曇、7度、60%
風が吹かない陽だまりにいると春がすぐそこまで来ていると感じます。昨年ほど厳しい寒さではなかったのに、たった数度の気温の上昇で身体も心も緩んでいくのを感じます。
冬の間は嬉しいことに庭仕事はほとんどお休みです。ないと言っても一年中何かの木が葉を落とします。落ち葉をかき集めていると、チューリップが芽を出し始めたのに気付きます。「ここには何を植えたっけ?」ノートを見ないと思い出せないところにも緑の芽が顔を覗かせています。いち早く芽を出していたクロッカスがひとつ咲きました。山吹色です。いろんな色のクロッカスを植えましたから今からが楽しみです。金木犀の木の真下、西日の当たる玄関先の一角です。
モモの記念樹に友人から贈られた「花桃」も芽吹きと同時に小さな花をつけました。 お節句の頃に咲いてくれるかしら、新しい庭に移植したので根付きが心配でしたがまた一年が巡って来ました。
帰国早々にわがままを言って頂戴したクリスマスローズも蕾をたくさんつけています。 同じ時頂いた白のクリスマスローズもやっと今年は花を咲かせそうです。クリスマスローズを自分の庭にとずっと思い描いて来ました。新種の八重やら色鮮やかなクリスマスローズを見かけますが、白の一重、赤紫の一重が好もしく思えます。
花の蕾を見つけると毎日毎日覗き込みます。そしてこちらもこの1週間急成長をしている「ロマネスコ」です。 あの造形的なカリフラワーです。私の大好物、地元のロマネスコもお店に並ぶようになりましたが、ぐっと我慢して我が家のロマネスコを待ちます。ロマネスコは種蒔きから収穫まで時間がかかる野菜です。今年は葉の勢いがよく葉ばかりで終わるのではと心配しましたが、実を付けました。昨年採った種は友人に送って、我が家は香港から持ち帰ったイギリスの種の残りを蒔きました。友人たちに送った種もこのイギリスの種の孫たちです。友人宅でも同じくらいの大きさの育ったと知らせてくれました。
本格的な芽吹きが始まるといよいよ庭仕事が忙しくなります。その前に秋にどこに何を植えたかを今一度確認しなくてはなりません。今日も昼間は気温が上がるそうです。地面を見つめながらの春待ちです。
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