシンクの隙間を埋めるには定番中の定番商品になってますね♪♪

価格は秋葉原で1,400円~1,600円…って相当高いです


英国MolySlip社製「Copaslip」



英国のモータースポーツ界で「高トルクのギアからスパークプラグまで全部使える最高のグリース」って言ったらこのコパスリップ…って言うくらい有名なグリースらしくって、試しにうちのポタリング用自転車に塗ってみたらギアの変な音やチェーンの軋み音みたいなのが殆ど無くなりました…しかもここ数日の豪雨でも全く流れ落ちることが無くって、今のところ自転車用としては最高得点を付けて上げたいくらい良い仕事をしてくれてますよ♪♪

色はラメ入りの黄金色…で、見た目は今回一番豪華な感じです(笑)

固さはそんなになくってそこそこ滑らかな感じです…ので、多分ギアに使っても雨で流れちゃう可能性が…って心配してましたが、思いのほか金属にはしっかり食いついてくれてますのでCPUとヒートシンクの隙間にも結構良さそうな予感がしてます♪

価格は正規輸入代理店のHF.com International LTD.さんで2,100円…って価格だけ見ちゃうと一番高いのですが、3.5gで1,500円近くしちゃうArctic Silver 5に比べてこちらは100gで2,100円ですので、後は上手くPC用途で頑張ってくれれば相当安い感覚になりますね

↓正規品には代理店のちゃんとしたシールが張ってあります。




実験に使う機材はコレです!

…って言うコトでココから実験に入っていきますが、簡単に実験に使う道具をご紹介させていただきますね♪♪




↓余りモノの銅の針金に余ってる熱収縮チューブを通しました




↓後はELPAさんの「PP-04NH」小型ソケットと




↓同じくELPAさんの「GA-10H」スポット球を用意しました♪



豆電球での実験なんて本当に小学生以来ですのでちょっと面白くなってきちゃいますね♪♪


↓豆電球をソケットに装着して…




↓電池側に配線をくっつけます




↓それぞれの線を触れさせた時に電球が付くかを確認します。





うん、大丈夫そうですね


それでは実験を開始してみます

…って言うコトで機器の動作確認も出来ましたので、ココからちゃんと実験に入ってみたいと思います♪♪


↓まずは配線図はこんな感じにしました




↓豆電球側と電池側の配線を約1mm空けて、通電しないようにさせます。




↓この状態では勿論ですが、配線が切れちゃってますので絶対に豆電球は点灯しません。




↓まずは定番のArctic Silver 5を使います



定説が本当でしたら、この1mmの隙間をこのArctic Silver 5で埋めると通電して豆電球が点灯するはずですね


↓グリースはこんな感じで豪華に盛ります(笑)



定説通りなら完全にこの状態で通電してるはず…


↓ん…???




↓豆電球が点灯しません




↓プラス側の盛り方も




↓マイナス側の盛り方も完璧なはず…です




↓でも実際には点灯してません



…って言うコトは今まで「Arctic Silver 5は基板上に垂れると回路と回路を繋いでしまってショートさせる危険性がある」って言うアレは完全に「デマ」だった…って見て大丈夫だと思います


↓一実験終わるたびに配線をバラして必ずエレクトロニックパーツクリーナーでグリースを完全に落とします。




↓クリーンナップが完了しました




↓配線と配線の隙間も1mmでもう一度確保しました♪




↓勿論ですがこの状態では電球は点灯しません




↓次にコンタクトグリース GS-10の出番です



バンド理論を使った接点用グリースですのでもしかしたら上手くいかないかもしれませんが、取り合えずトライしてみます


↓こちらも豪華に盛ります(笑)




↓ん…や…やっぱり…




↓やっぱりダメでした




↓プラス側も




↓マイナス側も完全にブリッジしてます




↓でも点灯していません



…やっぱりバンド理論での接続の場合には自由電子を持った導体と導体が密着してるのが前提になってきちゃうのかも…ですねorzorz


↓取り合えずまたクリーンナップしました




↓隙間も約1mmです




↓電球も点灯しません




↓次にモリブデングリースでトライです




↓容量単価が安いので心置きなく盛ります(笑)




↓ん…も…モリブデンもダメ…??




↓全然点灯しません




↓プラス側も




↓マイナス側も完璧にブリッジしてます




↓でもダメそう…ですね



なん…でしょう…モリブデンの含有量が少ないから…??


↓それなら最後はこちらのコパスリップですね♪♪




↓配線の隙間も約1mmで完璧です




↓通電性のありそうな黄金色のグリースでブリッジさせます!




↓ん…んんn…???




↓プラス側も




↓マイナス側もこんなに盛ってますのに…




↓全然ダメです




お…おかしいですね…これだけ銅を大量に含んでるコパスリップでしたら間違いなく通電しちゃうと思ってたのですが…

あ、分かりました!多分通電してるのですが、抵抗が大きすぎて電球が点灯出来ないだけ…とか…??


↓それならテスターの出番です



まずは電池側の配線から出てる電圧を測ります…1.61V…結構出てますね(アルカリ電池の場合は規定は1.5Vです)


↓次にグリースでブリッジしてる先の豆電球側の電圧を測ります。



れ…0.00V…つまり…全く電気は来てないコトになりますねorzorz


↓次にブリッジしてる回路の抵抗値を見て本当に繋がってるかをチェックします。



ん…この回路は繋がってない(グリースで見た目的にはブリッジしてますが、電気回路的には断線してる状態)のが分かりました


金属含有のグリースでも基板上に漏れたって全然大丈夫!

…って言うコトで今回ココまで実験してみましたが、まさかコレだけ銅を沢山含有してるコパスリップですら通電しなかった…って言うのはちょっとビックリでした

金属を含んでるグリースでもココまで思いっきり盛っても通電しませんでしたので、コレならもうCPUにこの手のグリースを盛る時に「万が一基板上に垂れちゃったら大変…」ってビクビクする心配がなくなりました♪♪

今まで「シリコングリースならこの盛り方が一番熱効率が良いんだけど、金属含有のにしたからコレだとちょっと無理かなぁ…」って思ってらっしゃった方ももう心置きなく自分自身が一番熱伝導性が良いと思う盛り方で出来そうですね


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便利なUSB接続ヘッドフォン!Creative Sound Blaster EVOが来た!

2013-08-30 22:26:19 | Docomo SO-02E「Xperia Z」
と…東京はフェーン現象のせいで今日は酷い暑さでしたね

みなさんの所はいかがでした…でしょう??

そう言えば…なのですが、今この記事はUbuntu Linux 12.04に入れたOperaから書きこませていただいてる…のですが、久しぶりにLinuxからの編集ですっかり忘れちゃってたコトがあって、それが「Operaブラウザ12.15からgooにログイン出来ない」って言うコト…で、こちらはいつもフツーにsudo apt-get upgradeで一緒にアップデートしちゃってたので最新の12.16が当たっちゃってましたorz

…で、思い出してOperaブラウザのアーカイブから12.14のdebファイルを拾ってきて、sudo apt-get purge operaで最新版をアンインストールして、sudo dpkg -i (拾ってきたdebファイル投げ入れ)でダウングレードして、sudo rm /etc/apt/sources.list.d/opera.listでaptラインを削除して…って結構面倒な手法をとってなんとかこの編集画面まで辿り着きました

でもLinuxだとWindowsみたいに「えぇと…アンインストールはコントロールパネルから…」って探さずに、取りあえず端末開いたら後はコマンドを打ち込めばどうにかなっちゃう所がすっごい便利だなぁ…って改めて思いました♪♪


PC用音響システムで有名なCreative製「Sound Blaster」シリーズの異端児「Sound Blaster EVO」が来た!

…って言うコトで久しぶりにCreative関係の記事を書くことが出来てすっごい嬉しい管理人です(笑)

…っていうかZEN X-Fi3以降のPMP(Portable Media Player)やDAP(Degital Audio Player)が全然出なくなっちゃって、「も…もしもこのままCreativeがポータブル機止めちゃったらどうしよう…」ってCreative教団(笑)の私は焦ってる…のですが、Creativeって言えばPC系の音響システムでは本当に有名なメーカーの一つだったりしてて、このブログでも相変わらずメインコンテンツとして扱わせていただいてます♪♪

…で、元々PCに増設するタイプのサウンドカードのブランドを「Sound Blaster」…って名づけてて、直訳すると「音響爆破作業者」…って言う物騒な名前なのですが、Creativeのドライバは毎回結構凄い出来で昔は良くシステムごと不安定にさせられてたりしましたので、爆破されたのは音響よりもシステム側でした(笑)

今みたいに格安で色々な音響機材が揃えられる時代と違って昔はPC周りの音響をちゃんとしようとしたらもう「そんなにお金と手間をかけるなら、別の専用機材で組んじゃった方が絶対に良い!」って言うくらいお金がかかってて、そんな中でSound Blasterシリーズは「サウンドカードを増設するだけでそこそこの音響機材並の音質が確保出来る」って言うお手軽感が結構PCユーザーには受けて、その後にゲーム会社とタイアップしたりしてゲーム専用のサウンドエンジンを搭載したりしながら進化してきました。

今でも「標準搭載のサウンドよりも高音質にしたいけど、そんなに機材にお金はかけたくないし…ましてやPCの周りにゴテゴテと音響機材を置きたくない…ゲームもハードにこなしてるので出来ればその負荷も減らしたい」…みたいな手広く色々な音響に関係する用途を一枚のカードですませたいユーザーにはやっぱりオススメ出来るシリーズにはなってますね♪♪

…で、そんなSound Blasterシリーズの中でもちょっと異端児扱いなのがゲームヘッドセットシリーズだったりしてて、サウンドカードタイプやUSB接続タイプのSound Blasterシリーズは取り合えず「増設すればちょっとでも音質の向上は実感できる」シリーズなのに対してヘッドセットシリーズは結構その辺がビミョーだったりしますorz

…って言うのはゲーム用ヘッドセットシリーズ自体が「ゲームを便利に出来るモノ」って言う目的が第一にありますので、リスニング的な音質とは違って「物陰に隠れた敵の足音が聞こえるか?」とか「味方と声でスムーズに連携出来るか?」…みたいな音の趣向がまず先にありますので、増設カードタイプのSound Blasterシリーズの感覚でヘッドセットを買っちゃうとものすっごいガッカリな音質だった…って言うこともよくあります

今回買いましたSound Blaster EVOも結局そのゲーム用ヘッドセットシリーズに分類されてて、基本的には「ゲームをする人のための音響デバイス」です。

…でも今までのゲーム用ヘッドセットとはちょっと違うのが「スマートフォンでの使用を想定してる」って言うコトです

そのためヘッドフォンでは凄く貴重なUSB DAC機能内蔵機種だったりしてて、USB DACとヘッドフォンが一体化してる面白い機種だったりします♪♪

丁度手持ちのXperia ZもUSB DACへのオーディオ出力に対応してますし、これはもしかしたら…って言う期待を含めてちょっと買ってしまいました♪♪


USB DAC機能搭載ヘッドフォンは色々なデバイスで使えて超便利!

…って言うコトでサブタイトルの通り…なのですが、一般的にはUSBでサウンドデバイスを増設しようとすると、まずはPC本体のUSBポートからUSBサウンドデバイスに接続して、そこからアナログケーブルでヘッドフォンに繋ぎます。

でもSound Blaster EVOはもうヘッドフォンにUSBサウンドデバイス機能(USB DAC機能)が搭載されてますので、ヘッドフォンに直接USB接続しちゃえばそのまま音が出る…って言う所がすっごい便利ですよね♪♪

スマートフォンに接続する場合にはその本体自体がUSB DACへのオーディオ転送をサポートしてるコトが前提になってしまいますが、アナログケーブルで繋ぐヘッドフォンの場合には繋ぐデバイスごとに音質の差が出ちゃう…のに、デジタル接続に加えてDACがヘッドフォン側にありますので殆ど差が出ないのは面白いですね

実際にはデジタル…って言ってもUSBの場合はアナログ電源線2本、アナログアース線1本、デジタル信号線2本…って言うアナログ線の方が多いデジタルケーブルですのでケーブルごとの音質の差は確実に出てしまう…のですが、ポータブルで歩きながら使ったりする分には殆どその差は無い…って言っても良いと思います


Debian GNU/Linux 7.1「Wheezy」、Ubuntu Linux 12.04「Precise Pangolin」でも使えます!

今回は「本当にこのヘッドフォンは色々なデバイスやOSで使えるの?」って言う疑問から、サポートされてるWindowsだけじゃなくって他のOSでも試してみるコトにしました♪

接続方法は全部USB直結になります

Xperia Zの方は後で実際に写真を交えながらご紹介させていただきたいなぁ…って思ってて、取り合えず今この記事を編集してるUbuntu Linux 12.04 LTS「Precise Pangolin」で使ってみました♪♪



追加のドライバとか出るかなぁ…とか、rulesファイル編集とかいるかなぁ…って思ってましたが全部必要なくて、取り合えずUSB接続してサウンド設定からSound Blaster EVOを選択して音量いじるだけ…っていう超簡単な方法で音が出てくれました

次にUbuntu Linuxのご本家、Debian GNU/Linux 7.1「Wheezy」でもトライしてみました♪



こちらはDebian GNU/Linux用の実験機にしてるノートPCなのですが、前作のDebian GNU/Linux 6.0「Squeeze」だとUSBサウンドデバイスを繋ぐ時にはどうしてもrulesファイルを作ってあげる必要があって、しかも私の腕が全然無いせい…で、そのrulesファイルを作っちゃうと本体側のスピーカーからは音が出なくなっちゃって、USBサウンドデバイスは完全にそのマシンに固定して置かないといけなくなってしまってました…が、今回の7.1「Wheezy」ではこちらもUSBに繋いだらサウンドデバイスを選んであげるだけ…の超簡単設定で音が出てちょっと感動しちゃいました♪♪

全然デバイスとは関係ないお話…ですが、やっぱりノートPCみたいな小さな画面でアプリケーションを操作するにはこのDebian GNU/Linux 7.1で搭載してるGnome 3の「アクティビティ」機能はすっごい便利だなぁ…って思いました♪♪

ただ…cairo-dockを結構愛用してます…が、Gnome 3だとショートカット機能が上手く動作しませんので、今はまだちょっと仕事用のこのマシンに入れようかどうしようか迷ってしまってますorz

でも最新の技術導入のため~ってシステムそのものがカオス状態、さらには「Ubuntuはスパイウェア」なんて言われちゃう始末のUbuntu Linuxに比べてDebian GNU/Linuxそのものの挙動は相変わらず素直ですので(カオスなのはデスクトップマネージャ側ですねorz)、早く移行しないと…って思ってます

…でも何はともあれ、Debian系は最新のStable、LTSでちゃんとSound Blaster EVOのUSB出力が出来るのが分かりました♪♪


ココから写真と一緒にレビューしてみます

…って言うコトでここからはいつもの写真を使ったレビューになります


※この記事の写真も全部クリックで拡大出来ます


↓ゲーム用…って言うよりもサウンドヘッドフォンコーナーにありそうなくらいカッコいい外箱です♪♪




↓裏面はこんな感じです




↓X-Fi機能もWindowsなら使えるみたいですよ




↓Tsukumoさんで買ったのでファイルが付いてきました♪



振袖良いなぁ…やっぱり可愛いなぁ…

実はコレを買いに行った日は先輩と一緒に秋葉原で夕ご飯を食べる予定になってて、いつもは「あんた本気でCreative信者すぎるwww」ってからかわれてるのですが、実は事前に秋葉原でSound Blaster EVOを売ってるお店とか最安値とかを調べててくださったらしくて、当日私が「さてさて…どこで買いましょうねぇ…」って検索しようと思ったら先輩が「Tsukumoが最安値みたいだよ」ってその足で即購入できました…ぅ…先輩ありがとうございます(泣)

おかげで一緒に食事してその後スイーツ食べに~みたいに結構ブラブラ出来ました


↓付属品はこんな感じです



写真左から、アナログオーディオケーブル、USB A-USB Micro Bケーブル、本体、その他説明書になります♪


↓保証書はこの説明書にありました



外装があんまりにもキレイでちょっと心配しちゃいましたが、この保証書がどこにあるかも分からない感じとかはやっぱりCreativeっぽくてちょっと安心しちゃいました(笑)


↓取り合えずレシートを張り付けておきます



これで万が一のコトがあっても大丈夫そうですね♪♪


↓付属品のアナログケーブルです



赤は大好きな色ですので結構印象は良かったのですが、予想通り音質は最悪でした(笑)


↓両側とも4pinになってました



L・R・Groundに加えてMicrophone用の専用ピンを用意してる辺りがPCオーディオっぽくて良いなぁ…って思いました♪


↓USBケーブルはカッコいいですね



高級オーディオ用USBケーブルとかでありそうな真っ赤なケーブルで、こちらもすっごい気に入りました

…ただシールドのせい…でしょうか…結構硬いですので取り回しに苦労しますorz


↓USB Micro B側がヘッドフォン側になります




↓こちらが本体です



結構カッコいい…のですが、相変わらずハウジングがテッカテカです…伝統…なのかしら…orzorz

ただ色はブラック・メタリック・レッドの配色ですっごい映える色合いになってますね♪♪


↓いかにも「3Dゲーム用です」って言うフォルムになってますね♪




↓お馴染みのSound Blasterロゴがハウジングに刻印されてます



感じ方…は人それぞれ…ですが、昔からのSound Blasterファンの私には結構嬉しいロゴかも…って思いました


↓ハウジングサイドに付いてる音量ダイヤルで音量が調整出来ますよ♪



この辺は流石ゲームユーザー向けだなぁ…って思ってて、ゲーム中はできるだけ手元で音量を調整出来た方が便利ですので、その辺のフィードバックがちゃんと活かされてますね♪♪

…ただ…実はこの音量ダイヤルは「USB接続時にしか有効にならない」って言う欠点があって、アナログで接続してる場合には全然役に立ってくれませんorzorz


↓ヘッドのヒンジは結構頑丈です



ハードなゲームユーザー向けに結構頑丈に作ってあるみたいですね♪


↓アームの付け根にLRの表示があります



黒地に赤はすっごい視認性が良いですので、この辺の配慮もちゃんとゲームユーザーを考えて作られてるなぁ…って思いました


↓イヤーパッド周辺です



イヤーパッドの内側も手を抜かずにちゃんとデザイン性を出してる所が良いと思いました♪♪

イヤーパッドは普通の硬さですが、リスニングにはもうちょっと柔らかくても良かったのかも…って思いました


↓ヘッドバンド部分です



ヘッドバンド部分は結構ソフトな当たり心地で、そのおかげでしっかりと頭をホールドしてくれます


↓ただちょっと難点なのがこのアームです



肉厚の金属ブレードに肉厚のプラスチックで補助…してますので頑丈さはとにかくすっごくて、多分ゲームとかでちょっとカッとなってヘッドフォンを床に叩きつけても絶対に壊れなさそう…なのは簡単に想像出きるのですが、逆にこの頑丈過ぎるアームのせいで側圧が結構強くて、私は1時間くらい付けてるのが限界…でしたorz

多分ハウジングサイドにマイクポートが付いてますので、そのマイクが声を拾いやすいようにこんなに顔に密着させる構造にしてる…のだとは思いますが、リスニングにはちょっと厳しい…ですねorz


↓アーム幅を調整する時の音が凄かったです(笑)



一般的にリスニング用のヘッドフォンはアームバンドの調整…ってそんなに苦ではなくて、割と軽い力で調整できるのですがこちらはもう「バリバリッッ!!」と無理やり何かを引き抜くようにして調整しますので結構な力が必要になります(笑)

最初コレを開封して他のリスニング用ヘッドフォンの要領で調整しようとしたら全然動かなくて、「あ…あれ…もしかして初期不良…??」って思いましたが、力を込めて「エイヤァアアアア!!!」っと引き抜いたら何とか調整できました(笑)

なん…でしょう…新手のストレス解消器具…???


↓ハウジングサイドに各種ポートがあります



USBポートとオーディオジャックが隣り合わせになってますので利便性は高そうですね♪♪


↓同社製ZEN X-Fi3とアナログ接続してみました





取りあえず「CreativeファンならSound Blasterヘッドフォンで繋ぐなら同じCreativeのDAPだよね!」…って言うコトでこちらのブログでも記事にさせていただいてます高音質DAPのZEN X-Fi3とアナログケーブルで接続してみました♪♪

ZEN X-Fi3は操作性と音量の取れなささに目を瞑れれば本当に繊細な音を出してくれますのでメチャクチャ気に入ってるのですが、もうAmazonとCreativeストアでしか販売されてない…って言う過疎ぶりが酷いですorz

…で、肝心の音質…ですが、結構最悪の分類に入れても良いと思いますorzorz

1990年頃に出てた安い「テレビ用ヘッドフォン」ってみなさん持ってらっしゃった…でしょうか…多分あの音質にとても近い感じ…で、せっかくZEN X-Fi3が繊細で解像度の高い音を出してくれてるのにそれを全部殺してるような丸まった音…に、変な低音部の残響音…100円ショップのヘッドフォンの方が音の繊細さではもうちょっとあるかなぁ…って言うくらい酷い結果になりましたorzorz

例えば前に買ってきてましたShureの「SRH940」とZEN X-Fi3の組み合わせを例に出しちゃうと、リファレンスの音が鈍い金属を叩いた時の「ゴガギィィン」って言う音だったとして、SRH940は「ゴガギィィン」って言うリファレンスそのまま、こちらのSound Blaster EVOだと「ドバビィィィンョョ」…って言う感じ…(何を言ってるか全然分かり辛くてスミマセンorzorz)

音源はもちろんCDから直接FLACに圧縮したモノを使ってますが、この音質ならMP3の64k圧縮くらいでも十分かも…って思ってしまいました


↓あまりに酷い音なので、ケーブルを疑ってみました



こちらは今ちょっと開発中のシールドオーディオケーブルで、片側出しのヘッドフォン用に色々と試行錯誤しながら作ってて、その中でも一番音質の良かったプロトタイプを使ってみるコトにしました♪♪


↓こんなに太さも違います



写真上が自作中のオーディオケーブル、下の紐みたいなのがこのヘッドフォンに付いてきたケーブルです(笑)

電気抵抗は段違いに少なくなってますので、一般的なリスニングヘッドフォンなら夜中からお昼になったみたいに音に明瞭さが出ますよ♪♪

…でもまだちょっと不満点があって、今回このケーブルの端子は金メッキ品を使ってみたのですがそれが結構作用して音が柔らかくなりすぎてしまいましたorz

コレの前には銀メッキ品でも作ってみたのですが、今度は銀メッキ品だと音が不自然に尖ってたりしててあんまり好きにはなれませんでした


↓さてケーブルを交換したらどうでしょう…??



うん、音が出ません

厳密には片側からしか音が出ませんorz

…他のヘッドフォンならちゃんと音が出るのですが、このヘッドフォンだと音が出ません…どうやらこのヘッドフォンは4pin端子専用…みたいで、一般的な3pinのオーディオケーブルでは音が出ないようになってるみたいですねorzorz

4pinの自作用オーディオプラグって売ってましたっけ…今度秋葉原でちょっと探してみたいと思います

…って言うことで取りあえずアナログ接続は「最悪の音質」…って言うことで結論づけてみたいと思いますorz

今秋葉原で売ってる980円のジャンクヘッドフォンでももうちょっと解像度の高い音を出してくれます…のに…ぅぅ…orzorz


…って言うことで後は高音質なXperia ZのUSB接続に望みを託してみたいと思います!


↓Xperia Zで使う場合にはこんなアイテムを使います♪



こちらはUSBホストアダプタ…って言うパーツで、秋葉原のPCパーツショップさんなら250~400円くらいで売ってるモノですね♪

このアダプタを噛ますだけでそこから先は既存のUSBケーブルやシステムを使うことが出来るので一つ持っておくと結構重宝しますよ


↓Xperia Zと接続してみました



使い方は想像してた以上に簡単で、USBホストケーブルを噛ませたら付属品のUSBケーブルでヘッドフォンと接続して、後はXperia Zで音楽を再生させるだけ…ってフツーのヘッドフォンと同じ使い方になりますね♪♪


↓デジタル接続ですのでハウジングサイドの音量ダイヤルが使えますよ♪





ハウジングサイドのマイクもちゃんと使えますので、機能的には結構便利かもしれません♪♪

…でも一つだけ問題があって、Xperia Zはヘッドフォンはオーディオジャックを利用する…コトが前提で作られてますので、USBポートにヘッドフォンを繋いでるとすっごいアンバランスな接続方法になっちゃって、ちょっとでも何かにぶつかると直ぐにケーブルが抜けてしまいます…ですorzorz

最初からUSBホスト機能を前提に設計されてる大型のタブレットとかだとまたちょっと違った使い勝手になりそうですが、少なくともスマートフォンではちょっと無理があったのかも…です…ね…orzorz

…で、肝心の音質…ですが、さっきのアナログ接続の最悪さを思っちゃうとまだ聴ける音質になってます…が、デジタル接続にも関わらずこれだけ変な残響音がある…って言うのは多分ハウジングの設計に問題がある…か、もしくは内蔵されてるX-Fi 3Dサラウンドを実現してるモジュールがデフォルトでONになってて、PC側のソフトウェアでしかOFFに出来ない設計になってるか…ですね

でもデジタル出力になるとすっごく気になってしまうコトがもう一つあって、それが「再生可能音域の狭さ」ですorz

さっきのアナログ接続の時にはもうそれどころではありませんくらいのダメ音質でしたが、デジタル出力になってちゃんと音が安定してくると今度はその音域の狭さが気になってきてしまいます

公式のスペックシートを見てみても20Hz~20,000Hzってありますので、その辺の1,000円くらいのヘッドフォン程度にしかない…っていうのは想像出来ましたが、SoundBlasterの看板を下げておきながらここまで狭く感じさせちゃう…って言うのはちょっと残念でしたorz

例えばこれだけ再生可能音域が狭くっても高解像度だったりすると「ちょっと音域の狭さはあるけど、それに目を瞑れるほど高解像度だから全然気にならない」とか色々思えたりする…のですが、解像度も音域もその辺の1,000円くらいのヘッドフォン程度…って言うのはちょっと残念かなぁ…って…

特に同じCreativeの「Aurvana Live!」が本当にリスニング向きの高解像度と高音域を実現してて、しかも価格も直販で5,480円…って今のところリスニング用ヘッドフォンでここまで価格が音質を語らない製品も珍しいわ…って言うくらい超ハイコストパフォーマンス…を実現出来てるのに、それの2倍の価格でこの音質です…のは色々問題があるような気がしてなりませんorz


Sound Blasterの看板を下げた、どこにでもあるヘッドセット

…って言うことでまとめ…ですが、久しぶりに本当につまらない音と出会ってしまいましたorzorz

しかもそれが秋葉原のジャンクボックスにゴミみたいに入れられて売られてるヘッドフォンじゃなくって、大好きなCreativeのSound Blasterシリーズの…でしただけにちょっとショックは大きかったですorzorz

「USBホスト機能さえあればどこにでも繋げられる」って言うのは本当に便利で、しかも再生させるデバイスに搭載されてるサウンドチップの音質を全部無視して完全にヘッドフォンに内蔵されたSound Blasterの音質で再生出来ちゃう…のは多分Creativeファンにとっては夢のような製品なだけに、どこにでもありふれた、ホームセンターでもフツーに売られてるようなオフィス用ヘッドセット程度の音質しかなかった…って言うのは厳しい評価にならざるを得ない…ですね

でも「ちょっとカッコいいヘッドセットが欲しい」方にはオススメ出来ますので、Sound Blasterの音質を全然知らなくて、「音質?取りあえずSkypeで友達と会話出来ればそれでOK。僕は音響マニアじゃないし。あぁでも出来れば友達に見せられるような変わったデザインのが良いなぁ」な方や「ゲームにそんなに音質は求めて無いし、会話メインのゲームだから会話が出来ればそれで良いんだけど、ヘッドフォンやらマイクやら…ってPCの周りにケーブルを何本も生やすのは勘弁だよ」っていう方には良いチョイスになるかも…ですね♪♪

Docomo SO-02E「Xperia Z」の黒点問題を考える

2013-08-28 03:14:21 | Docomo SO-02E「Xperia Z」
女の子なら一度はその話題で盛り上がったコトがある…なんて言われてる程有名な「星座占い」ですが、最近は意外と合ってるんじゃないかなぁ…なんて思うコトがあったりしてて、やっぱり私もそうですが蠍座は結構一癖も二癖もあるわぁ…って思わされました(笑)

私がお隣の塾生の子達に色鉛筆で好きな動物を描いてあげる…って言ったら、

水瓶座9歳・♀「私はちっちゃいワンちゃんが良いなぁ~♪」
魚座9歳・♀「あー耳の垂れてるのとか?可愛いよね~♪」
蠍座9歳・♀「ブルドックが好き。」
水瓶座9歳・♀「えっっ!?」
魚座9歳・♀「えっっ!?」

別の時間帯の組の子達だと…

牡牛座11歳・♀「うーんと…猫…好きなんだけど、いい?」
山羊座11歳・♀「可愛いく描いてね!」
蠍座10歳・♀「ブルドック。」
牡牛座11歳・♀「!?」
山羊座11歳・♀「はぁっ!?」

…結局何故か私が当初「女の子だからリクエストの基本は”一般的に可愛いって言われてる感じ”の範囲を超えない」って思ってた予想を超えて、ひたすらしかめっ面のブルドックを描いてました(笑)


Xperia Zの写真に載る「黒点」問題を考える

…ま…前置きの日記スペースが思いっきり膨れ上がっちゃいました…スミマセンorzorz

…っていうコトで今回はこちらの記事に頂いてましたアビシニアンさんからのコメントで、Xperia Zなどの写真に乗ってきちゃう「黒点」の問題をちょっとだけ考えてみたいと思います♪

アビシニアンさんご質問本当にありがとうございました

私の個体では全然起きたことがありません現象でしたので最初は単純なCMOSセンサーへの埃混入問題なのかなぁ…って思ったのですが、こちらのブログライター様の記事でもまとめられてる通り、そこそこの個体で発生してる問題みたい…ですので、私もちょっと興味が湧いてきました…ので、今回は別のCMOS搭載機種と一緒に色々とそのトラブルの原因や対策とかを考えてみたいと思います


写真に黒点が写る原因はたった2つしか無い

まず、写真に不自然な黒点が乗っちゃう原因については2つしか無くて、どちらも同じモノによるもの…だったりします。

それが「ゴミ」です

そのゴミが「レンズ表面に付いてる」か、「CMOSセンサー上に付いてる」かの違いだけです。

ただ原因は分かってても、前者の「レンズ表面に付いてるゴミ」の場合には防水のXperia Zですので全部のキャップをしっかり閉めた上で上から水道口でジャーっと洗い流せば直ぐにでも取れてバッチリと解決しちゃいます

でも後者の「CMOSセンサー上に付いてるゴミ」の場合には基本的に修理へと回す他に方法がありません…のですっごく厄介です

皆さん最近のデジタル一眼レフカメラ…は使ってらっしゃる…でしょうか?

実はデジタル一眼レフカメラの中でもある一定以上のランクのモデルには「埃除去機能」…って言う便利な機能が付いてたりしてて、これは一眼レフカメラが基本的に「本体」と「レンズ」が別売りになってて、頻繁にレンズを交換するためにその隙間に埃が入っちゃうからこそ付いてる機能の一つだったりします。

一眼レフカメラの場合にはもうセンサーの上に埃が載ってしまうのが半ば「当たり前」って言うコトになってますのでこういう機能がフツーについてるのですが、残念なコトにスマートフォンではこういうコトを最初から想定されていません…ので、ゴミが入っちゃうともう修理に回して全分解して取り除いてもらう他に方法がない…って言う状態になってしまっています


私のXperia Zは大丈夫?簡単なチェック方法で直ぐに分かります!

…っていうコトでまずは写真を交えながら実際にどこの部分に埃が乗ってしまうのか…って言うのと、埃が進入する前に出来る対策を考えてみたいと思います♪♪


※この記事の写真も全部クリックで拡大できます


↓まずはXperia Zを取り出します



まず、ケースを付けずにこの状態で持ち歩いてる上にポケットにいつも入れてらっしゃる方、埃が入る可能性が高いです…ので要注意です

理由として、マイク端子付近から肌から剥がれ落ちた角質の破片が進入してしまう可能性がある…って言うのと、肌の近くは夏場付近は異常な高温多湿環境になりますので、その最悪な環境下ではシーリングゴムが劣化してそれの破片が混入する可能性があるから…だったりしますorz

Xperia Zは防水なのに、どうして音や空気だけはフツーに取り込むコトができるのか…がその答えですが、防塵を謳う工業用マスクは防水ではありません…同じようにして防水を謳う電子機器も防塵ではありません。

防塵のための素材・構造と防水のための素材・構造は半ば反対のポイントに位置しています


↓CMOSレンズの上に本体付属のレンズが付いてるのが分かります。



間違いなくレンズ内の埃…って言うのはココの隙間に埃が入ることを指しています


↓黒点のチェックはコピー用紙だけで出来ますよ♪



今回は前回の記事で一番優秀な画質を出してくれたCamera FV-5を使って撮影してみますね♪♪


↓まずはこの記事の写真を撮ってるPanasonic製Lumix FZ-38で撮影してみました



特に埃の進入はありませんでした


↓同じようにしてXperia Zでも撮影してみました



うん、こちらも全然問題が無さそうですね

ってこんな簡単なチェック方法で黒点を確認出来ますよ♪♪

家にコピー用紙が無い…って言う方は白い壁でも良いですし、勤務中の方は会社のコピー用紙を休憩中に撮影…とかでも(…一応、社内で撮影する場合には上司の方の許可を得ておくと安心だと思いますorz)簡単にチェックが出来ます


埃はどこにどのようにして侵入するのか?

…っていうコトでココからは今丁度分解中のAndroidポータブルプレイヤーがありますので、ちょっとそちらを使いながらご説明してみたいと思います♪♪


↓バッテリーがヘタって来ましたので交換しようと分解してるCreative製「ZEN Touch2」です



い…一応このブログのメインコンテンツにもなってて、本当に良い音を出してくれる…のですが買ってから大分使い込んじゃっててそろそろバッテリー交換が必要そうでしたのでちょっと分解してました

今は元々保守用として用意してた別のZEN Touch2をメインで使ってます♪♪

スペース的にも電気的にも秋葉原の千石電商さんで売ってるこちらのバッテリーの配線を切ってハンダ接続…でいけそうなのですが、ジャックもヘタって来てますのでその辺もどうしようかなぁ…って色々楽しみながらパーツを選んでたりしてます(笑)


↓この機種もXperia Zと同じで背面にカメラが搭載されてるバッテリー交換不可モデルです。




↓蓋を無理やり開けるとこんな感じです



ZEN Touch2はXperia Zと違って基盤一体型の組み込み…じゃないので、バッテリー交換が出来ない…って言われてても蓋は独立してますのでユーザーでも工具さえそろえられれば簡単に開けることが出来ますよ♪♪


↓…で、こちらがCMOSセンサーです




↓そしてこちらが本体側のレンズです



埃が入らないほうがおかしいような構造ですよね(笑)

表からだけ見たらキレイに見えてるCMOSセンサー周辺部も蓋を開けてみれば悲しいコストカットの跡がすっごい良く見えてきますね

「え…でもこんな安いプレイヤーとXperia Zは根本的に構造が違うんじゃないの!?」って一般的には思っちゃいそう…ですが(わ…私もそう信じたかったです…orzorz)、でもこの写真を頭に入れた上で以前もご紹介させて頂きましたIT Media Mobile様のこちらの記事をご覧ください…です(このリンククリックでIT Media Mobile様の該当ページに飛びます)

いかがでしょう…??

多分、カメラ周辺部は殆どこのZEN Touch2と同じような構造で出来てるのがわかります…ですよねorzorz

IT Media Mobile様の該当写真から見て取れるのは、ZEN Touch2との大きな物理的違いは「シーリングゴムの有無」…くらいだと思います

…で、ココで更に問題なのは一般的にシーリング用のゴム…って言うのは凹凸の隙間を埋めるような使い方をして始めてその防塵・防水効果を発揮してくれます…つまり、ヘタって来たボルトとナットの隙間に出来ちゃうようなビミョーな隙間に入れて、両者を思いっきりねじ込むような使い方をして始めて効力が発揮される…のにも関わらず、Xperia Zのカメラ周りのシーリングゴムには隙間が開き過ぎちゃっててもうシーリングの本来の役割を果たしていなくて、半ばただのクッション用のゴムみたいな使い方になってしまってるところに問題があります

一応あのシーリングゴムなら水…に関しては大丈夫だと思います…って言うのは水の場合は表面張力が働きますのでそこまで気をつけなくてもある程度「ゴムによって閉じられていれば大丈夫」なところがありますが、コレが防塵に対して効果があるか…って言われちゃうと正直な所、ダメだと思います

そしてもっと更に突っ込んじゃうと、ココにシーリング用のゴムを入れたとしたら過酷な温度差で使われる可能性があるような用途の場合、必ずグリースやオイルで潤滑させてゴムの劣化を防がないといけないから…で、どんなに精度の良い日本製のシーリングゴムでも必ずグリースやオイルの手助けが必要になるから…です

例えば防水タイプの懐中電灯で使われてるシーリングゴムも、グリースを付けずに1年間放置したのとグリース漬けにして一年間放置したのだと、前者はもうボロボロになっちゃってるのに対して後者は全然劣化してなかったり…とかがフツーにあります。

電子機器の場合にはそれが使えません…って言うコトは間違いなく一般的なシーリングゴムに比べてその劣化速度は急激ですorzorz

…って言うコトはあの「黒点」の正体は劣化して崩れ落ちたシーリングゴムの破片か、もしくは外側から入ってきた埃…って言う結論になりますorzorz

結局原因が分かっても修理に回さないといけないコト…には代わりがありませんが、やっぱり折角買った高い端末がおかしくなっちゃった時に「Aが原因でBになったので結果Cになりました」って分かったほうがちょっと気持ち的に違う…かも…って思って書いてみました


外部から進入してくる埃には対策がある!

…っていうコトでココからは「黒点」を招かないためにも考えられる対策をいくつか考えてみたい…と思います

今回の分解図とか実際にスマートフォンタイプのポータブルプレイヤーを分解してみて分かった黒点の原因は「劣化したシーリングゴムの破片か、外部から進入してきた埃のどちらか」…って言うのはわかりました。

…で、正直なお話、劣化したシーリングゴムの破片でした場合にはもう素材の問題が大きすぎますので対策はありません…できるだけ温度変化の激しいところに持っていかない…くらいが対策になりますが、とてもではありませんが実用的ではありませんので対策にはなりません…ですねorzorz

でも外部から進入した埃が原因なのだとしたらいくつか対策があったりしてて、

1.毎日本体を水洗いする

2.ケースは石鹸で毎日洗う

3.埃が溜まってきたと思ったら何度でもウェットティッシュで丁寧にふき取る


…ってこんな簡単な対策なのですが、この前友達に「スマートフォン毎日ちゃんと拭いたり洗ったりしてる?」って訊いたら「ううん、全然してないよ」って言ってて「えぇええええええっっorzorz」ってなっちゃったので、取り合えず書いてみました…ですorz

基本的に外部から進入してくる埃に対して一番効果的なのがこんな簡単なコトだったりします…風邪対策の基本がうがいと手洗い…って言うようにして、折角防水のXperia Zですので基本的に毎日自分の身体を洗うのと同じようにスマートフォンも水洗いしてあげてください…です

キレイに使うコトで実際の衛生面でも精神衛生面でも良い結果になりますので、ぜひぜひお試しくださいね~


関係がありそうな他の記事…

Docomo SO-02E「Xperia Z」に関係しそうなブログ内リンク★
Xperia Zの記事も膨れ上がりそうでしたので、こちらで一括ターミナルさせて頂いてます

道具よ哲学を見せろ!Canon製コンパクトデジカメ「IXY 3」が来た!×2

2013-08-20 19:01:09 | 【デジモノ】家電
な…何だか東京は梅雨が明けてからの方が良く雨が降りますよね

最近の雨は本当に降るときには異常なくらい降ってきたりしてて、中々お洗濯物の取り込みタイミングが読みにくいですよねorz

まだまだ暑い日が続くと思いますが、どうかみなさん水分補給を小まめにしてお出かけくださいね


同社製Powershot Gシリーズを思わせる絵作りの「IXY 3」

…って言うコトで前回は衝動買いしちゃったCanon製コンパクトデジタルカメラ「IXY 3」の外観とかを追ってみたのですが、今回は実際に秋葉原を歩きながら撮影してみたサンプルを載せてみたいと思います♪♪

前のXperia Zのカメラアプリの記事でもちょっとだけ触れてみた…のですが、撮影専用のデジカメの場合、基本的には「これが我が社製デジカメで見せたい絵です」って言う哲学がそのまま絵作りに反映されてきてて、特にセンサーやソフトを全部自社で作ってる会社ならなおさらその傾向は強く出たりします。

この辺が海外の汎用カメラにちょっと手を加えて自社のロゴを打ち込んだだけのモノを売るだけの会社のモノとは全然違った楽しみの一つでもあるのですが、今回買いましたIXY 3もやっぱり自社設計なりの絵作りの特徴が出てたりしてて、特に同社製のPowershotシリーズの絵作りが結構気に入ってる方なら殆どそのイメージを崩さずに持てそうかなぁ…って思いました

Canon製デジカメの中でも一眼レフシリーズは割りとフィルムカメラを意識したような、諧調を豊富にしてふわっと仕上げてるような感じの絵作りをしてるのに対して、Powershotシリーズは結構メリハリをキッチリ付ける感じで「これこそコンパクトデジカメの絵!」って言う感じの絵作りをしてて、このIXY 3もPowershot Gシリーズからそのままマニュアル撮影機能を省いたようなくらいメリハリの効いた絵作りをしてました♪♪

最初、このIXY 3で撮影するまではもうちょっとボケたような眠い絵が出てくるんじゃないかなぁ…って予想してたのですが、全然その気配は無くて良い意味で想像を裏切られました(笑)

…って言うのはIXY 3のセンサーは1680万画素のセンサーの受光量を増やす目的で1010万画素にしてるワケじゃなくって、物理レンズを高密度に集積するために光の入らない部分が出ちゃってるので画素数を落としてますので、受光量は1680万画素そのままで出した時と変わりませんため一般的な想像では少しボケたような絵作りになる…って言うのがその理由です

それを見事に裏切ってくれる辺りに撮影専用デジカメを作ってる会社の意地みたいなのを感じさせられました

…で、もう一つちょっとビックリしちゃったのが「光学手ブレ補正がかなり優秀」って言うコトで、今回は時間の関係で夕方~夜間の撮影になってしまいましたので、勿論ISO値を調整してできるだけ手ブレしないシャッタースピードに調整する…コトはするのですが、ある一定以上の暗さになっちゃうと光学手ブレ補正頼みの撮影が続いてしまいますので、それが優秀であればあるほどちゃんとした絵が取り出せます。

今回はそんな中でもこの光学手ブレ補正がちゃんと効いてくれてましたので、意外なくらいシャッタースピードを遅くしててもちゃんとピントのあった絵が取り出せました


アクセサリーを買ってきました

撮影に入る前に買ってからちょっと期間が経ってましたので、その間に色々とアクセサリーを買ってみました♪♪




↓まずはROWA JAPANさんのIXY 3用互換バッテリーです



二本でジャスト千円…って言う価格についつい購入してしまいました

…相変わらず「ASSENBLE IN CHINA(中国で組め!)」のメチャクチャな文法の中華バッテリーです(笑)


↓本体がMade in JAPANならMicroSDHCもMade in JAPANで!



こちらは東芝さんが出してるMade in JAPANブランドのMicroSDHCカード「EXCERIA TypeHD」です


↓どう考えてもSony製Xperiaファンの私を呼んでたこのロゴ…



コレを買いに行ったときにスマートフォン用アクセサリコーナーで色々見てたのですが、疲れてたせいもあって何回も見直しちゃいました(笑)


↓ロゴはちょっとビミョーでしたが、性能は流石日本製ですね♪♪



防水…までは海外製品でもちょっと高級志向のモノなら良くあるオプションですが、耐X線…さすが日本製はちょっと違います…工業大国の意地が詰まってますね


↓カード本体にもJAPANロゴが入ってます



お値段は台湾メーカー製に比べると2.5倍くらいしますが、ここまですごいカードだとやっぱり「あぁ日本製を買ったわ~♪」って言う満足感がありますね♪♪


今回の撮影条件

…って言うコトで今回の撮影条件…ですが、こんな感じにしてみました♪♪

撮影モードはプログラムオート固定

ISO値は手動で調整

露出も手動で調整

ホワイトバランスはオート固定

撮影サイズは最大

クオリティーはスーパーファイン

三脚の使用禁止

…って、こんな感じにしてみました

あくまでもスナップ撮影を目的にした条件ですが、結局撮影する時には微調整を手動でしてますので「こ…こんな苦労するならマニュアル機持ってきたほうが…」なんて本末転倒なコトを思っちゃったりもしましたorzorz


それでは実際に写真を載せてみます!

…って言うコトで実際の写真を交えながら色々と書いてみたいと思います♪♪

一応ブログに載せられるサイズにするためにリサイズと個人情報に当たる部分だけはカットさせて頂いてますが、その他の色味や繊細さなどは一切弄ってませんのであくまでも参考程度にご覧いただけたら…って思います


※この記事の写真もクリックで拡大できます
※個人情報に当たってしまう人物の顔や車のナンバープレートに関しましてはボカシ処理をさせて頂いてますが、もしも写真をご覧になられて「コレ私だと分かってしまうのですが…」と言うようなコトがありましたらお気軽にコメント欄から書いてみてください…です…直ぐに該当写真を修整・削除させて頂きます



↓まずは一枚目は完全なオートで!



うわぁ…コレは酷い白飛び写真…

ココまで完全に白飛びしちゃうとレタッチでは修復不可能ですので、やっぱり今回のルール通りプログラムオートに切り替えて撮影します…orzorz


↓夕暮れ時に逆光気味で露出補正は結構苦労しますorz


ISO値:100/シャッタースピード:1/100 /絞り:3.4


↓どんどん新しくなっていく秋葉原で、ココだけは昔の面影を残してますね


ISO値:100/シャッタースピード:1/40 /絞り:3.4


↓電球を買うならミツワ電気(株)さんがオススメです


ISO値:100/シャッタースピード:1/80 /絞り:3.4

このミツワ電気さんは白熱灯からLED電球まで色々な電球を扱ってらっしゃるのですが、まずは店員さんが無口で多分昔から秋葉原に馴染みのあります方でしたら「あぁそうそうこういうお店減ったよね~」ってちょっと懐かしくなっちゃう感じです(笑)

…で、電球そのものも結構安いのですが、買うと店内のレジカウンターの奥に巨大な「動作確認用ボード」が貼り付けてあって、商品を袋に入れる前にそのボードに店員さんが実際に入れて動作確認してくれますので、買って電車で持って帰って付けてみたら初期不良でした~みたいなのが無いのが嬉しいです


↓きっとお母さんが泣いてます


ISO値:100/シャッタースピード:1/13 /絞り:3.4

…って言うかこの車結構秋葉原の色々な通りで良く見かけるのですが、どこかの社用車でしょうか…そう…ですよね…きっとそうですよね…息子の不逞に泣いてるお母さんはいないと信じたいです


↓日が落ちてきて大分暗くなってきました


ISO値:100/シャッタースピード:1/100 /絞り:3.4


↓空の白飛びは無くなりましたが、電灯との調整が今度は難しくなってきました…


ISO値:100/シャッタースピード:1/50 /絞り:3.4


↓あ、何かイベントが開かれてます


ISO値:100/シャッタースピード:1/15 /絞り:3.4


↓自宅警備隊の方々が…(笑)


ISO値:100/シャッタースピード:1/13 /絞り:3.4


↓テーブルの上の物騒なライフルとは反対に皆さん和気藹々としてました(笑)


ISO値:100/シャッタースピード:1/10 /絞り:3.4


↓中には御神輿もありました


ISO値:100/シャッタースピード:1/10 /絞り:3.4


↓さてイベント会場を後にして裏通りへ入ってみます♪


ISO値:100/シャッタースピード:1/30 /絞り:3.4


↓裏通りも結構人がいますね


ISO値:100/シャッタースピード:1/15 /絞り:3.4


↓ちょっと時間が遅くなっても電子パーツが買えるマルツパーツ館さんです♪


ISO値:100/シャッタースピード:1/25 /絞り:3.4

PC用途でも活躍してくれるCPU用放熱グリース(サーマルコンパウンド)とか、USBのコネクタをメンテナンスしたりする時に使う接点復活剤とかが豊富に置いてあったりしてて、他のPCパーツ店には無いような面白さがありますよ♪♪


↓最近この店頭のコンテナ数が増えましたね


ISO値:100/シャッタースピード:1/13 /絞り:3.4


↓秋葉原の歴史アル中華料理店「雁川(がんせん)」さんです♪


ISO値:100/シャッタースピード:1/6 /絞り:3.4

秋葉原でお仕事をしたコトがあるのにこのお店を知らない…って言ったらモグリ扱いされるくらいに有名な中華料理店さんです♪♪

恰幅の良い「おっかさん!」って思わず言っちゃいたくなっちゃうような気立ての良い奥様が給仕をしてらっしゃって、お料理の味付けはちょっと濃い目ですがそれでも昔の食べ物屋さんが…って言うかコンビニすら疎らでした秋葉原では駅を離れちゃったらココか喫茶店・東洋かサンボか神田食堂か…って言うくらい重要なご飯処でした

…で、サンボもそうですがこちらのお店も凄い量のお料理を安く出してくださってて、一般的な日本人の女性なら2人分食べられるくらいの量がフツーに出てきます(笑)

でも最近の「ご飯の量だけ大盛り気味にしてる普通盛り」とは全然違ってて、お肉とか野菜とかご飯以外の要素がすごい量で盛られてくるので野菜炒めとかは結構な量の野菜が食べられると思います(笑)

前に同僚の男性陣がマーボー定食の大盛りを頼んでましたが、「ご…ご飯はどこに…??」って言うくらいの麻婆の量でした(笑)


↓時々マニアックなPCとかが入荷してるじゃんぱら秋葉原三号店さんです♪♪


ISO値:100/シャッタースピード:1/30 /絞り:3.4


↓裏通りで「歪みねぇTシャツ」が販売されてました(笑)


ISO値:100/シャッタースピード:1/10 /絞り:3.4

…って言うかシャッタースピード1/10ってもう完全に手ブレしてないとおかしい速度ですのに、ちゃんとした絵になっててこの辺からもIXY 3の光学手ブレ補正は本当に優秀なのがわかりました


↓いつもPCパーツを買ってる「Ark」さんです


ISO値:100/シャッタースピード:1/13 /絞り:3.4

マニアックなファンとかが置いてありますので、秋葉原に来たら必ず寄るPCパーツショップですね♪


↓こちらもマニアックな品を置いてらっしゃる「セルスタ・R」さんです


ISO値:100/シャッタースピード:1/13 /絞り:3.4


↓裏通りをサクサク撮影しながら進んでいきます


ISO値:100/シャッタースピード:1/20 /絞り:3.4


ISO値:100/シャッタースピード:1/8 /絞り:3.4

…コレもシャッタースピード1/8で手ブレしてないってどういうコトなのか全然分かりません(笑)

コンパクトですのに本当にすっごい補正機能ですね



ISO値:100/シャッタースピード:1/20 /絞り:3.4


いつものQC PASSさんに到着しました


ISO値:100/シャッタースピード:1/8 /絞り:3.4


↓ようやく手ブレが出ました


ISO値:100/シャッタースピード:1/5 /絞り:3.4

一般的にコンパクトデジカメだとシャッタースピードは1/15を切った辺りから三脚が必要になるのですが、IXY 3だと1/8を割った辺りでようやく三脚が必要なくらいになるのですね…すっごい補正機能です



ISO値:100/シャッタースピード:1/4 /絞り:3.4

うん…やっぱりもう1/4だとどうしても手ブレが出ちゃいますね…って言うコトはこの辺を基準にしてISOを調整していけば良さそうです


↓末広町の交差点に出てきました


ISO値:100/シャッタースピード:1/25 /絞り:3.4


↓ちょっと明るく撮り過ぎちゃったかもしれませんorzorz


ISO値:100/シャッタースピード:1/20 /絞り:3.4


↓ちょっと手ブレ補正跡が出てるかも…??


ISO値:100/シャッタースピード:1/10 /絞り:3.4


↓中央通りのスタイリッシュなたばこ屋さんです


ISO値:100/シャッタースピード:1/13 /絞り:3.4


↓辺りが真っ暗になってきましたので、ISO値を調整し始めました


ISO値:400/シャッタースピード:1/20/絞り:3.4

ちょ…ちょっとISO値を上げすぎましたorzorz


↓でも露出で補正すれば結構ちゃんとしますね


ISO値:400/シャッタースピード:1/40 /絞り:3.4


ISO値:400/シャッタースピード:1/30 /絞り:3.4


ISO値:400/シャッタースピード:1/10 /絞り:3.4


↓ISO値400でも意外とノイズが少ないですね


ISO値:400/シャッタースピード:1/50 /絞り:3.4


↓人ごみの中では出来ませんでした人間三脚を使ってみました(笑)


ISO値:400/シャッタースピード:1/4 /絞り:3.4

人間三脚…って私は呼んでますが、足をハの字に開いて腰に力を込めて呼吸を完全に止めて撮影する方法で、2枚くらい撮影すると「カメラに魂を抜かれたんじゃないの??」…って言うくらい疲れます(笑)

シャッタースピード1/4でも光学手ブレ補正のサポートもあって何とかちゃんとした絵が取り出せました


↓シャッタースピード1/8くらいなら光学手ブレ補正のおかげでフツーに撮れます(笑)


ISO値:400/シャッタースピード:1/8 /絞り:3.4


ISO値:400/シャッタースピード:1/8 /絞り:3.4


ISO値:400/シャッタースピード:1/8 /絞り:3.4


↓もう人間三脚が疲れすぎちゃったので、腕を欄干に固定しました(笑)


ISO値:400/シャッタースピード:1/5 /絞り:3.4


↓に…人間さんky…


ISO値:400/シャッタースピード:1/6 /絞り:3.4

夏場は息を止めていられる時間が短くなっちゃうのでブレますねorzorz


↓欄干に腕を乗せて固定すれば結構いけます(笑)


ISO値:400/シャッタースピード:0.60 /絞り:3.4


ISO値:400/シャッタースピード:0.60 /絞り:3.4

…って言うかIXY 3の夜景すっごいキレイですね

やっぱりこの辺のキレイさが撮影専用デジカメの強みだなぁ…って思わされました


↓欄干に腕を乗せて固定する方法ならISO値100でもOKみたいですね♪


ISO値:100/シャッタースピード:1.00 /絞り:3.4


やっぱりISO値100の夜景はすっごいキレイに写りますね♪♪

暗い部分のノイズも少なくて街の空気感が良く出る絵になりました


スナップ撮影に強力な光学手ブレ補正が嬉しい!

…っていうコトでいつもの全然まと…まってないまとめ…ですorzorz

今回もサクサクと歩きながらスナップ撮影をしてみましたが、このコンパクトボディーからは想像出来ないくらい強力な光学手ブレ補正が付いててちょっとビックリしちゃいました

私はスナップ撮影をする時には私は必ず2~3枚を連続して撮影するようにしてて、一枚目が手ブレしてても二枚目のピントが合ってればその風景はちゃんと切り出せてるコトになるから…って言うのが大きな理由なのですが、今回は殆どのケースで全部の枚数がちゃんとブレない写真だったりしてて、後からPCで一覧しながら「これだけ強力だと枚数を沢山撮っても無駄に容量を浪費するだけね…orzorz」ってちょっと後悔するくらいでした(笑)

特にスナップ撮影をしてて一番困ってしまうのが「夜にかけての撮影」だったりしてて、夜景…にはちょっと時間が早くて、夕方…よりは全然光が無くて…みたいなケースだと、一般的にオートの場合だとシャッタースピードを決め打ちできませんので、ある一定以下(一般的には1/15辺りから)になるようならISO値を無駄に上げてノイズと引き換えにシャッタースピードを上げて撮影する他に方法がなくなってしまいますorz

前回のCASIO製High Speed Exilim「EX-ZR200」からの置き換えで一番心配でしたのはそこ…でした

…でも今回のテスト撮影でも分かりました通り、IXY 3はシャッタースピードが1/8を割り込まない限りは殆ど光学手ブレ補正でちゃんとした絵を切り出すことが出来ますので「あれ…そろそろISO値上げないといけなさそう…??」って感じててもガシガシとスナップ撮影を続けることが出来る強みはあるなぁ…って思いました♪♪

そして何よりもディティール感はPowershot Gシリーズ譲りの繊細さを持ってますので、やっぱり画面がキレイだとスナップ撮影は本当に楽しくなりますよね

画面のキレイさ的にも使いやすさ的にも本当に満足のいくお買い物になったなぁ…って思いました♪♪


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衝動買いしちゃうくらいに物造りの哲学が伝わってくるデジカメ「IXY 3」を買ってきましたのでレビューをしています♪

道具よ哲学を見せろ!Canon製コンパクトデジカメ「IXY 3」が来た!×3

今度は平日の秋葉原をズーム機能を使いながら歩いてみました!

道具よ哲学を見せろ!Canon製コンパクトデジカメ「IXY 3」が来た!

2013-08-10 22:01:32 | 【デジモノ】家電
と…東京はここ数日はもう大変な暑さ…ですね

みなさんのところはいかがでしょう?

↓そういえば最近、子供たちと消しゴムスタンプ作成に熱中してます(笑)



最初は走り書きみたいにして色鉛筆で猫の絵を描いてたら女の子が「わぁぁかわいいい!!ねぇちーちゃんこれ、スタンプに出来ない??ノートに張りたいの…」って言ってくれたので、100円ショップで1パックに沢山消しゴムが入ってるのを買ってきて、それを切ってOLFAさんのデザインカッターで削って作ってみたらすっごい気に入ってくれたので、最近は一緒に色々と作ってみたりしてます♪♪

消しゴムはんこ…なんてもう15年ぶりくらいに作るのでまだ仕上がりが汚すぎてますが、もうちょっと腕を磨きたいなぁ…って思いましたorz


「その道具に哲学はあるのか?」道具然とした道具、Canon製コンパクトデジカメ「IXY 3」が来た!

…って言うコトで先日のXperia Zの記事の資料を撮りながら「確かにCamera FV-5を使えばデジカメに迫るクオリティーで撮影出来るのはわかったけど、最新のコンパクトデジカメは今はどんな絵作りをしてるのかしら…」って思って地元新宿のヨドバシカメラさんで色々見てました…ら…この機種を見て、本来こういうのって衝動買いなんてするモノじゃないのですが、思わず衝動買いしてしまいました

それがCanon製コンパクトデジカメの「IXY 3」です

調べてみたら出たのは2012年2月…って一年半も前で、とても最新機種じゃないのですがもうそんなコトはお構いなしでとにかくこの「道具然とした道具」って言うフォルムが気に入っちゃって、店頭で最初触ってみた時にもすっごい好感触ですっごい欲しくなっちゃったのですが一応私も大人ですので「ちょっと待った…でも今のデジカメもあるんだし、しかもこの造りなら絶対に2万円以上はするはず…今持ってる現金は1万円…デビッドカードやクレジットカードで衝動買いは大人気ないわ…」って何とか買わない理由を必死に探してたら、ヨドバシさんでの価格が9,980円…今溜まってるポイント使えば2000円くらい値引きできそうだし…って言うコトで結局買って帰ってきてしまいました

…えぇ…完全にダメ人間です

でもココ数年に出てるコンパクトデジカメの中では本当に「道具然としてる道具」って言う感じのフォルムが本当に気に入ってしまいまして、買って凄く満足のいくモノでしたので取り合えずこれで良かったのだと思いましたorz

…最近凄く「コレは間違いなく勘違いした男性の発想だわ…」って思わされちゃうのがコンパクトデジカメだったりしてて、デジカメは風景や思い出を残すための「道具」で、しかもデジカメの機構が画期的な転換をしない限り今のあの四角いフォルムからは絶対に抜け出れないのに、そこに無理矢理に丸みをつけたり、柄を付けてみたり、ピンク色にしてみたりして「女性向け」…って何かに媚びたように売ってたりしてるのが凄く痛々しい感じがしてました

…ヨドバシさんの店頭に置いてあるコンパクトデジカメも結構そういうのが多かったりしてた中でこの「媚びない四角」は本当にビビっと来るものがあって、丸いのはボタンとレンズ周りくらいで他はもう全部四角、「どうだ私こそが道具だ」と言わんばかりのフォルム、そして何といってもセンサーは1680万画素もの高画素タイプを搭載してるにも関わらず、この四角いコンパクトフォルムに高倍率物理ズームを載せるためあえて2/5近い670万画素をアッサリと捨て去るって言う「あぁあの下らん画素共は捨ててきたぞ」と言わんばかりの潔さ…画素より物理レンズ…圧倒的物理力の哲学が感じられる凄いモデルだわ…って感じさせられました♪♪

…で、物理パーツが沢山付いてて大きくなっちゃうのはフツーのコトなのですが、逆にそれを超高密度でコンパクトに収めようとする辺りがすっごい日本的だわ…って思ってたらまさかの日本製で、こんなド変態なコトが出来るのはやっぱり日本だけなのね…って少し納得もしてしまいました(笑)


写真で見る「IXY 3」

…って言うコトでココからは写真を添えながらレビューみたいなのをお伝えしてみたいと思います♪♪

…って言っても機種が出てから1年半も経っちゃってますので機能解説とか撮影サンプルとかは他のブログライターさん方からもう散々出尽くしちゃってると思いますが、私は私なりのレビューとして載せさせて頂きたいなぁ…って思います


※この記事の写真も全部クリックで拡大できます


↓まずは外箱から





もうこの何も着飾らない…って言うか箱買いの客層を全部振り落とそうとする道具感がたまりません(笑)


↓付属品もシンプルで良いですね



付属品はガイドブック、保証書、ソフトウェアCD、本体、バッテリー、バッテリーチャージャー、USBケーブル、ストラップになります。

…って言うか本体よりも充電器の方が丸みのあるフォルムなのが面白いですね(笑)


↓それではまずは保証書を完成させちゃいます





まずは販売店の欄に販売店のスタンプやシールが添付されているかを確認してください。

もしも無い場合には買ってきた袋の中にそれっぽいモノが無いかを確認してください…です

通販で購入した場合には送付されてきたお買い上げ明細書を添付しても同じ効果が出ますよ♪


↓さらにダメ押しでレシートも添付します



ココまで完備していると保障期間内で自然故障の場合には間違いなく無償修理を受けることが出来ますよ


↓こちらがバッテリーと充電器です



Canonさんのところのデジカメはこんな感じで最初からバッテリーチャージャーを別買いしなくて済むところはすっごい良いなぁ…っていつも思ってます


↓充電器のコンセント部分は回転して出します






↓こちらがバッテリーです



コンパクトさ追求のためにもうリチウムイオンバッテリーにそのまま接続端子を付けただけ…みたいなフォルムになってます

新品標準バッテリーで大体写真だけなら一日中使い倒してようやく切れるくらいですので、スナップ用途には丁度良いくらいですね♪


↓こちらが本体です



今回も赤のモデルを選びましたが、もう「真紅」って言って良いくらい深みのある赤で、安っぽい感じが全然しないちょっと大人な色合いが凄く気に入ってしまいました

写真だとテカテカに見えますので指紋が目立ちそうなイメージがありますが、実物は凄く小さなギザギザが刻まれてて高級感があるのに指紋が目立たないように良く工夫されてますね♪


↓裏面です




↓スナップ用途で便利な機能が全部物理ボタンになってますね♪





写真撮影中に「あ、やっぱりコレ動画にして残しておこう…」って思ったときに親指の一番近くにある動画ボタンを押すだけで録画が出来たり…ってすっごい便利ですね♪♪


↓シャッター周りは一般的なデジカメと同じです




↓でも面白いのがこの切り替えスイッチです



フツーのコンパクトデジカメとかだと、オートでバシャバシャ撮影してる最中に「あ、オートだとちょっとこのシーンはキツそうだからプログラムモードで…」って思っても一度機能切り替えボタンを押して、メニューから更に機能の切り替えを選んで…ってどうしても手間取っちゃったりしますが、このスイッチのおかげでもうどっちの設定にもスイッチ一個で切り替えが出来ちゃう所はよく考えられてるなぁ…って思いました


↓そしてこの側面です



コンパクトデジカメってどうしても丸みを強調するためにこういうネジ部分を安いプラスチックパーツで覆ったりしてそれがなおさら安っぽさを強調するコトにもなってしまったりしますが、IXY 3はもうネジをそのまま見せててこの辺りも「道具」って言う感じをなおさら引き出してくれてますよね


↓底面のフォルムも気に入ってます







ストイックなまでに道具に徹したフォルムを崩さないようにしてMicroSDHCカードポートとバッテリーポートがあって、その中で金属感の漂う三脚用ポートが見える…って凄く良く考えられてますね

そしてさり気なく「Made in JAPAN」の文字が刻まれてるのがすっごい好きです


↓こちらはHDMIポートとストラップポートです



工場とかで良く誤操作をしちゃうと危険なためにこういうシールドが施されたレバーがあったりしますが、まさにそんな感じのフォルムになってますね(笑)


↓レンズ周りです



レンズ周りは真紅の色だから…って言うのもありますが、特にレンズの保護シールドは鬼武者の鎧のような美しさで、他のフォルムはみんな四角いのにこの付近だけが曲線を描いてますのでその美しさが更に強調されててすっごい好きです♪♪


↓マイクポートとフラッシュです




↓Canonロゴも美しいです



真紅のボディー色に対してこのロゴは伝統の銀色を採用してて、ロゴ表面がちょっと深めのキザキザ加工になってますので鈍い銀色を放ってくれててそれが本体の色に良く合ってますね


…で、ココまでは外観の美しさが際立ってましたが、IXY 3は各種ポートのデザインにも機械っぽさを感じさせてくれるデザインになってました♪


↓まずはこのMicroSDHCスロットです




↓ガシャっと開くと、まるで工場用機械のROM入れ込みポートか、兵器の弾装補給口か…って言うようなフォルムです




↓「記録媒体、装填!」




↓「記録媒体、装填完了しました!」



…もうこんな感じで、単純にMicroSDHCカードを入れるだけなのに妙にフォルムがカッコよかったりします(笑)


↓バッテリーポートはミサイルの装填みたいになります(笑)




↓「ミサイル装填準備完了しました!」




↓ゴゴゴゴゴ…




↓ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…




↓「ミサイル装填完了しました!!」



あ、コレ、デジカメです(笑)

…もう外観のフォルムだけでもすっごい美しいし、各種ポートを開けても面白いし(?)…で、本当に気に入ってます(笑)

このメカメカしさはやっぱり良いですね


↓初回起動時には時刻と国を設定します






↓設定し終わると直ぐに撮影が出来ます




↓各種設定項目を見てみたいと思います








↓ん…??手ブレ補正に設定が…??




↓望遠時の専用手ブレ補正があるのは面白いですね♪♪




↓その他の設定です









その他の設定は極々一般的な項目だけでした


↓AUTOスイッチ時の設定は凄く少ないです



それだけもう全面的に「細かい設定はしないでとにかく撮って行きたい!」って言う意思がそのまま反映できる…って言うコトですので、コレはコレで全然ありだと思います♪


↓…で、「もうちょっと細かく設定したい!」って言う時には物理スイッチで切り替えを行います♪




↓プログラムオートにすると設定できる項目が途端に増えました♪♪
















オススメ設定はコレ!

…って言うコトでオススメ設定をご紹介させていただきます















オススメの設定はこんな感じで、32GBくらいの大容量MicroSDHCを入れていれば朝~夕方くらいまでは最高画質で撮影できるはずです

夕方以降になり始めたらISO感度を200、400…って上げてシャッタースピードを稼いでいけばそれなりにキレイな絵が撮れますよ♪♪

ISO感度の上げ方はまずはISO100で撮影しながら手ブレ補正が効かない位ブレるシャッタースピードはどこか…を探し出して、そのシャッタースピードを目安にしてISO感度を上げてもそのシャッタースピードを下回らなければ、その設定でOK、もしも下回っちゃう場合には適時ISO感度をもう一段階上げていきます

一般的には大体1/15秒~1/30辺りが光学手ブレ補正をかけなくてもそれなりにクッキリ撮影出来る限界…で、1/13秒辺りは光学手ブレ補正がかかってクッキリ撮影が出来て、1/10秒辺りからはもう光学手ブレ補正も意味が出なくなります。


その他面白そうな機能

その他面白そうな機能が沢山ありましたのでちょっとご紹介してみたいと思います♪♪


↓美肌モードが2種類もあります(嬉)



家で自分に使ってみましたが、元の素材が悪かったみたいで美人にはなりませんでしたorzorz

…腹いせにダンボールを撮影してみたら、ダンボールの方が美肌効果がありました…「わぁ~ダンボールさんお肌ツヤツy(以下略


↓手持ち夜景モード



三脚を使わずに手持ちで夜景を撮る…って言うスナップ用途のカメラでは良くあるシーンを見事に読んでくれてますね

…でも実際には殆ど使えない機能で、プログラムオートでフツーに撮影した方がキレイに夜景が撮れましたorz


↓ローライト



花火とか夜祭とかで、人物を撮りたいのですがプログラムオートだと後ろの背景はキレイに撮影出来る…けどシャッタースピードのせいで人物がブレブレで…って言う時に便利なローライトモードです♪

こちらは結構使えましたが、ちょっとだけ画面が甘くなります


↓打ち上げ花火



強制的にISO感度、シャッタースピード、鮮やかさを上げて打ち上げ花火を撮影するモードですが、まだ私は使ったことがありませんorz


↓長秒時撮影



いわゆる「長時間露光」のコトで、極端に光が少ない風景とかで長時間シャッターを開放しておくことで夜景をよりキレイに撮影するためのモードで、夜景をお昼みたいに明るく撮りたい方もこの機能がオススメですよ♪♪


↓時間設定はこの露出補正ボタンで設定していきます。




↓時間設定は1秒から




↓15秒まで設定できます



…残念なコトにマニュアル設定が出来るカメラと違って「ISO感度は100以下にしてノイズを減らしつつシャッタースピードを上げて明るく撮る」みたいな技は出来なくて、このモードにしちゃうと強制的にISO感度も上がってしまいますのでちょっとノイズは載ってしまいますが、それでもマニュアルっぽい撮影方法が用意されてるのは面白いと思いました♪♪


次回は実際に撮影に出た時の写真を載せてみたいと思います!

…って言うコトでまずは本体の大まかなレビューでした…が、もう本当にフォルムが気に入っちゃってるので撮影しててメチャクチャ楽しいデジカメになりました♪♪

次回は実際にこの道具を使ってどんな風景が切り取れるのかを見ていきたいと思います


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